クロモジの立派なつぼみのついた枝をいただきました。
クロモジといえば、アロマオイルとなる日本のハーブですね。
もっと身近なのは和菓子を食べるときに使う楊枝のようなものがクロモジです。
殺菌作用があるらしく、串として使う意味もちゃんとあるということなので、
昔の人は本当に「知恵」があったのですね。
今は知識はあれども知恵はなしということろでしょうか。
昨年からトレッキングの道沿いで見つけたたくさんの黄色の花を「サンシュユ」ではないかと結論づけていたのですが、実はそれはサンシュユではないのではないかという疑惑が生まれました。
では、何?あれはクロモジなのか。
というところでクロモジのつぼみをいただいたので、この花が咲くのが楽しみです。
無事に咲かせていただくためにクラスに来られた方に持って帰っていただきました。
花の写真が届くのが楽しみです。
野や花を愛する人は、名前を間違ったり忘れたりはしないのでしょうが、
ただ犬とふらふらと山歩きをするのが好きなだけの私は一向に名前を覚えません。
いつも、これなんだろうね…で終わっています。
ネットで調べればすぐわかるのでしょうが、なんだろうという距離感も楽しめる気がするのです。
犬のことだったモジモジしてずっと考えてしまうのに不思議ですね。
クロモジのつぼみです。
身近なものを活用する暮らしの知恵は、山と近づいてたくさん学びました。
犬たちは遺伝的に伝達していたようです。
自分の体調にあった草を食べたりすることもそのひとつ。
でも、その行為をしなくなると伝達力もなくなります。
犬の生活の知恵も、受け継がれなくなっているようで悲しく思います。