グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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2月の犬語セミナー開催のスケジュール

2月の犬語セミナーは以下の日程で行います。

2月27日㈰ 12時~14時

場所 グッドボーイハート七山

午前中 10時~グループトレッキングクラスを開催します。

料金 おひとり2500円

少人数制の対談式のセミナーです。

初めての方もご参加が可能ですのでお気軽にお問合せ下さい。

お問い合わせはメール、電話、お問い合わせフォームからお願いします。

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雨の日に山道を犬と歩くという経験をしたことがありますか?

しとしとと冬の雨が降り続いた一日となりました。

トレッキングクラスのときに雨予報になると開催するかどうかをすごく悩みます。

雨予報が1ミリ程度であれば、参加希望の方だけトレッキングしますというのがここのルールです。

降り止まない雨の中を数名の生徒さんたちが集まってきました。

みんなちゃんと雨具を装備して長靴を履いています。

それにしても、犬たちは元気元気。

5歳を超える犬たちは「雨か~」という感じでテンション低め。

若い犬たちはいつもとは違う環境だということでテンション高めです。


雨の中の山の風景はいつもと少し違います。

木々の色がいつもとちがいきらきらと輝いており、小雨の中の山の風景がわたしは好きです。

私たち人間は目で見て肌で感じることしかできませんが、犬たちはにおいでいつもとは何かが違うことを読み取っているようです。

山の風景の中にいつもと違うものを見つけたり、楽しいこともいろいろとありました。

樹木の根元に生まれる気泡



こんな風景に触れることができたのも、犬がいたからと感謝できます。

犬がいなかったら雨の日に山の中を歩くこともなかったのだと思うのです。

犬がいるから広がる世界。

犬が親しんだ自然の風景。

みなさんの世界が広がり、犬が豊に暮らすためにできることを考えいきましょう。

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1月23日のグループトレッキングクラスと犬語セミナーの開催について

1月23日(日) のグループトレッキングクラスと犬語セミナーは予定通り開催いたします。

なお、1月30日(日)を予備日とします。こちらへの変更も可能です。

10時~トレッキング 12時~14時犬語セミナー

 

・23日トレッキングについて

午前中は少雨になる可能性もあります。

山の天候が読めませんが、服装の替えなどご準備下さい。

もしくは30日10時~ グループトレッキングクラスへご変更下さい。

変更をご希望の方はご連絡下さい。

 

・23日犬語セミナーについて

今回は少し人数の多いご参加となりました。

密状態を避けたい方など気になる方は予備日の30日ご変更下さい。

 

現在23日にご参加予約中で、30日への変更を希望される場合には、

1月22日までにメールもしくはラインにてご連絡下さい。

 

 

 

 

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犬のリードさばきを習得するには3年はかかります。

週末の犬語セミナーに向けて動画の選別のつもりで見ていた犬と犬の対面の動画。

食い入るように見てしまってあっという間に時間が過ぎてしまいます。

グループトレッキングクラスなどにご参加されたことがある方なら、犬と犬をオンリードで対面させるシーンを一度はご覧になったことがあると思います。

犬と犬がどのような行動をしながら接触をしていくのかを見るための対面ですが、もうひとつ大切な見方があります。

大切なこととは、犬のリードを持っている人(=ほとんどは飼い主)がどのような動きをしているかということです。

今回も動画を見ながら圧倒的に上手だなと思った飼い主さんがいました。

もう何年も犬と暮らしていらっしゃると思いますが、年数は関係ありません。

自分はもう何頭も犬を飼ったという方が、公園でリードに引きずられながら犬と歩いている姿をなんども見たことがあります。

犬のリード使いは、リードを持っているときに飼い主が何を意識して行動をしているかが表れてしまいます。

犬を従わせることはできても、犬に全く関心のない飼い主もいます。

最近では携帯電話を片手にもちその画面を見たまま、片手にリードをもって飼い主の後ろを犬が歩いている姿を見たこともあります。

犬が飼い主の後ろを歩いているのだから従っているのだろうと、形的にはそうですが美しさがありません。

犬にリードをつけているとき…もっと正確に言えば、犬が首輪とリードを装着しているときに犬のリードをもった状態で犬とダンスをしているように行動できる姿は見ていてとても美しいものです。

ダンスというと飛んだり跳ねたりというイメージを持たれるかもしれませんが、息を合わせて動くという意味のダンスです。

呼吸が止まっていては良いダンスは踊れませんね。

実は、犬のリードをちゃんと使えるようになるまでに数年はかかってしまいます。

犬がリードを引かずに歩けるようになるのとは別の次元のリード使いです。

おしゃれにいうとリードワークといいます。

リードは飼い主の動きを犬に伝える道具であり、犬の動きを受け取る道具でもあります。

合図、たとえば「ついて」「あとへ」「とまれ」といった号令を使って犬を動かすというのとは別にリードを持っているときに言葉を必要とせずに動ける状態が日常になるとお互いにストレスが減り、むしろリードをつけて歩くことが楽しくなります。

リードワークのコツですが、一番の練習は上手に歩いている人を見ることです。

見て習得できるのは人の特技でもありますから、より良い動画を探してご覧になって下さい。

犬語セミナーでもチャンスがあれば見ていただきたいです。

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寒さより心地良い犬との時間を過ごしてますか?福岡の山でトレッキングクラスを開催しました。

今年も早速トレッキングクラスを開催しました。

七山のトレッキングクラス最高なのですが、時間がなくなかなか七山まで行けないからたまには福岡でもトレッキングクラスを開催してほしいというご要望に応じて行っています。

小雪の降る福岡の空、雨の気配はないけれどただ寒いだけです。

この寒い中をこれから山を歩くのかと気弱な人間だからちょっと臆するのですが、元気に集まった犬たちの表情を見ると「よし、行くか」と気持ちは定まります。

都会の福岡が一望できる山を犬と飼い主さんといっしょにみなで歩きました。

止まると目と目を見つめ合い少し興奮気味になる犬もいますが、前方を向いて行進しているときには他の犬にかまわず、一列で歩いていくことに夢中になっているように見えます。

犬と山歩きをする理由を毎回尋ねられるのですが、犬が生き生きと活動する姿が見られ、犬と一緒に空間を体感して心地よいと感じる場と時間を得る最大の機会だからです。

他にもたくさんの利点があります。

犬は前進の筋肉を鍛えられ、バランス感覚がよくなります。

いつも使えていない後ろ脚に体重がかかるようになり関節も強化されます。

澄んだ空気を吸うことで、呼吸が深くなり脳がリフレッシュします。

山のにおいを嗅ぎながら探索することで脳は動きがよくなります。

飼い主と共に前進行動をすることで社会性が培われます。

そして集団行動に合わせることで協調性が育ちます。

あと一歩を踏み出す力を得ることで我慢強くなります。

そして、ここに書いたことは犬だけでなく人にも同じことが起きます。

毎週という以上に山を犬と歩いている私も、山歩きをすると自分の体調がわかるようになりました。

広い空間の中で自分の立ち位置を把握しながら、考えていることもすっきり整理できるようになります。

福岡でのトレッキングクラス。

2月は平日にと土曜日に開催予定です。

日程はすでに決まっていますので、ご希望の方はお手数ですがお問い合わせ下さい。

犬と暮らしているたくさんの飼い主の中で、犬と山歩きをしている人は一握りしかいないのです。

その最先端を行く犬の理解者として、飼い主さんのおひとりおひとりがもっともっと学んでいただけるように、セミナーの準備がんばってます!

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初めての犬との山歩きで子供のころの感じた自然がよみがえる時間

先日もまた、初めてのトレッキングクラスで「初めての犬との山歩き」を体験していただきました。

何にでも初めてというのがあるはずですが、私自身が初めてオポと山を歩いたことがあまりにも普通に始まってしまってほとんど覚えていないのです。

そのこともあってクラスにご参加のみなさんが初めて山歩きをされたときにはできるだけ記憶しておこうと思い、こうしてブログにご紹介しています。

初めての犬との山歩きは、犬にとっても初めての山歩きでもあります。

今回の犬くんは数回の預かりクラスを利用されていたので、七山の自然の中で七山の家周辺で過ごす時間は作ってもらっていました。

それでも山を人と歩くという行為は特別なことなので、飼い主さんに初めての山歩きをいっしょに体感して欲しくて預かりの時にはデビューさせていませんでした。

お預かりのあとの山歩きでしたので、最初は少し興奮気味でしたが、次第に山という環境を深い記憶から思い出したのか、入念に地面のにおいをとりながらゆっくりとした足取りで歩くようになりました。

犬ちゃんはまだ生後7ケ月になったばかりです。

まだまだ若く好奇心も旺盛、新しいことにも興味深く、山のにおいは若い犬ちゃんにとっては格別なものであったはずです。

でも見ていると都会のコンクリートの上を、たくさんの人や車と行きかうときとは少し様子が違うようでした。

普段から散歩を見ているわけではありますが、想像するに明らかに街中の散歩よりも落ち着いて行動しているように見えたのです。

何のにおいを嗅いでいるのだろうと犬が知る世界を私たちが知ることもできず、いつものようにもやもやとしながらも、いつもとは違う犬の表情と行動にワクワクとしました。

飼い主さんの方は幼いころに過ごした自然の空間を思い出したとおっしゃっていて、小鳥の声や川のせせらぎが懐かしいととても良い時間を過ごされていたようです。

そして私の頭に残った印象的な飼い主さんの言葉はこんなことでした。

「もうドッグランに行きたいという気持ちがなくなりました。」

実際にドッグランに一度行って見られてもいいとは思いますが、山歩きの楽しさを知ってしまえば、ドッグランなんて全然楽しくないと思うようになるはずです。

犬の表情や行動をちゃんと見ることができる人なら絶対にドッグラン<山歩きですね。

こんな時間を犬と過ごして下さる飼い主さんに出会うことが、グッドボーイハートを続けている理由でもあります。

これからこの犬ちゃんがどのような経験を重ねていくのかとても楽しみです。

犬も人も自然の中から生まれました。

そして自然の中へと帰っていきます。

その生のある間も、ぜひ自然と共にありますように。

初めてのトレッキングクラスに参加したバロンちゃん生後7ケ月



 

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子供と犬の山歩きをもっと広めたいこと。

前回のブログ記事を読んで、子供教育の現場に長くお勤めの教師の先生からコメントをいただきました。

記事の内容には、普段街中を歩くのを嫌がる小さな子供が、犬といっしょに山歩きをするトレッキングクラスに参加して一時間もかかる坂道を楽しいと言いながら歩いたことを紹介しました。

子供の教育に携わる立場から、子供が山を犬と一緒に歩くという体験は、子供の脳や精神や肉体の健全な発達のためにとても役立つことだという後押しのお言葉をいただきました。

コロナの影響で福岡の子供たちにはタブレットが配布されて子供たちはいつでも気軽でタブレットを見れるようになりました。

このことは子供たちの成長を促進するよりも後退することにつながる可能性の方が高いというご意見も伺いました。

子供はYouTubeを見て時間を過ごすようになったことで、まるでYouTubeにお守をされているようなものだということです。

わたしも同じような考えを持っていたので、とても共感できました。

子供にとって大切なのはYouTubeを見続けることではなくて、自分の体を使ってバランスをとったり、木々に触ったり坂を歩いたり土に触れたり草をむしったりすることであるはずです。

さらに、子供だけが山歩きをするのではなく、犬と一緒に山を歩くことにとても大切な学びがあります。

山歩きでは犬が本来持っている能力を最大限に発揮することができるからです。

そして子供たちは山を歩く「犬」の姿を見て、必ず何かをつかみ取るはずです。

親が説明しなくても、犬が山を歩いている姿が部屋の中でボールを追いかけている姿とは違うということを、ただ見るだけで子供はわかるのです。

そこが大人よりも子供が優れているところです。

小さな犬をおもちゃのように子供が扱おうとするのは、山を歩く犬の姿を見たことがないからではないでしょうか?

犬はもっとすごい動物なのだということを子供たちが知る機会が、犬との山歩きにはあります。

子供自身の成長にも役立つ山歩きを通して、犬という動物について新しい見方をできるようになり、より動物として興味関心を持てるようになれば、子供の生涯を通して犬との暮らしは今までとは全く違うものになります。

実は私は子供時代に犬といっしょに山を歩いた経験がありません。

子供の時にやれなかったことを大人になってやっているようなものです。

小さな子供たちが山を犬と歩く姿を見ていると、本当に羨まして仕方ありません。

グッドボーイハートのトレッキングクラスでは、犬の家族の大人は二名まで、子供たちな何名でも参加できるというルールになっています。

子供たちが犬のことを知れば、犬の世界は変わります。

これからも子供と犬のトレッキングクラスがもっともっと広がるような仕組みを考えていきたいと模索中です。

どなたかよい案があれば、ぜひ教えて下さい。

関連ブログ記事 <初めて犬と山歩きですごく楽しく歩けたのは子供が自然だからです。>

 

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初めて犬と山歩きですごく楽しく歩けたのは子供が自然だからです。

お正月のお休みを利用して、トレッキングクラス体験にご家族で七山に到着されました。

小さな犬ちゃんと、お父さん、お母さん、お兄ちゃん、小さな女の子。

山歩きを始める前に「のぼる?のぼらない?」とまずは話し合いから始まりました。

小さな子供たちは今まで一度も山歩きをしたことがないということでした。

登れるか自信がない、楽しくなかったら、怖かったら…と子供なりに、いろんなことを考えてなかなか足が踏み出せません。

やっぱり下で留守番していようかなとお兄ちゃんがかなり悩んでいましたが、結局「やっぱり行ってみる。」ということになり家族全員で歩き始めました。

まだまだ山に入る前の入り口付近で、子供たちはお母さんにしがみつき状態。

都会で育った子供にとっては山の風景は見慣れぬ怖いものなのですね。

小さな犬ちゃんは歩き始めこそ体にまとわりつく枯れ葉に立ち止まりをしましたが、比較的どんどんとにおいをとりながら前進していきます。

その小さな勇士に励まされたのか、子供たちも親へのしがみつきをやめて、自分の足でたって山道を歩き始めました。

楽しい、楽しい、とあっという間にのぼっておりて、歩いた時間は一時間です。

小さな犬ちゃんも野生動物のにおいをとりながら歩く歩く。

街中の散歩中では道路で急に立ち止まることもあるという犬ちゃんですが、自然の山道ではとても軽やかに足が進みます。

下山してお父さん、お母さんがびっくりしていたのは、妹ちゃんの方も整備された街中をなかなか歩けないということでした。

その小さな女の子が誰にも捕まらずに1時間、山の中をひとりでちゃんと歩いて来たのです。

子供のこのような行動の変化は犬と全く同じです。

子供も犬も、自然に親しみ自然環境の中で育つように生まれてきているのに、それを都心の環境の中だけで達成させようと励ましても、不自然さに勝てない子供や犬は「できない」とどんどん内にこもってしまいます。

街中を歩くことを完全に覚える前に、山歩きを少しでも練習して歩くことが楽しいと思えることの方がずっと大切ではないでしょうか。

社会化というのは、たくさんの刺激を与えることではありません。

犬が都心環境に社会化するようにと刺激のあるところばかりを歩いていても、犬は全く社会化しません。

犬の脳が正常にすくすくと発達できるのは、犬が本来育った自然のある環境の中だからです。

楽しかった山歩きなら子供たちの深い記憶の中に残ってくれるでしょう。

山があって良かった。

そう思えたトレッキングクラスでした。

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犬のしつけとトレーニングは三つ子の魂百までのために。

令和四年を共に迎えたお預かりの犬たちと過ごしながら、またいろんなことを考えていました。

たまたまお預かりした犬たちが生後5ケ月未満の比較的若い年齢のときからトレーニングをはじめたということでこんなことを考えたのです。

犬のしつけは何のためにするのか?

犬をしつけること、犬にトレーニングをすることを何のためにと尋ねられることがあります。

人へのかみつき行動や室内で排泄を失敗する、留守中に吠えるなど、人との暮らしに決定的な問題を抱えている犬もいます。

こうした犬の場合はその問題行動を解決しなければ人と共に暮らすことはできません。

飼い主や地域のために犬の問題解決を解決するための犬のしつけやトレーニングは絶対となります。

こうしたケースのように、犬がドッグスクールに通っているというと「何か問題があるのですか?」と尋ねられることもあるでしょう。

でも、これはとても古い考え方です。

犬のしつけの目的は問題解決よりもずっと深い。

犬のしつけとトレーニングは、犬の問題行動を解決するためにも有効ですが、もっと深い目的があります。

ただこの目的の達成を実感していただけるのは、犬ができるだけ若い子犬のころからトレーニングスクールで学んだ飼い主だけです。

さらに厳しくはっきりというと、自分の価値観を捨てて真剣に学んだ飼い主だけということを付け加えておきます。

人や他の犬にかみつく、吠えるなどの申告な問題を抱えてしまった成犬になったあとでトレーニングを開始しても、子犬のころから真剣に犬のしつけ方を学ばれた飼い主の元で育ったようにはなりません。

何がならないかというと、犬の基礎となる脳の発達がどうしても追い付いていかないのです。

子犬のころから犬を理解するための学びを続けている飼い主の元で育った犬は、何も知らない飼い主が育てた犬とは少し違うのです。

何が違うのか、犬のことをよく知る人が接すればすぐにわかるほど犬の脳の発達に違いが出ます。

そのことで得られる犬自身の生活の質、飼い主との関係などはかり知れません。

子犬のしつけは人でいう“三つ子の魂百まで”なのです。

 

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新年あけましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

令和四年の一年が皆様にとって素晴らしい年となりますように。

すべての犬と、犬と暮らす飼い主が絆を深める大切な時間を持たれますように。

グッドボーイハートの今年の抱負「真っ直ぐ」。

今までとおりまっすぐに進んでいきたいと思います。

もちろん、休憩あり、みちくさあり、ゆっくりモードありと、すべて犬を見習ってあゆみを進めます。

今年も宜しくお願いします。

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