七山では雷がゴロゴロとなっています。
春の雷(ハルノライ)という季語にもあります。
この時期になると毎年聞いている気がするので、季節の風物詩なのかもしれません。
雨がさほどひどくなくても、遠くの方で聞こえるゴロゴロという音。
最初は雷だと思わず、山で石でも転がっているのかと思っていました。
梅雨のあの雷のようないさましさはありません。
春の雨と雷は暖かくなりますよーというお知らせのような気がします。
雷といえば、雷を怖がるいわゆる雷恐怖症とよばれる状態の犬たちがいます。
不思議なことですが、雷恐怖症の犬たちを山に連れてくると
自宅にいるよりも雷をこわがらないといいます。
自宅にいるよりも、というより、全く怖がっている様子が見られません。
山にいるときに雷に反応したいため、自宅でもしなくなったかなと思うと
自宅に戻るとやはり震えたり隠れたりするという行動が出るとのことでした。
雷は光や音だけでなく、そのものが非常に大きな自然のエネルギーです。
七山では犬も野生動物も人も、雷におろおろしているのを見たことがありません。
犬は何か「違い」を感じ取っているのですね。
そんな犬という動物が知っていることをもっとわかるようになりたいです。