※部分追記しています。
昨日のブログの続きです。
昨日は犬の自然治癒力を尊重することができるか?を自分に問いかけてもらう機会をつくってもらうためのお話でした。
私たちが今の窮屈な生活を国や地域のルールのものに実行せざるを得ない状況になってしまったのも、そもそも動物の治癒力とか免疫力について考える機会があまりにも遠くなってしまっていたからではないかと反省しています。
だから決められたルールの中で反論をできる人もおらず、マスコミや専門家の走り出したレールに何の考えも反発も反論もできず乗るしかなかったのではないかと…。
※追記と修正はここから
インフルエンザには治療薬が出ているとご指摘いただきました。
勉強不足ですみません。以下に自分で調べたこと追記しておきますが医療について詳しいことはさらに病院で確認してください。
2019年抗インフルエンザ薬として国内で許可されている薬
オセタミブル(商品名タミフル)、ザナミビル(商品名リレンザ)、ラミナミブル(商品名イナブル)、ペラミビル(商品名ラピアクタ)
抗インフルエンザ薬は発症早期に使用すれば入院や死亡のリスクを減らすことができる。
抗インフルエンザ薬によってウイルスの増殖を防ぐことができるためにウイルス価を減少することができウイルス拡散を防ぐこともできる。
以上が私が調べた内容ですが専門的にはまだまだ進んでいると思います。
コロナウイルス治療薬ができるのは時間の問題なのでしょう。
追記ここまで
ワクチンさえできればという声もありますが、ウイルスの型など変化し続けるものなのにどのくらいのワクチンをバクチのように投与しようというのでしょうか。
新型ウイルスに関わらず多くの病気は本来は個々の動物の中にある自己免疫力の作用があって快復に向かいます。
薬や治療はそのサポートでしかなく自己免疫力の作用が起きる自然治癒力は生きることに欠かすことはできないのです。
※もちろん薬がないと始まらない治療もありますので信頼のある薬を上手に活用させていただきます。※
人であっても病気によって状態は様々なのですが、犬の方は人よりももっと自然治癒力に頼っているのが犬の動物らしさです。
さらにどんなに動物の医療が発達したといっても現時点で人と同じ医療行為が受けられるわけではありません。
また動物に対する医療行為の負担というのもの考える必要があります。
さらに動物医療は動物の自然治癒力が働いてこそ効果が訪れることを繰り返しておきます。
動物の自然治癒力を考えるにあたって、自然治癒力の働きについて述べた精神科医の神田橋條治先生のことばをお借りします。
神田橋先生は自然治癒力についてご自身の著書にこのように説明されています。
「いのちは、よくない状態から回復するためのいろいろな方法を、自然にもっているのです。これが自然治癒力です。病気のときには、必ず自然治癒力が働きます。いのちが病気をなんとかしようとするからです。」
神田橋條治先生の著書「精神養生のコツ」から転載
すごくわかりやすい言葉ですね。
動物はみんな自分の心身の不具合を改善させるための方法を自然に持っているということです。
人も自然治癒力を持っていますし、犬は人以上に高い自然治癒力を持っています。
ところが犬が具合が悪い、虫に刺されたようだ、といったときに犬の自然治癒力を頼りにする飼い主は少なくなりました。
同じように私たち人の方も、すぐに病院に行くようになりました。
病院に行くことがいけないといっているのではありません。
適切な時期にきちんとした治療を受けることができる日本の医療は本当にありがたく、活用すべきです。
動物病院にしても世界でも最先端の医療が受けられる日本の動物病院の処置は大変優れたものだと思います。
そうであっても自然治癒力がなければ病院があっても動物は治癒しないのです。
犬の自然治癒力はなぜ注目されないのでしょうか。
次回はこの続きをおはなしします。
※追記8月16日
人間の医療の発達は本当に素晴らしいものがあります。
IPS細胞の作製に成功してノーベル賞を受賞された山中教授の講演の中ではその課程で犬たちが実験動物として使われたことも話しておられました。
もちろん犬の前にはたくさんのマウスが利用されています。
私たちの使っている薬やワクチンの開発には動物たちの命の積み重ねがあった上での宝ものなので、ここぞという時にはぜひ活用していただいてお医者様にも動物たちにも感謝したいと思います。
そしてその分を生きる時間として増やしたのなら、何かのお役に立てるよう今日も生きなければなと気持ちも引き締まります!