古いグッドボーイハートの仲間がオポのいるところへ逝ったということを、飼い主さんから教えていただきました。
毎週のようにトレッキングクラスに来ていた白い犬くんです。
長くスクールをやっているので、何頭もの犬たちを見送る立場となってしまいました。
オポが旅立ってしまったあとは、オポのところへ逝ったのだなと思うようになりました。
たくさんの楽しい時間を映像として思い出すわけでもないのですが、みんなで楽しかったあのひとときを感覚として覚えているのです。
言いたいことは、とにかくありがとう。
何歳でどのような形で亡くなったとしても、ただ「ありがとう」という言葉以外は何も出てきません。
もうあのコに会うことができないという哀しみや辛さは飼い主さんの中にはずっと続くのでしょうが、哀しい気持ちの何倍もいっしょにいることが楽しかったということです。
命の始まりと終わりだけは、計算通りにはいかないものです。
いつ生まれてくるかがわからないように、いつ死んでしまうのかもわかりません。
ただ一緒に過ごしている時間だけは、大切にしようということを旅立ったコたちがまた教えてくれます。
ありがとうの気持ちを態度で示すとしたら、そういうことになりそうです。
そして、またいつか会えると信じていることにします。