お天気はギリギリセーフで今年初めてのグループトレッキングクラスを開催しました。
霜で凍った地面に驚かれていましたが、それが山の気温です。
霜は解けてみるみる地面は濡れていきますが、犬ならそんなの大丈夫。
ちゃんと整列してスタートしました。
いざ山を歩き始めると、初めて参加する犬たちもわりと落ち着いた様子で緊張も少しずつ解けてきます。
飼い主が自信を持ってリラックスできると犬もリラックスします。
犬のリードを持っているときに「犬を従わせよう」と思っているなら、それは少し違います。
むしろ、首輪をつけられリードを飼い主に持たれている犬は、そこからは逃げられない状況に置かれています。
何があっても逃げられない…。
そんな状況の中で犬を安定させてくれるのは、飼い主との信頼関係です。
この飼い主なら大丈夫、犬がそのように安心を得られるように飼い主は多少頑固であってほしいものです。
常日頃からリードを握っているときには「犬と一心同体」であることを忘れずに、
絶対的に強い飼い主であることを犬に伝えてあげてください。
犬のリードを持つというのは、とても深い意味と覚悟がいるのです。
リードから伝わってくる犬の体重の動き、体の感じ、リードが弛んでいても感じられる犬の存在感。
そんなことを体感できるようになると、リードをつけて歩くことはもっと楽しくなるでしょう。
グループトレッキングクラスでは、緊張してしまう犬もいます。
それでも自分は大丈夫、そう思えるようになるまで練習、練習…また練習です。
午後からの犬語セミナー、今年1回目も盛り上がりました。
犬は何を考えているのだろう、犬は何を伝えたいのだろう、犬は何を望んでいるのだろう、そんなことを考えているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
来月のグループトレッキングクラスとセミナーは2月の第4日曜日に開催します。
まだまだ寒さの厳しい七山ですが、春の新芽はもう芽吹いています。
みなさんの犬の成長も、また新芽が出てきますように。
楽しいから、ワクワクするから、続けることができる犬についての学びをこれからも継続していきます。