本来の春休みが始まり、自粛していた子どもたちも大人たちも太陽の下に走り出しているようです。
週末の連休は唐津方面もドライブの車が押し寄せ、新型コロナウイルスは人の陽気で後退して欲しいものです。
旅行がキャンセルになった飼い主さんから「せっかく山で過ごす機会だったから」と大切な犬ちゃんをお預かりしたので、ご期待に応えるべく七山学校で満喫して過ごしました。
プライベートトレッキングクラスにご参加の犬ちゃんといっしょにトレッキングクラスで先輩になっていただきました。
小さい頃からの過ごし慣れた七山の空気は、小さな犬ちゃんの脳にどのような変化を起こしているのか、知ることができるのはその行動や表情からのみです。
お預かりクラス初日で見られたストレス行動は翌日にはなくなり、表情も体の動かし方も変化していくのを見るのは観察していて楽しいものです。
次に考えるのはこうした機会が日常生活の中でどのような形であれば訪れるのかということです。
連想から妄想から仮想にいたるまであらゆる可能性を考えては現実と照らし合わせています。
必要なのは自然あふれる環境と犬、そして飼い主さん。
できることは限られていても、やってみるのとやらないのでは大きな違いです。
犬たちとの限られた時間をひとつでも楽しいものにしていただくために、発想転換をこれからも続けます。