グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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9月のグループトレッキング日程のお知らせ

酷暑を超えてやっと秋の気配を感じられるようになりました。

七山校のオポハウスの周辺ではまだツクツクボウシが元気に鳴いていますが、夕方になると秋の虫たちが涼しい声を聴かせてくれます。

9月のグループトレッキングクラスは以下の日程で開催します。

9月29日㈰ 10時~11時半 くらいまで

午後のクラスはありません。

ご参加の方はメールもしくはラインでご連絡下さい。

トレッキングクラス 休憩中の様子



8月のトレッキングクラス



8月のトレッキングクラス




なお、10月より庭の土砂撤去や斜面工事が始まります。

土日は工事車両の出入りを予定していませんが、通学クラスをご利用の際にはお気をつけて起こし下さい。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

Posted in お知らせ

夏の終わりに、グループトレッキング&セミナーを開催しました。

お盆を超えて涼しい風に心地よさを感じる時間が増えてきました。

犬たちの夏休みもそろそろ終わりが近づいてきました。

今回は、平日のセミナー&トレッキングクラスを開催しました。

オポ広場でフリースタイルのコミュニケーションタイム



飼い主さん同士が交流が多かったこともあり犬同士もリラックスしていたため、グループトレッキングクラス前にフリータイムを設けました。

お預かり中の数頭の犬たちも参加させていただきました。

広場の三分の一が日陰のために自然に日陰に集まってきました。

到着時にリードを外す前には勢いのあった犬たちがリードを外してしまうとわりとチーンとおとなしくなってしまいます。

山の中で休憩する犬たち



飛ぶ虫に悩まされていた山の中もだいぶ過ごしやすくなりました。

この日は山羊のアールとゼットも山の中でフリー活動をしていました。

アールは朝のうちに柵をくぐって脱走をはかっていました。

ゼットはいつもとおりゲートを開けると山の方へ歩いていきました。

 

やぎのゼット



山頂から降りて来ると私たちを出迎えたのは山羊のゼット。

山羊好きの生徒さんたちは「ゼット、オイデ~」。

山羊に興奮する犬と歩く生徒さんたちは「ゼット、来ないで~」。

オイデとか来るなとか言われても全くマイペースのゼットにアールも合流したため、私が最後尾に回ってうまく回避して下山してきました。

グループトレッキングクラスで山歩き



隊列を組んでゆっくりと歩く犬たちの姿です。

写真では斜め掛けのリードを使っている上級者の方も多いです。

リードを引かずポジションを理解する犬たちは軽い補助でリラックスして歩きます。

対面のクラスのあとは、犬語セミナーを開催しました。

毎回、みなさんと対面しながら学ぶ犬語セミナーでは犬の行動についての疑問だけでなく、犬の習性について、犬に私たちが与えている影響についても考える機会をくれます。

犬語セミナー2024年8月



犬語セミナーには答えはありません。犬について真剣に考える時間が大切です。

犬語セミナーを動画配信してはどうかというご意見もいただきましたが、対面クラスで生まれるエネルギーにしばらくはこだわっていきたいと思います。

次回の開催は未定です。

Posted in 犬語セミナー, クラスのこと

<おすすめのアイテム>フリーステッチの小型犬用バッグ

以前おすすめのアイテムで紹介したフリーステッチの小型用バッグをお使いの生徒さんからお写真と使い心地についてのコメントをいただきましたのでご紹介します。

商品名は スクエアトートキャンバスバッグ


ダックスフントの犬ちゃんのお散歩用のバッグとして日常的に使っていらっしゃいます。

マンション内の移動は「ダッコもしくはキャリーケースに入れて下さい。」という規約が一般的だと思います。

ダッコされることで不安定になりがちな犬の移動にはクレートなどのキャリーケースもしくはキャリーバッグをおすすめします。

写真ではサイズ感がわかるように頭の部分をバッグから出していますが、メッシュのカバーがあるので全身をバッグの中に収めることができます。



利用されている飼い主さんの感想です。

“動物病院に行った際にクレートだと大騒ぎしてましたが、このバッグで行くと全く吠えずに落ち着いていました。
バッグの底と持ち手の部分がしっかりしていて、とても使い勝手が良いです。
肩がけするとバッグの側面と体が密着するので、しっかりと犬の体をホールドできて安心します。 ”

移動用のバッグを選ばれる際のポイントとしてのアドバイス

① 底面がしっかりしているものを選ぶこと。

底面のないスリングタイプを避けましょう。自立できる環境があることと自立しようとする習慣をもつことが犬を安定した状態に導きます。

② 上部にカバーがあること。

このバッグはメッシュ状になっていますが上にタオルなどをかぶせて見えないようにすることが可能です。犬が飛び出てしまうような形状のバッグは危険です。

③ 自力でバッグに入ることができること。

バッグに自分で入ることのできる形状のものということです。

高さの引くものであれば上から入れますし、高さのあるバッグは横から入ることができるものです。

犬を抱き上げなければ入れられないものよりも犬が自分で入っていけるものを選びましょう。

フリーステッチのキャリーバッグには自立型のバッグの他にリュックタイプのバッグもあります。

バッグやリュックは小型犬ならではのアイテムですが、安全かつ安心に長く使えるものを選びましょう。


 

Posted in おすすめのアイテム

“ミスマッチ”により犬育てを放棄する問題は売る側にあるのか、買う側にあるのか?

はじめに、最近のこと

更新が一ケ月以上空いてしまいました。猛暑の始まる次期からやっと秋の気配が感じられるまでのこの時期は犬の苦手な季節なので仕事も多かったですが、ようやく落ち着いてきたところです。

家庭訪問トレーニングクラスやお預かりクラスやトレッキングクラスで一日として「犬」に接しない日はないのですが、そのためか思うことが多すぎて消化する時間がなかなか持てずにいました。

犬のことを考えていることがただ幸せで楽しいだけだという方もいらっしゃるでしょうが、私の場合は犬のことを考えていると悩んだり辛くなったり眠れなくなることもたびたびです。

多分、自分の犬のことであれば自分にできることを最大にすればいいし、できなかった自分を攻めればいいという単純な構造なのに、自分が飼っていない他の多くの犬たちのことを考えたときに様々な価値観の中で生きる犬にとっての何が幸せなのかを、自分でもまだよくわかっていないからなのだと思います。

そのためこうしてブログ記事を書くことで自分の頭の中を整理整頓させていただいています。

 

ネット記事「飼ってはいけない人たち…」

今回は2024年8月8日のネット版のデイリー新潮に掲載された以下の記事に対して考えた題目に触れる件です。

ペットの殺処分がなくならない“本当の理由”は 「飼ってはいけない人たちに無理やり売りつける仕組みが」

デイリー新潮の記事によると、潜入取材した大手のペットショップでかなり月齢の低い子犬が売られていた可能性があるということ。

その子犬を売る販売者側のセールス方法が飼い主側の衝動買いを生むため、本来は犬を飼ってはいけない人が飼うことになる。

その先には成長した犬が問題を起こすようになり高価な価格と見合わないと憤慨する飼い主が犬を放棄する飼育放棄がおきてしまう、そのことが犬の殺処分の構造の要因になることを動物愛護関係者が語っている。

とこのような内容になっていますが、詳しい内容はリンク先の記事をご覧になって下さい。

 

“ミスマッチ”とはどんなことなのか

記事の中ではミスマッチという表現を使われていますが、ミスマッチとは犬を家庭に迎える際に、その家庭には適していないタイプの犬を選ぶということです。

保護された犬に新しい飼い主を迎える際に行われる「マッチング」は、保護犬の性質や形質にあった飼い主を見つけるための大切な工程です。マッチングというと結婚相談所のようですが、まさにパートナーを見つけるマッチングと同じことです。

この記事の中での“ミスマッチ”の単語は動物愛護関係者のコメント欄の中に出てきますので、飼う側の環境にあった犬を迎え入れすれば問題なかったはずだという風にも受け取れますが、記事の流れとしては犬という動物そのものを飼育することが難しい人に犬を販売することを問題としていると私は受け取りました。

 

犬を飼う資格のない人が犬を飼う責任はどこにあるのか

犬を飼う適性のない人々が子犬を迎える責任について、記事の中ではペットショップ側の上手なセールス方法にあるというところで終わっていますが、当然のことながら適性のないのに犬を買った購買者の方にも責任はあるはずです。

販売されているどのような物でも、それを使いこなせるのか着こなせるのかを判断しているのは買う側であって売る側ではありません。

もちろん、売る側が大変親切な方で「この洋服はあなたには向いていませんよ。」とアドバイスしてくれれば考えも変わりますが、一旦欲しいと思ったものを手に入れようとするのが人間です。

犬は商品ではなく生き物なのだから洋服と同じように考えることは間違っているというのは正解です。ですが、他の商品と同じようにお店で販売されているのであれば、買う側からすれば買う権利はお金を払う義務だけです。

動物の愛護及び管理に関する法律を紹介する環境省のパンフレットには、動物を販売するものには次のような責任が課されていると記されています。

動物(哺乳類・鳥類・爬虫類)を販売する場合には、あらかじめ、動物を購入しようとする者に対して、その動物の現状を直接見せると共に、その動物の特徴や適切な飼養方法等について対面で文書(電磁的記録を含む)を用いて説明することが必要です。

この対面説明を行うためにネットで注文した子犬も手渡しすることが義務付けられており、飼い主側はこの文書を確認して書面をした上で子犬をショップもしくはブリーダー(繁殖者)から入手するのですから事前に飼育の義務に関して説明を受けたということになります。

飼育放棄される犬たちの問題について、売る側に責任があるのか、買う側に責任があるのかの議論はもっと積極的になされるべきです。その議論にこそ「犬という動物はどのような動物なのか?」という疑問が生れてくると思うからです。

今回はデイリー新潮の記事がペットショップを対象としたものでしたが、ここに記したとおりネットショップやブリーダーから購入したとしてもそれが衝動的である可能性も十分にあります。

犬という動物がどのような動物なのか、どのように飼育すればよいのか、もう何十年も犬について考えている私でもまだ結論は出ていません。

もっと議論をするSNSではなく別のところに求めています。来週は久しぶりの犬語セミナーがあります。犬についてもっともっと話しましょう。


 

Posted in 犬のこと

<おすすめのアイテム>フリーステッチのオイルレザーブレイドマルチパーパスリード

グッドボーイハートで取扱いを開始したfree stitch(フリーステッチ)製品のご紹介です。

今回は一番最初に目に留まったリードをご紹介します。

●商品名

オイルレザー ブレイド マルチパーパス リード


●商品詳細

素材 牛側

長さ 2メートル

サイズ S (幅10ミリ120グラム)M(幅12ミリ140グラム)L(幅15ミリ180グラム)※LL現在取扱いなし

オランダ製

●補足

名前に商品の特徴が示してありますので説明します。

オイルレザー⇒以前からご紹介していた瀬川製品もオイルレザーシリーズでしたのでオイルレザーのリードを探していました。オイルレザーとは一般的なレザー加工品よりもさらにオイルを十分にしみこませたレザーです。オイルの染み込ませかたはいろいろとあるようですが、このリードは触った段階でとてもしなやかで柔らかいのが特徴です。オイルレザーリードの良さは耐久性と耐水性にあります。屋外で日差しに当たり水に当たることでリードは消耗していきますが、オイルレザーはレザーが割れることがなくしなりがありリードが張ったときでも犬が受ける圧力が弱まります。

ブレイド⇒ブレイドとは回転させたという意味ですが、リードの金具を付ける部分のレザーの処理の仕方です。金具を縫い込んだりビスで止めたりするものが多いのですが、ヨーロッパのレザー製品ではこのブレイド方式で止めてあることがあります。私も以前からこのタイプのリードを使っています。ビスや縫い込みよりも外れる危険性がなく消耗の程度が分かりやすいです。ビスがないので重さを抑えられているのも特徴です。


マルチパーパス⇒多目的に使えるという意味です。2メートルのリードをどう使うのかというと、半分に折り曲げて金具を止めると1メートル、途中で止めると1メートル50センチくらいのリードになります。瀬川製品でも特注で作っていただいていましたが、瀬川のダブルリードとは金具に位置が違います。はじめは少し使いにくいと感じられるかもしれませんが、これは慣れです。手首をひっかけるような小さな輪ができないのでそこが慣れないと感じられるところでしょう。手をひっかけるときの方法は直接アドバイスします。慣れるとこちらが楽です。

金具⇒ナスカンよりも外れにくい金具を使用しています。金具はマットの黒色の塗装ですが簡単には剝がれない塗装を施されていると説明があります。


●利用者の声:柴犬のはるちゃ(メス 3歳 ほぼ15キロ)


使用アイテム
オイルレザーブレイドカラー LL
オイルレザーブレイドマルチパーパスリードM

<感想>
リードの第一印象は、「山歩きで使いたい」でした。

実際使ってみると、軽くて、リードを肩掛けしている感じが全くなく、柔らかくしなやかなので、肩や首に擦れることもなく、長時間付けていても負担になりません。とても軽いですが、動きや風に煽られることもなく安定していて、金具の重さや音も気になりません。

首輪とセットで使っていますが、かなり自然体で歩くことができています。両手が空くので、楽に歩けるようになりました。
何より、犬とリードをつけて歩いているのを忘れるくらいリードが軽いので、犬とフリーで歩いているような気分になります。

それでも、犬の歩く速度の変化や立ち止まり、よそ見をしているなどの細かい動きもきちんと伝わってくるので、安心です。逆に私の動きもきちんと犬に伝わるので、無理なくコントロールもできます。


首輪もリードと同じで、柔らかくしなやかで、幅も広いので安定感があります。
以前は、歩いている途中で首輪の位置を修正することがありましたが、フィットしているのか、位置の修正をしなくなりました。

これは、気のせいかも知れませが、首掻きをしなくなったような気もします。


あとは、シンプルで好みのデザインなので長く使えそうです。細かい点としては、首輪のバックルに管が付いているので、首輪の脱着がすごく滑らかにできます。

かなりしなやかで、引っ張ると伸びる感覚が多少あるので、当面は、トレーニングや動物病院など状況によって使い分けをしようと思っていますが、山歩きと散歩の必須アイテムになりそうです。


はるちゃんは首輪もお揃いのフリースステッチ オイルレザーブレイドカラーを着用しています。

首輪については別途に記事を作成しますので少しお待ちください。

その他の詳細はメーカーのホームページでご覧ください。

フリーステッチ オイルレザーブレイドマルチパーパスリード

ご注文はメール、ライン、もしくはお問い合わせフォームからも承ります。

注文を受けてからの発注となりますのでご了承下さい。

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「公園の犬Tシャツ」が生れた経過~異種間コミュニケーションより難しかったAIとの対話について~

ことの始まりはあのノージャンピングTシャツでした。

アンドパインの店長さんに素敵な「ノージャンピングTシャツ」のイラストを作っていただいたときに、このイラストがなんとAIが作ったと聞いてすごくビックリしました。

例のチャットGPTを駆使して作ったイラストだということを教えてもらいました。

AIがこんなに身近なところまで来ているのだと知らない私は、時代に置いて行かれてる感を強く覚えました。

そんな私に対する、誰でも作れますよという簡単な慰めの言葉を本気で受け止めてしまい次作は自分で作ろうとさっそくチャットGPTのアプリをダウンロードしました。

チャットGPTでイラスト作成の開始です。

次作のテーマのメッセージは「犬を触らないでください」だと決めていました。

公園にいる犬のイメージから入ろうとまずAIにお願いしたのは、

「公園にいるミックスの和犬のイラストをアニメ風に書いて下さい。」

ワクワクと期待してイラストができるのを待ちました。

そして…。


茶色の犬が描かれています。ということだったのですが、これは犬と認識ができないレベル。耳と脚がない!

次のリクエストは「犬を入れ替える リアルに」で、少しだけドキドキして返事を待ちます。


やっと耳がでてきましたが、まだ脚がない。

伏せているということなのだろうかともう一度リアルな犬を要求します。

そしてまた少し不安な気持ちになって返事を待ちます。


やっと脚が出てきた。でも脚が四角形。

ちゃんと「詳細な描写で犬を表現しています。」という説明もついています。

AIとのコミュニケーションは上手くいっているはずなのに全然自分のイメージと違うイラストが出来上がりました。

もっと突き詰めていきたいという気持ちもありましたが、これ以上の発展性も感じられないこの段階で使用量に達して終了。

できあがったのがこれです。


題して「公園にいる犬」。

初めてトライした作品がこのレベルとなりました。

家族から生徒さんまで数名に訴えたところ「なかなか可愛い」と言われて調子に乗って作ったTシャツが「公園にいる犬Tシャツ」です。

人生の最大の興味が“異種間コミュニケーション”なのですが、AIとのコミュニケーションはなかなか簡単ではなさそうです。

その後も、ローレンツ先生の著書「人、イヌに会う」の要約などを聞いてみましたが、こちらは素晴らしくまとまりがありました。

さらに「犬語セミナー」についても聞いてみたのですが、こちらもものすごくまとまっていました。犬語セミナーを知っているだけでもすごいと関心しました。

AIから学べない感受性で受け取るコミュニケーションこそ、犬との対話に必要なものなのかもしれません。

公園にいる犬Tシャツ

Posted in メッセージTシャツ販売, 日々のこと

「犬を触らないで下さい」を伝えるTシャツを作りました。

犬との楽しい散歩中に「犬を触ってもいいですか?」と問いかけられたらどうしますか?

「犬を触ってもいいですか?」と言われた時…

「いや、触らないでください。」と答えることができずにもじもじとしたことはないでしょうか?

聞かれる前に伝えたい「犬を触らないでください」を優しく伝えるメッセージTシャツを作りました。

犬たちのパーソナルスペースを守るために使っていただければ嬉しいです。

掲載写真はサンプルですがイラストは完成品と同じです。

 

① ドントタッチ レッドサークル&ブラックドッグ★白シャツ

3,000円

ドントタッチ レッドサークル&ブラックドッグ 白シャツ



 

② ドントタッチ レッドサークル&ブラックドッグ★カラーシャツ 

※シャツの色は変更できます。

3500円

ドントタッチ レッドサークル&ブラックドッグ カラーシャツ



 

③ ドントタッチ レッドサークル&ブルードッグ★白シャツ

3000円

イラストイメージ


 

④ ドントタッチ レッドサークル&ブルードッグ★カラーシャツ

3500円

イラストイメージ


 

⑤ ドントタッチ ファニードッグ ★白シャツ

3000円

ドントタッチ ファニードッグ 白シャツ



 

⑥ ドントタッチ イエロードッグ ★白シャツ

3000円

ドントタッチ イエロードッグ 白シャツ



 

⓻ ドントタッチ イエロードッグ ★カラーシャツ

※シャツの色は変更できます。

3500円

写真は後日アップします。

 

Tシャツの販売方法について

グッドボーイハート生の皆様はメールやラインでお気軽にお問合せ下さい。

以下のネットページで直接購入も可能です。

GoodBoyHeart メッセージTシャツネット販売ページ

遊びのように見えるメッセージTシャツですが、深い思いを込めています。

「犬を尊重する」当たり前のことが当たり前になるように、犬たちをサポートしてください。

*********************

⑧⑨オマケシャツについては後日詳細を掲載します。

公園にいる犬Tシャツ



 

Posted in メッセージTシャツ販売

“犬との上手な付き合い方”イヌーちゃん登場の動画ご覧下さい。

先日のノージャンピングTシャツのデザイン制作でもお世話になった、博多区のトリミングサロン「アンドパイン」店長のトリマーさんがテレビ出演されたのでご紹介します。

番組はJCOM放送のものでYouTubeに配信させているものを送っていただきました。

お題は「犬との上手な付き合い方」です。

一般の人々が愛情たっぷりにまとわりつく、その犬との接し方って本当に大丈夫ですか?という内容でたくさんの方に見ていただきたい動画です。

さらに動画のトリミングモデルはベルジアングリフォンのイヌーちゃんです。

ぜひご覧になって下さい。

Posted in 音声・動画

<お知らせ>7月&8月のグループクラス、犬語セミナー開催のお知らせ

グループトレッキングクラスと犬語セミナー開催のお知らせです。

8月は平日のグループクラスを開催予定です。

●7月28日 (日)

グループトレッキングクラス 9時30分集合 11時頃終了予定

犬語セミナー 12時開始 14時終了予定

●8月25日 (日)

グループトレッキングクラス 9時30分集合 11時頃終了予定

●8月20日 (火)

グループトレッキングクラス 9時30分集合 11時頃終了予定

犬語セミナー 12時開始 14時終了予定

 

全てのクラスは事前お申込みが必要となります。

ご参加をお待ちしています。

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脱走したアールのルートを特定。動物の行動観察に思い込みは禁物。

先日のブログ記事「ヤギたちの飼育小屋をめぐる様々ないきさつと事件から学ぶ動物のこと」の後編です。

 

柵から脱走したアールの脱走ルートを探る

新しいヤギの小屋を囲む柵から脱走を繰り返すアール。

脱走を阻止するために柵を強化するわたしたち管理者(私とダンナくん)とアールの戦いを終わらせるために、脱走ルートを特定することになりました。

最初はゼットを柵の外に出してアールを柵の中に入れればそのうちにアールが脱走するはず、という作戦を立てました。

柵の中のアールの様子を少し離れて見守り続けましたが、アールは脱走を実行しません。

犬であれば人から観察されている気配を察知すればおとなしく、人の気配がなくなってからルールを破るということはよくあることです。

ヤギが犬ほど賢い動物なのかは不明のため意外と簡単に脱走するのではないかと軽く考えていましたがヤギも警戒はしますので、このトラップ作戦が成功するには時間がかかりすぎると考えて断念しました。

次の作戦は道具。人間の素晴らしいところは様々な道具を開発して使えることですからこれで動物との闘いを終結させます。

今回は野生動物の行動を知るために活用している録画機材を使用しました。

昼に設置して3時間程度でちりんちりんという鈴の音がします。アールのつけている鈴の音です。

見に行くとアールが柵の外に出ていました。作戦成功。

録画を解析すると、なんとアールは柵の下をくぐって外に出ていることが分かりました。

 

思い込みが解決を遅らせるという基本に戻る

アールの脱走で柵を強化するために柵の上を高くすることに集中してしまいました。

柵を飛んだかくぐったかを話し合った結果、飛んだ可能性が高いと思う理由があったのです。

理由1、アールは脱走しているのにゼットは脱走していない。

くぐったのであれば、なぜアールは脱走したのにゼットは脱走しなかったのだろうか。

アールがくぐったところからゼットがくぐろうとして鳴いているという行動はありませんでした。

アールが脱走したあともゼットは小屋の中から動いておらず、うろうろする様子もありません。

犬だったら、どちらか1頭がくぐれば残された1頭もくぐろうとするはずです。特に2頭が常にいっしょに活動する群れ状態であれば行動を共にしようとするために残された者が追う行動はでるはずだと考えました。

またアールがゼットよりも4キロほど体重が軽いです。

そもそもの跳躍力はアールよりもゼットの方がある傾向が強かったこともあります。

アールが飛べてゼットが飛ぼうとしなかった、だから柵を飛び越えたのだと仮定しました。

理由2、柵から出たアールが新小屋に戻れずに旧小屋に戻っていた。

4回ほど柵の中から脱走したアールは古い小屋の方に帰巣していました。

脱走したのは人の気配のない夕方以降が多かったことと、雨が降り続いたため脱走したアールもなんらかの形で小屋に戻りたかったのでしょう。

しかしアールが戻ったのは新小屋ではなく旧小屋です。

新小屋を出たのに旧小屋にもどったのはなぜか。

もし柵をくぐったのであれば同じ場所を逆からくぐれば新小屋に戻れたはずではないか。

アールが旧小屋に戻ったのは、柵を超えたからだと考えたのです。

急斜面の山に囲まれた場所ですから、柵を超えた場合に逆から同じ場所の柵を超えようとしてもジャンプする位置は低い場所から高い場所へ飛ぶことになり成功する可能性は低くなります。

そのため、アールはくぐったのではなく柵を超えたのだと考えました。

理由3、思い込みが見方を狂わせてしまう。

動物の行動を観察したり評価したりする過程で一番やっかいなのは「思い込み」です。

動物はこうであるとか、このような行動パターンがあるなどという思い込みが一旦強くなるとそれを強めようとする考えが次々と浮かんできます。

そして、別の行動が起きたという可能性を否定する案も勝手に沸いてきます。

例えば、アールがもしくぐったとしても体があまり汚れていないとか、怖がりのアールがくぐるはずがないといった考えがアールが柵をくぐったのではないかという案を否定していきました。

ところが、動画ではアールが柵を揺らすようにくぐっている映像が撮影されていました。

かなり強く押さなければ通れないような小さな穴をアールは押して通ったわけです。

アールの性質や行動パターンを含めて脱走ルートを考えたはずでしたが結果は負けでした。

行動のパターンや習性は行動を理解したり予測するために十分な武器にはなりますが、思い込みは決して良い結果を生みません。深く反省です。

 

私たちの知らないアールとゼットの関係性

そして、私たちはまだアールとゼットについて十分に知らなことがたくさんあるのだということを教えてもらいました。

いつも共に行動をしているアールとゼットですが、ここ数ケ月はフリー活動するゼットがアールから結構離れていることもありました。

と思っても、アールを小屋に戻すと走ってくるゼット、やっぱり2頭は仲良しなのねと思っていたのです。

しかし、柵を強化させてゼットの待つ新小屋にアールを戻したところ、2頭は激しい頭突きあいを始めました。

アールが柵から脱走したのにゼットがなかなか出ようとしなかった理由は、ゼットがくぐるには穴が小さかったという理由とは別に、ゼットは新小屋を自分のものとするために必要以上に出る行動をしなかったとも考えられます。

2頭は群れであり仲良しであるはずですが、力比べやテリトリー争いには非常に厳しいものがあります。

群れの中の闘争行動はポジショニングのために大切な社会活動であることはヤギでも犬と同じであるということのようです。

ヤギのアールとゼットにいろんなことを学んでいます。

 

動物の行動は、その種の動物の習性を調べたり理解することとは別に、動物と動物の違いと類似を比較することでよりその理解を深めることができます。

ヒト、イヌ、ヤギはみな哺乳動物であると同時に社会性の高い動物であることで似ています。

イヌとヤギは人に家畜化された動物ということで似ています。

「似てる」と「違う」を探す毎日。

動物との暮らしは学びがいっぱいです。

右がアール、左がゼット。新小屋の上で。



でも脱走は困るので、今後はほどほどにお願いしたいです。

頭突きで喧嘩するアールとゼット。



関連記事:ヤギたちの飼育小屋をめぐる様々ないきさつと事件から学ぶ動物のこと

Posted in 山羊, 自然のこと