グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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犬・ミラグロコース初級ク短期集中講座のご案内

当校で定期開催している「犬・ミラグロコース(旧名称 ドッグヒーラー養成クラス)初級クラスの短期集中講座を企画いたしましたのでご案内いたします。

犬・ミラグロコースは家族である犬へのタッチヒーリングができるようになることを目指しながら、
その過程において、犬とは、癒しとは、そして人と犬との本来の関係とは…について

みなさんと共に学び、気づき、実践していくためのクラスです。
「人と犬の本来の関係について」がテーマですので、技術を身につけるものでもなく、知識を増やすためのものでもありません。

このクラスの柱は私がパートナーの犬のオポから受け取ったメッセージです。
犬について、人について、自然について、きっと何かみなさんの心にも触れる言葉があるのではないかと思います。

様々な参加者とのセッション、ヒーリング体験を重ねることで体感し、そして心をノックすることを続けていきます。
初級クラスは半年近い時間をかけて練習や体験を重ねるクラスですが、今回は遠方から参加を希望する方のために、短期型とさせていただいております。
そのため、自分に起こる気づきや学びや体感は、初級クラス参加後もグッドボーイハートと縁をつなぎながら離れていても仲間として共に学び続ける道としてご参加ください。

共に歩いているうちに少しずつ確実に何かを得ていかれることでしょう。
ヒーリングといった見えない世界に親しんでいらっしゃらない方も、期待せず、価値観を捨ててご参加いただくことで、自分の世界をひとつ広げるチャンスとしてください。
このクラスを通して、またすばらしい出会いがあることを楽しみにしております。

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Posted in クラスのこと

祈り

東北地方太平洋沖地震で被災されているみなさまにお見舞い申し上げます。
この地震によりこの世を旅立たれた全ての命のご冥福をお祈りいたします。
助けを待っている人と動物たちがその光をつなぎますように祈り続けております。

不安で心配でいろんなことを考えるかもしれない。
自然と動物たちがいつも教えてくれる
自分の意識を変えることで起きていることが変化していくことをおもいだしてほしい。

できないことを考えて数えるより、今できることはすぐに行い、明日できることは明日する。
起きていることで気づくことは感謝して受け取り、心のあり様を変えるチャンスとする。

人の気持ちを察して共感するのだったら、その次は愛となってそれを必要としている命に届ける。

祈りは続くけど、変わらない生活。
夕方6時には外は真っ暗、部屋は少し寒い。
トイレの便座はつめたい。
水は手をさすほど痛く、夜は布団に包まって丸くなる。
停電でも節電でもないけど電子レンジもないしテレビもない充分すぎるほどの生活。

太陽と共に起き、そして眠る
山の中で食べられるものを探し山の上に座ってずっと何かを聴いている
こちらも変わらないオポ。

今日、山で涙が溢れて来た。涙が出るなんてめったにないのに。
かわいそうでもなく、悲しいでもなく、怒りでもなく
不安でも心配でもない。
涙は広がる愛の力を受け取り感謝の気持ちと共に流れた。
こんなにも気づかせていただいている。
こんなにもできることがある。

生きているものはやることがある。
明日も、あさっても、私たちは山に登る。
こんなことが起こっても起こらなくても祈りは毎日続いている。

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Posted in 日々のこと

リンゴのはなし・完結編

1月のこのブログでリンゴとオポと鳥についてのお話をのせた。
鳥が食べつくして終わったと思ったリンゴのはなしには続編があった

雪解けまじかの2月の出来事。
春の兆しにオポもなにやら忙しそう。
庭のあちこちで芽吹く草のにおいをとってご満悦である。

優秀な鼻は雪の中になにか大切なものをみつけたらしい。
鼻を地面に押し付けて真剣な面持ちである。
そして、ついに行動を開始した。
雪を前脚で細かく掘り起こし始める。

雪の中から出てきたものはリンゴの一部だった。
木の上に置いたリンゴを鳥たちが食べ
食べつくしてしまったのだと思っていたけど
つついているときに小さくなったリンゴが地面に落ちたようだ。

リンゴの上に雪が降り積もりリンゴの居場所を知る動物はいなくなった。
そして大雪が解け始めて、地を歩く動物に運が回ってきた。
暖かくなる日々の変化でリンゴは少し茶色になって発酵を始めていた。
犬にはちょうどたべごろである。

こうしてリンゴはそれぞれのおなかにおさまっていった。
犬ナティボも勝利の声をあげた。

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明後日、3月3日から犬・ナティボコースがついに始まる。
クラスを通してまた犬ナティボの新しい発見があるかもしれない。

Posted in 日々のこと, オポのこと

子連れ母さん:山に暮らす動物との貴重な出会い

ここもずいぶんと暖かくなってきた。
白は茶から緑にかわり、飛んだり歩いたりする生き物たちをみかけるようになった。

オポと山で過ごす時間も自然と長くなる。
雪の中に座りこむのはちょっとしんどいけど、こんなに春を感じる冷たい風なら大丈夫。
山の休憩場所に伏せて土を思いっきり体で感じているオポ。
さて、もう少し先へ進もうかと腰を上げて共に歩きだす。

山道を歩き始めたところでオポの鼻先が風の臭いをとる。
その瞬間、オポの鼻先の方向に動物たちが横切った。

いの母さん(イノシシのお母さん)、うり1号、うり2号、うり3号…
育って単独で行動する猪は、犬と人の気配に対する行動は早い。
だが、この母子集団の動きはいかにも遅い。

先頭のいの母さんはうり坊たちの走る速さに合わせているのがわかる。
前後の間隔も保ちながらも一列になって尾根を越え、来た場所へ戻っていった。

「で、そのときオポは?」 はみなさんの定番の質問。

彼はいの母さんとうり坊やたちが尾根を超える直前まで立ち止まってその動きをみていた。
いの母子集団がもう少しで見えなくなるというときに、少し早足で近づいた。

さて、どちらへ?

猪の去っていく方向へ追いかけたのではなく、さきほどまで猪がいた場所の方に動いた。
猪は私たちの位置から10メートルくらい先を横切る形でいなくなった。
猪を追いたいのなら左に行くべきところを、猪がさっきまでいた右へ移動したのだ。
そして彼らがいた場所の臭いをとり、だれであったかを確認していたようだ。
その後も走り出してそれを追うことはない。

もう何回かこの場所で猪に遭遇したが、オポが興奮したり毛を逆立てたり
走って猪を追いかけたりする様子をまだみたことはない。

尾根越しの鉢合わせではなかったのでどちらも緊張感が高くはなかった。
もう少しいうと、今回遭遇した場所は私たちが休憩していた所からそれほど離れていない。

知ろうと思えばお互いに相手の存在を知ることができる距離なのに
それを知る必要がないということがすべてをわかりやすくしてくれる。

うり坊を追いかければ、もちろんいの母さんは攻撃に転じたかもしれない。
なにしろうり坊は犬でいうと8キロくらいのサイズで、犬にとっては「ごちそう」だからね。

オポの行動も私の行動も、ひとつ違えば全てが違う。

「山で猪にあったらどうしたらいいんですか?」とよく聞かれる。
つまり、
犬にリードを付けるか首輪をつかむ
犬を声で呼び戻す
何もせずに犬に任せる
逃げる
などのどれを選択すればいいか、ということを聞かれる。

申し訳ないけど答えはない。
「猪に出会ったら、あなたと犬は何を感じどう行動するのか?」
という質問に自分で答えを出すのが先かもしれない。

おなかの空いていないオポが単に動物をおいかけて遊ぶこともない。
若い犬なら遊びの対象にするかもしれないけど、それはそれで学ぶことは山のようにある。

何が起こったのか、どう対応するのかも重要かもしれないけれど
自分の中に起きていることを知ることが最も大切なことだから。

いの母子家族に出会った私たちに起きたことを言えば「共に生きている」ことを知ったこと。
先の質問に答えがないなら「答えが出るまで出会うチャンスがあるだろう。」
チャンスはなんどでも来る。それをチャンスと思えば、ね。

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Posted in 自然のこと, オポのこと

わんげる・ミーティング

雪は去り暖かな雨の一日。
あの休日は奇跡的に、いや必然的に晴れたのかな。

キャンプ場を貸し切って自然の中で過ごすというクラス。
だけどグッドボーイハートの学びの場だからルールもたくさんあります。

当日はビデオスタッフの協力も得て犬語セミナーのネタ探し。
わたしの方は久しぶりにビデオ撮りから解放されて万全の体制でのぞみました。
「万全の体制って?」つまり監視、管理、指導…などに集中できたということ。

詳しくは犬語セミナーで…ですがこの日に感じたこと ↓
「その自信どこから?」でした。

ビデオ上で見る以上に犬たちは飼い主さんにピッタリ。
リードを付けているときの方が離れていますね。
なのに「その自信どこから?」

このことを思いついたときに今読んでいる「脳」の本にも同じことが書いてあったことを思い出しました。
「その自信どこから?」

これは性質(人でいう性格)や犬種の問題ではありません。
こういう犬種だから…
こういう性格だから…
いや、逃げる手なしです。
あえていうなら
こういう脳の機能だから…か…。

ところがどっこい、脳の機能は日々変化していることは周知のとおり
読書習慣が続いています。
最近は犬についての情報を得るために本を読むことはないけど、別のことに本が必要になることがあるので。

犬についてのいろんなこと。
最初は「ああ、そうか」と瞬時にわかるんだけど
それを自分に説明するために必要な時間があって、それを人に説明するためには本が役立つのです。
読む本は犬の専門家の本ではなく様々な分野のスペシャリストの本になります。
それは科学だったり、心理だったり、哲学だったり。そしてこうして人に伝えるというツールができあがってきます。

なのでツールがないときには
「どうしてですか」の質問にも「そうですね、なんとなく」と答えます。
説明できそうなときにも、時期でないと思えば「そうですね…」で終わりますけどね。

新しい読書習慣がはじまったのは犬ナティボ中級クラスの開講準備中なので。
「そっか、わかった」がたまってきたので、飼い主さんの「わかった」に変えていただきましょう。

その自信どこから?の犬たちのなぞ解き明かすのも楽しいものです。

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Posted in クラスのこと, 犬のこと

ナティボなこと

今年はリンゴをたくさんいただいた。
寒冷地でタフな食べ物は貴重な食材。このリンゴたちは私とオポのエネルギーの糧だね。

いただいたリンゴをテラスの椅子の上に乗せておいた。
戸口を出入りするたびにオポのセンサーが反応する。
椅子の上のリンゴをみたまま静止してなかなか戻ってこない。
このセンサーは私につながっている。
「ああ、見つけたのね。でもこれは今食べられないよ。」

こうしたことはなかなか伝わりにくい。
特にテラスというテリトリーは微妙なのだ。
室内でもなく、屋外でもない、お互いに判断が下しにくい場所でもある。

それでリンゴを置く場所を変えてみた。
私の頭よりも高い棚の上。
この位置であればオポのナティボも納得する。

理解しがたいことを説得するよりも 犬の本能に働きかけた方が早い。
オポは棚の上から漂うリンゴの臭いをキャッチはしたが
それを口にできない葛藤は生まれなかったようだ。
あとは熟して落ちてくるのを待つだけだ。
これで万事めでたくおさまったかのように思えた。

ところがある日…忘れていたことに気づかされた。

それは、鳥ナティボ(本来の鳥)である。
静まり返った冬の日々にひたり、動物たちの存在を忘れていた。
鳥に獲付けなどするつもりはなかったが、鳥ナティボの勝利を祝って、さくらんぼの木につつかれたリンゴを移動させた。
突然現れた実に、この辺の鳥たちは忙しくなった。
モズから、カラス、そしてトンビまでが集まってきた。そしてリンゴは1日でなくなった。

動物たちには分かち合う力がある。
食べる順番もちゃんと決まっている。
捕食する動物だけが得をしているのではない。
必要以上に採らなければちゃんと自分の分は回ってくる。
必要以上に採ると自分の分もなくなってしまう。
ルールを決めた動物はいない
調和を学んでいるだけだから。

だからナティボはすばらしい。

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Posted in 日々のこと, 自然のこと

雪の日

外は小雪が舞い始めた。
寒波到来のニュースにドキドキしながら気温が下がるのを肌身で感じる。

こんな冬のある日の出来事。
路面が真っ白の日に、どうしても下に降りなければいけない要件があった。
チェーンとスコップを車に乗せて滑る路面を確認しながら山を下る道で道路脇の大雪の中に前輪を乗り上げた軽自動車と遭遇した。
道の脇のガードレールはちょうどその切れ目にあたっていて車がバランスを崩せば危険な状態である。
土地の人でもスリップすることあるんだな、と車を降りた瞬間に足をすべらせた。
結構凍ってるんだ。

「大丈夫ですか?スコップありますけど使われますか?」と声をかけてみる。
「おお!いつもつんどうとやけど…」とスコップを受け取られた。

私の脳は「チェーン装着」と判断。
「チェーンつけてますので使っていて下さい。」の言葉に
「あ?チェーンやらいらんよ。この先は雪はなか。おいは遊びおったと。」
・・・遊んでた?この凍結した路面の上で?

その方はこの会話の間に数回スコップで雪をかくとアクセルを思いっきりふかして180度スピンして車の方向を反対に向けそして行ってしまった。

それはまるで、山道で遊ぶたぬきを見つけて車の中から見ていたら、こちらの姿に気づいてあわてて逃げて行ったのを見たときと同じ感覚だった。

なんという余裕。
何時にどこまでいかなければいけないということもなく、今ここにあるもので十分に楽しむことができる。私なら「失敗」ととらえそうなことも「遊び」に変わる。

余裕というのはあるところにしかない。
そのスペースを空けるのは自分しかない。

このあと、何時にある場所へ行かなければならなかった私は車を走らせた。
少しだけ余裕のある自分を取り戻して。

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Posted in 日々のこと

珍しいお客様

変わらぬ雪の続くある日、グッドボーイハートへ珍客があった。

近所の子供たちが庭で雪遊びをしていたときにそばで親子で遊んでいたようだ。
そんなこととは知らず、オポを庭に出してしまった。
目があって猫が走り出すとオポも追いかけ、親の方はすぐに退散。
子供の方は逃げ遅れて薪台の下にかくれていた。

この親子の来客は近くの家猫である。
いつも子供たちが外で遊んでいるときにはそばにいるのを見かける。
子供たちを守っているかのようにみえる。

近くの「彼」の家族なので犬&猫のツーショットでもみることができる。
この日もGBHへきていた子供たちの声にひかれて庭にやってきたようだった。
黒くて大きいのがいることを知らなかったのかな。

私が都会で知っている猫たちは人を見ると、逃げるかニャーニャーいって近づいてきていた。
この猫たちは逃げもしないし、とにかくニャーニャーいわない。
人に要求することもそんなにないのかもしれない。

こうして猫が自由に行動しているのをみると、なぜか安心感を覚える。
自分の自由が重なっているような。
都市では家の中から出られない猫が増えているらしい。
「家の中で自由…」は“自由”とはいわない。

動物の暮らしは人の暮らしによって大きく変わる。
人は暮らしを選択できるが、人に飼われる動物はなかなか選択しがたい。

春になったらまた庭で狩りのお手本をみせてくれるだろう。
黒くて大きいのが来たってなんてことないもんね。

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Posted in 日々のこと, 自然のこと

犬ミラグロコース

犬ミラグロコースを受講された生徒さんたちからの感想を紹介させていただきます。
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自然とは遠い場所にいたわたしたちを導くために犬が家族なったんだと感じます。
土に触れたり風にあたったりすると自然と癒される感覚が生まれます。
下界におりるとなかなか保てませんが、できる限りこの瞬間の自分でいようと思います。


部屋をきれいにすることだけで、自分の子供たちの心がきれいになると思いました。
起きていることを少しだけ受け入れることができるようになった気がします。
自分が穏やかでいると子供たちも感じ取っているのか穏やかになっているようです。


まずはグランディングからできるようになりたいです。
そして家族にヒーリングができるようになりたいです。
見て見ぬふりをしていたことやごまかしていた事を少しずつ受け入れられるようになれたらと思います。
もちろん要らないものは手放しながら!


木や葉、動物の足跡、動物のふん…。今まで気にすることはありませんでしたが
より目に入ってくるようになりました。
山でボーっとすると気持ちがいいと感じることが多くなりました。


まだまだわからないことはありますが、ただ見ているだけでなく犬の行動の意味を考えるようになりました。
「オイデ」ができないとイライラしていましたが、「オイデ」ができないなら「行かない」を教えるとか
見方を変えることで犬にもより伝わりやすくなったように思えます。
それで、最近はだいぶんできるようになりました。


犬のことはもちろん、自分のことすらよくわかっていないのだと思いました。
気づいていないことがたくさんあるので少しずつでも犬のこと、自分のことを理解していきたいです。
「感じる」ことが少ないのでたくさんのことを感じることができるようになりたい!

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たくさんの気づきを受け取られたようですね。
犬達のメッセージもいっぱい受け取られたようですね。そして家族からのメッセージも。
たくさんの「わからない」はたくさんの「気づき」のチャンス
家族、場所、仲間、出来事、チャレンジ…。私たちの周囲に学びの応援団がいっぱいです。
毎日、毎日、1日ひとつでも何かに気づいて行動すれば、きっといつか成長したな~と感じることができますよね。オポからのメッセージにこんなことばがありました。
「一歩でもすすめばいつかたどりつくさ」
目標もいらないし、期限もない。
今できることだけがすべて。
次回は「気づき」を分かち合うクラス“犬・ミラグロアフタークラス”へどうぞ。

Posted in クラスのこと, 受講生のコトバ

クラスメイト

今回のクラスメイトはエドちゃんタハティちゃんの飼い主さんです。
ティキちゃん飼い主さんの母様ありエドちゃんのお父様のクラスメイトに「妻」として登場したあの方です。
ではどうぞ。
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グッドボーイハートとの出会いは今から一年前になります。
我が家の二頭のW・コーギーのうち、女の子のタハティからカウンセリングしていただきました。
彼女はずっと病気がちで、四肢の未発達を抱えた子でしたから
「せめて楽しい人(犬)生を送らせてやりたい」との思いがありました。

たとえば、他の犬たちと仲良く遊んだり、ドッグランで思い切り走らせたり・・・
自分の中ではまるで映画に登場する「笑っている犬」がイメージされており
犬の幸せとはそういうものだ。と勝手に思い込んでいました。

とはいえ、当の本人(犬)は他の犬に対してフレンドリーに振舞うことなどまったくありませんでした。
ドッグランでもどこでも、私のそばを離れることはなかったのです。

困ったことに、当時の私は、そういうことは「訓練」で何とかなる!と思い込んでいたのです。
「人」について考えれば「友愛」や「親しみやすさ」の感情が訓練などで培えるものではけしてないことなど容易に解るものなのに。

タハティと私は主人と現在9歳になる先住犬エドと共に7年間さまざまな犬のためのしつけ教室に通いトレーニングを受け犬のために書かれた教科書を読み身近なところでも、犬を飼っている友人に相談し・・・
誰のための何のためか分からない「犬のしつけ教室難民」を続けていました。

その間学べた情報や教育が全て無駄なことだとは今も思いませんが「満たされない何か」を感じていたことも確かです。

今思えば私の場合動物病院や犬の専門誌などでその名前をなんども目にし
気になりながらもその門をくぐることのなかった「グッドボーイハート」に出会うためには逆にそうした期間が必要だったのかなと思います。
手にした書物や2匹の犬と暮らしてきたわずかな経験だけで『私はもう十分知っている』と実は何も知らないくせに、高慢な気持ちにさえなっていたからです。

こうして必要な時間はかかりましたが、今から一年前「犬とは?」と本当に素直な気持ちになれた時活動の拠点を福岡から七山に移された、宮武先生との出会いが許されました。
素直に「許された」と、そう思います(笑)今となれば「時が来たのだと」そう思えるのです。

最初のカウンセリングで、すぐに自分の一方的な思い込みに気付かされます。
『それって真逆じゃないですか!?』と何度も大声をあげるほど驚いていた様な気がします。
私が彼らに「してあげたい」と思う気持ちは犬の目線に立ったものでなくの思い込みや考え方の押し付けだったからです。

タハティは犬です。「当たり前のこと」のようですが、当時のわたしには「人」でした。
そのような誤った見方を変えさせてくれたのは他でもなく、タハティ自身(犬)でした。
『この子、脚が悪いんです!山登りなんて無理です!できません!』

内心そう思いながら、先生の家を迎える山に初めて登らせていただいた日、感動しました。
タハティはとても生き生きとしていました。何も特別なことではなく「当たり前」のことようでした。

自然の中では、人間なんかより本来、犬のほうがずっと物知りでそして強いのです。
長い間部屋の中でだけで暮らしてきたものだから、忘れてしまったものがたくさんあります。
エドにもタハティにも「本当に大切なもの」「思い出さなきゃならないもの」たくさんあります。

ずい分遠回りさせてしまったなあと落ち込んだりもしたけれどこれからも家族で一緒にそれを取り戻していこうと思います。

出会いの日から一年間
宮武先生の言葉『曇りなき眼で見れるようになるまで、判断を下さないこと』
『愛と勇気を持って』『そして感謝を忘れないこともね・・・』に励まされ
「人が人らしく、犬が犬らしくあるために」今できることに励む毎日です。

だけど、私たちはもう「○○難民」ではなく
ちゃんと、いるべき場所住むべき場所を与えられた家族なのだと確信しています。


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どんな学びも無駄にはなりません。
犬たちは知っていたかもしれないことをやっと気づき始めたわたしたちに「よくわかったね!」とエールを送ってくれるでしょう。「犬・ナティボコース」を通して、彼らをびっくりさせてあげましょうね。

Posted in 受講生のコトバ