今回の数日のお預かりクラスでは同犬種を4頭お預かりしました。
みな柴犬たちでした。
ここ数年爆発的に流行っているようで、これまでに柴犬を飼ったことがない人が飼われることも多いようです。
他にも、小さいころに屋外飼育で飼ったことのある柴犬を室内飼いとして迎えた方もいます。
また柴犬のマンションで飼育も今や当たり前になりました。
ほんの数年前までは柴犬といえば庭で飼うものだったはずなのですが、犬の環境は激変しているようです。
その時代の変化の中で変わっていく柴犬たちをお預かりクラスで同時にお預かりすると、いろいろと比較も見えてきます。
今回は同じような月齢の若い犬たちもいたので、一対一の対面の時間を作りながら犬に対する社会性のテストのようなものをやってきました。
数日の時間があったので、サイクルを変えたり環境を変えたり、回数が増すごとにどのような反応になるのかを観察していくのはとても楽しいことです。
長い間犬の仕事をしてきた甲斐があったからか、よく見れるようなったことと、感覚的に得られるものが多くなってきたからです。
ただ、この内容を生徒さんにお返ししようと思うと、なかなか思うようになりません。
一番は対面させているときにはビデオ撮影ができないことです。
両手にリードを持っていることもあるし、対面を制御するために両手を開けていたいという思いもあります。
毎度のことですが、誰かがビデオを撮影してくれないかと毎回思うのです。
携帯で撮影したビデオがありますが、一番大切なシーンは撮影できておらず本当に悔しい限りです。
かすかに得ることができた犬の動画をレッスンのときに見ていただき説明しますがそれでも不十分。
やっぱり犬のコミュニケーションを伝えるには犬語セミナーしかないなと痛感しつつ、こから準備に入ります。