グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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<お知らせ>犬語セミナーをオンラインでも開催します。

今月の犬語セミナーは対面クラスオンラインクラスの双方で開催します。

10月23日㈰ 12時~14時

① グッドボーイハートオポハウスでの対面クラス

② ZOOMを利用したオンラインクラス

事前申し込みが必要

同日、グッドボーイハート・オポハウスにて開催するセミナーのオンライン配信型になります。

ご希望の方はメールもしくはお問い合わせフォームでご連絡下さい。

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犬への号令がなかなか伝わらないという飼い主への三つのヒント

「犬を叱ってはいけない」「犬は褒めてしつけるのがいい」というしつけ方が流行したため、その流れが生み出したものは「犬を褒めてしつける」が行き過ぎた「犬をおだててしつける」犬のしつけ方です。

犬のテンションを上げることや、犬に食べ物を与えて行動を起こさせようとするしつけ方が方向性を失った結果、犬は抑制の効かない動物に、そして飼い主との信頼関係を作れず、孤独なストレス状態に陥ることになります。

 

犬は社会的な群れを形成して生きる動物です。

群れの中での親犬が子犬や未熟な若い犬の教育は、群れそのものが正常に機能し群れが存続することにつながります。

群れとしては今すべきことを伝える方法を身につけておく必要があります。

しかし、フセを教えるとしてもその教え方(学習のさせ方)によって結果は全く違うものになります。

犬がおやつなどの食べ物やおもちゃをもらうなどの報酬が出ると察知したときにはする行動も報酬が出ないと知ると従わない、これは犬のしつけとは言えません。

犬は食べ物をもらうためにただ行動しているということになります。

つまり、飼い主と犬の間に主従関係ができているとは言えません。

従うべきは、優秀な群れのリーダーとしての飼い主だけです。

強く優れていなければ従う価値がない。

これが犬の社会です。

 

強い飼い主にならなければいけないと、犬に言うことをきかせようとして大きな声が出てしまうこともあるでしょう。

「強くフセと言わないとフセないのですが、叱っているようで可愛そうになります。」と戸惑う飼い主さんもいます。

フセという号令は叱るためのダメとかノーとかいう言葉ではありません。

犬を否定する言葉ではなく、犬に行動を起こさせるための言葉です。

その言葉、伝わらないとしたら何が足りないと説明すればいいのだろうかと考えていたときに思い出した映画があります。

それは「三島由紀夫 VS 東大全共闘 50年目の真実」という映画です。

この時代を生きていないので内容は難しく理解することはできないのですが、三島由紀夫氏と当時の全共闘の東大生の討論の中に「伝えるということ」のヒントを得られるような気がして数回見ました。

三島氏は討論の中で「熱情を感じることができた。」と表現しています。

熱情とは熱意のことでしょうが、他にもこの討論を通して行き来しているものがあります。

ナレーターが最後にまとめる三つのこと。「尊敬、言葉、熱量」。

この三つは、人が犬に対して真剣に接するときには外せないものなのです。

 

まず尊敬。もっとも重要な要素です。

犬という相手を尊敬(リスペクト)していなければ、大きな声はただの暴言になります。

犬は素晴らしい動物だ、あなたのことを尊敬している、だから私と真剣に勝負しなさいという気持ちがあるでしょうか。

犬にネコなで声で話しかける、キャー可愛いとおだてる、犬を表面的に扱うことを私は好みません。

それは、犬をただの動くぬいぐるみ程度としてしか見ていない軽薄な行為だと思うからです。

犬は人の喜ぶような形や顔にされています。

みなが可愛がったり抱きしめたりしたいというような容貌になっています。

それでもやはり犬は犬。

彼らには強い攻撃性があり、ひとつの命としてこの世界を生きる希望も持っているでしょう。

ただ彼ら犬の運命は、私たちの国では人に飼われることです。

だから飼い主によって自分の運命は決まってしまいます。

犬を尊敬するということがどういうことなのか、まだよくわからないという方にはローレンツの本をおすすめします。

 

次に言葉。

犬に理解できるように与えられる犬の機能性としてのコミュニケーションの形であるか、犬が理解できるようになった人の言葉であるべきです。

犬が飼い主の強さをわかって安心できるようにするために、飼い主は犬に言葉を教えるのです。

それは、おすわり、ふせ、まて、といった合図や号令というもので、言葉を持たない犬にとってはそれはシグナルとして認識されているでしょう。

親犬も子犬に対して要求をすることも威嚇することも、攻撃をすることもあります。

それはお互いが共通のシグナルを持っているからであり、それをとらえ違いすることがありません。

ところが人と犬は違ったコミュニケーションを持っています。

なので、人が犬と関係性を結ぶにあたって要求すべきいくつかの合図は犬に教えておくべきです。

ローレンツはマテとついて歩くことと、バスケットだと言っていましたが、私は、フセマテ、ついて歩くこととオスワリ、の二つのセットが必須だと思います。

 

最後に「熱量」です。

実はこれもとても大切なものだと思います。

前述の「大きな声を出すと叱っているような気がして」という部分ですが、大きな声は必要なくとも熱量は必要です。

熱量があれば声が大きくなっても仕方ありません。

それは犬を叱っているからではなく、対話には熱量が必要だということです。

実際、犬と犬のコミュニケーションを見ていても、興奮している犬を一喝する犬の声はワンにしろ、ウォンにしろ、ウォーにしろ、ガルにしろ、ある程度の熱量があります。

その熱量は私たち人間の比ではありません。

逆に、犬が人に咬みつこうとして威嚇するときにもすごい熱量を感じられるでしょう。

咬まれたことがなくてもガウという犬の威嚇音にひるむ人は多いはずです。

伝わらなければ意味がない、これもまた犬の世界です。

熱量は怒りではありません。

大きな声は怒っているわけではありません。

むしろ怒りは対話を生まず、怒りは決裂を生み出します。

犬に対する「どうして思い通りにならなのか」「なんでそんなにいうことを聞かないの」という怒りや憤りを犬は敏感に感じ取ります。

犬の方は「終わったな」と思うかもしれません。

怒りは犬との関係を良くするために全く必要がありません。

必要なのは「熱量」。

熱量は継続して出すことができますが、怒りはそう長くは続きません。

 

動物と真剣に向き合って信頼関係を築き上げたいと思うなら、まずその動物のことを知って理解すること。

相手の習性や立場を知って理解した上で、相手を尊重することも大切です。

犬を尊重するということは、飼い主である自分が社会的に主導権を握るリーダー的な立場を犬が認めてくれるように考えて行動をするということ。

これは犬を弱い動物としていじめることではなく、犬が飼い主と良い関係を結び安心して暮らしていくために必要なことです。

「強くなければ従う価値がない。」

人が強い動物であったからこそ、犬は人に従う価値があると判断したはずです。

同時に人はそれほどバカでもないらしい。

人は他の動物について知り学ぶ知識を身に着けるという習性も持っています。

犬に認められる飼い主となるために、自信を持って号令を出しましょう。

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緊急!瀬川製作所のドイツなめし首輪、リードがなくなります!

現在、瀬川製作所の首輪とリードをお使いの方に緊急でお知らせいたします。

瀬川製作所のドイツなめし製品がすべて製造中止になるとのことでした。

本日そのことが発覚しました。

理由は、ドイツから皮が入ってこない、なめす機材が劣化してきて使えなくなってきた、ということだそうです。

リードに関しては、金具が二つある盲導犬リードを含めて在庫がなく生産もされないそうです。

首輪に関しては、在庫分で終了のとこで少し残っているそうです。

 

現在ドイツなめし首輪をご利用で、替えの首輪として必要な方は、急ぎメールかラインでご連絡下さい。本数と色をご指定下さい。

リードについては、仕入れ先に黒のシングルリード(金具がひとつのノーマルなもの)の在庫が若干あります。

幅は18ミリ、15ミリ、12ミリ、8ミリ。

小型、中型は12ミリか8ミリがおすすめ、大型犬には15ミリか18ミリがおすすめです。

こちらも在庫僅かのためお早目にご連絡下さい。

すばらしい商品だったので本当に残念です。

また新たな良いリードと首輪を探してみます。

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グループトレッキングクラスを開催しました。“みんなでひとつ”がテーマです。

不安定なお天気の中で、今月もなんとか晴になったグループトレッキングクラスには神様がついているのかな。

グループトレッキングクラスが初めてのデビュー犬くんもお迎えして、元気に山歩きがスタートしました。


この日はお預かり犬が多くまだ犬たちの関係性も不安定な状態でした。

オポ広場をできるだけ安定した場所にしたいという願いから、トレッキング開始前の準備段階から私も生徒さんの犬たちのリードを一時的に借りて練習に参加しました。

練習内容はいつもの服従訓練です。

犬と規則正しい形で歩く、オスワリ、フセ、マテ、とまれ、などの基本形を繰り返すだけです。

ただ座ったり伏せたりするだけでなく、形がとても重要です。

オスワリのときに体重を落とす場所、フセのときに伏せる形と場所。

歩くときにどの位置にあるくのかなど、きちんとした服従訓練ができるということは犬が人に従う形になるということです。

いつも飼い主に従う関係が出来ていれば服従訓練などはとても簡単なものですが、飼い主に従っているようで従っていない犬はたくさんいます。

おとなしくいうことを聞いて問題のな犬でも、飼い主に従うということとはまた別のことなのです。

服従関係がきちんとできれば、マーキング行動がなくなります。


オポ広場でやってほしくなかったこと、それは犬のマーキング行動です。

マーキング行動をする犬は隙あらば飼い主から逃げます。

逃げても自分の都合で戻っては来る犬がほとんどですが、飼い主と一心同体の群れになってはいません。

飼い主に依存して逃げることができない犬もいます。

依存するタイプの犬たちの中にもマーキングで自己主張する犬がいます。

飼い主に依存はしても服従はしない、ルールは自分が作るから他の犬とうまく関係性を築くことができない。

「わたしがルール」の犬たちの世界も、このオポ広場ではいったんストップです。

朝から私の気合を感じて下さったのか、飼い主さんたちも頑張って下さいました。

今日はマーキングゼロを目指してのトレッキングクラス。

いつも以上にまとまりがあったと感じています。

トレッキングクラス後の対面クラスも盛り上がりましたね。




預かり犬たちのお世話のために犬語セミナーは来月に延期させていただきました。

おかげ様でたくさんの預かり犬たちのお世話が充実した一日となりました。

預かり犬たちを広場にフリーにしたときに、いくつかの犬がマーキングをした痕跡がわかりました。犬が反応するのですぐにわかりますね。

不安の要素を消すためにも、「みんなでひとつ」に近づける時間と空間を作ります。

お預かり犬たちから学んだことは、またブログでご紹介します。

時間がどんなにあっても学ぶための時間が追い付きません。

だからみなさん一緒に学びましょう。

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青年期の犬を成長させる機会を持とう!「年下がいるから成長できる」は犬も同じ。

犬は一歳になったらどのくらい成長しているの?

犬の成長はとても早く生後一歳半で、人でいう年齢の二十歳くらいにあたります。

体もある程度成長しきっていますし、精神的にも成犬と呼ばれる年齢になります。

ひとつひとつの個体がきちんと成長することで群れとなって社会活動が成り立つのが自然の中での犬としての動物の世界ですから、犬であればどの個体も「成長」を目指して日々を過ごしています。

人に飼われるようになってペット化が進んだ動物である犬も、動物としての犬の部分をすべて失ったわけではありません。

犬は考えて成長しているわけではなく、成長するのが当たり前の機能としてそうなっていくのです。

ところが、最近の犬たちはなかなか成長しません。

生後一歳半になっても「大人になったな~」と思える犬がなかなかいません。

むしろ、子犬になっていくというか、扱いにくくなったり、わがままになったり…。

行動学的にいえば、犬のストレス性行動が増えていったり、他の犬との社会的行動が不安定になったりといったことが起きるようになります。

 

子犬の出現に慌てる青年期の犬たち

分かりやすいのはその犬よりも年下の犬たちが出現してきたときです。

大体、一歳から一歳半になると子犬たちが散歩に出てくるようになります。

今までは、自分が一番下だった、子犬として可愛がられていたのです。

子犬だったから許されたこともたくさんあるのに、今度は違います。

子犬に対しては自分がお兄ちゃん犬、お姉ちゃん犬と呼ばれるようになるのです。

今までは年上の犬たちを相手にすれば良かったのに、自分が年上の犬として年下の犬に対して向き合わなければならないのです。

この年下の犬の出現が、青年期に入った犬に行動の変化を起こさせるきっかけとなります。

家庭で規則正しい生活をして、飼い主から愛情としつけをたくさん与えられた犬は、年下の犬が自分の前に現れても動じることはありません。

むしろ、年下の子犬との出会いがあることで、自分の立場や役割をわきまえる機会を得られます。

子犬だった自分、年上の犬ににおいを嗅いでもらったり、服従的にあいさつをしたり、飛んだり跳ねたり、飛びつこうとしたり、と興奮して接してきたはずです。

それが、こんどは一気に逆転。

自分に対しておびえるように近づく犬、興奮してとびつこうとする犬、礼儀もなく近づいてくる子犬たちを相手にしなければなりません。

ここでは、相手が子犬だということが重要なのです。

怯える犬、興奮する犬、礼儀なく近づく犬、これらの犬が成犬であれば、相手をしないとか遠ざけるとか、防衛することもできます。

でも相手が子犬であれば、排除することはできないのです。

自分の群れの犬でなくても、同種(犬)であれば一方的に攻撃や威嚇をすることは許されません。

同種の子供を攻撃しないという種の遺伝的な情報に従って、青年期の若い犬にも大人の犬としての対応を求められるのです。

 

子犬に対する青年期の犬の対応で犬の社会性を知ることができる

では、青年期の犬は子犬に対してどのような行動をするのでしょうか?

成熟した青年期の犬は、子犬のとびつきや甘噛みに対して辛抱強くかつはっきりとした態度で冷静に対応します。

もちろんまだ若いのですから大人の犬のように堂々とはいきません。

状況によっては、声をだしたり、飛んだり、身をかわしたりすることもあるでしょう。

そうこうしながら、大人の犬としても振る舞いを身に着けていくはずです。

逆に、成長が遅れている青年期の犬たちは子犬の出現に右往左往してしまいます。

右往左往とは行動ではなく自分の成長そのものが、という芯から揺らぐ状態です。

相手が大人のふるまいで自分を落ち着かせてくれていた環境から、相手が子犬で興奮して攻撃的に接してくるわけです。

青年期の犬であっても子犬に飛びついたり甘噛みしたりと子犬に戻ってしまう犬もいます。

子犬に対して牙をあてたり、吠えたりして子犬を遠ざけようとする犬もいます。

また子犬の対面でよだれを垂らすこともあります。

子犬との対面によって、今までとは見たことのない自分の犬の態度に驚かれることもあるでしょう。

子犬の我が犬は犬に向かって飛びついていったはず、犬が大好きだと思っていたのにそうではなかったと気付く時期にもなります。

 

犬と犬の関係性に飼い主が介入できること

犬と犬のコミュニケーション中に、飼い主はわが犬にどのようにふるまえばいいのかを教えることができません。

他の犬と対面させているときに「ああしたらいいのに」「こうしたらいいのに」と飼い主がやっきになってもそこでは全く無力なのです。

できるとしたら、他の犬に対して攻撃的な態度や消極的な態度がでれば、対面を中止させることだけです。

では、飼い主の存在は犬のコミュニケーション力を高めることができないかといえば、決してそのようなことはありません。

むしろ、飼い主が育てた犬が今のような社会性を持つことになったという自覚をまずもっていただくことは最も大切なことです。

その上で飼い主ができることは何かを現実的に考えていきましょう。

子犬との対面をする前に、日々の生活の中での飼い主の接し方や環境が犬の成長に影響しています。

生後3ケ月から生後6ケ月にかけての一番最初の発達期に飼い主が子犬を赤ちゃん犬として扱ってしまうと精神的な発達が遅れてしまいます。

遅れてしまった成長を取り戻すためには時間をかける必要がありますが、成長を諦めないということがなによりも大切でしょう。

年齢を重ねても子犬っぽい行動をする犬、赤ちゃんのように甘える犬は人から見ると可愛いと思われるかもしれません。

しかし、それが人として見た場合はどうでしょうか。

犬が年齢を重ねて大人の犬として成長し、頼もしく子犬を守ることのできるような犬に成長をするということは、飼い主とってのメリットではなくその犬自身にとってのメリットなのです。

自分の中に育つ軸のようなもの、しっかりとした幹を持つ犬の成長は、ますます楽しみです。

犬が本当に可愛いというのは、赤ちゃん犬としてではなく尊敬に値する愛おしさだと思います。

わたしたちヒトの方が時代と共に親元を離れる年齢が遅くなってしまったのかもしれません。

子犬と犬のコミュニケーション、次回の犬語セミナーで紹介します。

生後4ケ月の柴犬くんと1歳3ケ月の犬くん



 

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オポハウスリニューアル・足跡マークで一歩ずつ前進

七山の山の学校オポハウスの屋根のリフォームが終了しました。

屋根の面積は広いので綺麗な緑色が復活して、古いオポハウスがまあまあな感じに見えます。

そして、屋根には犬の足跡マークをつけました。

屋根を上って向こう側に歩いていくような感じにしてもらいました。

リフォーム中のオポハウス



完成はこちらです。

オポハウスにパウマーク



当初は横に歩いていくようなデザインにと思ったのですが、予算の都合でこんな風になりました。

空まで歩いていったオポの足跡みたいでいいかなと、十分に満足しています。

ペンキ屋さんありがとうございました。

そして山側にあがって後ろからオポハウスをみるとこんな感じです。

オポハウスの屋根にロゴ



オポのローマ字表記はopoとなりますが、デザイン的に英語ではいつもOPPOと書くようにしていたのでロゴマークとしてこちらで。

OPPOHOUSEとそのままなのですが、こちらはダンナくん(※私の主人のこと)のお気に入りです。

ダンナくんの店の名前が“オポ”なので、彼としては愛着のあるデザインになったみたいです。

それに、家の屋根に絵や文字をいれるなど、普通のご家庭ではなかなかできないことですからね。

 

足跡マークには一歩一歩前進の意味を込めました。

上に上に、前進していく。

飼い主の私はオポの足跡をトラッキングしながら犬のことを学び、さらに生きることにつていてもたくさん学んできました。

グッドボーイハートの生徒さんたちが、自分のパートナーの犬と共に成長していかれることを応援するのがグッドボーイハートのお役目です。

犬のとの暮らしはとても楽しい。

人にとっても、犬にとっても、ですね。

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グループクラスと犬語セミナー開催のお知らせ

今月のグループトレッキングクラスと犬語セミナーは以下のとおり開催いたします。

犬語セミナーは2ケ月お休みをいただきましたので、気合を入れていきます!

どちらもご参加希望の場合には、事前にお申込み下さい。

・グループトレッキングクラス

9月25日日曜日 10時集合

・犬語セミナー

同日 12時~14時

参加料金 2500円

 

犬語セミナーは犬と犬のコミュニケーションを学ぶセミナーです。

身近な犬たちから学ぶことが効果が高いため、お預かりクラスやグループクラスで撮影した動画を教材として使用しています。

他にもみなさんのご自宅で起きてる犬の行動を撮影したものを常時募集しています。

犬語セミナーは犬の行動を自ら観察して分析するための手法を学ぶことが目的です。

繰り返し動画を見てスキルアップを図る機会として下さい。

私も毎回新しい発見があって楽しみにしています。


 

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犬の重大な問題行動も実は小さなことの積み重ねから始まる。

犬と問題なく暮らしていると飼い主たちには程遠いはずの犬の問題行動。

その犬の問題行動がまさか自分の犬に起きるとは、犬と暮したばかりの、もしくは犬を迎える前の飼い主には想像もできないでしょう。

犬の問題行動のご相談は、生後3ケ月とか生後4ケ月という子犬時期であることもあるし、8歳、9歳、10歳という犬ではかなりの高齢になることもあります。

問題となる行動の種類は、犬のもつそれぞれの犬種や性質といった個性によっても違いがありますし、むしろ飼い主の生活スタイルや生活環境によって習慣化された犬の飼育環境は犬の個性よりもずっと犬の行動に影響を与えています。

犬の飼育環境と飼い主の犬に対する接し方や飼い主と犬の関係性が犬の性質を育ててきたといっても言い過ぎではありません。

ですが、ひとつだけ絶対にどの犬にも同じだと言えることがあります。

それは、どんなに重大な犬の問題行動も最初は小さな問題から始まったのだということです。

飼い主に対してかみついたり、散歩中にリードをひっぱって興奮して人や犬に吠えたり、室内で来客に対して吠える、インターホンで興奮するなどいろんな問題行動がありますが、その問題行動にも最初があったはずです。

特にかみつき行動の場合には、最初は軽く人の手に牙をあてる、声をだして吠える、手をなめるといった行動や、人に対するとびつき行動といった行動で始まります。

この最初の人に対する自己主張の強い行動を見逃さずに対応しておけば、急に噛みつくような犬にはなりません。

しかもその行動は大体生後6ケ月くらいまでに出てきます。

犬の生後6ケ月というと犬の乳歯が永久歯に生え変わるころです。

犬の永久歯が生えるころには犬の顎は大変発達しています。

犬は動物を捕食する動物ですから、犬の牙と顎は動物を殺傷することに利用するために発達してきました。

生後6ケ月になり永久歯が生え変わった犬は、刀を腰に差している状態なのです。

その武器を自分が生きるためにも使うと同時に、群れを守るために使うという風に成長していれば問題を起こすような犬にはなりません。

生後6ケ月までを飼い主の甘やかしの中で育てられると、飼い主に対する主張をしたり飼い主は自分を守る存在ではなく自分よりも下の存在となってしまい、吠える、咬みつく、マーキングといった攻撃行動を周囲のものにするようになります。

自分の子供に対しても生じる「まさかうちコが…」という考えが犬の問題解決を遅らせてしまい、問題は悪化し手に負えない状態となってトレーニングスクールにご相談に来られます。

お伝えしておきたいのは、ドッグスクールに犬の相談をされることは決して犬を責めたり悪いと決めつける行為ではありません。

犬の吠える、かみつく、マーキングや破壊行動などはすべて犬のストレス行動です。

一番困っているのは犬自身であるということを理解してあげて、できるだけ早く専門家に相談してください。

飼い主としては「私が一番この犬のことをわかっている」という気持ちですから、相談するのに躊躇する気持ちもわかります。

初回の訪問カウンセリングのときに、飼い主さんが愕然とされる姿を今までなんども見てきました。犬のことをわかっていたつもりで全くわかっていなかった、飼い主さんがそう気づかれるからです。

気付かぬうちに犬の問題が大きくなって犬の精神が蝕まれてしまう前に気づいてよかったと思えるようになるのは、犬の問題に対して前向きに取り組んだ飼い主だけです。

そのうちよくなる大した問題ではないと、犬の叫びを聞こえないふりをして問題だけが膨らみすぎると解決できないばかりでなく、犬の体調不良にもつながっていきます。

犬のしつけは犬が来る前から始まっています。


 

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サルにまつわる話題が満載で学んだこといろいろ。

野生のサルと柴犬の小鉄くん

オポ広場の草刈をしようと準備をしていたときのこと、広場で小鉄くん(柴犬、一歳半オス)がワンワンと吠え始めた。

正確にはウォン、ウォン、ウォン、ウォン。

澄んだ中音程の繰り返す吠え声。

吠えている方向は広場から山に向かう方、少し高めに顔を上げているような吠え声。

イノシシが栗を拾いに来ているのだろうなと、草刈機を背負って広場に降りて行ってびっくり、上を向いて吠えている小鉄くんの上にサルがいたのです。

サルは広場の栗の木に移動した後に小鉄くんに吠えられたあとに電線に飛び移り、電線を渡って移動しているときでした。

細い電線の上を走っているサルの姿に感動しながら小鉄くんの近くに近づくと、サルは小屋の屋根を伝って柵の向こうへと消えていきました。

小鉄くんの吠える声はテリトリーに来客があったときの防衛的な吠えとは違っていて、何かを発見したことを伝える吠えでした。

その後広場の草刈を始めたのですが、小鉄くんは山の方に顔を向けたまま伏せていたり立っていたりと警戒を続けていました。

草刈を終えてから山の方を見ると樹木の枝が大きく揺れており、サルがまだいることを確認しました。

サルが人や犬を恐れずに行動するということと、小鉄くんの衝動性を抑えた執着しない野生動物に対する吠えに、動物たちのもつそれぞれの距離感を知りました。

 

サル群れがオポハウスに来たことを移動マップで確認

その2日後に表庭で預かり中の子犬ちゃんとバロンくん(1歳2ケ月オス)が遊んでいてペンキ屋さんと私が話をしているすぐ近くの木にサルがいてこちらを見ていました。

なんどか庭まで降りてきたことがあるのですが、ペンキ屋さんは初めて見たとのことでびっくりしていました。

その若いオスザルは木の上で体を掻いたりとなんの用事があるのだろうかという雰囲気でした。

写真を撮影しましたが、わたしたちを見張っているようにも思えました。


サルと私たちの距離は20メートルくらいでしょうか、子犬やバロンくんはサルの存在になかなか気が付きません。

私やペンキ屋さんが撮影したりサルに注目を始めるとバロンくんがサルに気づきワンワンワン。

サルは全く移動する感じもありませんでした。

この日はその後も栗の畑で2匹を見たため、群れで移動してきたのではないかと思ったら案の定、唐津周辺をテリトリーにするサルのA群がここまでやってきたという情報を入手しました。

サルの移動情報をアップしているサイトを生徒さんが連絡してくださったので確認できました。SNSすごいですね。

群れのサルにGPSが装着されているため群れの移動を確認できるマップがあるのです。

サルによる農業被害が深刻だということでこうした活動が行われているそうで、はじめてそのようなシステムを知ることができました。

人とサルの戦いは私のすぐ身近なところで起きていたのです。

毎年、柿の実が赤くなり始めたなと思ったら、ある日忽然と全部の実がなくなっていたのはやはりサルの仕業でした。

大好きな栗の実を拾うことを楽しみにしていたのに、栗畑に落ちているのは栗の皮ばかりです。

日本サルは希少動物のため捕ることを許されていません。農家の方々にとって最強の敵であろうと思います。

爆竹のようなパーンという音はサル除けにも使われるのでしょうが、サルにそんな脅しが効果があるとも思えません。

最後にサルと境界線を戦えるのはやはり犬ですね。

境界線を守る犬たちの復活を期待しています。

 

最後に、お尻がサルのようになった最近の自分。

そしてこの間に家と山間部の間の草刈最中に、キイロスズメバチに刺されました。

人生で2回目ですがショック症状はなく、今回は草刈用のガードがあったので刺された場所はなんと尻部です。

刺された場所が幸いしたようで1回目の手のときのように死にたいと思うほどの痛みはありませんでした。

注射+くらいの痛みがあって結構長ーく痛みが続き、夜になると腫れてきて痒いのと痛いので一晩は睡眠が浅くなりました。

いつもうろうろとする場所なので大体このあたりに巣があるということはわかっていたのですが、草刈機を持って上がること自体が滅多にできないことなのでもう少し刈りたいという欲求に負けて踏み込み過ぎました。

時間に余裕があればもっとゆっくりと草刈もできるのでしょうが、犬のお世話の合間なので早く済ませたいと思ってしまうのです。

スズメバチに刺されたらお世話もできなくなってしまうことを考えなければいけませんでした。今回はすぐに動けるような状態でしたので仕事には支障ありませんでした。

スズメバチに刺されることなどは普通の山歩きではありませんので、どうぞ山を怖がらないでください。

山で暮らすとなると、戦わなければいけない、警戒しなければいけない野生動物が出てくるのは当たり前のことなのです。

そのことが嫌だったら山に暮らさなければいいのです。

「怖いからしない」という考え方や行動のパターンもありますが、自分の場合にはいつか死ぬのだからある程度やりたいことはやるという気持ちが強いのです。

犬に対しても、ケガをしたら怖いから…と思ってしまうのであれば、犬をどこにも連れていくことはできません。

犬を室内に閉じ込めておくか、柵のあるドッグランで走らせるのか、そんなことしかできません。

動物にとって危険と好奇心はセットになっていると思います。

リスクのない冒険はありません。

何もしなくて安全だけど退屈な時間よりも、少し危険が伴うけれどその危険すら自分の判断や能力に委ねられていると、自分を試す時間がある方が人生はワクワクします。

犬も同じではないかと思うのです。

ちなみに、スズメバチに刺されたあとも病院には行ってません。この程度なら行かなくても大丈夫という感覚が自分の中にあるからです。

その後も、日本ミツバチを襲撃するキイロスズメバチを駆除したりと、怖いと思うことはありません。

怖いのは動物ではない、動物に対しての自分の行動です。

犬にはなかなか咬まれることない私ですが、思いっきり警戒しているからですね。

今後は野生動物のことをもっと知ってもっと警戒して、そして程より距離を保っていきます。


 

Posted in 日々のこと, 犬のこと, 自然のこと

涼しい山でグループトレッキングクラスを開催しました。

山の学校は一気に秋の感じが強まってきました。

グループでのトレッキングクラスを開催しました。

街中とは違う空気に「涼しい、全然違うね」と言葉がもれます。

夏から秋へと季節が移る変わるこの時期は、動物にとって何か特別な時間のように感じるのです。

秋の訪れとともに山にはたくさんの果実がなり始めます。

オポ広場の後ろ側には栗の木、柿の木があります。

数日前はサルが栗の実をとりにやってきました。

秋は蓄えの時期、蓄えるために活動する季節なのでしょう。


そのサルが電線を渡る姿を見てただすごいなと感動したのですが、動物の持っている能力とは私の想像を超えています。

できるだけ人が扱いやすいようにと改変を迫られた犬たちは、人の能力を超えることを許されない傾向があります。

繁殖や飼育の方法や可愛がりによって「あなたは無力である」と洗脳する最大の方法は、犬のしつけ方の方法としてネットでも堂々と公開されています。

ですが、そもそも人が犬と共に生活をすることを選択したのは、犬のすばらしい能力を自分たちの生活のために役立たせたいと思ったからです。

そして、たくさんの野生の犬の中からある程度協力関係が築けそうな犬のグループと共にやっていくことができたというところが人と犬の始まりではないかと個人的には思っています。

その犬という動物が、山という犬の一番知っている場所を歩く機会を得ることは当然の権利であると思うし、その機会を飼い主が与えなければ得られないのであれば、ぜひ犬に山歩きをしながら探索をする時間を提供して欲しいのです。

だから、こうして山の学校に生徒さんたちが犬とともにきてくれて、またいろんな山に犬と共に出かけて山歩きをしながら飼い主と犬が関係性を築く機会を持って下さることは最高にうれしいことです。

写真にはたくさんの犬たちが移っていますが、普段は他の犬があまり得意でない犬も集団の中ではとても落ち着いて過ごせます。

トレッキングクラスは、飼い主に犬という動物が何者であるのかを考える機会を持っていただくために、犬と山で過ごす機会を持っていただくために、そしてなによりも山を歩いている犬の姿を「これぞ犬、美しい」と感じていただくために、これからも続けていきます。

また来月もお待ちしています。

Posted in クラスのこと