台風で雨風がすごいです。
七山にいるといつか山が崩れて埋もれて死ぬのかなとよく想像します。
以外と岩盤の硬い七山、しかも尾歩山は手入れもしっかり&オポくんに守られていますので今のところは大丈夫です。
お盆だしオポ大丈夫だよね、といつものお願いモードで預かり犬ちゃんたちのお世話をしています。
犬ちゃんたちもさすがにテンションダウン。
涼しさが心地よいのも重ねてまあよく寝ます。
お盆になったからか急に見たくなった映画をみました。
ローマの休日 です。
あのオードリーヘップバーンの素敵な映画です。
もう10回以上見たのでストーリーは頭に入っているのですが、妖精のような彼女と絶対に重ならない自分を重ねたりして(いや重ならない)みます。
世界中でどのくらいの女子が、こんな風になりたいと思ったことでしょうか。
美しく純粋な心を持ち、そして王女。
この映画を見ていてハッとすることがありました。
預かり犬ちゃんたちの扱いになかなかの難しさを感じたことにつながりました。
預かり犬ちゃんたちの中にも「ユアハイネス」といわれながら育った子たちがいます。
ご自宅で「王女さま」と呼ばれて扱われているのに、預かりにきたら隣にも「わたしが王女よ」という子がいる。
とたんに機嫌を損ねてしまいます。
戦って上下を決めたりはしません。
位は初めから決まっているので、自分は争わないのです。
どちらも自分が本当の王女だと信じていますので、相手を無視したり、王女的な態度を崩そうともしません。
結局終わりのない戦争に入ってしまうので、テリトリーを分けながら過ごさせます。
どの王女さまにも素敵な王子さまと巡り合って、楚々とした女性に成長してほしいと願いばかりです。
そういえば、ローマの休日を何度も見たのは、亡き母が大好きだった映画だったからでした。母もオードリーヘップバーンにあこがれていたのですね。夢は娘に受け継がれています。