12月13日「オポデイ」でした。
ギリギリまで天候が不安定で、皆さん来られるかドキドキでした。
空は青空、庭には雪という不思議な光景になった七山校です。
うっすらと白い模様が冬を感じさせます。
今日は、思いがけずいろんな方にお越しいただきました。
思い出、懐かしさ、旅立った犬たちのことなど、
ついこの前のことだったような気もするし、随分時間のたったような気もします。
いずれにしても、同じ空間や時間を共有できたこと、
犬と人と、そして七山というこの土地のことなど、
いろんな巡り会わせには、感謝の気持ちしかありません。
オポと会ったことのない生徒さんたちにまで、オポからの学びが伝わっていきます。
犬と人の関わることなので、上手くいかないことはたくさんあるのです。
種の異なる動物が、なんのかんのといっしょに暮らそうというのです。
同種の人と人ですら、難しいのは人間関係だということですから、相手が犬ならもっと難しいはずなのです。
人は自分のことをわかってくれないけど、犬はわかってくれると思うでしょう。
そのとおり、犬は飼い主の全てをわかってしまいます。
ただ、全部OKだといっているわけではありません。
犬と人、わかりあえないこともあるからこそ、わかろうと努力し続ける。
そんなところではないでしょうか。
オポデイに、お互いにわかりあおうとした飼い主さんたちと、
犬とわかりあおうとしている飼い主さんたちに囲まれて、ふとこんなことを思いました。
犬の10年というのは人からするとあまりにも短いですが、
その10年で人もしっかりと年を重ねています。
子供は大人へ、中年は老年へという風にですね。
犬との10年を懐かしみながらも、次の10年も始まっています。
その10年のうちの一年が終わろうとしています。
来年のオポデイも12月13日に、日々成長して迎えようと思います。