昨日は七山に懐かしい生徒さんがたちが集まって下さいました。
今日のオポの命日にあわせてお声かけしたメンバーはオポが亡くなった日に埋葬のお手伝いまでしてくださった生徒さんたちです。
オポのあとに旅立った犬の飼い主さんや、今も老犬の余生をゆったりと過ごしていらっしゃる生徒さんもいらっしゃいます。
この時期に集まって懐かしくお話するのが習慣になっていましたが、このご時世でできなかったお顔合わせが久しぶりにできてほっとしました。
わたしもオポという犬の一飼い主として、飼い主同志の対話ができることをグッドボーイハートで楽しんでいました。
わが犬が一番かわいいの自慢あり、自虐あり、他の犬とのかかわりの中で生まれた思い出や、若かった自分だったからこをできたことなど七山の風景とともに思い出します。
オポが亡くなってから6回目の命日を迎えました。
この6年でたくさんの犬と飼い主さんとの出会いと学びをいただきました。
オポがわたしに教えてくれたことはたくさんありますが、何よりもすごかったオポの力は私を七山という山奥に連れてきてしまったことです。
オポがいなければこんな山の中で犬といっしょに暮らすなどということを考えることも決めることも実行することもあり得ないことだったからです。
この集まりの前日にはじめてのトレッキングクラスに参加してくださった生徒さんも同じことを言われていました。
この犬と暮らしていなかったら、山歩きをしたり、マンションから戸建てに引っ越すなどあり得ないことだった、と。
また今日は別の生徒さんからのお手紙にこうありました。
犬のために始めたトレッキングは実はわたしのために必要だったのだと思うようになりました、と。
こうして私の周りで新しい人生を開いていく生徒さんの言葉を聞くたびに、これもまたすべてオポが私を変化させた結果なのだと、やはりオポに戻っていくのです。
だからオポは私の原点です。
みなさんの犬はまだまだ若いのです。
オポが七山に引っ越したのは7歳を過ぎてからです。
そして写真は11歳のときに七山の庭で寝そべる姿です。
この11歳のオポの姿、最後の輝きではありますが十分な輝きがあります。
わたしも最後の輝きに入る年齢です。
オポの姿を思い出しながら気合で犬と向き合っていきます。
19日開催のオポディでは、飼い主さん同士のつながりを深めていただく時間にしていただければと思います。
悩み、愚痴、自慢、なんでもありの時間です。
どうぞお気軽にご参加下さい。