ハチミツオポの表記を変えました。
「83」とした方がわかりやすいと相棒がいうので、八三をあらためて83としました。
8は永遠の文字だし、3を説明するなら「2の次で4の前」ということになるからオポの誕生日には欠かせない数字ということになります。
とりあえず、83ハチミツオポとして再スタートです。
そのハチミツオポ計画のために本で勉強している中で、みなさんに読んでいただきたい箇所がありましたので一部抜粋します。
※以下の引用はすべて「我が家にミツバチがやってきた 久志富士男 氏著」より
引用ココから…
人とセイヨウミツバチとの関係は主人と奴隷の関係であるが、人と二ホンミツバチの関係は対等であり、お互いはパートナーである。
引用ココまで…
この一文で頭を抱えてしまいます。
ミツバチのところをイヌと当てはめて読んでみるとどうでしょうか?
人と犬の関係は対等であり、お互いはパートナーであると言い切れるでしょうか。
引用続けます。
引用ココから…
セイヨウミツバチは人の手を離れたら生きていけないが、二ホンミツバチは人との関係が良好でないと自然界にいつでも戻れる。二ホンミツバチは自然の一部である。
ツバメと同じである。セイヨウミツバチと二ホンミツバチの違いを、「家畜」と「ペット」という概念で括ることはできない。
引用ココまで
はい、そうなんです。すでにイヌは家畜化されていて家庭犬は人の手を離れると生きていくことができないのでミツバチとは違うのです。対等という関係からはすでにずれているのが人と犬なのです。
しかし犬のような表現もこのあと続いています。
引用ココから…
逃亡と呼ぶのは実は家移りである。サービスが悪いから愛想を尽かされたのである。それをとがめる資格はない。
引用ココまで
これは昭和時代の田舎の家なら普通にあった犬の逃亡という行為です。
先日までうちでご飯を食べていたシロが3日後には隣町でタロウと呼ばれて餌をもらっていることも不思議のない時代もあったので、犬も家移りをしていたことになります。
犬が登録制になってからこの家移りも社会的に認められなくなったので、もうこうした犬を見ることもありません。
最後の引用ですココから…
セイヨウミツバチから採蜜するということは奴隷から搾取しているのであるが、二ホンミツバチから採るのは家賃をいただく行為である。
二ホンミツバチを飼うということは、ハチを所有することではない。住居を提供しているだけである。
両種の、この基本的な関係の違いが自ずと扱い方の違いを生む。
愛情と尊敬があれば使い捨ての扱いはできない。
引用ココまで。
本当に深い深い話ですね。
自然中で生きる野生動物を利用する人、うまく付き合わないとミツバチから家賃もいただけず住み着いてもらうこともできないというのだから、いかにハチの立場にたってモノを考えるようになるかが勝負所です。
しかも二ホンミツバチは原始的で弱いイメージなのに、本当はセイヨウミツバチよりも自然界に適応するほど進化しており強く丈夫で蜜も安定するというではありませんか。
それでグッドボーイハート83ハチミツオポ部でミーティングの結果、というかほとんど自分の強気発言でオポ部では二ホンミツバチを招きたいという方向性で決定しました。
二ホンミツバチとのかかわりを通して、人と犬の関係性をもう一度見直していきたいと思っています。