お気に入りのアウトドアショップに立ち寄りました。
大きめの軽いリュックを探しているからです。
ドギーテントクラスのときに、テントまで持っていく荷物をいれたいのです。
テントは分けられるものは分けて、それぞれに負担します。
あとは各自、自分のシュラフと断熱材(いわゆるシュラフマット)を運びます。
実は、私は適当なリュックを持っていません。
しばらくテント泊をしなかったので、今までどうやって運んでいたのかも覚えていません。
先日のクラスのときも、スポーツ店などでもらうビニールバッグにいれて運びました。
ですが、やはりバランスが悪いのです。
たいした山道ではないけど、こういう小さな油断が事故につながります。
生徒さんたちはきちんとリュックを使っています。
そう「山歩きは道具が大事」と再確認しました。
私にとってはわんこ山が庭なので、気軽に考えていたのですね。
お目当てのショップでウロウロと探していたら、これかなと思うものがありました。
携帯リュックなので、折りたためるポケッタブルタイプです。
22リッターのを広げてみましたが、少し小さいです。
店員さんに「30リッターのものはありますか?」と尋ねると
持って来てくれました。
広げてみたり、背中にからってみたりしました。
商品の使い心地を吟味している私に、店員さんがこう言ったのです。
「ベースキャンプに荷物おいて、ピークを目指すときとかに使えますよね。」
何?
イメージしてみました。
ベースキャンプ → → → グッドボーイハート七山校で
ピーク → → → テント場ということよね。
なぜか少し、赤面したいような気持ちになりました。
「このリュックすごくいいと思います。今度、きっと、買います。」
と店員さんに言い残して、とりあえず撤退しました。
このリュックを使う資格が一旦取り下げられたように感じたのです。
勇気ある撤退だったと思います。
それで、今のところ資格を得るための他のイメージを膨らませています。
非常時用のリュックにも使える。
一泊の講演旅行にも使える。
七山で野菜を買い込むときに使える。
あとひとつ思い浮かんだら、その資格を得たと判断して再チャレンジです。