先日、夜の8時過ぎに知人から緊急の連絡が入りました。
飼っている犬に異変が起きているのだけど…という相談でした。
福岡の知人は、夜間時に対応してくれる夜間救急動物病院についてよく知っていました。
でも、ちょうどその8時という時間帯は、一般の病院が終了したばかりで、夜間救急動物病院が開院する9時の間のため対応に困る時間帯でした。
幸いにも、犬の状態を見ながら9時前くらいに夜間救急動物病院にたどり着けるように移動ができ、その犬は応急のオペを受けて大事に至らずに済んだそうです。
犬も小さな子供と同じように、飼い主が帰宅して夜の8時過ぎくらいから体調に異変が起きることが多く、夜間時に対応できずにいることは長くに渡って犬と暮らす飼い主の悩みでした。
福岡では平成4年に福岡市博多区月隈に福岡夜間動物救急病院が開院したことで、飼い主の多くが安心を獲得されたことでしょう。
夜間病院については、かかりつけの動物病院で紹介を受けるものと思いますが、いざというときのために、電話番号と場所だけは事前に確認されておくことをおすすめします。
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福岡夜間救急動物病院
福岡夜間動物救急病院は、福岡県外の方でも利用できる病院です。
佐賀や唐津からでも、高速道路を利用すれば一時間程度で到着できます。
ご自宅から病院までの距離や時間などを知っておくと、犬の緊急時に慌てずに対応できます。
とても緊急だという事態に至ったときは、事前に電話をしながら病院に駆けつければ、応急処置の準備などもしてくださっているようです。
ですがひとつだけお願いがあります。
犬の病気対応について基礎的な知識だけは身につけておいていただきたいのです。
たとえば、日常的な下痢や嘔吐で夜間救急動物病院に連れてこられると、本当に緊急な場合の動物の対応が遅れてしまうし、夜間の移動で犬にも余計は負担をかけてしまいます。
犬の普段からの行動や病気の傾向を知って、今は朝まで様子をみても大丈夫と思える状態を把握しておくことも、飼い主としても勤めです。