寒暖の差が厳しい初春の日々、山は寒いので暖炉に張り付いています。
今日は春分の日、まさに分け目の日です。
分かれる境というのは良くも悪くもいろんなことが起きる可能性があります。
良いことはラッキーとして受け入れられるものの、悪いことは落ち込んでしまい受け入れに時間がかかることもあります。
犬のトレーニングや犬との関係作りや犬の成長についても、一進一退になりますから思い通りに進まないことに落ち込むこともあります。
こうしたときにこそ、分け目の力を使って上手く転機を図っていただきたいのです。
休憩するもよし、学びを深めるもよし、ただ前向きな気持ちだけキープできればまた一歩進んでいきます。
ということで、今日は七山校では学びを深める方々の「犬語セミナー」を開催しました。
犬の動画を見ながら犬の行動学を基本として犬そのものについて学ぶセミナーです。
奥の深いセミナーなので最初は難しいと感じることもあるでしょう。
そのちょっとの難しさを越えて参加を継続されると新しい視点が生まれてきます。
犬語セミナーは継続して参加していただきたいため、七山校では毎月1回、福岡では1~2ヶ月に1回を目安に開催しています。
今回の参加者のみなさんは、お互いに犬同志を対面させたことのあるお互いの理解も進んだグループでした。
犬語セミナーの内容もいつもとは異なります。
自分の犬だけでなく、他の犬に対する関心が高まるようになると犬への理解はもっと進むのです。
身近な犬には先入観や思い入れが強くなかなか見えない部分が、他の犬になると客観的に冷静に見ることができるからです。
犬という動物への理解には、客観的視点、冷静な接し方、理論的な考え方もある程度必要になることもあります。
科学的にいろいろと理解していなくても、自然に犬にストレスを与えない接し方をできる方はたくさんいます。
科学的に理解できるようになると、仕組みが分かるということなのですがより学びへの関心が深まるのです。
次回の犬語セミナーは3月29日木曜日に福岡校で開催します。
あと数名受付していますので、ご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡ください。