グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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<犬のしつけ方>犬の穴掘りにはどんな意味があるの?

グッドボーイハート七山で預かりクラスをしているときのことです。

預かり犬ちゃんたちに連続で庭に穴堀りをされて悲鳴を上げたことになりました。

特にビックリした方は、大型犬が少し目を離している間に巨大な穴を掘っていたことです。

ほんの数分だけだったのですが、長さ1メートル、そして水道管が露出していました。

水道管を破損されかっただけでも有難い話ではありますが、土が柔らかいので特大サイズになったのでしょう。

あとは小さいちゃんたちの軍団なので、掘った穴のサイズも幅、深さともに10センチ程度のものです。

それでも歩いているときに足がはまってしまうこともあるので、歩くときには注意する必要があります。

しかも、数頭預かりをしているときには同じ穴をいっしょに掘っている姿をよくみかけます。

土を掘る動作をすると犬がよってきていっしょに掘ろうとするので、穴掘りは共同作業のひとつとして身に付いているからでしょう。


では、そもそもなぜ犬は穴を掘るのかということです。

犬という動物の習性を考えればある程度のパターンでは推測ができます。

最も大切な穴掘り作業は、巣穴を作る際の穴掘りです。

犬によってもサイズは様々ですが、自分の体のサイズくらいの穴は掘ることができます。

出産時につくるのがメインにはなりますが、その他隠れる場所を必要としているときや冬の寒さや夏の暑さから逃れる方法としても巣穴は快適な空間のようです。


穴掘りの活用法の二つ目は、食べ物を隠しておく場所として使うことです。

巣穴があればその中に隠すという方法もあるでしょうが、巣穴なしで活動をしている場所では穴を掘って食べ物をいれそしてまたその上に土をかぶせていきます。

鼻で土をかぶせるような動作はタオルケットや毛布でもよくみまれます。

室内ではこのような方法でジャーキーは犬用のガムを隠していることがあります。


犬の穴掘りの目的としては上記の二つがメインになります。

その必要がない場合に穴掘りをすることもあります。

子犬の時代にはこうした作業の練習をくり返しますので、無駄な穴堀りをよくします。

野生のイヌ科動物の子犬も穴掘りの練習のような動作をすることがあります。

こうして身に付いた穴掘りが実践で役立つということでしょう。

家庭犬の場合には、もともとすることのない子犬時代がずっと継続するために、することがなくて穴掘りをして時間をつぶしていることもあります。

ただ、家庭犬の場合には隠れる場所を必要として床を掘ったり、ソファを掘ったりする行動をすることもありますので、そのような犬がストレスで生じている行動については注視してあげてほしいのです。

穴掘りをしていると飼い主の注目をあびたり、とめようとよってくることから飼い主を呼び戻す行動となることもあります。

この辺になると、飼い主の行動のパターンに基づく学習行動になりますので、犬本来のものとは少し離れてきます。


そして最後に、この穴掘り行動がずっと継続してくり返し行われる場合には、ストレス行動となっていることもあります。

穴掘り行動は同じ動作をくり返す行動です。

こうした同じ動作をくり返す行動を常同行動といいますが、その文字のとおおり同じ行動をくり返すという意味です。

穴掘り行動は常同行動として変化してしまう可能性のある行動なのです。


行動は単発ではなくその状況や前後の流れなどから意味を汲み取っていきましょう。

犬は遊び行動をしているのか、それともメッセージなのかストレス行動なのか。

じっくり観察すればその行動の意味がわかります。

行動の意味を理解できたら、次に飼い主としてやるべきことが決まってきます。

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<犬のしつけ方>できるのか?犬のしつけ方に関するメディアリテラシー

犬を飼った飼い主のほとんどが何か1冊は「犬のしつけ方の本」を持っているようです。

犬の吠えるや咬みつくなどの困った問題のご相談に関する最初のクラス、カウンセリングクラスのときに、飼い主さんが持ち出して来て「この本に書いてあったのでやってみたんですけど…」という流れになりがちなのです。

愛犬のしつけ方、ほめてしつける犬のしつけ、全犬種対応しつけマニュアル、犬のトレーニングとしつけなど、こんな感じの書籍名で数え切れないほどの本が出版されているだけでなく、インターネットで検索すれば読みきれない情報を手に入れることが可能です。

その莫大な情報の中から、今目の前にいる自分の犬についてどのようなしつけの方法があっているのか、具体的に何をしてよくて何をしてはいけないのかを判断していくことははっきり申し上げて難しいことなのです。

本の中に書いてあるある方法が、たまたま自分の犬にあって効果があることもあるでしょうし、実際には効果があったように思えることでも別の問題に転化してしまっただけになっていることもあります。

人に聞いたこと、ネットで調べたこと、本に書いてあることを鵜呑みにすることは、結果が得られないだけでなく犬の不信感を増してしまうという悪影響が出ることもあるのです。

熱心が裏目に出てしまい、ある方法を試したけど効果がなかったので次は別の方法を試してみるなどとこの手あの手を使ってしまうと、犬はあなたのことを理解できなくなるばかりでなく飼い主の行動の予測が不可能になるためにパニックを起こすという最悪の状態を引き起こすことになります。

動物はある程度単純な学習を重ねることでその行動が成り立っているともいえます。
難しいとされる犬のコミュニケーションも、一定の環境内で犬と犬がコミュニケーションを交わしているのを見ると、単純化されたわかりやすいものなのです。

犬は犬としてのコミュニケーションや習性を持ち、そして相手の行動を予測して反応を示そうとする学習が働きます。

こうした予測行動が不可能となったときに、犬を含む動物はパニック行動を起こすようになります。その中に激しい攻撃性行動も含まれることがあります。

情報を整理して自分にとって必要なものは何か、どれが正しい情報なのかを判断するメディアリテラシーを、犬のしつけ方に関して一般の方が行っていくのはあまりにも過酷な作業になります。

トレーニングに支払う代金がもったいないからとここに多くの時間を使ってしまうと、結局は時間だけを浪費することになるだけでなく、犬はどんどん年をとっていきます。

犬のしつけ本を差し出され「ここに書いてあることって正しいですか?」という質問を受けたときに、この部分はある程度信用のおける内容ですがこの部分は抜粋になっていて不明確な情報です、などといった質疑応答をするだけでもますます混乱するばかりでしょう。

こうしてブログで情報提供をしている自分でも、以前に書いた文章を読んだときに説明が曖昧だと思う部分や、もう少し違った捉え方ができると感じることがたくさんあるのです。

ブログを読んでいただけることには本当に感謝しています。そしてできたらリアルタイムで、今現在知りえることをみなさんとお話ししたいのです。あなたの犬について、あなたの犬の行動について、そして犬という生き物について、今起きていることをいっしょに考えたいのです。

そしてまたメディアで取り上げられる犬の番組を見て、自分にとっての真実とは何かを探して下さい。

私もきっと今でも、自分にとっての犬の真実を探し続けているのです。だからメディアの情報を鵜呑みにはしません。
批判的になりたいのではなく、むしろ厳しく受け取ることで自分を引き締めたいと思います。

きいろおもちゃ


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<犬のしつけ方>犬に食べさせてはいけないのはどんな食べ物ですか?

ブログのネタの多くはトレーニングやヒーリングのクラスのときに飼い主からいただく質問で成り立っています。

ひとりの飼い主さんが疑問と感じられることは、多くの飼い主さんが疑問に感じておられること。

できるだけ日常の疑問にお答えすることで、グッドボーイハートのブログがちょっとだけ犬との暮らしに役立てば幸いです。

今回のある飼い主さんの質問は犬の食事に関することでした。

「先生、犬に食べさせてはいけないのはどんな食べ物ですか?」


多くの飼い主が知っている犬に食べさせてはいけないものはこんなものでしょうか。

たとえば玉ねぎ、これはとても有名ですが犬の中には玉ねぎを食べたことで血液が破壊されてしまう急性の状態に陥る場合があり、非常に危険だとして玉ねぎを与えないようにといわれています。

犬の方も生の玉ねぎを差し出されて食べることはほとんどないくらい好みではないようです。

ですが玉ねぎ中毒は玉ねぎのエキスもダメということで、味噌汁に入っている玉ねぎすら危険だとされています。

ところが、昭和の犬たちは玉ねぎをよく食べていました。

私達世代(昭和ということで)では、犬には残飯を与えることは普通のことでしたので、犬が玉ねぎ入りの食事を食べていたことを知っている方も多いでしょう。

ちなみに、うちの柴犬やスピッツミックス犬も玉ねぎエキスたっぷりのすき焼きの残りやハンバーグのかけらは大好物でした。

そんな事実もあるのですがといっても生徒さんには勧められないので玉ねぎ、ネギ類は犬が好まないので与えないで下さいとお願いしています。

他にも、子供が好まないものを犬は食べられません。

香辛料とか消化の悪いものや咀嚼が大変必要な硬いオカキや大豆製品などです。

大豆などはそのまま便の中にでてきてしまいます。種子と同じ扱いになっているようです。


人もあまり得意ではないがなんとか食べられるという油に火を通したもの、たとえば天ぷらも反応が高いです。

これは油が酸化したものを受け付けないということですが、本来なら人間も受け付けません。

ちなみに私は有名なてんぷら店のてんぷらを食べた場合でも、消化不良によって震えが止まらなくなったこともあります。

犬レベルで酸化した油に弱いタイプなので、犬の状態がよくわかります。

天ぷらを食べた犬の中にも強く反応した犬がいます。

人間のサイズからすると1個の天ぷらがずい分と油を含んでいますので、犬の消化器官は追いつかないこともありますので危険です。

あえて危険をおかす必要もありませんから、揚げ物の天ぷらと、天ぷらかまぼこなども避けた方が無難です。


果物の中にも食べられないものがあるのですが、こちらは個体差が激しいです。

犬によって好んで食べるとか、食べない、食べても嘔吐すると分かれています。

たとえば、みかん、いちご、りんご、バナナ、柿。キュウイなどありますが、ほかにもあるでしょう。

くだものは人でも好き嫌いが激しいのではないでしょうか。

くだものは酵素が強いためものによっては十分に発酵(つまり腐敗)していなければ犬が消化しきれない場合もあります。

チャレンジして食べた犬も嘔吐したものは次に与えたときに警戒をするようになります。

犬の自然な条件付け学習反応です。

一度胃が拒否してしまうとなかなか受け付けない、これで自分の身を守っているわけです。


しかし本来なら、学習せずとも食べられるものと食べられないものを区別できるのが犬なはずです。

動物にとっての基本的かつ重大な情報なのですが、親犬に教えられなくとも食べられるものと食べられないものを知っています。

そのため、犬は山の中できのこ類を口にすることはありません。

本当にまれに、きのこ類を食べようとする犬がいますが、遺伝的な情報がかなり混乱を生じている結果なのでしょう。もちろん純血種犬です。


ここで、ある生徒犬くんに実際に起きたエピソードをご紹介しましょう。

その犬くんは海外で生産されている大手のよくみかけるしかも高価なドライフードを食べていました。

数年前に血液検査で数値が不安定となり、療法食としてのドライフードをすすめられたのがきっかけだったようです。

ところがトレーニングクラスを開始されるようになってから食事に関心を持たれるようになり、身近で手に入る食材を使って犬にゴハンを手作りでつくって与えるようにされました。

まず最初に変化したのは体型です。

ぽっちゃりボッテリしていた犬くんのウエストが細くなって肉もしまってうらやましい限りでした。

さらにビックリするお話しを聞くことができました。

その犬くんは今まで食べていたオヤツを吐き出すようになり、全く食べられなくなったとのことでした。

いずれもペットショップで普通に販売されている犬用のオヤツでいくつかの添加物が入っているような記述のあるものでした。

それほど安くはないもので日持ちのするものを選ばれていたのでしょうが、そうしたオヤツを犬くんの体が受け付けなくなったのです。

オヤツも野菜や芋やくだものに変えられて、ヤクトさんのジャーキーも使っていただきました。

もちろん犬くんは喜んで食べてくれていました。

それよりももっとうれしいのは、犬の選択にあわせて飼い主さんが食べ物を変えられ、そして犬くんの感性がよみがえってきたことです。

本当に食べられるものを食べ、食べられないものは食べないというのが犬のルールですが、犬は自分では食べ物を得られないので、ついつい欲張って食べてしまいます。

本当は本人の口に合わないものを食べてしまうこともありますが、そういうときには体や行動などにメッセージとして現れてくるものです。

冒頭の質問に対する答えは、食べられると食べられないを人が決めるのではなく犬の体がその感性を取り戻すこと、です。



オポは生の大根とカブが大好きでした。

食の消化力は人も様々、犬も様々。

みなさんのうちの犬ちゃんたちの体が喜ぶ食を見つけてください。

はな3

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<クラス>犬とのトレッキングクラスで新しい生物発見!

プライベートトレッキングクラスのときに預かりクラスの犬くんを同行させてもらいいっしょに山歩きしました。

預かりの犬をトレッキングクラスに同行させていただけるのはとてもうれしいことです。

プライベートクラス参加の犬くんにとっても心地良く勉強できる時間になってくれるでしょう。

どちらもオスの犬くんでどちらも消極的で多少の緊張感を感じます。

その緊張感ですが、山歩きを始めると次第に解けていくのがわかります。

犬のことよりももっと広い環境を受け取ることにセンサーが向っていき、緊張していた相手も今や共に行動する仲間として認識されていきます。

歩きながら落ち着きを取り戻してずい分山の奥へと進んだところ、小さな生き物を見かけました。

数秒じっとしていたのでしっかりと見たのですが、はじめはネズミだと思い込みました。

こんな山の中にネズミがいるなんて珍しいね、と話ながら登ったのですが、どうも合点がいかずに調べてみました。

たくさんの画像をみたところどうやらそのネズミだと勘違いした生き物は「ジネズミ」だったようです。

ジネズミは九州の山手にも生育するモグラの一種とのことでした。

もうこの山に登って12年になろうとするのに、12年目にしてはじめて見た生物です。

めったに姿を現すことがないということで、偶然とはいえある意味深いメッセージです。

メッセージとしては「知ったと思い込むな、まだまだ知らない事がたくさんあるよ」というところでしょうか。

ワクワクするような気もするし、まだ宿題が残っているのかとため息をつく気持ちにもなるし、結構複雑です。

ジネズミを見たあと犬たちに「臭いしないの?」と問いかけたのですが、犬の反応は低かったです。

危険でもないし食べるものでもない、犬にとってジネズミはそんな存在なのでしょう。

ちなみにジネズミは準絶滅危惧動物とのことでした。

人も犬も数限りない種類の中のひとつでしかないのに、こうして縁あって近付けたのはこれも偶然とは言えない気がしています。

だからこそ学ぶ、犬から人のことも学びます。

さくとコロ助2

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<クラス>お預かりのクラスで犬と犬のコミュニケーションを学びながら探る

お預かりクラスで3頭の犬ちゃんたちが集まりました。

気候も天候も良くていっしょに過ごすには抜群の日となりました。

お預かりの理由はご旅行やお仕事と様々ですが、中には他の犬とのコミュニケーションを少し進展させたいという理由で預かりを受けることもあります。

いっしょに過ごすことで犬たちに負担がかからないようにと、どちらの犬にとっても学びになるようにセッティングするのですが、コミュニケーション力の促進はそう簡単ではありません。

子犬期の生後6ヶ月くらいまでは成長と発達に柔軟性があります。

今回お預かりした犬ちゃんの中にも、最初の預かりのときには尾を巻いて逃げたり怯えたりしていた犬ちゃんもいます。

その犬ちゃんも現時点ではずい分と積極的かつリラックスして犬と共に過ごせるようになりました。

犬の中でコミュニケーションの誘導力を持つ犬はなかなか現れません。

ほとんどの犬が「待ち」の状態で、状況が変化するのを任せる姿勢に変わっていきます。

そしてその多くが、何事も起こらねばそれで良しという浅いコミュニケーションでおさまることになります。

この状態では、犬と犬が同じスペースに共に過ごしていても、喧嘩もなく会話もほとんどなく、みたところ落ち着いているのですがつながりはあまり感じられません。

何か事が起これば散々と別の方向へ逃げさってしまうような関係です。

もちろんそれが悪いというのではありません。

人と人の関係もすでにそのようなものになりつつあります。

となりに住んでいる人が誰だかわからない、話をすることもほとんどないというのも普通のことです。

別に、人生の中に喧嘩したり仲直りしたりしながら関係を進めていける相手がいるということもあります。

犬と犬は単に仲良しさんではありません。

犬のお友達が欲しいということをよく飼い主さんから相談されますが、お友達というのは小競り合いがあったり仲良くなったりをくり返している関係のことをいうのではないでしょうか。

犬でいう表面的に社交的な関係とは、関わりを持たないということなのです。

預かり中の3頭の犬ちゃんたちと共に庭で過ごしながら、犬同志の関係に必要以上に関与しないけれど、必要なときには関与する姿勢で見守り続け、私自身もまだまだ学んでおります。

自分でも不思議ですが、犬についてこれだけ学んでいてもまだ学びたい知りたい探りたいという気持ちがなくならないのです。

ある程度犬の行動や感覚を理解し始めていても、それを飼い主さんに伝えるためのツールがまだ不足しているため、そのツール探しのためにも学び続けています。

わかったと思った瞬間から人に伝えられるようになるまで数年かかっているような気がします。

今日私が知りえたことをみなさんにお伝えできるのが数年先になるということなので気の遠い話ですね。

そのうちに犬は成長してしまいますから、数年を待たずにぜひ今いっしょに学んでください。

犬の行動に問題を抱えている飼い主さんも、問題を抱えていない飼い主さんも大歓迎です。

サク空もも1

Posted in 日々のこと, クラスのこと

<クラス>お散歩代行サービスで考えるいろいろ

お散歩代行のクラスをご利用いただいたので、唐津の海辺を生徒犬ちゃんと散歩する機会を得られました。

休日のお昼だというのに広い海辺に誰もいません。

日差しが素肌に心地良く波打つ音には心が安らぎます。

どちらかというと山派ですが、たまには海に下りてきてこうして地平線を拝ませてもらえるのもありがたいことです。


散歩中に小学生の子供さんに声をかけられました。

「さわってもいいですか?」と礼儀正しく声をかけてくるしっかりした子供。

礼儀正しい子供に丁寧に断りをいれて、承諾してもらいました。

本当は子供たちに犬は触るべきものではないことを伝えてあげたいのだけど、時間も許さずつい逃げ言葉になってしまいます。

動物を触れてみたいという子供の気持ちも大切にしてあげたいですが、時間をかけて触れ合えるようになるのが人と動物だという本質について子供たちい知って欲しいという気持ちの方が強いのです。


海岸線をどこまでも歩いても歩けるほど唐津の海辺は続きます。

視界に入る部分を歩いていけば半日以上かかるかもしれません。

こんなに空間があるのに、どうして犬たちは窮屈になってしまうのだろうと思います。

人は屋外で過ごすことがあまり得意でなくなってしまったので、犬を室内に呼び込みいっしょにテレビを見ることを強いているのかもしれません。

犬は活動することが不得意となり、活動しない犬ほど大人しくて飼いやすいといわれるようになるのです。

犬は人といっしょに活動してくれる最高にすばらしい友達だったのだけど、今やカウチポテトの友になりつつあります。

屋外にでるのが億劫にならないこの時期に、犬といっしょに風や太陽や草の香りや昆虫たちと遊ぶのも悪くありません。



家庭訪問でのトレーニングクラスやトレッキングクラスや預かりクラスが続く毎日ですが、お散歩代行をするシッティングクラスの依頼を受けます。シッティングサービスはグッドボーイハートのトレーニングクラスを受講されている生徒さんのみが対象です。

グッドボーイハートやトレーニングスクールなので、迅速に対応できるペットシッティングサービスを提供できる状態ではありません。

比較的早めにシッティング依頼が必要になりますので、ご予定が事前にわかっている場合にのみご利用いただいています。

お散歩代行をさせていただくときもグッドボーイハートならではのクラスです。

飼い主さん不在のときに犬のお世話をさせていただくことで気付く犬のことはすべて飼い主さんにお伝えしていきます。

グッドボーイハートは常に学ぶ場所。

楽しくときに厳しくまじめに、でもやっぱり楽しく学んでいきます。

コナちゃんシッティング

Posted in 日々のこと, クラスのこと

<お知らせ>ヤクトさんの鹿肉ジャーキー新商品が到着しました!

以前ご紹介してお待ちかねだった鹿肉ジャーキーがグッドボーイハートに到着しましたので販売を開始しています。


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商品のご紹介
価格はすべて税込です。

鹿肉 赤身ジャーキー 50グラム 定価864円→ グッドボーイハート価格 680円

鹿肉 赤身ジャーキー 100グラム 定価1620円→  グッドボーイハート価格 1300円

鹿肉 こうじ入りジャーキー 40グラム 定価972円→ グッドボーイハート価格 770円

鹿肉 こうじ入りジャーキー 80グラム 定価1944円→  グッドボーイハート価格 1500円

鹿肉 脾臓(ひぞう)ジャーキー 30グラム 定価972円→ グッドボーイハート価格 770円

鹿肉 脾臓(ひぞう)ジャーキー 60グラム 定価1944円→  グッドボーイハート価格 1500円


大分で猟師をしているヤクトさんが獲れたての鹿肉を丁寧にさばいて調理してくれています。

お値段が高いと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、その工程の手間を商品の質をみれば納得されるはずです。

脾臓(ひぞう)ジャーキーは数が少ないのでなかなか入手できなかったのですが、今回数個をいただけました。

こうじジャーキーは今回新商品として入荷してきました。

赤身ジャーキーは定番で人気がありいつも取り扱っています。


作りたてなので風味がすごいです。

食欲の秋に鹿肉ジャーキーで犬も大満足するでしょう。


クラスを受講されている方には、レッスン時にお渡ししますのでお気軽にお声かけください。

ヤマゴチ麹入りチップ

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<クラス>老犬たちのトレッキングクラス

グッドボーイハートの活動は、季節が変わるようにこれまで形を変えて移り変わってきました。

はじめに家庭訪問形式のトレーニングスタイルから始まり、次に通学できる学校を博多駅近くにつくり、その後は山での勉強と七山へ移り、今は家庭訪問クラスを七山のクラスを併設する現在の形となりました。

グッドボーイハートの設立が2000年からなので今年で18年目です。

たくさんの出会いを頂くと共に、共に学んだ仲間たちとの別れも始まっています。

今日は12歳~15歳まで、子犬のころからグッドボーイハートで育った犬たちと生徒さんたちと共に山歩きを楽しみました。

紅葉
老犬たちのペースでの山歩きなので気負うこともなくゆっくりまったりと呼吸を深めながら歩きます。

山にはきれいな空気があるし、スペースはいっぱいあるし、時間もたくさんあります。

老犬たちの山を歩く姿を見ながら「元気に過ごしてくれているようでよかった」とただほっとしてしまいます。

同時に、犬たちの生きる時間を変えることはできないけれど、今日一日ができるだけゆっくりした時間になるようにと深く呼吸するようにしています。

犬と人は生きている時間の長さが違いすぎます。

犬は人の十分の一しか生きていないのですが、犬たち自信は生きるのに必要な時間を十分にもちあわせているはずです。

でも、その犬の時間の多くを奪ってしまうのは、わたしたち人間の方ではないでしょうか。

人は忙しく呼吸もあわただしく犬たちをせかしてしまいます。

山にいるときはせめてゆっくりと呼吸をしながら、時間の流れがゆっくりなりますようにと思うのです。


2007年に七山に来てからずっとなり続けている柚子の木にたくさんの実がなりました。

柚子の実を生徒さんが取ってくださったので、みなさんのおみやげに持ち帰っていただきました。

山で犬と過ごすことは本当に地味な特別なことではありませんが、山で過ごしている犬たちはなぜか幸せそうに見えてしまいます。

老犬もこれから移動や歩行が困難になり、山で過ごす時間も少なくなってしまうかもしれません。

それでもきっと彼らは、ここで過ごしたことを体に記憶してくれていると思います。

本当に良い季節。

飼い主さんたちには、犬と共に山の空気を吸いに、山歩きに出かけてほしいです。

ダンスタンとゆず

Posted in クラスのこと, 自然のこと

<受講生のコトバ・さくちゃん編>クレートトレーニングで苦戦したサクちゃんのしつけの日々

グッドボーイハートのトレーニングクラスを受講されて成長されたたくさんの飼い主さんの中から、クラスを受講した感想を言葉としていただくことができました。

今回は柴犬のサクちゃんの飼い主さんからいただいたメッセージを掲載させていただきます。

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柴犬のサクいうオス犬と暮らしています。
トレーニングの相談をしたときにサクは1才半くらいになっていました。

成長と共になのでしょうが、サクは大きな物音がしたときなどに、大変驚くことがありました。そして、その驚いた犬に私や子供が噛まれることがたびたびありましたが、はじめはあまり気にしていませんでした。

しかしある時、とうとう私が太ももを強く噛まれて大きな裂傷ができたことから、このままではマズいと思って家庭訪問トレーニングクラスの受講の申し込みをしました。

トレーニングの過程の中で一番苦しかったのは、クレートトレーニングでした。

夜になって犬をクレートに入れる時間、うちでは22時ごろになると、犬がそわそわしはじめ同時にブルブルと震えだすことがありました。

「ハウス」と言うと部屋の中を逃げ回ってしまうため、追い込んでリードをつけてクレートにいれるようにしました。

クレートの奥でブルブル震え続けるサクを見るのが虐待をしているように思えてしまい、必要なこととはいえ、なんとも複雑な心境でした。

クレートの入り口をしめた後も、前足で入り口をガリガリとひっかき続けるわ、クンクン、キャンキャン鳴くわ、暴れるわ、下痢をしてクレートの中がウンチまみれになるわ、いろんなトラブルがありました。

サクの騒ぐ音で、人の方が夜中に眠れなくなったこともあります。

それで先生に相談の上、一時はクレートの戸を閉めるのを諦めてしまったこともあります。

結局クレートの入り口を閉めても騒がないようになったことから、サクの騒いだ過程が今となっては私のエネルギーの弱さや、リーダーシップの欠如に拠るものだということがわかってきました。

でも、その時は気持ちも弱くなってしまい、諦めかけてしまうのもサクに伝わってしまったのかもしれません。

犬のトレーニングクラスで学ばせていただいたことは、挙げるときりがありません。

一番大切な学びは、自分自身が犬を飼うのにふさわしい人間にならないといけないということでした。

犬を飼うということは、本当はものすごい覚悟が必要なことで、それができない人間には本当は買う資格がないのだ、ということを感じています。

そしてサクの問題行動のすべては、飼い主の私のせいだったということが分かりました。

散歩に連れて行こうとすると逃げて捕まらなかったので、散歩もほとんど連れていっていませんでした。

嫌がることを無理やりしてはいけない、という思い込みが、ますます問題のある犬にしていました。

行きたがれば家の中のどこへでも行かせていましたし、境界(テリトリーのあり方)やルールを全く設けていませんでした。

撫でて可愛がることが愛情だとはき違えてしまい、犬を撫でたりなだめたりし続けたことが、違っていたこともはじめは気付きませんでした。

犬のトレーニングのクラスを受講したことで、私の人生観も変わりました。

本当に大きな影響を与えていただいたと思います。
ありがとうございました。

何ども「サクちゃんを山に連れてきてください」とお誘いを受けましたがまだ行けていません。

近いうちに、サクを山に連れて行きたいと思っています。

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小さなころから苦手なことはさせることなく自由にさせて育ててしまった結果、環境の変化に弱くビクビクした行動をするようになってしまうことがあります。

適切な時期に社会化学習を促せないでいると、まだ散歩に出始めのころから散歩をいやがったり、落ち着かないため好き勝手な場所で排泄をしたりと自由にさせている行動が実はストレスを抱えている行動になっていることもあります。

どこにでもいる犬という存在についてわかりきっていると思って犬を飼われてしまうのですが、実は犬の行動はそれほど人に知られていません。

犬のストレスのシグナルも見逃しがちとなり、結果犬が噛み付くようになったことで何かが違っているかもしれないと気づかれる飼い主さんもたくさんいます。

ところが、犬という動物の拒否反応はかなり高いため、新しい環境に適応させるには飼い主として多大なエネルギーを使うことがあります。

日々の仕事で忙しい上に、犬と向き合いながらしつけを行うのは実際には大変なこともあります。

サクちゃんも大人しいように見えながら、若いオスにありがちなエネルギーたっぷりの反抗行動をくり返しましたから、飼い主さんはかなり気合を必要とされていました。

最後に飼い主を支えるのは、飼い主としての責任ではありますが、そんな簡単な言葉で逃げ惑う犬と向き合うことも難しいのです。

本当にそこを乗り越えてこられるのは、やはり犬を愛する力という人間力しかないのかなと思います。

ヤダヤダと暴れるサクちゃんと向き合われた日々は、これから少しずつ懐かしく思い出されることでしょう。

そんなサクちゃんをいつか七山で迎えることを今から楽しみにしています。




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Posted in 受講生のコトバ

<犬のこと>犬との出会い、これって運命なのかそれとも使命なのかと悩む方へ

犬のしつけ方教室に通ったり、犬のトレーニングスクールご相談される方の中には、そもそもの問題「なぜ、自分は犬を飼ってしまったんだろう…」という大きな柱にぶつかることがあるかもしれません。

犬との思い描いた暮らしが夢のまた夢のような気がする日々。

帰宅すると犬が排泄まみれになっている、犬があちこちでするトイレの始末におわれる日々。

かわいいと差し出した手に噛み付いてくる、洋服にまで甘噛みされるがこれがまた相当痛い。

日々家具が破壊されていく、楽しみにしていた散歩に出たら歩かないとかすごく引っ張るなどなど。

犬を飼いはじめて増えた犬に関する悩みが自分の中で大きくなればなるほど、自分と犬との出会いは一体なんだったのだろうと悩む方も少なくないと思います。

こんなに忙しいのになんで犬を飼ってしまったんだろう。

犬を飼うなど自分の人生の中にはなかったはずなのにどうしてこの犬が今ここにいるのだろう。

ついには、この犬を迎えたのは何か自分に対する試練に違いないのだと思い始めます。

犬の生年月日で相性占いをしたり、姓名判断をした経験のある方も案外多いのでご安心ください。


出会いの関係性というのは不思議なものです。

出会って盛り上がり最高に気分の良いときには、占う必要もなく相手は出会うべくして出会った運命の者であると決め付けられます。

ところが、関係が上手くいかなくなった途端、私達は本当に相性がいいのだろうかと疑い深くなり占いにその答えを求めてしまうこともあります。

たかが犬との出会いかもしれませんが、毎日の生活が大きく変わる大問題なだけに、この問題を隅に追いやることもできません。


占いの結果がどうであれ、あなたの犬とあなたは出会う必要があって出会ったのだということだけは事実ではないでしょうか?

これだけたくさんの人と犬がいて、共に家族としてひとつ屋根の下に暮らすことになったというのは、学びがどのようなものであれ必然的な出会いとしか思えません。

この出会いはとても大切で有難いものだったと思えるのは、きっと犬と暮らし始めたずっとあとになってやってくるものです。

そのときにはもう犬は自分のそばにはいないかもしれませんが、犬と暮らした日々だけは飼い主さんの心に刻まれることでしょう。

そう、今悩んでいる犬のとびつきも、甘噛みも、イタズラも、排泄の失敗も、飼い主であるみなさんが真剣に犬に向き合う限りは、確実に良い方向へと変化していきます。

良い方向というのは、人にとって都合の良い方向ではありません。

まず犬にとってできるだけ良い道であり、人にとってもさほどストレスのかからない方法であることを望みます。

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Posted in 犬のこと