グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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Monthly Archives: 10月 2024

秋のグループトレッキングクラス&環境整備も頑張りました!

秋の気分次第の天候の変化にドキドキしていましたが、暑くもなく寒くもない最高の気温でトレッキングクラスを開催しました。

参加される皆さんが到着する前のオポハウス入口の風景です。


何を察知しているのか、山羊のゼットが入口でずっとベえべえと鳴いていました。

なんだか事件を起こしそうな予感、お願いだからおとなしくしていてね、ゼット。

参加する生徒さんたちが到着してきます。



知っている顔ぶれが多くみなとても落ち着いています。



スタート地点での並んでオスワリ、みんなきちんとグループになっています。

初めて参加した先頭のダックスちゃんもその飼い主さんも、皆に暖かく迎えられました。

一列で尾歩山(おぽさん)を歩いていきます。

ゆっくりゆっくりと足元、そして犬と共にあるくリズム感を心地よく感じながら山の中に入っていきます。




大きい犬も小さな犬も、みんな犬です。


途中地点で休憩中、最後尾の生徒さんの大きな声が聞こえました。

あ、やっぱり皆についてきてしまった。


「みんな」という集団に属したい山羊のゼット。

休憩地点でみちくさをはじめてしまい帰る感じがないため、仕方なくですが山羊係がゼットを連れて帰りました。


次の休憩地点で休む犬たち。

黒柴ちゃんと、シュナプーくんのつけているリードはショルダータイプのリードです。

トレッキング中は両手がフリーになるためベテラン組には人気があります。

いつも同じ山に登っているのに、ひと月過ぎれば違う風景です。

みんなひと月年齢を重ねて、犬たちも木々もすくすくと成長していきます。

山から下ってくると山羊のゼットが待ち構えていました。

そしてなんとこの列の中に合流しました。


満足げにみなと一緒に歩く山羊のゼットがとてもマイペースです。

トレッキングのあとは恒例の対面のクラスです。


知り合いの犬ともこうしてきちんと手合わせしてから行います。


さあ勝負だ!という感じですね。

犬同士の関係性や成長がみられてとても有意義な時間となりました。

そして、この日はお昼休憩の後にトレッキングコースやオポハウス周りの環境整備を行いました。有志の皆さんにご協力いただいたおかげで、やらなければいけないと思っていたことが一気に進みました。

ご協力いただいた皆様、いつもお力を下さりありがとうございました。

皆さんが楽しく有意義に学ぶ場としてより良い環境となるよう今後も務めてまいります。

来月は11月24日日曜日10時~開催予定です。

次回もぜひご参加下さい。


目指せ、オポカフェ。

夢はいつか実現します。

 

Posted in クラスのこと

<お知らせ>家庭訪問アフタークラス料金変更のお知らせ【2024年11月1日より】

アフタークラスの以下クラスを対象に料金変更をさせていただきます。

□アフタークラス・家庭訪問トレーニングクラス 10回 1回は60分

有効期限6ヶ月 66,000円(税込・交通費駐車料金は地域により別途)

□アフタークラス・家庭訪問トレーニングクラス 4回 1回は60分

有効期限3ヶ月 33,000円(税込・交通費駐車料は地域により別途)

□アフタークラス・家庭訪問カウンセリングクラス 1回60分 8,800円(税込・交通費駐車料金は地域により別途)

ご利用者様には大変恐縮いたしますが、ご事情をお察しいただきご了承下さい。

今後も安心してご利用いただける、かつ質の高いクラスをご提供できるよう努力して参ります。

Posted in 未分類

<おすすめの本>“京大おどろきのウイルス学講義”を読んでウイルスとワクチンと生物について考える

ほとんどの犬が動物病院で毎年受けている“混合ワクチン接種”について考えることがあるでしょうか。

犬の混合ワクチン接種は飼い主にとっての義務ではありませんが、動物病院では犬にとって必要で有益だということで勧められる、もしくは接種をするのが当たり前だと考えられチエル医療行為です。

法律では飼い主が飼い犬にしなければいけないのは“狂犬病予防接種”だけなのです。

昭和25年に施行された狂犬病予防法では、狂犬病予防接種が義務付けられていますが、それは犬を守るための法律ではなく人を守るための公衆衛生上の法律なのです。

その反面、犬の混合ワクチン接種は犬を守るためのワクチンとして開発されたもので子犬の頃からどの犬も接種するのが当たり前だと思われているワクチン接種です。

混合ワクチン接種はその種類によって、2種、5種、6種、7種、8種、10種と種類により内容が異なります。

子犬を引き取ったときから「次の混合ワクチン接種の時期はこのあたりです。」と指定されてくるため犬には混合ワクチン接種をするのが当たり前だと思われているのですが中にはワクチン接種に疑問を抱く方もいるでしょう。

犬の混合ワクチン接種はあくまで飼い主が任意で行うもので義務ではありません。

混合ワクチン接種を犬に受けさせるのも受けさせないのも、決める権利は飼い主側にあります。

「犬の混合ワクチン接種って受ける必要があるのでしょうか?」というご質問を受けることもありますが、私は獣医師でないのでこの質問にイエスやノーで答えることができません。

ですが、考える機会を持つというのはとても大切なことです。

誰かが言ったから言われた通りにするとなると、自分で決めたことになりません。

何かが起きたときも「あの人が言ったからやったのだ」と起きたことを人のせいにしてしまいます。

だとしたら、愛犬にしていることを自信を持って「自分が決めたのだ。」と言えるようになろうではありませんか。

それで今回はウイルスとワクチンについて書かれた宮沢孝幸先生(出版時は京都大学教授で現在は獣医師兼研究者)の書籍「京大おどろきのウイルス学講義」をご紹介します。

ワクチン接種について考えるなら、ウイルスとは何ぞやということについて学ぶ必要があるということで、宮沢先生の本を選びました。

他にもたくさんのウイルス学の本があると思いますが、今回の新型コロナウイルス騒動で他者とは違う意見を述べられている宮沢先生のお話が自分にとっては最も納得のいくものであったことから宮沢先生の本を手に取りました。

内容についてはぜひ書籍を読んでいただきたいところです。

感想を述べさせていただくと専門家らしくやはり聞きなれないウイルスの名前や成分の名前などがたくさん出てくるため科学記号が苦手な私にとってはとても覚えきれるようなものではありませんでした。

しかし、なんとなく受け取ったのはウイルスというのは悪者でないこと、そしてウイルスなくして生きていくことはできないのだということ、また人の新興ウイルスや野生動物のウイルスから変異して生じてくるのだという自然の流れのようなものを理解することができました。

ワクチンとウイルスという項目もあり、このあたりは具体的でよく理解が進みます。

新型コロナウイルスとの付き合いの中でも、ウイルスとワクチン接種について考える機会をたくさんいただきました。インフルエンザウイルスもあるのが当たり前の社会になりました。

それでもまだ、ワクチン打つべきか打たざるべきか、という選択は法律ではなく私たちに委ねられているのです。

犬にワクチン接種をすべきかすべきでないのか、考えたこともない方もいらっしゃると思います。

考えると悩みが付きませんが、考えて間違えるのが人間です。考えたり悩まなくなったらヒトらしさがなくなります。

皆でいっしょに考えましょう。


 

グッドボーイハートの本棚

Posted in 本の紹介

トイプードルのモコちゃんの社会化トレーニング。犬が育つ環境には家族の協力関係が欠かせません。

家庭訪問レッスンに伺ったときに、室内に貼り紙をされているのを見かけることがあります。

今回も素敵なレッスン用の貼り紙を作成されていた生徒さんがいたので撮影させていただきました。

トイプードルのモコちゃんの飼い主さんが作成したものです。


 

この張り紙には、モコちゃんの家庭訪問レッスンを続ける中でいくつかできた家庭内のルールをまとめてあります。

レッスンのたびに細かくメモを取られていたので、それを飼い主さんなりに箇条書きで書き出されたものですがとてもよくできています。

家庭訪問レッスンでは毎回、子犬の成長に合わせて接し方の注意や練習する課題が出ます。

ご家族の総意で始まったレッスンですが、子犬育ての中ではお互いに自分なりの解釈ややり方が出てしまうこともあります。

これが行き過ぎると、子犬の方はとても混乱して不安定な行動をするようになります。

家族によって違う接し方をすることが、子犬を不安定にし葛藤させることになるからです。

トイプードルは赤ちゃん気質を持つ個体が多く、それは可愛らしく感じられることもあるのですが、上手に接していかないと社会性の未発達状態が続くことになります。

結果として子犬の脳の成長にも大きな影響を与えます。

家族間で接し方が違いモコちゃんがストレスを感じ始めるようになったピーク時のレッスン後にこの張り紙を作成されたそうです。

私が貼り紙を確認したときには、モコちゃんの状態は以前と比べると驚くほど落ちついていました。

カウンセリングの時に「クラスを受講しても犬のしつけがうまくいかないことがありますか?」というご質問を受けることがあります。

犬のしつけが上手くいかなかったケースの中の多くをしめるのは「家族が協力関係になくしつけに無関心な方がいるとき、もしくは家族間に対立があるとき」です。

みなが犬のことを考えていたとしても、それぞれが自分なりの考えで接してしまえば家族間、つまり群れとしてのルールや規則はないことになります。

人側からすれば個々の人間には思うや考えはあるのでしょうが、犬からしてみればまとまったものがなければ群れは虚弱なものですからそんな環境で健やかに成長することはできません。

犬は1歳半くらいまではゆっくりと成長します。

また、人の成長と同じようにいいことばかりではありません。

しつけは終わっても犬との関係作りはずっと続きます。

家族内の規則やルールは犬の成長に合わせて緩やかに変化していきますが、犬と飼い主の関係性は変わることなる緩いものから強いものに変化していくはずです。

そのベースを支えている群れのルールはとても大切なものなのです。

モコちゃんはしっかりと自分で歩き始めています。

それを支える強い家族がモコちゃんをバックアップしています。


Posted in クラスのこと, 受講生のコトバ

10月グループクラス開催日程のお知らせ&お手伝い募集

2024年10月トレッキングクラスは以下の日程で開催します。

10月27日 日曜日 10時集合~

ご希望の方はご連絡下さい。

皆様のご参加お待ちしています。

●お手伝いの方募集

お昼休憩後に上級者トレッキングコース整備を行います。

お時間に余裕がある方でお手伝いが可能な方はお声かけ下さい。

その他、土砂の運搬や笹刈りなど涼しくなってきたのでいろいろと行っています。

山暮らし大変なことを実感していただける時間になるかと思いますが、楽しんでいただける範囲内でお手伝いいただける方はぜひご参加下さい。

Posted in クラスのこと