グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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<犬のこと>未熟な動物は「欲求」が「要求」になってしまうことに気づこう

あなたの犬は「欲求」が「要求」になっていませんか?

お気に入りのラジオ番組「テレフォン人生相談」をこの日も車で聴いていました。

内容は子育てに関するものだったと思いますがあまりはっきりと覚えていません。

ただ頭の中に入ってきたこの言葉。

未熟な動物は欲求が要求に代わってしまう…

同じような内容のことを言われたので犬に直結しました。

 

犬の「欲求」が「要求」になる具体的なパターン

 

犬には人とベースは同じ欲求というのがあります。

心理学者マズローの有名な欲求のピラミッドの絵図からいうと

人ではトップにくる自己実現以下は同じです。

※自己実現については野生のイヌ科の動物は到達していますがペットの犬については環境が伴っていないと感じます。

犬の基本的な欲求の中で特に犬が人に依存しているものは「食欲」です。

生きるために必要な「食べ物」を完全に人に依存しています。

食べ物を人が与えるという行為で犬と人の基本的な関係性が始まっていますからここはとても大切なところです。

犬の側からすると、食べ物を人に依存しているからこそ人との服従関係も作りやすい反面、中途半端な状態では家畜化(人が飼う動物)にとどまってしまうこともあります。

そうなりたくはない、人と犬は友達なのだ、人と犬は家族なのだ、少なくとも犬は家畜ではなくペットなのだと願うからこそ犬に自由を与えると同時に教育も与え、人の社会の中で社会生活が送れるようにと頑張るのではないでしょうか。

ところがこの頑張りがバランスを崩してしまい犬は人に完全依存という状態となり、未熟性を残したまま体だけが大人になってしまうことがあります。

こうなると犬は未熟な(幼稚な)動物として人から食べ物をもらい続けます。

そしてこのようになるのです。

お腹が空いた

食べ物を食べたい「食欲という欲求」

食べ物をよこせ「要求」

要求はエスカレートしていきます。

このゴハンやだ。

ゴハンの途中で攻撃。

ゴハン飽きたオヤツがいい。

こんなゴハン食えるか。

などなど…。

まるで未熟な若者が引きこもって自室に食事を運んで来させるようなそんな状態になっていきます。

 

犬の行動にみる「食欲」が「餌をよこせ=要求」に変わるとき

 

犬のごはん前の行動に注目すると、ごはんに対する「欲求」が「要求」に変わっているかどうかがわかります。

食事前の犬の行動として「鼻を鳴らす」という行動があります。

鼻を鳴らす=くーん、きゅんきゅん、くんくん

こんな感じの音です。

この鼻ならしは社会的なコミュニケーションのシグナルで、ゴハン以外にも自分が不安定であることを周囲に伝える行動として見られます。

あまり大きな音ではないので離れていると聞こえないこともあります。

本当に周囲にいる動物たちに聞こえる程度の音で抑制の入った音です。

これとはもっと強い音があります。

吠える = キャンキャン、ギャンギャン、ワンワン、わおーん、キュンキュン

こうなると鼻ならしとは言えません。

鼻ならしから吠えるに変わる音で、声を向ける対象もはっきりとしているため鼻先をそちらに向けて音を出します。

興奮が上がって来ているため、立ち上がりが見られます。

前脚を何かにかけたり、例えばサークルやケイジやクレートの戸口にかけたりします。

立ち上がりから飛びつきになります。ジャンプする、飛び上がる、後ろ脚で立ち上がる。

テンションが上がって来て要求が高まっていくのが分かります。

 

「欲求」を表現する行動と「要求」を表現する行動・その行く先の違い

 

この食べ物に関する「欲求」と「要求」の違いがこの先どのように変わってくるのか想像してみましょう。

「欲求」は満たされなければ収まっていきます。

正しくは収めていくといったらいいのでしょうか。

自分に当てはめてみます。

お腹が空いた→でも今食べることができない→少しガマンする→お腹空いてた気持ちが落ち着いてくる

それで結局食べられる状態になったら再び食欲は上がるのですが、今は食べることができないと受け取ることで体はいったんリセットするようです。

つまりは自分で欲求をコントロールして収めたということになります。

 

ではすでに「欲求」が「要求」に変わってしまったらどうでしょうか。

「要求」というのは何かの見返り、つまりは交渉の道具であったり脅しへとつながります。

次第というよりは即効でつながっていきます。

だからでしょうが子犬に食べ物を与える立場の親犬は、当然のことながら子犬の要求には応じません。

要求は無視か却下かしっぺ返しを食らうかのどれかです。

ところがこれが人となると要求はすぐに通ることを学習してしまいます。

キャンキャンと子犬がなくと「お腹空いたのね~」と飼い主が餌を持ってきます。

ワンワンと飛び上がってなくと「可哀そうにすぐにゴハンあげるよ~」といって食べ物を与えます。

犬は毎日同じものを同じ時間にもらっていたとしても、必ずゴハンの前に吠える、鼻を強くならす行為を繰り返します。

必要以上に与えてはいない、規則正しく与えている、だから犬が自分に食べ物のを要求したりなどするはずがないと飼い主は思っているでしょう。

「要求」ではなく「おねだり」といったらしているかもしれないと思うでしょうか。

言葉のちょっとした違いですが同じことです。

要求は犬の未熟性の現れです。

成熟した犬であれば、どんなにお腹が空いていても声や音を出して食べ物をねだるということはありません。

食事をもらう場所にいって伏せたり待ったりして飼い主が食事を与え忘れないようにとメッセージを送るくらいです。

しかしこれは要求には当たりません。

犬が未熟でいることは動物を怖がる人にとってメリットが高いように思えますがそうではありません。

未熟性は攻撃性や興奮性を高めます。

噛みついたりパニックを起こしたり騒いだりする犬になって扱いにくくなるだけなのです。

同時に犬の立場にたってみれば、落ち着いた日々が遠のき自尊心も生まれません。

あなたの犬が尊厳を持って生きていけるようにサポートしたいのであれば、犬の自律を支援しましょう。

それが犬の社会化トレーニングです。

ゴハンのときも静かにマテる犬ちゃん



 

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<クラス>家庭訪問レッスンでバランスと感覚を鍛えるための障害物練習

グッドボーイハートの家庭訪問レッスンの内容は「その犬に合わせて」が基本です。

対応している問題は多岐にわたりますが、同じように犬の生活環境も様々です。

同時に飼い主側の生活環境や価値観や考え方、犬との暮らし方も様々です。

今あるところから少しだけ努力して犬との暮らしをより良いものになるように提案するのがグッドボーイハートというドッグスクールの使命です。

以下の動画は、家庭訪問レッスンで練習していただいている「コンフィデンスコースの利用」です。

リードを持っているのは飼い主さん、歩いている犬は3才のラブラドルリトリバーのメイちゃんです。

まずはその動画をご覧ください。



 

この動画を見ていただくことのポイントをお話します。

犬は4つ脚歩行ということはみなさんご存知のとおり。

でもわたしたちは2足歩行です。

動物を考えるときにお互いの相違のうちの「違い」の方に注目してあげることの方がとても大切です。

4つ足で歩く犬。

前脚は障害物を超えることができるのは私たちでも同じことです。

しかし見えない後ろ脚が障害物に当たらずに動いているのはなぜでしょうか?

後ろ脚をもう一度スローモードの動画で確認してみましょう。



わかりましたか?

答えが分かった方はレッスンのときに教えてくださいね。

※ラインやメールでは対応しきれないのでごめんなさいです。

障害物競争というと一番メジャーでみなさんが楽しんでいるのはアジリティです。

ドッグスポーツのひとつでオリンピックレベルまであります。

でもこの動画にある障害物を利用して体を使うことは、速さを競う競技ではありません。

目的は困難な環境に対して自分の機能をどの程度使えるのかということです。

もうひとつの大きな目的は、犬がひとりで歩いているのではなくリードをつけて飼い主さんと歩いているということです。

実際にやってみるととても難しい練習であることがわかります。

動画を見てすぐにやってみたくなるとは思いますが失敗の連続は犬に自信を無くさせることになりますのでまずは飼い主さんだけでやってみてください。

老化防止にもなると思います。

 

※家庭訪問レッスン、通学レッスン、グループレッスン、ヒーリングクラスなど、指導内容は個人的な情報ですが飼い主さんの許可をいただいたものだけを公開しています。

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スズメバチとの闘いその後「今度こそ私からのやられたらやり返す」で自然の原理を彼らに教えたい

数週間前にスズメバチにさされました。

詳しくはこちらのブログ記事をどうぞ

やられたらやり返す!スズメバチから倍返しならぬ千倍返しを受けた生涯の不覚

このスズメバチの襲撃を受けて家の周囲にスズメバチ用トラップを置きました。

やられたらやり返すは自然の原理です。

 

スズメバチ用のトラップ設置を決めた理由

 

先に行っておきますが私はそれほど好戦的な方ではありません。

事前に自己主張もできるしテリトリーもちゃんと持っているし守るべき家族もいます。

不用意に生物たちと戦うつもりはありません。

戦いを挑むということはこちらも応戦されるということお互いに関与しなくていい生物なら手出ししないことが安全策です。

そんな風に考える私でも戦わなくてはいけないことがあります。

相手が自分のテリトリーに侵入してきて攻撃をしたときです。

スズメバチの言い分からすると「お前がオレたちスズメバチのテリトリーを犯したんやろうが」というところでしょう。

しかし家の軒下は私のテリトリーです。

「先にテリトリーに侵入したのはあなたたちスズメバチの方じゃないの」

ということで巣は撤去したのです。

ところがひとつのスズメバチの巣がなくなったことで別のスズメバチの群れの数匹が軒下まわりをうろつくようになりました。

もう巣をつくる時期ではないですが、軒下周辺に集まりやすい虫を探しているようです。

いきなり刺したりはしないスズメバチも軒下周辺にうろつかれると作業もままなりません。

テリトリーを侵入してくる攻撃性の高い生物は事前に排除することにしました。

これは攻撃ではなく罠。

攻撃は相手を威嚇して近付けさせなくすることです。

テラスでスプレーをかけたりするのも攻撃のひとつです。

ところがスズメバチは動きの俊敏性が半端ないのです。

スズメバチ用のバズーカ殺虫剤をかけてもスプレーの噴霧よりもスズメバチの後退の方が圧倒的に早く効力がありません。

威嚇も通用しないならトラップをしかけて境界線をはっきりさせるしかない。

 

製作したスズメバチ用のトラップはこんな感じに

 

こんな理由でネットをみながら作ったスズメバチ用のトラップはこちら。

スズメバチ用のトラップ



ちょうど生徒さんからいただいた自家製のブドウがあったので皮を発酵素材として入れています。

家の軒下や家近くの木に下げてみました。

持って歩いているだけで虫が寄ってくるのではないかというほどのお酒のあまーい香りがします。

これなら数キロは臭いが拡散できそう。

スズメバチ用のトラップをさげて様子を見る



先日トラブルのあった家の裏側に集中させて4つ設置してみました。

製作にあたり悩んだのは「返し」のつけ方。

入ったあとに出てこないようにするために「返し」をつけるが「返し」がきつすぎると入ることが難しくなる。

「返し」が弱いと簡単に入れるが出て来れるような気もする。

入口のサイズも小さすぎると入らない。

オオスズメバチなら2センチはいるけれど今回は家周りにいるコガタスズメバチ対応ということで1.6センチで作ってみた。

敵はやってくるのか。

期待に胸が膨らみます。

 

トラップにスズメバチが入ったが唖然とした結末に…

 

翌日雨が降ってしまったが自分で仕掛けたトラップを家の窓からなんどか眺めていると大きなスズメバチ(コガタスズメバチかな?)がトラップの中に入っていくのを目撃した。

ずごい、やっぱり入っていった。

入ったことをダンナくんにラインで連絡しているその瞬間にびっくりする光景を見てしまいました。

なんとトラップのペットボトルに入った大きなスズメバチは一度甘い液を吸い込んだようなしぐさの後再び上にとびあがり「返し」に脚をかけて外に出ていったのです。

えーーーーー。ビックリです。

悩んだ「返し」はほとんど返しの意味がなかったのです。

ではどうすれば良かったのか?

返しのサイズか、返しの角度なのか。

ビデオ撮りすればよかったのですが一瞬のことでびっくりして何もできなかったのです。

しかし、その午後もまたふと窓を見るとスズメバチが入っていってそれから同じように外に出ていくのを同じトラップで目撃してしまいました。

多分同じスズメバチだったと思います。

日頃から肉眼で観察する癖がついていてビデオを撮影しようということが全く頭に入らずに2回目もビデオ撮りできず。

とりあえずペットボトルがないのでこのまま様子を見るということになり、戦いは来週に持ち越すことにしました。

こんなに小さな生物でも人間の生活を脅かすのです。

今みなが恐れているウイルスだってもっと小さな存在なのに私たちの生活を激変させました。

昆虫や哺乳動物たちとの共存は、ちゃんとした境界線を設けることです。

トラップは境界線の印だからちゃんとしたものを作らねば。

自然と共に暮らすことは体力、気力、知力を使いますが、脳は活性化してまた新しい学びになりました。

次回ご期待下さい!

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<犬のこと>人によって態度を変える犬は賢い?それともずる賢いのか?

人はある程度は「人によって態度が違う」のがまかり通っている。

上司には礼儀正しく年下には横柄にとか、自分に利益がありそうな人には下手に出てどうでもよさげな人は無視するとか。

人によって態度が違う」が犬にも起きるのを見たことがあると思います。

そんな報告をつい先日受けました。

それはトレッキングクラスの後のお茶タイムのことでした。

ある生徒さんが送迎サービスを利用してトレッキングに参加されていました。

クラス終了後に少しのティータイムを取ることになりました。

犬ちゃんはとても礼儀正しい場をわきまえるしつけのできた犬でした。

「お部屋にいれていいですよ。犬用のマットになるもの(このときは犬用の柔らかいバッグを利用)を敷いてその上に待機させてあげてください。」

とお願いしました。

飼い主さんは犬用のバッグをベッドにみたて、ここに待ってねと犬ちゃんをそこに待たせました。

わたしたちの食べていたおやつに少し興味を示したものの、これ違うよねと犬ちゃんを見ると数歩前に出たもののすぐに後ずさりして待機を続けます。

やっぱりちゃんとした犬ちゃんはどこにいってもちゃんとしていると関心したものです。

私は次の仕事のために「お先に失礼しますね。」といって生徒さんと送迎係のダンナくんを部屋に残して車で出たのです。

その後の犬ちゃんの豹変ぶり行動が「報告」として挙がってきました。

私の車が出ていく音、ブーっという音が聞こえなくなったとたん…犬ちゃんは部屋の中をあちこち探索しまわったそうです。

そしてじゅうたんの上に自分の臭いをこすりつけたり、ダンナくんの手に自分の鼻をなんども押し当てて要求行動を繰り返したりしたとのことでした。


私がいるのといないので、犬の行動がびっくりするほど変わってしまったことに、飼い主さんとダンナくんで大笑いだったということです。

といっても私が格別その犬ちゃんといっしょに過ごしたわけでもなく、ゴハンを与える人でもなく、罰を与えたわけでもありません。

それでも犬は、ここではこの人がルールなのだと環境を通して学んでいたのです。

私がいないと環境が変わることを理解できることは、その犬が賢いということです。

ただ態度を変えてしまうことについては、犬側からするとずる賢いのでもなんでもありません。

犬はただ環境の変化に敏感に反応できる動物であり、環境に応じて素直に行動しているだけなのです。

こうした行動は犬をほめたり叱ったりして起きることではありません。

環境を整えることこそ犬の行動を安定させる道具であり、人はその環境の一部なのだと考えるととてもシンプルです。

豹変した犬くんを見ることができない私は写真でその姿を確認しました。


 

 

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立ち向かう、といえば冬到来の準備。薪ストーブのオーバーホール

立ち向かう…といえば、この間にグッドボーイハート七山校では冬準備のための大勝負が起きていました。

薪ストーブの組み立てです。

この冬の薪ストーブの清掃の際に、なぜかダンナくんが薪ストーブを解体してしまいまして…。

きちんと掃除しようとしてこうなったらしいのです。


これを見て本当にびっくりしたのですが、バイクより構造は簡単だからと本人はあまり気にした様子もなかったのです。

しかしこのあと薪ストーブ屋さんに再度の組み立てに聞いて聞いてみたところなんと「やったことがない」とのこと。

※オーバーホールとは、機械部品を部品単位まで分解して清掃・再組立てを行い、

新品自の性能の状態に戻す作業のことである。(ウィキペディアより)

薪ストーブを解体して組み立てる作業など10年に一度くらいしかしないのでしょうが、そもそもあまりする必要はないらしいのです。

しかしすでに分解されてしまった薪ストーブ。

10月には薪ストーブを使いたいたから早く組み立てしてほしいという私の要望のもと、ようやく組み立て作業が始まりました。

湿度の多い日本だからか部品には落ちない錆も多く、錆とりも完璧にはいかなかったようですがある程度終了。

七山の薪ストーブオーバーホール中



手前にあるのはセメントでこのセメントで部品と部品をつなぎ合わせていきます。

あとは手元の勘のようですが、なにしろ初めてなので勘もなにもやってみるしかないということでした。

 

 

薪ストーブなんとか組み立てられたけど



とりあえず形になってホッとしています。

まだテストをしていないので上手くいったかどうかわかりません。

こんなことが面倒だと思うなら、暖房は電気製品が一番です。

古いものは仕組みは簡単だけど手入れが大変です。

古い生活はシンプルだけど人の手が必要なのです。

古い関わり方も同じ、シンプルだけどやっぱりセンスがいりますね。

犬と人も同じです。

古くてセンスのあるコミュニケーション。

グッドボーイハートでいっしょに学びましょう。

トレッキングクラス

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台風10号の爪痕が七山にもあった

100年に一度とニュースで報道された台風10号。

博多ではあまり影響を感じなかったけど、七山にはちょっとした変化が起きていました。

 

台風で折れた太い枝



全てを確認できていませんが、オポ広場周辺のいくつかの木々の枝が折れていたのです。

オポ広場には今にも倒れそうな小屋があるのですが、小屋の横に大きな木の枝が倒れており、ギリギリセーフで小屋は無事でした。

家の方は問題なく、家周辺の整備も途中になっていたのでとても気になっていましたが

こちらも大丈夫でした。

常日頃から地の神様にお参りしていますが本当に感謝です。

そしてオポも、いつもありがとう。

オポ広場を見回る預かりの犬ちゃん



いつも遊んでいる広場を見回る預かりの犬ちゃんも頼もしいですね。

折れた太い枝は暖炉の薪用として使わせていただくことになりました。

爪痕はあっても恵みもある。

自然はたくさんの喜びと恵みを下さるが同時に辛さも苦しみもあります。

だからこそ立ち向かう価値があると感じてしまうのかもしれません。

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<犬のこと>犬の怯えや恐怖が強いなら叱るよりも結束することを学ぼう

うちの犬は風に怯えるのですがどうしてこうなったのですか?

 

台風が無事に通過したようですが皆様ご無事だったでしょうか?

事故やケガはないように気を付けたいものですが、たまには自然の猛威を感じることは自分を謙虚にさせてくれます。

そんな自然の猛威、風や雷、大雨などに怯える犬が増えています。

他にも生物、特に攻撃してくる小さな飛ぶ虫たち、蜂、アブ、ブヨ(ブユ)などに過剰に攻撃したり逃走する犬も増えているようです。

自然から遠ざけて繁殖を繰り返した結果、犬が自然を体験することがなくなりその犬が産んが犬も、またその次の犬も、どんどん弱くなっていっているのかもしれません。

恐怖におびえる犬を見て「どうしてこんな風になったのだろう?」と考えることも大切です。

ただそこにはあまり応えはなく、もっと大切な質問は「今この犬が恐怖を克服するために身に着けることのできるものは何だろう?」なのです。

 

犬が怯えているときにあなたが飼い主としてすべきこととは

 

怖がる犬に多くの飼い主がすることは、犬をなだめたりさすったり抱き上げたりすることです。

まず、こうした犬にたいする行動は犬の不安をあおることになりますので絶対にしないでください。

なぜなら犬が恐怖を感じているというのは、犬が平常のモードからそうでないテンションの上下するモードへ移行しているときだからです。

大丈夫よ~とさすったりなでたりを繰り返す行動は、犬のテンションをさらに高めていきます。

声をかけてあげたいなら、静かに、ゆっくりと、ささやくように、でお願いします。

手をかけてあげたいならあなたの手を添えるくらいで十分です。

もしあなたが怯える犬の様子に不安を抱えているなら、絶対に触ってはいけません。

あなたの不安が犬に伝わり犬の不安は倍増します。

犬が怯えるときにさすったり触ったり抱きしめたりする人の多くは、自分の不安を解消したくて犬にそうしてしまうのです。

これは犬をますます恐怖を感じさせる行為であることを知ってください。

 

犬が恐怖を克服するために本当に学ぶべきこととは

 

風や雷などの自然現象に怯えを感じやすい犬が本当に学ぶべきこととは何でしょうか。

いろいろとあるけれど本質は犬の社会化の問題なのです。

犬の社会化という学びに対する誤解が多いようなので、改めて犬の社会化を考えてみましょう。

犬は行動を起こすときには群れ(集団)で行動します

犬のことをあまり知らない方でも納得します。

つまりこれは犬の習性です。

個体が結束して集団で行動するときに犬は本当の強さを知ることができます。

犬は個体ではとても弱い動物なのです。

それは人とあまり変わりません。

社会的なコミュニケーションを発達させた動物や生物は、社会的な集団で戦うためにその能力を発達させてきました。

特にオス犬の場合はこの結束した集団力を発揮します。

オス犬の特徴ある習性として以下の二つの行動をあげます。

1 自分の群れを外敵から守るために行動すること

2 狩りのために外敵と戦いながら移動すること

どちらも結束した群れ(集団)こそが力があることを犬たちの血は知っています。

犬と犬の本当の社会化は、犬と犬が対面して対立することではなく、集団で他の敵に対して結束できるかどうかなのです。

 

トレッキングクラスでオス犬たちが結束

 

この日、トレッキングクラスには3頭のオス犬くんたちが集合しました。

大小さまざま、犬種さまざま、お互いに暮らしている環境も違います。

ただ今日はグッドボーイハートのトレッキングクラス。

お互いに結束してひとつの集団であることが自分にとって価値があるということをこの犬たちは学んでいます。

逃げるのだったら個(ピン)の方が得

戦うのだったら群れ(集団)の方が得

弱いオス犬は前者の方を選ぶでしょう。

社会性が高まってきたオス犬なら飼い主を捨て置いたりはしません。

そうなると選ぶのは後者のみ、つまり社会的に結束した集団に入ることです。

オスの集団は山形を築くように積みあげられるために、上下という序列が必要になります。

序列を受け入れることはさらに大きな社会化の課題です。


※犬が生涯を通して学ぶべきこととは犬の習性を発達させること。

 

 

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やられたらやり返す!スズメバチから倍返しならぬ千倍返しを受けた生涯の不覚

あの悪夢の日から一週間がたちようやく腫れが引いてきたので起きたことを冷静に記事にできそうです。

タイトルの通りなのですが、これはかなりの長文なのでお暇のあるときにどうぞ。

 

スズメバチに刺された!事件はこうして起きた

 

その日、私は七山で午前中のトレッキングクラスと午後のヒーリングクラスを終えたあと裏庭の整備に集中していた。

預かり犬ちゃんもおらず、今日こそはこの裏庭を少しでも整備したいと気合が入る。

裏庭の斜面の草刈りをしながら土砂を運び出す作業を始めて20分ほど経過。

するとブンブンと近くを飛び回る虫がいる。

アブにしてはしつこいなと多少払うと、ものすごい羽音で顔面に向かってきた。

網のある帽子で防御していたが払いながら見える「スズメバチだ!」。

慌てて腰をかがめながら(本能的にそうするようになった)、一度は室内に退散。

スズメバチに深追いはされずに逃げ切ったあとに考えた。

なぜ、攻撃をされたのだろうか。

テラス周辺に巣を作ろうと思っているのだろうか、そうだとしたら生徒さんたちも危ない。

そういえばダンナくんも「スプレーで少し脅しといたほうがいい」と言っていた。

そうだ防衛は最大の攻撃なのだ。

殺虫剤を片手にテラスに出て裏の方を見ると、裏まで続く軒下に先ほど威嚇したスズメバチが飛んでいる。

スズメバチにスプレーをふるとすぐに姿がなくなった。

ああ、いなくなったな…これで…。と思ったくらいだったと思う、

左手の指にびりびりっと衝撃が走る、思わず払ったが間違いなくスズメバチが手に止まっているのが見えた。

再び腰をかがめながら室内に逃げ込む。

あーやられてしまった。

とスズメバチに刺された経過はここまでです。

 

スズメバチの毒性の高さを身を持って知る

 

ゴム手をしていたのに刺された箇所はゴムではなく綿素材の場所。

刺された瞬間に手袋を縫いたからか?針は刺さっていない。

まずは流水でガンガン流す。

でもあまり効果はないのか次第に腫れてきた。

ポイズンリムーバーがあったことを思い出して使ってみたが全くダメ。

針を取り出してつついて血液を出そうとしたが、腫れが進み針が全く皮膚に入らない。

剃刀を探すが切れそうなものがなく、カッターを当てたが皮膚の腫れがひどすぎて刺さらない。

思いっきりさしたら肉まで切れそうでできない。

ひたすら冷やすが痛みは全く止まる気配がない。

東洋医学の本には「梅干しを塗る」と書いてあったが冷蔵庫には梅干しがない。

とりあえずブヨは効果があるびわの葉エキスをぬったり、ブランデーだからとレスキューレメディを塗ったりしてみた。

ほとんど効果がなかったと思う。

そしてそのまま、腫れがじわじわと進んでいくことになった。

 

なぜ刺されたのかを冷静に考えて環境を調べた

 

とこの刺し傷に対応する間にもあることを調べてみた。

冷やしながらも「なぜスズメバチは私を刺したのだ」という疑問が頭から離れなかった。

スズメバチがこんな攻撃をしてくるということは、もしかしたらもう巣があったということのか?

そう思ってキッチンの窓から裏の軒下をのぞいてみた。

そうするとなんとスズメバチの巣が家の裏の軒下にあった。

ソフトボール大くらいのサイズになっていて、スズメバチが巣から出入りしている姿が見える。

この裏庭の掃除を七山に来るたびにしていたのに。

先週もここで長い時間作業をしていたし、この日の午前中もこのすぐ上の草を草刈り機で刈っていたのに。

スズメバチがここに巣を作っていったことを、今の今まで全く気付かなかった。

本当の灯台下暗しになったということだった。

巣があると知っていたら近付くバカはいない。

最初の攻撃を受けたときにもっと丁寧に見渡したら飛んでいるスズメバチの数メートル向こうに巣が見えたはず。

まだスズメバチの数が少なく巣によくあるようなたくさんの羽音が聞こえなかったので気づかなかった。

攻撃したスズメバチは正当で攻撃を受けた私の方がルール違反だということになる。

 

スズメバチに刺された夜の激高

 

痛みを気分転換で変えようととりあえずはダンナくんにラインで連絡。

その後も動画配信を見たり、ニュースを見たり、ブログを書いたりして気を散らそうする。

それでも時間がたてばたつほど、痛みはひどくなっていった。

その夜は、本当に眠れないほどの痛みをかゆみで一晩を超すことになった。

じわじわと広がる痛みとかゆみと腫れ。

しかも、ゆっくりゆっくりと腫れていく。

夜の12時くらいになると刺された左手はグローブのようになっていた。

痛みとかゆみからまた別の感情が生まれてくる。

怒り→適切に行動できなかった自分への怒り

悲しみ→蜂に刺されるという事件が起きたことへの悲しみ

後悔→あのときもっと慎重になればこんなことにはならなかったという悔い

そして再びの痛みとかゆみ。

自分の複雑な思いで押しつぶされそうになった夜だった。

 

スズメバチは本当に私を殺そうとしたのだと知った

 

そして恐ろしいことは一日では終わらなかった。

スズメバチに刺されたあと病院に行かなかった私の手はの手首からひじにかけて腫れが広がっていった。

それはじわじわというもので一気にではない感じ。

スズメバチの毒は私の体の中で炎症を起こしながらじわじわと脇の方へ上がっていくのだ。

刺されて24時間たったあとでダンナくんが七山に到着。

私の手をひと目みて「自分の想像の倍以上腫れてる…見れない」と。

病院へ行ってくれというダンナくんの依頼と同時に様子を見るのは明日の朝までにしようと決意。

翌日もまた腫れは進んでおり次第に握れなくなり手から腕へと広がった毒で腕が上に上がらなくなってきた。

このときに思ったこと「スズメバチは私を本当に殺そうとしたのだ」

犬に咬まれたとしてもその千倍は毒性が高い、いやそれ以上かもしれない。

病院よりも巣を撤去しなければ、それが先なのだ。

 

スズメバチの巣の撤去をする

 

私の悲報を聞いたダンナくん。

自分が撃退するといって買ってきたのは「巣ご退治峙するバズーカ殺虫剤」。

しかし「自分の想像以上の巣が大きい…無理かも」と弱気の発言となった。

以前スズメバチの巣を撤去して下さった唐津市の養蜂家に電話するも体調不良で仕事をしてないとのことでショック。

私は依頼者を七山の知人に変更した。

「スズメバチの巣を撤去して下さる方を紹介してください。」

その後連絡が取れて数日後に無事に巣を撤去していただいた。感謝です!。

家の軒下やその周辺に巣を作ったこと自体、スズメバチは境界線を越している。

境界線を越してくる危険な生物は抹殺されてしまうのはお互いのルール。

これは生物の掟だから仕方ないのだけど、巣がまだ小さいうちに見つけて撤去できればそれが一番よかったのかもしれない。

いやもっと良いのは、やはり裏庭をもっと整備して風通しの良い空間にしなければならない。

ずっと気になっていて今年はと思い手を付けていたのだけど、仕事があるからなかなか時間がとれずに進まなかった。

今年こそ本気でやろうという気持ちにさせてもらった。

広場や表庭やテラス周辺など、トンボが飛び交うところにスズメバチは長いをしない。

なぜならスズメバチはトンボに食べられてしまうから。

でもトンボはテラスなどの障害物の多いところを飛べない。

だからどうしてもテラスや木々の多い狭いところにスズメバチが身を隠そうとする。

動物の行動は案外単純なのだから刺される自分がやっぱり悪いのだ。

 

捕捉:七山診療所

 

どこの病院に行ったらいいのかわからなかったが、とりあえず地域の方が同じような事件も多いということで七山診療所に行ったらなんと移転していた。

新しい七山診療所は七山市民センターの中に入っていた。

スズメバチに刺されたことを説明し薬をいただいた。

やはり慣れているようで手慣れた感じだった。

薬を飲み始めて3,4日たっても腫れは残っていた。

今でも手首にしわがあるくらいは腫れが少しのこっている。

 

なぜすぐに病院に行かなかったのか?

 

生徒さんたちにも「なぜすぐに病院に行かなかったのか?」と尋ねられた。

病院に行こうという考えが全く思い浮かばなかったので悩まなかった。

ダンナくんが病院に行ってくれといったときに、そうか病院に行くという選択肢があったなと気づいたほど。

だって犬はスズメバチに刺されても腫れないから、自分だったら何日くらいで腫れが引くのか知りたかったのだと答えた。

しかし数日がたつと思った以上に腫れが広がっていくのに驚愕してしまったのも事実。

スズメバチに刺されても全く腫れない犬。

スズメバチに刺されたらほとんど死にかけそうになった私。

これも犬と人の違いであって、犬はやっぱり遺伝的に圧倒的に屋外の動物なのだ。

わたしたちが太刀打ちできる相手ではないほど体内の耐久性は高いのだ。

その彼らの能力を維持し続けてほしい。

だからこそ屋外で過ごす時間をたくさんもって欲しい。

結局そんな結論に落ち着いたところで、私の失態話は終わります。

もし抗体ができてしまったら2回目はアナフラキシーショックか。

それはそれで、宿命として受け入れます。

これは二ホンミツバチの巣



 

 

 

 

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お預かりクラスの風景:自然と距離を近づけていく犬の成長が楽しくて

グッドボーイハートのお預かりクラスの一番の目的は、飼い主さん不在のときに安全に犬たちをお預かりすることです。

一番の目的は一般的なドッグホテルと同じですが、これに追加の使命があります。

グッドボーイハートのお預かりクラス
グッドボーイハートのお預かりクラスの使命は、お預かりした犬を安全に管理すること、かつ最大限の自然体験を提供することです。

完全管理の預かりと自然体験では真逆になります。

管理は強ければ強いほどケガや病気のリスクは減ります。

犬を室内や限られたスペースにあずかる方がこれらのリスクは圧倒的に下がり物理的な管理をすれば手間もかかりません。

一方で犬の自然体験の方はケガや汚れ…とリスクが高まります。


では完全室内管理のドッグホテルにはデメリットはないかというとあるのです。

デメリットとは、犬が成長発達する大切な時間を室内拘束環境に置くことで阻害するということです。

さらに多数の犬が同じ空間に集まればおのずとストレスは上昇しやすくなります。

室内トイレを強要されると犬の習性にはダメージを与えます。


犬の預かりクラス中に自然環境の中で行動させることはケガなどのリスクを伴います。

同時にこの自然環境の中で犬が行動することを通して習得するものはリスクの可能性を差し引いても犬にとって圧倒的に価値のあることです。

さらにいうと犬に自然体験をさせることで成長を促すトレーニングはグッドボーイハートならではと自負しております。

犬の自然の中での学びは、自然の中で暮らしている方でも難しいことがあります。

犬という動物に対する知識が少ないからです。

逆に犬に対する知識がある程度あっても、自然の中での暮らしをしていないと環境をうまく使えません。

私は博多でドッグスクールをしている当時は後者の方でした。

都会育ちの私も九年間にわたり犬のオポと山暮らししたことで自然との距離感はかなり縮まりました。


預かり中はオスワリやフセ、マテ、オイデといった号令を報酬や罰で教えたりはしません。

しかし自然環境の中での共同作業中の行動管理で、犬はこれらの合図を自然と習得していきます。

人の合図に応えるこの必要性を考えずに行動することで身についていきます。

いっしょに行動することに価値を見出すからか人に対する余分なちょっかいはほとんどなくなります。

つまり飛びついたり抱っこをせがんだり甘噛みしたりするようなことはしません。

たくさん活動すればハウスとして使うクレートでよく休みます。

そして何より自然の中で探索し、自然の素材とコミュニケーションをとり、人という動物と自然の中で活動を通して犬が学ぶことは限られたお預かりの時間でも価値があると信じています。

その成果が芽生えるのはこの学びを継続して下さった飼い主さんの犬だけです。

お預かりうクラスのご利用いつもありがとうございます。

犬たちの成長を飼い主さん以上に楽しみにしているのはわたしの方なのです。

飼い主さんとしては「さびしい」という思いもあるでしょうが、いつかみなさんが生活を通して犬と学べる環境を得られるまでお手伝いさせていただけると光栄です。

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<犬のこと>犬との山歩き練習はまずは楽しく安全に始めるところから

山歩き練習中の生徒さんからの報告

 

グッドボーイハートの特徴的なトレーニングクラスのひとつはプライベートトレッキングクラスです。

先日プライベートトレッキングに参加してくれた生徒さんから「早速練習しています!」とお写真を送っていただきました。


バランスをとることがなかなか難しいけれど、少しずつ進んでいるということでした。

犬のリードを持ち、犬よりも人が先をいき、そしてリードに圧がかからないようにバランスをとることはかなり練習が必要です。

犬の方が興奮しやすかったりバランス感覚が育っていない場合、また自己主張が強い場合にはリードの張りが多くなり人の方もバランスを崩しやすくなります。

 

犬が山歩きすること価値は身体的な発達のため

 

写真の山歩き中の犬ちゃんはまだ生後1才前くらいの年齢です。

年齢的にはある程度の身体能力が発揮されるはずです。

しかし犬種や親犬の育ち方などの遺伝的な要因から、身体能力が低い犬もいるのです。

それでも若いうちから練習をつめば、ある程度の能力が引き出されます。

そのことと脳の発達、精神的な安定へとつながっていることを理解できる方なら早速取りくみたいと思うでしょう。

 

犬との山歩きは楽しみながら安全にそして素晴らしい成果はその後に

 

とはいっても、成果を期待するだけでは犬との暮らしは楽しくありません。

子供さんの成長を楽しむのと同じように、やったから効果を期待するのでは子供にはプレッシャーが強すぎます。

一番は犬と安全に山を歩くことが楽しいと自分自身が感じること。

リードに圧がかからないようにすることも、自分が楽になれば犬も楽なのだと思ってください。

犬との山歩きの生み出すものは犬の身体的な発達だけにとどまりません。

人に服従することの価値を知っている犬ならば、山を人と歩くというシチュエーションでの自分の立ち位置をわかるはずです。

犬と人の山歩きはお互いの役割がはっきりとすることで安全安心を獲得できるひとつの方法です。

そのずーっと先に、もしかしたら犬との山暮らしに向かっていただければ本当にうれしく思います。

インスタグラムにもトレッキングの写真を紹介しています。

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