先日、生徒さんとお話しているときに、地域に犬を触れる「ドッグカフェ」というものが誕生したことを聞きました。
ドッグカフェという名前から想像するものは、犬といっしょに行くことのできる、つまり犬OKのカフェというイメージでしたが、そのカフェは違うらしいのです。
最近はやりの「猫カフェ」のように、カフェの中にどのようなスペースかはわからないのだけど、犬がウロウロとしており、その犬たちを「触る」ことを目的としたカフェだというのです。
ここからは、個人的な価値観の入るところなので、あくまでも私はこう感じるという立場で述べさせていただきます。
カフェの目的としては犬を触ることで癒される癒しのカフェを売りにされているようです。
個人的には猫カフェに行って猫をさわりたいとも見たいとも思わないし、猫を触って癒されるという感覚もありません。
ただ、猫という動物の習性について犬のように専門的な知識がないため、自分は関心はないがそれ以上のコメントはできませんというスタンスでいます。
ただ、犬に触ることで癒されようとするドッグカフェとなると、少し立場が違います。
犬という動物の習性やそのカフェで日々を過ごす犬たちにかかるストレスを考えるとき、人はどこまで動物に負担を強いれば気がすむのだろうと思うのです。
もし、そのカフェにいて来客者たちに触られる犬が自分の犬であったとするなら、どうでしょうか。
自分の家族である犬をカフェの中のメイド犬として働かせたいと思うでしょうか?
もしそう思うならなぜでしょう。
もしそう思わないのならそれもなぜでしょうか。
もう少し、いろんな意見を交わせる場所があればいいのでしょうが、これらお互いに意見の合わないもの同志が交わる機会もないのです。
お話してくれた生徒さんは、絶対に行きたくないし気分が悪いとおっしゃいました。
グッドボーイハートで学ばれる生徒さんの多くは、同じような感覚になられるのではないでしょうか。
なぜなら、いつも犬の立場にたって考えることを学んでいるからです。
ドッグカフェには閉口しましたが、生徒さんの言葉には共感を得られました。
その都心にできたドッグカフェは行列ができるほどの人気だそうです。
みなさんはどう思いますか?
犬たちはどう思うのだろう。