犬のことをもっと学びたいという方のための勉強会です。
少人数制(2名~5名)のゼミ形式の授業で、インストラクターと対話しながら
犬という動物について、犬の行動の不思議、犬のコミュニケーションなど
「犬の文化」全般を学びます。
新しい犬の世界を体感し、犬という動物の魅力に触れてください。
飼い主さんはもちろん、犬を飼っていない方も受講できます。
※受講は人のみを対象
犬のコミュニケーションの方法「犬語」は「犬の文化」です。犬語セミナーは、「犬語」を知り犬への理解を深めるためのクラスです。
犬を理解することが犬と飼い主さんの関係をより良いものに変化させていきます。
・犬がどのようなコミュニケーションを使っているのかわかるようになる。
・犬が何を感じ、何を必要としているのかがよりわかるようになる。
・共に暮らす犬が、犬としてどのような世界をもっているのかがわかる。
・人に理解されることで犬と人が互いに安心して暮らすことができる。
「犬語をご存知ですか?」たとえば犬の「ごはんちょうだい!」とか
「散歩にいきたい!」に応えていても、それだけでは犬の要求を理解できても
「犬語」を十分に知っているとはいえません。
過剰に吠えて要求するときは別のメッセージを伝えたいことが多いのです。
犬が犬と「会話」しているときには、犬は何を話しているのでしょうか?
犬は犬という動物として、長い歴史の中で使ってきた
洗練されたコミュニケーションのツールを利用しています。
ボディランゲージだったり声だったり臭いだったりします。
その方法はとてもシンプルもあり、犬の社会的な世界を知るツールでもあります。
犬は犬と共にいるときに本来の犬としての自分を表現しています。犬たちがいっしょに過ごせば、「あの犬のことが好き」なのでしょうか?吠えあっていれば「あの犬が嫌い」なのでしょうか?
犬の世界は単なる好き嫌いという趣味の世界にとどまりません。少し視点を変えてみると知らなかった犬の一面を見ることができるかもしれません。
犬のコミュニケーションを受け取れない人に対して、表現しなくなった様々なシグナルを犬に対して表現していることを知れば、いかに人が犬のコミュニケーションを理解できていないのかがわかり、犬の世界の奥深さを知ることができます。
犬が行動している映像をスクリーンで見ます。
ビデオを見た参加者のみなさんで「何をみたのか」「何をしていると思うか」など、犬の行動と心理について意見を聞きながら講師が説明をします。ディスカッションしながら犬のコミュニケーションへの理解を深めましょう。
開催場所 | 主にGoodBoyHeart七山校(開催場所は異なることもあります。) |
定 員 | 2~10名まで ※キャンセルはできるだけ早めにご連絡ください。 |
時 間 | 120分 |
日 程 | 毎月1回開催 |
お申込み | 参加ご希望の方はお問い合わせフォームでご連絡ください。 |
受講料 | おひとり 2,500円(税込) |
「犬語って何?犬のコトバ?犬と会話できるの?」宮武先生と初めてお会いして犬語セミナーにお誘いを受けた時の“犬語”の印象です。初めての犬語セミナーでは、私にはただ犬たちがおいかけっこして楽しくじゃれあって遊んでいるとしか見えないビデオの映像を、参加しているみなさんがひとつひとつ犬の反応、表情、行動、見たものをそのまま言葉にされ、何故そういう行動や反応、表情をしたのか考えていく過程を知りました。
「えっ!今の吠え声はそういう意味なの?」「地面にひっくりかえったのは服従じゃないの?」単純にひとつの答え(ひっくりかえる=服従)ではなく、その時、その場所、犬と犬、人と犬、環境、状況、関係によって違ってくる犬の言葉。これが犬語なんだ!!難しいけど面白い。「もっと犬のことを見てください。いつもたくさんサインを出していますよ。」と先生は言われました。
セミナーを受けて初めて知った犬語。犬のサイン、犬をよく観察することなど、人が犬のことをもっと理解し、今以上にもっと楽しく犬と暮らせるように、いろんな人に広めていきたい犬語です。
犬・ナティボコースはグッドボーイハート「ドッグトレーナー養成クラス」が進化したクラスです。ドッグトレーナー養成クラスは“ご家庭にひとりのドッグトレーナーを”という目標をかかげ、犬と接点のあるすべての方が犬への理解を深めることを目的としたクラスです。
犬の専門家や一般の飼い主さんまで幅広く受講されました。犬を理解すること、犬の行動的問題を読み解き、それを解決するためにできることは何かを考えていただくための学習内容となっていました。
このドッグトレーナー養成クラスをバージョンアップしたのが犬・ナティボコースです。
ナティボとはスペイン語でネイティブを意味します。
ネイティブとは本来の~といった意味合いです。
犬・ナティボコースでは、犬への理解を深める鍵として「ネイティブドッグ」・・・
つまり「本来の犬」について知り犬を深く理解することで
犬との関係をより良いものとするための素材がたくさんはいっています。
ぜひ犬のナティボな世界をのぞいてください。
犬という動物の歴史・行動学・生態学・学習理論を学びます。
すべての飼い主さんと犬に関わる仕事をする方におすすめします。
様々な視点から犬への理解を深めることで犬との関係をより良いものにすることができます。
クラスを通して犬という動物の本来の姿を知るチャンスとしてください。
初級クラス:全60時間(※開催時間には休憩時間も含まれます) 5時間×12回 6ヶ月間
定員:約3~5名 少人数制のゼミナール形式
お問い合わせ先:お問い合わせフォームよりご連絡ください。
テーマ | カリキュラム内容 |
ステップ1 遺伝と歴史5時間 |
『犬』という動物を遺伝学的な面からみていきます。犬の歴史や犬と人の文化の歴史を探ることで人との関係やつながりについて学ぶことから始めましょう。 |
ステップ2 感覚と発達10時間 |
犬の魅力と不思議を知るために、犬の持つ感覚や機能性を科学的に検証していきます。子犬の成長や身体的、社会的発達のしくみによる行動への影響を理解しましょう。 |
ステップ3 行動学基礎コミュニケーション基礎 25時間 |
犬の行動学・コミュニケーションの基礎学を学びます。犬の社会性、社会的行動や、コミュニケーションのしくみを分析していきましょう。行動と心理を理解することが犬語の読み解きの鍵となります。 |
ステップ4 学習理論と行動トレーニング基礎学 復習とテスト 20時間 |
動物の科学的な学習理論は動物と暮らすために必須の科目です。犬に何かを教えるつもりがなくても犬がいつの間にか学習してしまうことが常に起きています。その行動の意味や理由を知るために、その行動をどのように学習したのか、解決したい行動のトレーニング法について学びます。ナティボコースの全体を振り返り各章を復習します。 |
初級クラスのカリキュラム[ 行動学・生態学・学習理論 ]を実際の犬に当てはめながら、
個々の環境や性質による影響と比較しながら学びます。
身近な犬の特質や個性を知り犬にあった環境について考え、
犬と人の生活がより良いものとなるように実践します。
中級クラス:全24時間(※開催時間には休憩時間も含まれます) 4時間6回 6ヶ月
定員:約3~5名 少人数制のゼミナール形式
お問い合わせ先:お問い合わせフォームよりご連絡ください。
ステップ1 |
環境と欲求 |
ステップ2 |
性質と行動 |
ステップ3 |
発達と学習 |
ステップ4 |
遊びと学習 |
ステップ5 |
社会性 |
ステップ6 |
道具の導入、検証とまとめ |
※カリキュラムは進行の内容により若干変更になることがあります。
本やインターネットなどにはのっていない多くのことを学べました。ストレス行動やテリトリーについて、マーキング、ホルモンなど・・・。興奮行動=喜びではないことも。ほかにも庭が何故必要か・・など。今まで大げさに考えていたことが実はそれほどそのことが問題でなかったり、あまり気にしていなかったことがすごく重要だったりと自分がどれほど知っているふりをしていたことか!!ビックリしました。
やっとスタート地点につけたという感じです。まだまだ犬の行動について学びたいことはたくさんありますしこれからも学び続けていきたいと思います。このクラスを受講させてもらえて本当によかったです。このチャンスをくれた犬たち、先生、クラスの同期のみなさんに感謝します。ありがとうございました。
ナティボクラスを受講したことで犬に対する接し方がかわりました。また「犬」としての行動をみつけるようになりました。こんなにもいろいろと伝えようとしているのだと思うとこれからもっと関係が変わってくるかもと楽しみです。
犬がどのような動物でどんなことができるのか。どんなことを感じて表現しているのかについて、いろいろと考えるチャンスになったことが一番大きかったのではないかと思います。これまでよりももっともっと犬のことを知りたいけれど、終わりのあるものではないと思うのでよりいっそう犬との暮らしに興味がでてきました。犬を飼っている人、飼おうとしている人のすべてにお勧めしたいクラスです。
クラスを通して人の誤った見方や思い込みに影響されていることに気づかされたものの、まだ古い習慣やくせを抜け出せずにいます。そもそも、もともとの…とか、自然の…という意味合いのネイティブと名付けられたこのコースの、ほんのさわりの部分を勉強しただけなのでしょうが、とても深い内容でした。ついて行けたのか今は自信がありませんが、自分と共にいる犬たちが年を重ね自分より先に旅立つことを見送るためにも、あきらめずにこれからも犬との学びを続けたいと思います。
犬にかかわる生活をするすべての人に、職業としている人にも、ボランティアとしてかかわりをもつ人もこのクラスをおすすめします。そしてなによりも飼い主としてある人、さらにこれから犬を飼いたいと願っている人にぜひ受講されることをすすめたいです。