グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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Monthly Archives: 6月 2020

このブログ記事をご覧いただく方へ。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

いろいろな犬のしつけ、犬のトレーニングについての記事の中でこのブログを共感して読んで下さる方がいるというだけで勇気をもらっています。

・このブログ記事の特徴

1 グッドボーイハートの生徒のための資料
このブログ記事の多くは、グッドボーイハートで学んでいる飼い主さん、グッドボーイハートで学ばれた飼い主さん向けに書いています。

2 このブログに書いていること
犬の習性や行動について
犬のしつけ方について
犬と人の関係性について
犬の生活に必要なもの
犬育てに役立つ本などの情報源
犬と自然の関わり
犬の治癒力

3 このブログに書いていないこと
犬の問題行動に関する対処法
犬をペット化すること

これらがグッドボーイハートのブログ記事の中身です。

・まだグッドボーイハートで学んだことのない方へ

少しブログ記事の内容がよくわかりにくいかもしれませんが、むしろチャンスです。

ブログの記事がよく分からないけど「気になる」と思ったらそのときはぜひ、グッドボーイハートという犬の学校の扉をたたいて下さい。

カウンセリングを一度受講していただければ、あなたの犬に対する見方が変わるでしょう。

・犬のプロフェッショナルもしくは勉強中の方へ

ブログを通して犬のことを共に学べる機会を持てるならとても光栄です。

ぜひ犬についての理解を深めるために交流しましょう。

グッドボーイハートのブログはSEO対策などあまりしていません。

福岡、ドッグスクールで検索してもほとんど出てくることはありません。

犬の行動学、犬の分離不安、パーソナルスペース、犬のパニック症、
犬との山登りなど、みなさん特殊な言葉で検索してグッドボーイハートにたどり着かれたと思います。

貴重な出会いだからこそ大切にしていきます。

グッドボーイハートはとても大きな犬の学校であったことがありました。

先日も古い(すみません…)生徒さんと、懐かしい時代のことを思い出しました。

数十頭をつれて大濠公園を散歩していたドッグスクールで、かなり目を引く存在でした。

当時はおひとりおひとりと関わる時間が少なくて自分もフラストレーションを抱えていました。

なんとなく伝わった気がするけど芯から伝わっていない気がする。

今は生徒さんと一対一の関わりを大切にしていくように時間を十分に使いたいと思っています。

奇跡的に出会ったグッドボーイハートと飼い主さん、そして犬。

グッドボーイハートは特別な犬の学校であることを自負しております。

それは自己自慢でなくたくさんの飼い主と犬に育ててもらったドッグスクールだからです。

これからも学びます。

犬と共に、飼い主と共に。

 


広場であそぶきいろちゃん


Posted in 日々のこと, お知らせ

<クラスのこと>お散歩練習は最も大切な社会化トレーニング

九州南部では梅雨入りのお知らせをうけ、福岡でも梅雨を迎えるまえに早くやりたいトレーニングがあります。

それは犬の散歩トレーニングです。

日中のどの時間帯でも犬の散歩に出ることができるこの季節は本当に助かります。

梅雨から夏にかけては早朝か夜にしか散歩に出ることができなくなります。

家庭訪問のレッスンでの散歩トレーニングもできるだけ散歩に対応できる時間帯に伺っています。

でもこの季節なら、飼い主さんもなんどでも散歩に出ることができますから、練習回数を増やすことも可能です。

犬に散歩が必要なのかということを今さら議論する必要性もないでしょう。

ところが犬を散歩に連れて行っていない飼い主がまだまだ多いのは驚くべきことです。

犬に散歩をさせずにどうやって犬に社会的な活動を教えることができるのでしょうか。

散歩は犬にとっても最も大切な家族で行う社会活動なのです。

散歩を通して犬は自分が社会に所属していることを知ることができます。

社会とは家族のこと、犬にとっては群れのことです。

犬はどの群れに自分が入っているかをまず知る必要があります。

それが犬として生きていく上でとても重要なことなのです。

人に置き換えて説明しましょう。

私たちが学生であったら、○○家という家族の中の一員です。

親や兄弟と共に家族の一員として生活をしています。

○○家に所属していることは、成長して他の社会の中に入ったときに気づきます。

お家でAちゃんと呼ばれていたのが、社会ではSさんと呼ばれるようになるからです。

SさんはS家の一員ですが、日常的には家族で行動することがありません。

SさんがS家の一員であることをもっと強めるためには、家族で活動する必要があります。

都会では家族がいっしょに活動する機会が少なくなり、日々の食事の時間や休日のお出かけや旅行に限られてきました。

それでも家族の時間というのはとても大切なのです。

犬の場合にはこれがもっと大切です。

人のように週末だけ車にのってドッグランに出かけて行ったとしても、犬は自分がどの群れにいるのかを知りません。

犬が社会的な活動をするのは、自分の住処とその周辺なのです。

自分の足で歩いていけるところ、そのテリトリーこそ犬にとって最も大切な社会活動の場なのです。

犬に散歩トレーニングの練習をはじめて、毎日飼い主さんときちんとした形で散歩をすることをやっていただきます。

リードをひっぱったり落ち着かない犬も、飼い主さんがルールを守ってきちんと練習を重ねてくださればちゃんとした散歩ができるようになります。

ところがこの散歩活動には群れの中の主従関係が反映されてしまいます。

お家の中で飼い主よりも強いとか偉いとか、また赤ちゃんのように甘えを許されている犬は、飼い主の後ろに従って歩くことなどを覚えようとはしません。

家の中の飼い主と犬の行動を見ると、散歩中の犬の行動や予測できます。

逆に散歩中の犬の行動を見ると、家庭でどのようにしているのかも大体想像できてしまいます。

犬として生きていくということは、毎日飼い主さんと散歩に出る活動をするということです。

飼い主として犬にすべきことは、毎日きちんとした散歩に連れていくということです。

できているようでできていない散歩をもう一度見直して、犬と本当の関係をつくりましょう。

犬が求めているものは、愛情よりももっと大きな愛。

愛情は一方通行、愛はお互いに大切にしているもの。

犬が一番大切にしているのは群れなのです。

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Posted in クラスのこと