ブログの更新が進まずにいる理由は、パソコンの前に座る時間が少なくなっているからです。
それでも、いつも頭の中には「これブログに書きたいな。」と思うことがたくさん浮かんできます。
そのほとんどが日常的に感じたり、起きている出来事から学んだことです。
現在は先日のめまい事件に引き続き、自分の体のバランスについて学ぶことが続ています。
そんな最中の今日、合宿参加の犬たちとともに山の学校にやってきました。
日中はさすがに風が止まり、草刈しなくちゃという感じでため息もでましたが、夕方になると涼しい風が流れていくのを肌で感じられるようになりました。
屋外にいる犬の行動も気温が下がってくると変化が見られます。
自分のバランスのことですが、痛みがあり動かなくなった部位がありまして、車の乗り降りにかなり時間がかかるような状態で山に到着しました。
夜中に床から立ち上がれなくなってしまった私の様子を案じたダンナくんも急遽、時間を割いて同行してきています。
こんな状態でなぜ山までやってきたのかというと、山に来たら体が変化するだろうと思ったからです。
案の定なのですが、今はこうしてパソコンをうちソファからの立ち上がりや座ることも、福岡の自宅にいるときよりも明らかにスムーズに動くことができます。
自分の中に何が起きているのかというと、体がリラックスして堅さが取れたことで血流も高まったと感じられるのです。
昨晩までのあのぎこちない動きが嘘のように動けるようになっています。
明日のトレッキングも無理ではないのかとダンナくんは心配していましたが、私の方はトレッキングをした方が体が元に戻るような気がすると思い明日は山に登る予定です。
いつも同じ選択をするわけではないのですが、自分の体のことがある程度わかるようになってからは、今は山に登りたいという気持ちがあればそれを優先させるようにしています。
まるで犬のようだと思うこともあります。
こういう行動の方向性にも自分の性質が出てしまうのでしょうが、引きこもるくらいならチャレンジしてみてダメだったら諦めるという方向でないと、なんとも居心地が悪いのです。
歩いてみて良くなったということが結構あるのも事実です。
しないという選択肢ではなく、するという選択肢しかないのもまた犬同様ですね。
動物の体や心が癒されるという過程の中で自然環境という大きな力は全く外すことができません、というか自然環境でなければ何をもって自分を癒すことができるのだろうと疑問に感じます。
犬が少しでも自然に近く、自然の中で本来の動物としてのバランスを取り戻す機会を作るために、この山の学校をこれからも大切にしなければと深く思った一日でした。
私もまたこうしてたくさん癒されています。
癒しにはゆっくりとした時間が必要です。
ゆっくりゆっくり、犬もまたゆっくりと変化していきます。