世の中のみなさんにとっては自粛生活ですが、グッドボーイハートの敷地の中では自粛といっても手入れすべき面積だけでも相当広すぎてとても自粛にはなりきれません。
この季節はこっちを手入れすればあっちが伸びると草との闘いの日々です。
安全な手入れのときにはお預かりの犬ちゃんを同行しながら山を歩きます。
昨日はみなかった昆虫が目の前を飛び去るためにフリーズ「もしかして日本ミツバチ?」と今年は日本ミツバチ病になっているからか昆虫が気になって仕方ありません。
若い犬ちゃんは別の意味で昆虫が気になる様子。
臭いをかいだり手をかけたり追ってみたり、逆に全く興味を示さない昆虫もいます。
犬なりの虫たちとの関わりを見ているのも楽しくて、この季節は自然の中でいくらでも遊べます。
犬との遊びというとボール投げかひっぱりっこがメジャーですが、自然の中では自然との関わりをもつことが一番の遊び。
歳の若い犬ほど遊び方はとても上手で犬に教えてもらうことも増えます。
犬の学びは人が犬に教えることで成り立つわけではありません。
犬に必要なのは学べる環境であって、特に犬が3才まではこの環境を大切にして自習が増えるように環境整備を整えてください。
人の幼少期の学習方法としてシュタイナー教育というものをご存知でしょうか。
ドイツのシュタイナーが指導した学習方法でドイツ発祥の学習法として世界各地に学校があります。
シュタイナー教育では徹底した自然や農業につながる学習を基盤にしています。
人工的な社会が発達する中では置き去りにされていかれそうな学習方法ですが、犬にとっては自然の中での環境学習を切り捨てる危険性はあまりにも大きいと感じます。