今年も11月に入りました。
いろいろあってあっという間に年末に突入した感じです。
七山にも秋が到来して気持ちよくトレッキングクラスを開催できました。
今週はプライベートクラスのトレッキングクラスで山歩きを犬と飼い主さんといっしょにしました。
まだ数回の犬ちゃんは、だんだんと落ち着いた歩行になってきました。
はじめはリードを前に引っ張るばかりだったのに、ほとんどリードをたるませた状態で歩けるようになっていました。
犬が上手になったのはもちろんですが、飼い主さんの犬をサポートする力がかなり上がってこられているなと思いました。
犬のリードは犬が引っ張るのを引き留める道具ではありません。
犬のリードは馬の手綱と同じ役割を果たしています。
要するに「乗り手次第で動物は変わる」ということです。
馬だともっとわかりやすいのだと思います。
気難しい馬を上手に制御できる人は尊敬を集めたものです。
馬が人に協力をしまさに「人馬一体」となった姿には美しさを感じます。
同じように「人犬一体」となったリード使いではやはり美しいと感じることができます。
リードにたるみがあってお互いにバランスをとりながら歩くトレッキングは、お互いの気持ちを確認できるとても良いコミュニケーションです。
トレッキングクラスで学べることやトレッキングクラスで犬が受ける良い影響はひとつではなく、あげるときりがないほどです。
このすばらしい犬との山歩きを体験していただきたいという気持ちだけでこの七山の尾歩山を育ててきました。
今年で13年で紅葉もまだまだですが、そこそこといった感じです。
季節もあとわずか、犬には10回しか来ない秋だと思うとその1回1回がとても貴重な季節です。ぜひお出かけ下さい。
そのトレッキングクラス中にも何名かに「山で警察犬が逃げた事件なんですけど、先生はどう思われますか…」という質問を受けました。
そろそろブログに私の意見を書きますのでお楽しみに。