前回のオポハウス復旧報告をご覧いただき、お声かけをいただき感謝申し上げます。
ボランティアさんや生徒さんたちの手作業の土砂撤去はいったんやるべきところまでを終えて次の段階を待っています。
下の写真は土砂が崩れた直後に撮影したものですが、同様していたのか全体が上手く撮れておらずわかりにくくてすみません。
崩れ落ちた土砂の幅は20メートル以上にわたり、土砂の量はすでに運び出した20トン以上の3倍はありそうなので、60トンくらいはあるような気がします。
何トンという単位も全くわからない素人ですが、トラックに積まれる土砂の面積を見て土って本当に重いのだなと実感しました。
今後の土砂留めの作業について、ボランティアさんたちがたくさん見に来てくださっています。
重機を扱えるボランティア団体さんたちは、熊本県、宮城県、長野県…と大変遠くから来てくださっていることに驚いたのですが、それぞれに地元が被災されたことをきっかけにボランティア団体としての活動が始まったというお話を聴くこともできました。
もちろん皆さんはこうした土砂留め関係の専門家でいらっしゃるのですが、それぞれに提案されることが違っています。
ある方はこうした方が良い、別の方は別の提案があり、3名来られるとそれぞれに違った意見が出てきます。
どうしたら一番良いのか、私たちがどの方向に向かっていきたいのかという意見も尋ねられました。
ダンナくんとも話し合ったのですが、私たちとしてはガチガチのコンクリート留めよりも自然に草が生えて再生していく方向を模索したいということになりました。
それが最善なのかどうかはまだわかりませんし、専門家の意見を最優先として今後の復旧計画を立てていきたいと思います。
復旧工事は今月中に着手されるかもまだわかっていません。
2次災害を防ぐために早期にとりかかる予定だということをボランティア団体さんから伺っていますので、復旧は確実に進んでいきそうです。
オポハウスの風景は大きく変わっていきそうですが、私たちも自然に寄り添いつつ同時に人の知恵や力も借りながら、今後の展開を受け止めていきたいと思います。