先週、友人の盲導犬訓練士である水谷先生による「盲導犬を通して見えた犬との関わり方」セミナーを無事に開催できました。
オポハウスいっぱい+オンラインでもセミナーにご参加がありました。
セミナーに参加できなかった方のために概要をまとめてブログにアップする予定ですが、なかなか座る時間がないため少しお待ちください。
今日はセミナーを受講された皆様からいただいた感想の一部をご紹介します。
皆様の感想を通してセミナーの内容の一部を垣間見ることができますので、参加できなかった方もご一読下さい。
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・とても有意義なセミナーに参加することが出来てうれしく思っております。水谷先生のお話はとても分かりやすく、もっと聞きたいと欲が出てしまいました。
・犬を正しく知ること、理解することがいかに大切なことか、今回のセミナーでも学ぶことができました。
・「盲導犬」の繁殖について人口受精がされていることも初めて知りましたし、DNA解析を用いていることも驚きでした。長きにわたる盲導犬の育成・繁殖に基づいた経験によるもので感服いたしました。
・最新の技術だけでなくトレーナーの力量も必要というところに「犬と人」を感じることができました。またユーザーさんも盲導犬との関係づくりに努力が求められていることも初めて知ることができました。日々継続の訓練。とてもグッとくるものがありました。
・正しい接し方をすれば犬は人が望む行動をしてくれる。犬が群れを形成する動物であることを忘れない。ルールを教えることが犬のストレス軽減につながる。規則ある群れ、、安定、やはりそこに行きつくのかと納得しました。
・セミナーを通していつもとは違った視点で犬について考えるきっかえをいただけて感謝いたします。
・犬を育てる環境の大事さを改めて感じました。
・飼い主の変わらぬ態度と根気強さで犬は変わっていくのだなと、クラスで教えていただいたことを改めて感じました。
・結局のところ、人間次第「犬はいつでも正しい」ということを再認識できました。
・もっと自分の犬をよく観察し、もっと信じてあげようと思います。「する前に叱る」家族全員で徹底します。
・盲導犬について否定的な話を聞くこともありますが、それも結局は人次第だなぁとと思いました。
・正しく犬を知ってそれを正しく伝えていくことって本当に大切ですね。でもそれは、とてつもなく労力を使うし大変だと容易に想像できます。
・訓練の理由付けを改めて確認できたのであとは実践あるのみです。
・盲導犬についてはメディアからはいろいろ目耳にしましたが直接関わられた方からの生のお話をお聞き出来てとても興味深く拝聴しました。
・盲導犬にちうての歴史や育成の仕組みなど、くわしくまた系統だって教えていただき、とても興味深かったです。
・水谷先生のお話、すごく心に響きました。盲導犬というほんとに人に寄り添えす犬を指導されているから人にも寄り添えるんだなと感じました。白黒はっきりとする、ダメなことはダメ。自分のことを再認識する機会になりました。
・うちの犬は雑種犬の保護犬ですからもうどうkねとはかけ離れた存在ではありますが、遺伝より環境やトレーニングが重要であることが聞けて励みになりました。
・盲導犬は歩行の前にも必ずフセやオスワリをさせるとのお話も改めて基礎をおろそかにしないことが重要なのだなと思いました。
・本当に大切なのは人間が基本を守ること、グレーゾーンを作らない、白黒はっきりさせること。盲導犬は特別だから当たり前ということではなく犬と暮らすための基本を改めて学ばせていただきました。
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他にもたくさんいただきましたが一部は省略させていただきました。
「犬と飼い主の関係」はどれが正しいということはなく、自分がどうしていきたいのかをまず考えるところからです。
そして「関係」なのですから、犬はどうして行きたいのかを考える必要性があります。
そのためには、犬はどのような動物なのかを知る必要があります。
いろんな人がいろんな視点から見る「犬」という動物。
私もまだまだ完全にわかっているとは言えません。だからこうして毎日学んでいるのです。
学びながら「犬との信頼関係」を築いていくために何をすればよいのかを気づき実践していくただそれだけです。
今回のセミナーですが、友人が多忙な中で時間を作って準備してくれ、ボランティアとして講師を引き受けてくれました。
20代のころからふたりともずっと「犬が好き」という共通点を持ちながら、共に犬にはまった人生を送ることになりました。
彼女は盲導犬を育てるために街中を歩き続け、私は犬を育てる飼い主を育てるために山を歩き回っています。
どちらも同じ犬という動物、犬は本当に奥が深いのだと思うのです。
そして犬はやっぱり素晴らしい生き物ですね。