七山校の裏山の手入れや家の修理は力仕事の連続です。
失敗を重ねながら、安全に作業するためにいくつかのポイントがあることに気づきました。
1 良い道具をよく手入れして使うこと
2 やる気があるときにすること
3 余計なことを考えないこと
4 作業後のケアを十分にすること
先日、1つ目のルールを守れず、山の手入れ中に転倒してしまいました。
普段用の靴下を履いた上に長靴をはいていて
靴下が靴の中でズレてしまったのですが
バランスが悪いところで作業していたので気づいたけど
そのままにして作業を続けました。
それでバランスを崩して倒れたところが
自分が刈り込んだばかりの竹の上だったのです。
転倒したのは8年ぶりでした。
1回目の転倒ははげしく、崖を後ろ向きに3メートルくらい落ちました。
それからすごく注意深く作業するようになったのです。
1回目の転倒のときは、作業に見回り番犬をしていたオポが見ていたので
立ち直りも早かったのですが、今回はひとりで痛みに耐える感じです。
なぜかやりきれなさも強く感じられます。
大きなアザがふたつもできてしまいました。
4つ目のケアについてもしばらく怠っていました。
使い慣れていない道具、
特に刃物を扱うときは筋肉を使うだけでなく緊張を伴います。
寝る前に体の緊張をほぐしておかないと、なかなか寝付けないとか
寝ているようで朝になっても体がだるいというように
体が負担を抱えたまま雪だるま式に疲労がたまってしまいます。
疲れたまま作業をするとまたそれが怪我につながります。
今回の転倒も少しその影響もあったのかも、とさらに反省を重ねます。
日々のケアも復活させました。
8年前の転倒のときのオポの表情を思い出しました。
なんと言葉をかけていいかわからないような表情。
かわいそうに、でもないし
がんばれよ、でもないし
何してるの、でもないし
言葉を失ったといったらいいのかな。
今回はオポが見てなくてよかったという気持ちもあったけど
もしかしたらどこかで見ていたりして・・。