グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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<クラス>お預かり中の犬ちゃんと山歩きを満喫

年が明けてまた緊急のお預かりが入ったので急いで七山へ移動しました。

福岡でのレッスンのご予約もありましたが、自営業のダンナくんがパソコンを持って急遽七山に簡易作業場を設置しながらお手伝いしてくれました。

七山と福岡を行ったり来たりするのは大変疲れることですが、七山の環境に慣れてきた犬ちゃんたちが山を満喫して過ごしてる姿を見るとその疲れも吹き飛びます。

お預かりの最初はお試しの様子を見る預かりです。

何度もお預かりクラスに来てくれる犬ちゃんたちは、やがてグッドボーイハート七山校が別荘のような状態になっていきます。

環境になじみ行動が安定してくると管理をゆるめることができます。

トレーニングの基本姿勢です。

回数がすごく多くなるとトレーニングの枠を超えて、もはやお預かりの犬ちゃんたちは「うちの子」になります。

「うちの子」の笑顔を見たくて、福岡と七山を行ったり来たりしているわkです。

福岡に訪問レッスンの際に「今日七山から来たんです。今から七山に帰るんです。」というと、大変ですねとびっくりされます。

でもですね。山を満喫する犬ちゃんたちの姿をみたら、少しは頑張らなければと思ってしまうのです。

自分の体力と気力が続くまでということでいつまでこんな往復生活ができるかわかりませんが、うちの子と思える犬たちの喜ぶ姿が見たいのです。

そして最後は、飼い主さん自身にこの犬たちのイキイキとした姿をたくさん見ることができるようなそんな環境との出会いあることをいつも願っています。

画像は七山のオポの家の玄関前の庭です。
小さい子がいます。探してください。

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Posted in 日々のこと, クラスのこと

<犬のこと>新年早々新聞コラムに質問殺到「まさか散歩する犬にオムツはありですか?」

早々にお年賀状をいただきありがとうございます。

年賀状は時代に合わないのか差し上げるのも相手のご負担になるのかと考えたあげく、昨年はブログでのごあいさつのみにさせていただきました。

しかし結果としていただいたお年賀状に対して申し訳ない気持ちになり、今年は潔く年賀状を送らせていただきました。

皆様の健康と幸せを願うだけの気持ちと元気で精進させていただいているというご挨拶だけですが、送らせていただいてとてもさっぱりとした気持ちになりました。

その年賀状の中にもあったのですが、また昨年から新聞のコラムを読まれた生徒さん方から「これってどうなんですか?」と多少の怒りを込めたご質問が集中しましたのでまずはお答えいたします。

そのコラムを直接読んでいないので伺った内容になるため多少の違いがありましたらご了承願います。

コラムの話題は犬を散歩中の排泄後のマナーとして水をかけた方がいいのか、かけない方がいいのかという話から始まります。

水をかける飼い主さんは犬の排尿の臭い消しのマナーとして実行されていますが、水をかけることが逆に臭いを拡散させることになるのではないかという意見もあるということなのです。

実際のところ、犬が排泄をする素材により結果は変わってくるでしょう。

排泄をした地面が土などの柔らかいものであれば、水を流すことでより早く地面に吸収されるようになり表面的な臭いは薄れる可能性があります。

地面がアスファルトの場合には横に側溝があってそちらに排水できる場合にも臭いは薄まります。

ところが地面がアスファルトなのに水の行き場がないときには、流した水が地面に広がることになります。

薄めた結果として拡散されるというほどではありませんが、水の流れる方向によっては嫌悪感を受けられる場合もあるでしょう。

もし3点目のような場所であれば、そのような場所は犬が排泄する場所としては避けるということをお勧めします。

ただこれでは問題は解決しません。

では公園で犬に排泄をさせることがいいのかという議論です。

公園は犬が排泄をする場として作られたわけではありません。あくまで人が自然を感じる休息の場として都心には公園があるのです。

人が休憩している横で犬に排尿や排便をされて気持ちがいい人はいません。

だけど仕方ないことだと受け入れる人が多いのです。

犬が公園で排泄しないならどこで排泄したらいいのかという議論になります。

そこで最近は飼い主の敷地内や室内で排泄をさせてから散歩ではさせないようにしようというマナー啓発が進んでいます。

福岡市もこの方向性で指導をしていますが、これは人側の立場にたった考えとしては当然の発想ともいえます。

その発想の延長戦上に、散歩をさせるときに犬にマナーベルトやオムツをはめる習慣をつけさせてマナーを遂行させることができるという意見が専門家の意見としてコラムに掲載されました。

この散歩中のオムツ問題にグッドボーイハートの飼い主さんたちは大変は違和感を覚えて多少の怒りを交えながら私に訴えてくださったのです。

犬が散歩してオムツ?。その怒りは犬の立場にたって考えることのできる方の怒りなのです。

だからグッドボーイハートの生徒さんたちがこのような怒りを持ってくださることをとてもうれしく思いました。

同時に公衆衛生を指導する立場にある犬の専門家としてはオムツ提案にならざるを得なかった都心の犬を飼うことの難しさも理解できます。

犬の行動と習性の倫理からするとこれは明らかに動物福祉に反したことで、犬の行動をいびつにし結果としてストレスを与えることになります。

犬を飼うものとして犬を愛するものとして決して推奨される行為ではありません。

だったら私たちは何を求めていったらいいのでしょうか。

犬を適切な環境で一緒に暮らしていきたいなら、犬を人が共有で楽しめるもっと広い公園を福岡市の街中につくる必要があります。

福岡には空いている土地などなく地価も高騰していて、新しい公園をつくる予算などないことはわかっています。

地域の結束力が落ちた現在、地域で寄り集まって新しい公園を作ることもできないことも理解できます。

犬の行動できる範囲は福岡では行き詰っている感じが満載です。

都市空間は未来に向けて3次元的にもっと変化してくる可能性もあるのでしょうか。

時間をかけての空間作りは個人の力ではどうにもなりません。

でもひとりひとりの犬と暮らす飼い主が本当の理解という知識を持って結束することは絶対に必要だということは言い切れます。

散歩中に犬にオムツをさせることですが、私は絶対に反対します。

犬の立場に立つということが飼い主としてのマナーであると信じています。

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Posted in 犬のこと

明けましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。

今年も皆様ご家族にとって素晴らしい年となりますように。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


七山で初日の出拝みこの一年の始まりを迎えました。

ここ数年は七山でも暖かいお正月ですが、土の上には霜がおりて冬らしい朝となりました。

あたたかな日差しと風と新鮮な空気の中に歩く犬。

その犬の姿を見ながら歩く自分。

グッドボーイハートは今年も今まで通り、一歩一歩と歩みを続けていきます。

新しいことたくさん。

新しい出会いもたくさん。

今からとてもワクワクと楽しみです。

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Posted in 日々のこと

<お知らせ>今年もお世話になりました。良いお年をお迎えください。

令和元年となった特別な一年がもうすぐ終わります。

今年のトレーニングクラスは訪問クラス、ヒーリングクラス、スカイプクラスで締めくくりとなりました。

一年の終わりにはいろいろあったことを振り返る時間が必要です。

グッドボーイハートでまた新しい出会いをいただき、いっぱい学ばせていただいたことを深くお礼申し上げます。

寂しい別れもいくつもありました。

新しい場へと旅立っていった親しい者たちと再会するときまで、ひとつでも成長するためにできることは何だろうか。

出会うこと、一緒に過ごすこと、学ぶこと、生きること、これらは本当にひとつひとつが奇跡でしかないのだといつも思います。

でもその奇跡がいつの間にか当たり前になってしまい、いるのが当たり前、やってもらうのが当たり前になる横着な自分もまだまだいます。

こうしていっしょに過ごせる時がより良い時間と空間になるために自分にできることは何だろうと深く考えます。

表面的なやさしさや甘えではなくて、ちゃんと向き合ってお互いが成長することは簡単ではないけれど手応えがあります。

グッドボーイハートの学びを一番必要としているのは自分自身であるということを自覚しています。

グッドボーイハートは年末年始も犬ちゃんたちと自然の中で充電しています。

今年も一年ありがとうございました。

みなさま良いお年をお迎えください。

ころすけ

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<日々のこと>犬との山暮らしはそんなに非現実的でもないと思う

福岡の博多のオフィスから福岡近郊へと訪問トレーニングに出かける日々。

そして博多から佐賀県唐津市七山のグッドボーイハート七山校へと行き来する日々。

この一年も年齢的にはかなりハードワークな移動を続けながらもうすぐ終わろうとしています。

都会でストレス行動に悩む犬の飼い主とその犬の姿を見ながら、

お預かりのときには田舎でのびのびと遊びと学びを満喫する犬の変化する姿を見ています。

トレッキングに来る生徒さんたちは、山に来ると気持ちがいい、犬がとても楽しそうを連発します。

そんな中、ひとりでも多くの方が犬との山暮らしとまではいかなくても犬との田舎暮らしを実現させてくれることを期待はしないまでも希望を持ってやって来ました。

先日、木をチェーンソーで切る作業を終えたあとダンナくんがこんなことを言いました。

「こんな危ない作業しながら、なんで俺、今こんな場所でこんなことをしているんだろうと考えることがある。」というのです。

そのあとには、私と出会っていなければこんなことをすることもなかったと続くわけです。

私も同じようなことをいつも思っていました。

鎌を片手に急斜面で草刈りをしているときに、私はオポに会わなければこんな場所でこんなことをすることなどなかっただろうということ。

山に犬と暮らすことなど考えつきもしなかったことだからです。

考えて決めたのではなく、パートナーが望むからそれに応じて生きてきたのです。

その中で「なぜわたしは…」という言葉が時折自分の頭をよぎることがありました。

自分が何をどこでするのかという大切な決定権をだれかにゆだねてしまったように感じるからかもしれません。

真実は犬のオポが歩いていこうとする道を歩いたのは自分の意志でしかありません。

本当に不便な山暮らしの中では、快適で何不自由なく安心安全で楽な都会暮らしを捨てる理由が特に思い当たりません。

ただ、どちらが芯から心地よいかというとやっぱり自然の中の空気と太陽と風なのです。

田舎がもっと整備されて都会とのアクセスがもっとスムーズにできるようになり、小さなセカンドハウスが田舎に持つことが特別ことではない趣味のひとつだったり、生活の一部になる日々がそんなに遠くないいつかに実現されるような気がします。

これはやっぱり期待しすぎでしょうか。

この方向に知識と資材を投入した方が、犬を小さく愛玩化するよりもずっと犬のためになると思います。

生徒さんから「先生の七山のお家に合うと思うから~」と素敵なものをいただきました。

LEDでオレンジ色の暖かい色から実用的な白色にまで調整できるランプです。

しかも充電式のバッテリー内蔵型で最先端の技術が日常に溶け込みます。

こんな素敵な道具も不便な田舎暮らしを助けてくれますから大丈夫ですよ。

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Posted in 日々のこと, 犬のこと, 自然のこと

<犬のこと>何かして欲しいよりお役に立ちたいのは犬も同じ

年末のお預かりクラスが始まって犬ちゃんたちと七山のグッドボーイハートで和やかに過ごしています。

例年なら降り積もりる雪となるはずの水分も今年は雨となり、暖かく過ごせる安心感と物足りない気持ちもあり欲張りな気分です。

暖かく過ごしやすい気候で遠慮なくやってくるのは雑草と笹の新しい芽たち。

季節を問わず環境さえ整えばいつでも成長しようとするその意欲には感服しますが、冬季の草刈休憩をさせてもらえないのは辛いところです。

いざ草刈りへと出かけるときに慣れてきた犬ちゃんをお供に連れていきます。

普段はふらふらとどこかへ行ってしまおうとする犬ちゃんですが、草刈り作業や薪取りの作業のときには、わたしのそばでやっていることを真剣に見守っています。

そのうちに草刈りをしていたら草をいっしょになってとろうと食いついてくるし、薪とりをしていると薪を口にくわえて歩き出そうとします。

明らかに手伝おうとしてくれているのは分かるのですが、子どものお手伝いと同じで逆に作業効率を落としてしまうこともあります。

それでも、その手伝おうとしてくれる犬の気持ちがうれしくなって「ありがとうね」といいながら一緒に作業を進めていきます。

犬が人の手伝いをしようとする姿は本当に愛おしくなります。

犬と暮らす人なら犬の幸せについてたくさんのことを考えるでしょう。

大好きな犬のためにあれもしてあげたい、これもしてあげたいと思うこと。

大切な家族のために思うことと同じことでその気持ちはとても大切です。

ですが当人にとってみれば何かしてもらうことも大切なときにはなるでしょうが、本当に幸せになれるのは自分が誰かの役に立っていると感じるときではないでしょうか。

犬は人と本当の家族になるときに、その人のために何かをしようと思うはずです。

犬が人に甘えてばかりいるのは、人が犬のそばで働く姿を見ることができないからです。

犬は屋外で人が働くときには本当の力を発揮してくれます。

人のためにお役に立ちたいというのは犬が群れの一員としての自覚を持ち始めているということで、群れと自分がひとつになるという犬にとってはとても単純な構造であって相手を思ってのことではないと思います。

誰のためでもないただ自分のため、だからこそ本当に犬は本物なのです。

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Posted in 日々のこと, クラスのこと, 犬のこと

<日々のこと>「犬のオスが犬のメスにやさしいこと」付属のこと

先日のブログ「犬のオスがメスにやさしいには理由がある」の付属のコメントです。

前者のブログ記事では、犬のオスとメスの関係性がヒトのオスとメスの関係性に似ているということについて書きました。

犬とヒトは違う動物ですが動物として似ている性質もあることで共感も生まれやすいのです。

その似ている性質に関わる行動は、種を超えて犬とヒトという関係の中でも表れてきます。

先日お預かり犬ちゃんとダンナくんが接しているのを見て「やっぱりね」と思ったことがあります。

お預かりの犬ちゃんがメスの犬ちゃんで、ダンナくんが声をかけると興奮気味になってとびつこうとします。

とびつきが激しくなるとワンワンと吠えはじめて挙句の果てにはクレートの中の鼻ならしへと発展していくことをダンナくんももう学んでいます。

「駄目よ~」と軽くいなそうとしますが、軽く相手をされた犬ちゃんはますます興奮してきます。

とびついてワンワンを繰り返すようになってしまいますので「落ち着かせてくださいね」と私からの警告。

「フセしなさい、フセ、フセ」とやさしい声で犬ちゃんに語りかけるダンナくん。

「お利口さんね~、フセしなさい、フセ。いい子だからね、ね、フセ」とできていないのにほめ続けるダンナくん。

ところが相手がオスの犬くんになると声のトーンも態度もかなり変わってしまうのです。

生物学的に当たり前のことなのだけど自分の行動をわかっていただくためにあえて質問してみます。

「相手がオス犬のときには厳しい態度なのに、相手がメス犬になると甘やかすような接し方になるのはなぜですか?」

考えこむダンナくん、つまりは「嫌われたくない」ということらしいのですがいかにも男子の言いそうなことです。

犬に接するときには性別を超えて対等でなければその域には達しないと説明したいところですが、説明しなくとも頭ではちゃんとわかっているらしいです。

そのダンナくんには、メス犬ちゃんには遊び相手として、オス犬ちゃんには序列を教える相手として付き合ってもらっています。

グッドボーイハートでの役割分担ということで、今後も預かり犬ちゃんのお世話をいっしょにさせていただきます。


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Posted in クラスのこと

<犬のこと>犬のオスが犬のメスにやさしいのには理由がある

犬と犬を対面させるときに、性別の異なるもの同士を合わせることがあります。

犬の性質や経験にもよりますが、性別の異なるもの同士の方が喧嘩の可能性が下がるからです。

対峙したときの緊張感もオスとオスよりもオスとメスの方が低いのです。

同じ理由でメスとメスよりもメスとオスを対面させる方がリラックス感が生まれやすいのです。

相手が自分と同性か異性かによって行動が異なるのは、個性を超えた生物学的な行動のパターンです。

犬と同じ仕組みでオスとメス、つまり男女に分けられる私たちヒトに当てはめて考えることができます。

自分の行動は最も理解しがたい部類なので、知人や友人の行動を観察してみてください。

たとえばある女友達は、相手が女性の場合と男性の場合とで明らかに態度が違うと感じたことはないでしょうか。

ある男友達についても、相手が男性と女性では行動が違うと思うこともあるでしょう。

これは生物学的に作られた行動のパターンで、同じことが犬に当てはまります。

メスとメスを対面させると緊張した空気、遠回しな資源を守りあう行為が生まれることがあります。

オスとオスを対面させると、一触即発、もしくは一瞬でケリをつけてしまうこともあります。

オスとオスなら勝ち負けが第一。でもメスもメスとならどちらがたくさん持っているかが勝負なのです。

先日お預かりクラスのときに、小さなオスの犬ちゃんと同年代のワンサイズ大きなメスの犬ちゃんを初対面させました。

どんな犬ちゃんにも積極的にアプローチするメスの犬ちゃん、ちょっと面倒くさそうにかわそうとするオスの犬ちゃん。

でもはっきりと嫌だということもなく、ガウもいわない、逃げもしない、吠えもしない、隠れもしない。

適当にチラ見しながら少し知らんぷりを繰り返していました。

オスの犬ちゃんのそばにつきっきりでぴょんぴょんと飛んでいるメスの犬ちゃん。

適当に相手されていることが伝わっているようで、案外満足そうでした。

犬にもある人間のような一面。

でもこれは擬人化された風景ではなく、動物として、生物としてあるべき反応なのです。

犬は人間ではない、でも同じようなところもある。

全く違うところもあるし、そうでないところもある、だからこそ犬のことがわかりにくくなるのでしょう。

違いを楽しみ、似ているところもたのしむ、お互いを動物として認め合うというのはなかなか難しいからこそ面白いものです。

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<犬のこと>吠える犬を横目に歩くキツネを見たこと

本当に不思議な光景を見ました。

その夜、お預かりの大型犬ちゃんがサイズのわりになかなか排泄をしてくれないので、庭に長めに係留して排泄するのを待っていました。

人が近くにいると興奮してしまう犬ちゃんの排泄チャンスために、室内に入って窓から様子をうかがっていました。

鼻を鳴らしていた犬ちゃんが山の方をみて「ウー、ワンワン」と吠えています。

ああイノシシたちが庭の境界の向こうにあるささやぶの中を通過する時間だなとライトを照らして警戒しておりました。

吠えていた犬ちゃん、急に向きを変えて前傾姿勢をとっています。

何かの動物が犬ちゃんを横目にみながら歩いています。

ちょうど私と犬ちゃんの間を、犬ちゃんをみながら歩くような状態になりました。

私は室内にいて人の気配に動物は気づいていません。

そしてよく見ると、本当にびっくり、それはキツネではありませんか。

キツネは走り去るわけでもなく、本当にゆっくりと犬をみながら家の横を歩いて坂の方に消えていきました。

ところが、しばらくするとまたテラスのライトが自動点灯しました。

みるとまたそのライトの下にキツネがいます。

さっき歩いたのとは反対方向にいるのです。

さっきのキツネがぐるりと回ってきたのか、それとも新しいキツネが近づいてきたのか、犬ちゃんもじっとみて少しうなっていますが、キツネの方は緊張した感じもなくまた消えていきました。

犬とキツネはどちらもイヌ属イヌ科の動物でとても近い関係です。

あくまでも人間が定義づけた関係なので、彼らにとってはどうでもいいことですが、食べ物や行動のパターンや体の発達や使い方がかなり似ているのです。

警戒心が高くタヌキやアナグマのように簡単に姿を現したりはしません。

七山のこの庭でもキツネをみたのは指で数えるくらいです。

イノシシよりも圧倒的に少ないのです。

キツネの犬に対する堂々とした態度をみて、彼らキツネにとってイヌとはどのような位置にあるのだろうと考えてしまいました。

野生動物と飼育される動物、同じイヌ科の動物。

食べ物を自分たちでとっている動物と、人に与えられる動物。

ゆっくりと行動するキツネと、興奮して騒ぎやすいイヌ。

生きている時間がどのように違うのだろうかと深く深く考えました。

犬も本来ならもっとゆっくりとした穏やかな動物です。

キツネのように美しく優雅な動物なのではないかといつも思っています。

キツネが教えてくれること、ちゃんと受け取っていきたい。

野生動物たちがとても身近にいる七山でお預かり犬ちゃんたちとの年末が始まりました。

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Posted in 犬のこと, 自然のこと

<日々のこと>オポの会追加開催しました。

先週の日曜日のオポの会に参加できなかったという生徒さんたちがたびたび七山を訪れてくださっています。

今日も成長した犬ちゃんを連れて七山にお客様でした。

トレーニングクラスを開始したころの犬ちゃんの荒れた状態を懐かしく思い出しながら、そうそうそんなこともありましたよねと話がはずみます。

「あの頃は毎日が辛くて犬を飼うことをあきらめようかと考えるほど深刻でした。」とおっしゃっていましたが、それを乗り越えられてこうしてお互いを尊重する関係性を作って来たのも、最後は飼い主さんの辛抱、そして犬も辛抱の日々でした。

トレーニングといっても一瞬で解決するようなマジックのようなものではありません。

お互いにこじれていく犬と人の関係性を、より良いものへと変えていくためには長く向き合う時間が必要です。

そのためには時間も場所もいるし気力も体力も労力もかかります。

犬を飼うのがそんなに大変なことだと思わなかったと初めは思うかもしれません。

もっと簡単に何の努力もせずに犬を飼っている人がいるのにと不満を持たれるかもしれません。

でも本当は、犬の困った行動がきっかけとなって想像もしなかった犬との関係が始まっただけなのです。

グッドボーイハートでがんばった生徒さんたちの笑顔と犬の成長の中には、何の努力もせずに犬を愛玩化させてしまう人たちにはない美しさがあります。

オポが教えてくれたこと、それもつながりの世界のことでした。

お手製のプリンをおみやげにいただきました。

先生のところで取れたハチミツを使って作れますとお言葉いただきました。

ミツバチの勉強やイノシシのことなど、犬のことを学ぶグッドボーイハートとなんの関係もないように思えるかもしれませんがとんでもありません。

自分の近くにいる生物たちと関わること、もっとも近くにいる家族を理解すること、どれもグッドボーイハートの学びです。

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Posted in 日々のこと, オポのこと