今日もまたトレッキングのために山まで行ってきました。
相当寒いと思っていましたが心地よく晴れて涼しい北風が吹く七山、紅葉は赤から黄色へと変化して落ち葉絨毯に埋め尽くされた山を歩くことができました。
参加した小さな犬ちゃんは山歩きが初めてとのことで、どのような反応を見せてくれるのか飼い主さんも楽しみに来られたようです。
最初は脚の毛にまとわりつく落ち葉に戸惑う様子で人に助けを求めるような様子もありました。
しかし、山を歩き進むうちに犬ちゃんは自分からどんどんと前に進んでいきます。
飼い主さんの方は、思ったよりも急坂ですねと言われながら、歩き進む小さな勇士の姿にびっくりした様子でした。
「山を歩きたがらない犬はいないのでしょうか?」という質問をされました。
今までにたくさんの犬と山を歩きましたが、山を歩きたがらないという犬はいませんでした。
山の坂でバランスを崩して動けなくなってしまうのは犬ではなく飼い主の方です。
犬はその四つ足で上手にバランスをとりながら上り道、下り道とむしろ楽しむように進んで歩いていきます。
山歩きが小さな犬ちゃんは臆することなくあゆみを続けました。
ときどきにおいとりをするようになっていきます。
木々から、地面から、風からにおうたくさんの獣のにおいをかぎ分けられたでしょうか。
犬との山歩きは犬だけの楽しみではありません。
犬が自然とどのようなコンタクトをとるのかを私たちが身近に感じることに楽しみがあります。
犬は人と自然をつないでくれるガイド役なのです。
小さな犬ちゃんの山での成長がこれからますます楽しみです。