プライベートのトレーニングクラスを受講中の犬を
お友達の犬とあわせる対面のクラスを開催しました。
飼い主さん同志がお知り合いだっため数回にわたって
犬同志がいっしょに散歩にいったことがあるとのことで、
生徒さんの方で撮影したビデオも事前に見せていただきました。
今回は対面のルールを決めてインストラクターが少しだけ
介入する形で対面することになりました。
犬同志はすでに何度も会ったことのある犬ですが
犬と犬の関係というのはなかなか簡単にはできないものなのです。
それでもルールをきちんと決めることで、少しずつ安定を増してきます。
なぜわかるのかというと、犬の行動に変化が見られてくるからです。
最初は多かった行動が減ってきた
最初はあまりなかった行動が出るようになった
など、クラス中は犬の行動観察に集中しています。
犬同志を仲良くさせたいというのが飼い主さん側の気持ちかもしれません。
ですが犬と犬は仲良くという言葉では表現できないような関係作りをしています。
人よりもより自然で率直な関係で、いわゆる上下というものだけでもありません。
それでも関係が安定してくると行動に変化が見られます。
犬同志の関係作りとその安定性は犬の社会性なので、どのように過ごすかは大切なことです。
犬と犬の関係には、犬と飼い主さんの関係の方が強く反映されています。
犬と犬の対面について詳しく知ることで、犬と自分の関係について知る機会になります。
今回のビデオは今月の犬語セミナーで採用させていただくことになりました。
犬語を読み解くことで犬の世界が見えてくるセミナーです。
今月もとても楽しみです!