散歩中にかけられる謎の言葉「さわってもいいですか?」。
本当に不思議なワードだと思うのですが、ものすごく多くの人が笑顔でこの言葉を発して近づいて来られるようです。
この「さわってもいいですか」をどのように回避したらいいのかという質問を受けます。
対策1 訓練中なので…と断る。
対策2 まだ子犬だから…と断る。
対策3 うちの犬咬みます…と断る。
対策4 聞こえないふりをして通り過ぎる。
対策5 どうも~と言い返して足早に通り過ぎる。
対策6 話しかけられないオーラを放つ。
という作戦で上手に回避するしかありませんが、なかなかうまくいかない場合もあるようです。
この、次々にやってくる「さわってもいいですか」を思いっきり防御するアイテムをある生徒さんが身に着けていました。
こちらです。
同じもの2枚をリードを挟んではりつけるようなもので、材質はかなりしっかりしています。
さわらないでね、の文字はとても小さいのですがイラストから意味は伝わってきます。
リードにつけるとこんな感じになっていて、すれ違うときにはっきりと見えます。
なんと飼い主さんがネットで探して見つけたアイテムらしく、楽天市場などで2400円くらいで購入できるそうなのです。
同じシリーズで、「こわがりです」というのと「かみつきます」というのがありました。
しかし、この「さわらないで」が一番わかりやすく伝わりやすいメッセージです。
なんどもTシャツ化しようと考えていたのですが、とうとう商品化されるとは。
やっぱり困っている人が多いということですね。
犬として尊重する気持ちがあるなら、そう簡単にさわってもいいですかという言葉は出てきません。
それは、友人の子供さんに対して同じことを言っているのと同じレベルの話です。
何より、犬は見ず知らずの人に触られることを喜んだりはしません。
犬のパーソナルスペースを守るための「うちの犬ガード」は飼い主としての責務だと思い、正々堂々と戦いましょう。