グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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<おすすめのアイテム>日常使いのレザーリード※2本目はこちらがおすすめ

リードは犬とのコミュニケーションをとるためにとても大切な道具です。

その大切なリードは絶対にレザー(本革)製をおすすめします。

よく街中で見られるような、布製の細いものやナイロン製のフワフワしたリードでは犬とのコミュニケーションをとることができません。

犬のリードは、乗馬で使われている手綱と同じ役割を果たしています。

犬はリードを通して飼い主の動きを知ることができ、自分もその動きに合わせていきます。

逆に、犬の動きが人に伝わる道具であって、目を閉じていても犬がどのような状態であるかをリードを通してわかるようになるほどリードは繊細な道具なのです。

 

おすすめのリードについては以下のブログ記事で紹介しました。

<おすすめのアイテム>犬用のレザーリードの取り扱いを始めました。国産のレザーリードは絶対にお勧めします。

この記事で紹介したリードは両端にナスカンという金具がついています。


最初の散歩練習のときに、ハーネスとリードの双方に装着できる利点と、リードを長くしたり短くしたりするときや、短時間つなぐことができるためとても役立つものです。

様々な用途で使うことで、リードをどのように活用すればいいかを学ぶためにおすすめしています。

同時に、このリードは少し重たいのでリードの振り回しの癖がなくなり、リード持つ手の位置のポジションもつかみやすいと思います。

リードを1本持つなら、最初にダブルクリップのこのリードをおすすめします。

さらに、今日おすすめしたいリードは2本目として選ぶレザーリードです。

片側だけに金具がついている通常タイプのリードです。


軽くて使いやすくリードの使い方をマスターした方におすすめします。

リードの長さは150㎝でダブルクリップのものと同じです。

写真のものは幅が12ミリで中型犬5キロから20キロくらいまでの犬におすすめします。

幅は9ミリや15ミリがあります。

最初にリードの使い方を学べば、このリードの持ち手だけを持つような間違った使い方をすることもありません。

国産で作りがしっかりしているのにお安い!

デザインはクラシカルですが私は好みです。

ずっと長い間変わらないデザインは、リードという道具の機能性をよくとらえています。

グッドボーイハートでも購入できますが、たくさんの在庫をかかえていないのでご注文の際は早めにご連絡ください。


 

 

Posted in おすすめのアイテム

山のお預かりクラスで犬の社会化が進むのは安心できる場所、管理と時間があるから。

お預かりクラスを繰り返しご利用いただくたびに、犬の行動に変化が訪れてくるのを見るのが毎回楽しみです。

七つの山に囲まれたこの空間の中に、飼い主から離れて過ごしている犬。

最初は不安を抱えている犬も、繰り返しお泊りに来てくれるようになることでここでの過ごし方に馴れていくようです。

特に「おひとり様お預かりクラス」の場合には優雅にテラスを独り占めしています。


写真の中に犬ちゃんの姿は見つかりましたか?

ひさしの向こう側の下あたりにチワワちゃんが休憩しています。

テラスの上で、周囲見張っていたり休んでいたりしながら一日をゆっくりと過ごしています。

寝ているようですが、たくさんのものを感じています。

空気の流れ、その流れにのってやってくる匂い、太陽や雲の動きで変わる気温、湿気と風、鳥たちの声、川の流れる音、草のふれあう音など。

この中心的テリトリーから出るときは、私と共に広場や散歩やトレッキングに行くときです。

戻ってくると、ここが自分の居場所とばかりにすぐにお庭に入り、テラスの上や草の中にある所定の位置にむかいます。

寝場所はドアの内側にあるクレートの中。


クレートカバーの隙間から撮影したけれど起きてしまいました、ごめんなさいね。

クレートの中は犬にとっては巣穴なのでここには外敵は入ってきません。

ゆっくりと丸まって頭を休めて、そしてまた外で見張り番をしています。

この小さなチワワちゃんを空からみたらどんな風景なのか。


グーグルマップの航空写真でみたらこんな感じです。

ブルーの丸印がチワワちゃんが休憩しているテラスですね。

周りは緑に囲まれた山です。

都会のマンションの中と比べるとやっぱり環境が大きく違います。

犬にとっての楽しみや幸せは、オヤツを食べることやドッグランで走り回ることでは全く物足りないと考えています。

犬にとっての充実した時間は、犬としての時間を持つこと。

それがこの風景の中に自分の居場所を持って役割を果たし、心地よく一日を終えることなのです。

犬たちがこうして過ごしてくれるから、テラスの片づけも頑張らなければ!


 

Posted in クラスのこと, 犬のこと, 自然のこと

オンライン犬語セミナーZOOMテストミーティングを開催しました。

なかなか進まないオンライン犬語セミナーの準備に向けて、テストミーティングをやってみました。

数名の生徒さんにご参加いただいてZOOMミーティングを開催しました。

結果は、グッドボーイハート七山が光通信が届いていない奥地だということと、持っているパソコンの性能があまりにも低すぎることで動画配信に問題を抱えていることがわかりました。

まずは物理的に何ができて何ができないのかをはっきりさせることが大切なことだと考えるので、二つの環境整備の問題が明らかになり次のステップに進むことができます。

ホワイトボードの使用についても、課題があることがわかりました。

これも、クリアするための方法はわかっているので、あとはやるだけです。

オンライン犬語セミナーのテストミーティング開催前の風景



一番問題なのは、これらの問題解決のために新しい機材が必要になるということ。

先行投資と思えば大したことではありませんが、投資先は他にもたくさん必要です。

 

今、七山ハウスの至るところが劣化しているため、こちらの整備資金のためにほとんどの資金が投入されていきます。

福岡と七山のどちらに住まれているのですか?とよく聞かれます。

福岡はトレーニングスクールとしての拠点であることは間違いありません。

生徒さんの多くは福岡の方で、都会で抱える犬を飼う問題が一番多いことと、福岡で犬と暮らすからこそ生まれる疑問を解決してより犬と良い関係を築いていただくためのご提案をしたいからです。

その犬とより良い関係を築くための環境の提案として活用しているのがグッドボーイハート七山だからです。

しかし自然が近いと人工的なものは自然に帰っていきますね。

腐敗というのは自然現象のひとつでとても大切な過程ですが、家が腐敗するのは困ります。

さらに老化も自然現象のひとつですがこちらもいろいろとできることを減らしてしまいます。

自然と戦うのを止めて、敬意を表しながらその力を利用させていただくことが最善の策だという考えは変わっていません。

犬にも敬意を表しながら、それが正当に犬と向き合うという私の姿勢です。

オンラインセミナー開催に向けても背中を向けずに向き合い続けます。

また次のテストのときにはご協力、よろしくお願いします。

 

 

Posted in 日々のこと

豪雨で流れ込んだ土砂が七山のテラスに上がった風景のその後。

先日の豪雨で崩れた土砂に埋もれたテラスの一部にどんどんと山から水が流れ込んできてています。

ダンナくんが少しずつかきだしていますが、かなり苦戦している様子です。

土が水を含んでおり体積も容積も広がっているからです。

土と水ってすごく重いのだということを実感できます。

土砂災害の整備にボランティアが必要な理由がよく理解できました。

 

しかし、そんな土砂まみれのテラスの周辺にいろんな生物が集まっています。

特にトビムシたちがたくさん集まっているようです。

土砂は赤土のような粘土風のものですがおそらくたくさんの養分がはいっているのでしょう。

しばらくその風景を見ていて湿地帯のようだなと思いました。

そんなテラスの湿地帯を訪れた生物をダンナくんが撮影した写真がこちらです。


写真の中央付近に小さな羽のある生物、わかりますか?

興奮を抑えつつ早速、養蜂の師匠に写真を転送して確認を取りました。

師匠によると、ミツバチ…おそらく西洋ミツバチではないかという意見をいただきました。

日本ミツバチを待つ私たちですが、西洋ミツバチであってもかまいません。

こんな悲惨な状況でもこの1匹の生物で心躍りました。

心はすでに来年に向けて準備、準備。

その前に片付けですね。

Posted in 日々のこと

グループトレッキングを開催しました。

雨天で延期になっていたグループトレッキングクラスを開催しました。

晴天に恵まれ心地よい風も吹き、8月としては十分なコンデイションとなりました。

この日は、5歳や7歳といった成熟した大人の犬が数頭いたことと、犬のサイズが少し大きめだったこともあって、いつも以上に落ち着いたトレッキングができました。


写真は振り返って撮影したものでぶれていてすみません。

今日はGOPRO撮影テストも行いました。

チェストバンドを装着して撮影したのですが、思ったより重たさがあって苦戦しました。

画像が上手くとれていたら動画アップいたします。


参加頭数もちょうど良いくらいで全体を確認しながら歩くことができました。

馴れている犬が多く、みなさんとてもゆったりと余裕を持って歩いていました。

犬と飼い主さんが息をあわせて歩くこと。

全体が集合としてまとまっていること。

犬の行動はシグナルですから、落ち着きのある行動は犬が落ち着いて過ごせているということです。

このような集団での協調性のある行動は日常的になかなか実現することはできないので、グループトレッキングクラスは貴重な時間です。


今日はふたつの「あまりないこと」がありました。

ひとつめは視界に入る距離にイノシシを目撃したことです。

グループトレッキングクラスでは集団の気配で事前に逃げていることが多く遭遇の機会はほとんどありません。

すぐに人の気配に気づき走り出しました。

山で保護された犬たちがキュンキュンと鼻慣らしをして興奮を始めました。

イノシシが逃げるタイミングが遅れるほど、集団が静かに歩いていたということです。

 

ふたつめはこれです。


「なんでこんなところにゴルフボールが?」とびっくりしました。

ずっと山歩きをしていますが、あまり見かけたことのないキノコでした。

豪雨で環境が急に変化したために出現したようですが、シロオニタケという名前でした。

今日はこのキノコが主役だったように思えます。

 

オポ広場に戻っていつも通り、いくつかの対面のクラスを開催しました。

成長期の犬、久しぶりの対面で興奮する犬など様々でした。

犬と犬のコミュニケーションを学ぶことが、犬のコミュニケーションを学ぶ最大の機会です。

だからこその犬語セミナーですね。

プライベートオンラインクラスでも犬語セミナーは開催いたしますので、またご案内します。

 

 

Posted in クラスのこと

犬が楽しめる環境整備!マンション住まいならベランダを活用しよう。

前回のブログ記事では犬の脳の発達にはお庭の活用が欠かせないことをお話しました。

ブログ記事→犬の脳を発達させるために「庭」の活用は必須です。

住居に「庭」のない場合には、知人や友達のお庭の活用も推奨しています。

でも、日々の生活のためにもっとできることがあります。

庭のないマンションでは、外の空気をすける場所=ベランダの活用をおすすめします。

 

ベランダの活用についてはマンションの規約で制限があるため、事情は様々かと思います。

でも中にはここすごいな!と関心するベランダもあります。

都市空間にあるファミリータイプのマンションでは、子供たちのために広めのベランダが整備されていることがあります。

ある生徒さんの例をご紹介します。

こちらのご家庭では、ちょうど育ちざかりの子供さんたちがいて子犬を迎えられました。

子犬が来る前からクラスについてのご相談があったので、犬を迎えられることに対して真剣に取り組まれているのだと思いました。

そして伺ったご自宅で見たベランダが、すごく素敵なベランダだったのです。

広いベランダは今までなんども見てきました。

でも、こちらのベランダにはソファがおいてあったのです。


ソファだけでなく、小さなテーブルや、子供たちの玩具道具もたくさん置いてありました。

お話を伺うと、子供たちがソファで朝食を食べたり、ベランダで遊んだりできるようにされているとのことでした。

ベランダの床部分も、木材を組み合わせたフローリングのようになっています。

伺うとこれも最初はなかったのだが、オプションで付けても良いということがわかったのでこのような仕様にされたそうです。

 

もちろん、子犬ちゃんもベランダに出せるようにと、小さな隙間をどう埋めようかとたくさんのツールがそろえてありました。

2回目のレッスンに伺ったときには、デザイン性の高いベランダの隙間から子犬ちゃんやおもちゃなどが下に落ちないようにするためにしっかりとガードが設置されていました。


水が流れるようになっている排水溝にも入れないようにこちらもガードされています。

環境を整備する際に、いろいろと大変だからできないと言われることもよくあります。

隙間があって危ないから犬をベランダには出したくないと言われることがありますが、整備しようと思う方は積極的にされます。

また、ベランダに出すと犬が汚れるからいやだ、と言われることもありますが、それはベランダが汚れているからではないでしょうか。

要するに、自分がやりたいかやりたくないか、が行動を起こせるかどうかの違いです。

 

ベランダを最大限に活用して、自宅にいる時間も子供たちが楽しく過ごせるようにと考えられるからこそ、子犬がベランダで遊べたら楽しいだろうなという発想にもなります。

そしてそのイメージをどうやったら実現できるのかを考え、そして工夫をする。

言えば簡単なことのように思えますが、こうしたことを楽しいと思えるようにならないとできないことばかりです。

 

これは犬を育てて飼うことの全てに通じることです。

犬を飼うことなど、そんなに簡単なことではありません。

毎日の食事、散歩、お世話、と続き、病気になったら病院へ連れていき看病もする。

動物だからわからないことがたくさんあったり、犬はストレスを感じると人が困るよう名行動もたくさんします。

犬を理解して共に楽しく過ごすためにできることがあれば、それを楽しみながらトライできる飼い主であれば、犬を飼うことは苦痛ではありません。

素敵なベランダで子供たちと遊ぶ犬ちゃんのこれからの成長が楽しみですね。

ベランダの活用について悩んでいるなら、ぜひ犬のために積極的に取り組んでみましょう。

Posted in クラスのこと

犬の脳を発達させるために「庭」の活用は必須です。

先日のオンラインクラスの際にご質問を受けたのは「犬の脳の発達について」でした。

「犬の脳の発達」というと仰々しく聞こえるかもしれませんが、動物が幸せに生きていく上で脳の発達について考えるのは当然のことです。

犬の心身の機能は脳の機能にゆだねられているのは人と同じことです。

「犬の脳」などというと「犬にも脳みそがあるのですか?」と冗談抜きで言われたこともあります。(本当に冗談抜きで!)

つまりは、単純に「犬を飼う」ことだけの簡単なことなのに、なんでそんなに面倒なことを考えなければいけないのかという疑問なのだと思います。

しかし、犬の行動があまりにも不安定で、不健康なものになっていくこの時代に、あえて「犬の脳の発達」というそろそろ考えなければいけないことを飼い主さんに考えていただいても良い時期ではないかなと思っています。

そうはいっても、飼い主として「犬の脳の発達」のためににやらなければいけないことはそれほど難しいことではありません。

犬の脳を発達させるために一番身近にあって活用するべきなのは「家の庭」です。

庭とは自然を家の空間にきりとって持ち込んだものです。

日本でなく海外の都市空間の家には必ず「庭」があります。

国は違えども人は自然空間と切り離されて生きていくことはできません。

それを身をもって知っているからこそ、家の敷地の中に「小さな自然=庭」は必ずありました。

その小さな自然として切り取られた「庭」で犬を活動させることが、犬の脳の発達のためにすぐにできることであり、また最も効果的な方法です。

博多の小さな庭にできるだけ柔らかい土が戻ってくるように雑草を育てているのも、少しでも犬たちが「庭」で過ごす時間ができるようにと考えたからです。

もちろん、私自身も都会で息がつまりそうになることを回避する空間にしたいという思いもありました。

以前からブログ記事に書いていることですが、マンションで庭がない方も、ご近所や友人、知人、親戚、実家などなど、あらゆる手を使って自分の犬が庭とつながりを持っていられるように努力すべきです。

犬ができるだけ幼少期から始めた方がよいことをお伝えしておきます。


 

Posted in 犬のこと

プライベート・トレッキングクラスを七山で開催しました。

不安定なお天気の合間に、プライベートトレッキングクラスを開催しました。

いつもグループトレッキングクラスに参加してくれているゴールデンリトリバーの犬くんです。

グループクラスとプライベートクラスでは、トレッキングの内容もお話することもまた全く違います。

山歩きをしながら犬ちゃんの状態を聞いたり、環境の変化やそれに伴うご相談などプライベートならでは個別相談に応じられるのがプライベートクラスです。

また、プライベートでのトレッキングクラスでは、グループクラスとは違う目的をもって歩いています。

自制とバランス。

そもそものトレッキングクラスで身に着けたい犬の行動に焦点を当てながら歩いていきます。

今回、クラスを受講してくれた生徒さんと犬くんは、家庭での訪問レッスンを終えられて普段の生活では落ち着いて犬との暮らしを楽しまれています。

そんな楽しい犬との生活をつづけながらも、もっと深い人と犬の関わりについて、さらに一歩ずつ進んでいかれたい方が、継続してクラスを受講されています。

こうしたクラスは私にとっても味わい深いものです。

生徒さんと犬との関係が深まると同時に、時間と場所をたくさん使えば、自然と私と犬の関係にも変化が起きているからです。

犬の一生は長いものでやはり本当に短いです。

わたしたちの時間のながれからするとあっという間に彼ら犬の時間が過ぎてしまいます。

その上、毎日飼い主さんの仕事中は留守番をしている犬たちも多く、人と犬が過ごす時間の質を上げることはとても大切なことなのです。

プライベートトレッキングクラス、この日はとても涼しく心地よい風が吹きました。

Posted in クラスのこと, 自然のこと

スカイプでのオンラインクラスを開催しました。

今日は、スカイプを利用したオンラインでのプライベートクラスを開催しました。

ご利用者は定期的にオンラインクラスを受講されています。

ドッグトレーナーとしてプロフェッショナルにご活躍の方なので、質問内容もかなり濃く深い内容です。

私なりの考えを述べさせていただくだけですが、私の方も現場の声やプロの方の意見を聞く機会となるので、とても勉強になっています。

こちらがお金をいただきながら勉強させていただくのはどのクラスも同じすが、お相手がプロとなるとまた学ぶことも少し違います。

コロナ禍でペットの販売数が一気に増えたこと、今まで犬を飼うつもりのなかった方が犬を飼うようになったこと、多頭飼育が増えたこと、犬の価格が驚くほど高騰していることなどこの一年で、犬業界にはたくさんの異変が起きています。

ということは、家庭に迎えらえた子犬たちにも何らかの異変が起きているということです。

今までにはあまりなかったような犬の行動のご相談が出てきていることも事実です。

しかし、それらの犬の行動を引き起こすものには、必ず「起源」があります。

犬を繁殖するもの、販売するもの、購入するもの、の三者に知識がありその知識を犬のために使う意志があれば、これらの犬に起きる問題は事前に防げたのにと思うと残念でなりません。

私たちドッグインストラクターはすでに犬に起きてしまった行動問題に対して提案することしかできず、起きるまえに提案することができないことにいら立ちを覚えることもあります。

今日お話ししていて思ったのは、せめて犬を飼うのなら絶対に必要な費用として「犬のしつけ方教室用料金」を見積もっておいてほしいということです。

安易に無料相談やYouTubeで配信させる簡単な対処法を行うと、問題はますます複雑化していきます。

 

さて、オンラインクラスをご利用される一般の方は、ほとんどが遠方のにお住まいの方で私が訪問できない、もしくは通学できない地域の方です。

国内はもとより海外に在住の日本人の方の受講もありました。

一番多いのは「子犬のトレーニング」のご相談です。

最初につくる子犬に適した環境整備についてのアドバイスは、オンラインの中でも比較的説明しやすい内容なので、オンラインクラスでも受講が可能です。

逆に成犬の噛みつき行動などのご相談となると、実際に犬と接して判断する必要が高まるためオンラインクラスには向きません。

犬ことをもっと知りたい、犬ともっと深い関係を築きたいという方には、オンラインクラスをご利用いただけるような準備を今がんばっているところです。

私もひとつずつステップアップ、どうぞ気長にお付き合いください。

Posted in クラスのこと

うちの犬って太ってる?と思うなら犬の頭をよくみよう。

うちの犬って太ってますか?それとも痩せてますか?

とよく尋ねられることがあります。

太っているとか痩せているとか、犬は全く気にしないことを気にする人間も不思議なのですが理由はこうでしょう。

とにかくほとんどの犬は食べ物を与えたら与えただけ食べてしまいます。

犬がごはんを食べる速度もすごく早いし、食べたあとも何か物足りなさそうにしています。

それを見ると「ごはん、足りてるのかな?」と心配になることでしょう。

犬がいらないと思うほど与えたら肥満になることは間違いありません。

だから人間が食事の制限をするのですが、この量でいいのかな?痩せてないかな、それとも太ってないかな?となるのでしょう。

 

犬の体形を正しくみるなら頭部に注目すること

犬の体形判断するのなら、一番見なければいけないサイズはウエストではありません。

犬の頭部の大きさをまず見るようにしましょう。

動物の体の中で一番重たいものは「頭部」です。

その頭部を支えるために体がバランスをとっています。

同じ原理は人にも当てはまります。

私はかなり頭のサイズが大きいです。

小学校一年生のころに登場した「シャンプーハット」をお風呂でかぶろうとして頭が大きすぎて破壊した経験を持ちます。

その頭を支えるための体はがっちりとしていなければいけません。

小顔の方がうらやましいのですが、小顔の方は細身の体形をされています。

犬も同じように、頭のサイズが小さいなら体は細身でバランスがとれる。

頭のサイズの大きいものは胸回りの骨格も大きくなります。

これで体のバランスをとっています。

むかしなら「犬のごはんの量は頭のサイズ」と言われたこともありますが、これもまた全く意味のないことではなさそうです。

しかし今は人も犬も過食による肥満の時代です。

太っている方がかわいいという気持ちになりがちですが、肥満は病気ですから気を付けたいものです。

Posted in 犬のこと