うちの犬って太ってますか?それとも痩せてますか?
とよく尋ねられることがあります。太っているとか痩せているとか、犬は全く気にしないことを気にする人間も不思議なのですが理由はこうでしょう。
とにかくほとんどの犬は食べ物を与えたら与えただけ食べてしまいます。
犬がごはんを食べる速度もすごく早いし、食べたあとも何か物足りなさそうにしています。
それを見ると「ごはん、足りてるのかな?」と心配になることでしょう。
犬がいらないと思うほど与えたら肥満になることは間違いありません。
だから人間が食事の制限をするのですが、この量でいいのかな?痩せてないかな、それとも太ってないかな?となるのでしょう。
犬の体形を正しくみるなら頭部に注目すること
犬の体形判断するのなら、一番見なければいけないサイズはウエストではありません。犬の頭部の大きさをまず見るようにしましょう。
動物の体の中で一番重たいものは「頭部」です。
その頭部を支えるために体がバランスをとっています。
同じ原理は人にも当てはまります。
私はかなり頭のサイズが大きいです。
小学校一年生のころに登場した「シャンプーハット」をお風呂でかぶろうとして頭が大きすぎて破壊した経験を持ちます。
その頭を支えるための体はがっちりとしていなければいけません。
小顔の方がうらやましいのですが、小顔の方は細身の体形をされています。
犬も同じように、頭のサイズが小さいなら体は細身でバランスがとれる。
頭のサイズの大きいものは胸回りの骨格も大きくなります。
これで体のバランスをとっています。
むかしなら「犬のごはんの量は頭のサイズ」と言われたこともありますが、これもまた全く意味のないことではなさそうです。
しかし今は人も犬も過食による肥満の時代です。
太っている方がかわいいという気持ちになりがちですが、肥満は病気ですから気を付けたいものです。