グループトレッキングクラスの日程についてお知らせします。
3月23日 日曜日 10時開始
4月20日 日曜日 10時開始
※4月は第三日曜日となります。
暖かく過ごしやすい季節がやってきます。
ご参加希望の方はご連絡下さい。
グループトレッキングクラスの日程についてお知らせします。
3月23日 日曜日 10時開始
4月20日 日曜日 10時開始
※4月は第三日曜日となります。
暖かく過ごしやすい季節がやってきます。
ご参加希望の方はご連絡下さい。
暖かい日が多くなり春の訪れを感じるようになりました。
しかし先週末は寒波の戻りで冬の厳しい山の学校では、朝から雪がちらちらと舞う天候となりました。
この日はグループトレッキングディ。
今月はじめにオポハウスで暮らし始めた犬のJのトレッキングデビューも予定していました。
朝から道路が白くなりそわそわしながらトレッキングに参加の犬と飼い主さんの到着を待ちました。
トレッキング前には日差しが戻ってきて、寒空の中ではありましたが無事にクラスを開催することができました。
地面にうっすらと残る雪が冬らしい景色です。
季節の移り変わりを人は視覚で犬は嗅覚で楽しむのも山歩きならではの時間です。
シングルコートの大きな犬は洋服を着て参加しました。
山の斜面にもなごり雪があります。
土をしっかりと踏みしめて歩くことは、犬にとってはもちろんですが人にとっても健康的な活動です。
皆で歩くとパワーも倍増なので結構大変な山歩きがとても楽しい時間になります。
犬のJも無事にトレッキングデビューを果たすことができました。
まだ環境にも山歩きにも慣れていないJのリードを肩にかけての歩行となり、みなさんにはいろいろとご協力いただきました。
暖かく見守って下さる仲間がいることをとてもありがたく感謝いたします。
通用口前にJの居場所があるため出入りにも協力していただきました。
「勝手に犬に触らない」
「不用意に距離を縮めない」
という社会的なルールを犬に守れる人たちのグループだからこそ、犬の社会性が安定してきます。
犬との距離の縮め方にもあくまでも礼儀が一番です。
みなさんとも犬たちとも少しずつ関係を築いていけるようにと願っています。
クラスの後はJ広場の整備もしました。
充実した一日の終わりのJは暖炉の前でぐっすりと寝ています。
大切な時間をいただきました。
有難くゆっくりと楽しんでいます。
3月と4月のグループクラスの日程は後日お知らせします。
今回は犬のオヤツのお店のご紹介です。
グッドボーイハート生の黒柴犬のはるちゃんの飼い主さんが、手作りジャーキーのお店をオープンしました。
はるちゃんママは調理師学校の先生をされていた凄腕の調理師の先生です。
すでにスクールでも皆さんにいろんな差し入れを持ってきてくださっているのでその凄腕をご存じの方もいらっしゃると思います。
そのはるちゃんママの手掛けたこだわりのジャーキーやクッキーやスープのお店です。
お見せの名前は「KIRIYA」。
写真は商品の一部です。
鳥の足先部分や雉の足先部分の骨のオヤツもあります。
野生動物の猪と鹿の骨のスープもあります。
私が食べたいくらい、美味しそう。
オヤツとして与える他、日々のごはんに混ぜたりといろいろと活用できそうです。
詳しくは以下のホームページをご覧ください。
ショップURL
https://harunorai.base.shop/
Instagram
https://www.instagram.com/harunorai
グッドボーイハートには在庫はありませんので、ご注文の際には直接ホームページからご連絡下さい。
安全かつ安心できる食べ物で犬たちが心身共に健康になりますように。
オポハウスに新しい家族として犬を迎えました。
ブラックのラブラドールレトリバーの雄犬、年齢は1歳8ケ月です。
名前はジェイド(Jade)といいます。
愛称はJ(ジェイ)です。
2月3日にJを迎えるために茨城県ひたちなか市に向かいました。
向かった先は「いばらき盲導犬協会」です。
Jは同協会で盲導犬としての訓練を受けていた犬です。
今回キャリアチェンジ犬となり、家庭犬として迎えることになりました。
キャリアチェンジ犬とは、盲導犬育成に至るまでの「繫殖、育成、訓練」の過程の中で、盲導犬としての適性がないと評価された犬です。
盲導犬としての適性がないというのは、身体的な問題、性質的な問題として盲導犬としての仕事が向いていないということです。
性質の評価は様々な段階で盲導犬育成施設が作った適正評価テストに基づいて行われています。
私が盲導犬育成に携わっていた時代には施設によって異なった基準を持っていましたが、現在では全国の盲導犬協会が作る団体で共通のテストが使われているとのことでした。
Jは訓練を受けていましたが最終的に性質的に盲導犬としての性質がないと評価されたため家庭犬にキャリアチェンジすることになりました。
キャリアチェンジのケースとしては、盲導犬から災害救助犬、盲導犬から介護犬となる場合もあります。
Jの引き取りには私とダンナくんのふたりで向かいました。
キャリアチェンジ犬を引き取るにあたっての説明を受けて手続きをした後に施設見学をしました。
事務所、犬舎、視覚障がい者と訓練を行う共同訓練室などを見せていただきました。
使役犬の施設は、盲導犬、警察犬、介助犬、災害救助犬、セラピー犬とたくさんありますが、その中でも盲導犬育成施設は特に整備されています。
ダンナくんは使役犬の育成施設を知らないので今回は勉強を兼ねています。ダンナくんはとても関心を持って見学していました。
オポハウスでも当たり前のことですが、複数の犬が収容されている施設でも全く犬の吠え声はありません。
施設に部外者が入ることで犬はとても緊張しますが、管理者(ここでは指導員)がきちんと管理していれば吠えることはありません。一言でもワンと犬が吠えれば「ノー」という管理者の声が響きます。
グッドボーイハートでも同じことをしていますが、それは盲導犬でも家庭犬でも同じことだからです。
普段はペットショップやホテル、トリミングショップなどでワンワンと犬が吠えている場しか知らないダンナくんにこの光景が当たり前であることを知って欲しかったので、今回は良い機会となりました。
写真は最後に排泄場に出る前のJとダンナくんです。
Jを受け取りハスラーにのってオポハウスへの道1279キロを走りました。
当初は途中で一泊しようかいうプランもあったのですが、Jを早くオポハウスで落ち着かせたいという気持ちが高まり、宿泊なしで戻りました。
しかし、ふたりとも中年+アルファの年齢なので途中で休憩をとりつつオポハウスに到着したのは4日の夜明けになりました。
運転はダンナくんが引き受けてくれたため、帰宅後は私がJのお世話を担当しました。
オポハウスに到着したばかりのJです。
途中から吹雪いていたので想像はしていましたが、オポハウスは真っ白の雪景色で凍えそうな寒さです。
はじめてオポ広場に入ったJです。
Jのいろんな行動から思いや感じることがあり、頭の中にメモを取るように記録しています。
今私が感じていることが間違っているのか間違っていないのかはまた時間がたってわかることです。
自分の犬なので自分が最も観察できる立場にあります。
犬と暮らす楽しみはたくさんありますが、犬を理解することが最も楽しい時間です。
MYベッドにはじめて顔を落としたJ、これから始まる生活がお互いにとって楽しく豊かな時間となるように努めます。
今回、Jを家庭犬として迎えることになりましたが、オポハウスは家庭犬の育成場となるドッグスクールです。
初代のオポは家庭犬の育成のために先生を超えて最後には教官として犬たちの育成に携わっていましたので、生徒さんのJへの期待も高まっています。
しかし、Jにはそのようなタフな仕事は向いていません。
そもそも、他の犬を抑えて頂点に達するような犬は盲導犬として最初から向いていないため繁殖の段階ではじかれています。
オポも海外の盲導犬育成施設が繁殖した犬ですが、オポは子犬のときから家庭犬として引き取ったので盲導犬には適さないタイプの犬でした。
どのような犬にも“適性”というのがありJは家庭犬向きの性質ですから犬の教育はいたしません。
みなさんにとっては私の犬育てを初めて身近で見られると期待も大きいことと思います。
犬育てにとても慎重ですから、犬との対面にも時間をいただくことになると思いますがそのあたりもご理解いただきながら今後もお付き合いください。
“Jお迎えプロジェクト”で留守番となった山羊のアールとゼットは山羊部のトシちゃんがお世話をしてくれました。
途中連絡ではトシちゃんがゼットに「先生は帰って来ないよ。」というとゼットがメエーといいながら首を横に振ったとのことでした。
トシちゃんも山羊と対話ができるようになったようで頼もしいです。
Jを通して学んだことをこれからもブログでお知らせしていきます。