七山に戻ると…積雪していたのでビックリしました。
突然風景が変わってしまうので、山に慣れていない方にはドキドキの運転になります。
クラスにご参加のみなさんには、直前でもルートについて連絡しますのでご安心ください。
わずかな積雪とちらつく雪の中を、気持ちよく犬たちとトレッキングしました。
ずっとトレッキングを続けている犬のバランスや使い方が、少しずつですが変化していき体のバランスが整っていくのは不思議なことです。
トレッキングクラス後は月に一度の犬語セミナーを開催しました。
今日は、はじめて参加される方に撮影をお願いした、同居の2頭の犬たちの動画を主題にしてすすめました。
多頭飼育の犬たちの関係性は、かなり違った見方をされていることが多いため、科学的にちゃんと見て、現実をちゃんと把握して理解したいところです。
今回のビデオは、その誤解されやすい典型的な行動のパターンだったので、犬語セミナーの教材としては最適なものでした。
多頭飼育の犬たちの中には、かなり行動が増えています。
走り回りやとびつき、なめる、じゃれる、プロレスするなどの激しい犬と犬のコミュニケーションをすべて遊びとしてしまうのはとても危険です。
多頭飼育の犬と犬が、適切な関係とコミュニケーションを構築している場合には、散歩中に他の犬に吠えかかるなどの行動はほとんど見られません。
なぜなら社会的行動の安定は、テリトリー内で作られているからです。
散歩中、他の犬に吠えるなどの行動が出る犬も、室内同居の犬たちでは吠えあうことはめったにありません。
そのためか、おうちでは犬が好き、お外の犬は嫌いと犬の行動を判断(評価)してしまうことがあるようです。
これは擬人的な見方であって、犬を行動学的に理解する見方ではないのです。
犬語セミナーは、ただ単純に犬という動物のコミュニケーションを理解しよう、そしてその理解を犬そのものへの理解につなげようというセミナーです。
セミナーの主旨は簡単ですが、とても奥の深いセミナーです。
来月は2月25日(日)に七山校で開催予定です。
福岡では2月の平日に開催しますので、決まり次第ブログでご案内します。