先日のブログ記事でお手製の犬用カートをご紹介しました。
生徒さんの自前のカートでマンションのエレベーターの移動でも犬に負担をかけません。
しかし、中には動けない状態で他人や他の犬との距離が近くなることを恐れる犬もいます。
こうした犬たちのための有効な移動の手段は「犬用リュック」の活用です。
リュックを活用している生徒さんから写真をいただきました。
体重5キロくらいのミニチュアダックスちゃんの移動に使っています。
横開きになるので犬を抱えて無理にいれなくとも、ハウスにいれるように自分の足で歩いて行かせることができます。
こうして自分で入れるバッグは犬にとってはストレスが少ないのです。
リュックに入った瞬間は犬は何となりますが、すぐにリュックを背負うと飼い主さんの背中と密着する状態になり、すぐにおとなしくなります。
今までにもこのタイプのリュックを使用された方がいましたが、どの犬たちも静かに入っていました。
マンションの移動中に抱っこの状態では人の吠えてしまう犬も、クレートやリュックの移動のときには吠えません。
自分が無防備な状態であるのに、拘束されて動けない状態になることは犬にとっては大変なことなのです。
もちろんそれで我慢のできる犬もたくさんいますが、中には感受性が高かったり、幼少期の経験などで抱っこ移動苦手な犬たちもいます。
それらの犬たちのために安全かつ安心できる移動手段を飼い主が提供するのは、犬に対する支援であって過保護ではありません。
リュックは夏の暑いアスファルトを避けて散歩をしたいときにも有効です。
子犬のお散歩デビューのときにも使えますね。
リュックに入っているミニチュアダックスくんのお顔はこちらです。
どこでも行ける。
いつでもいっしょ。
安心&安全の移動の方法として犬用リュックを活用しましょう。