福岡が酷暑です。
昨年よりは涼しく犬たちにやさしい夏かと思いきや、やっぱり暑い。
ここ数日は移動中の車の中で熱中症になりそうな自分と、あちこちで見かける救急車に気持ちも落ち込みます。
家庭の犬ちゃんたちも「暑すぎてトイレにも出ないんです」とか「今年はさすがにお庭にあまりでなくなりました。」といった今までと違う行動も見せています。
犬たちも気候の変動の中で厳しい夏を体感しているのです。
そんな酷暑の福岡から脱出して上界の七山に上がってきました。
標高500メートルなのでそれほど高くはありません。
でも涼しい、全然違う。
体感では10度くらい低いように感じてしまいます。
実際には5度くらいです。エアコンをつけない室内で26度くらい、湿度もあまり高くありません。
風があるともっと心地よい感じになるので、室内よりもむしろ屋外の方が過ごしやすいのは田舎ですね。
預かりの犬ちゃんたちを連れて七山に来たのですが、暑さで体調もあまりよくなかった犬ちゃんたちが元気に復活している姿を見ることができました。
夕方少しだけ気温が高くなるときには家やテラスに水まきをします。
水になれていな犬ちゃんには特別にホースでつくったお手製のにわか雨をプレゼント。
お手製なのでときどきどっさりと水が頭から落ちてくることがあるけれど、水にも慣れてほしいし涼しいものです。
8月8日に立秋を迎えたので、これからどんどん日が落ちていきます。
お盆を迎えると七山はもう秋の気配です。
犬も季節の移り変わりを鼻先で、体で感じることができるといいなと思います。
一日中エアコンの中で快適に過ごすことができる犬たちはある意味では幸せです。
気温の変動は動物にとってはストレスになるからです。
でも、本当に犬はそう思っているのでしょうか。
適切な気温の変化の中で、あー涼しいとか、あーちょっと暑いから移動しようかなとか、
地面にお腹をつけてみようかなとか、木陰で風邪にあたって気持ちいいとか、そんなことが動物にとってはすごく幸せなことなのではないかと思うからです。
預かりの犬たちといっしょに過ごすときは、気持ちがいいを連発できるようにわたしも犬といっしょになってウロウロします。
ヒサシを立てかけたり、水を流したり、木を切ったりしてできるだけ心地よく過ごせるようにしています。
そんな何気ないことが動物である私にとっても素敵な時間になるのです。
草を刈り取る横でいっしょになって草をむしる子犬ちゃんたち。
飼い主さんの幸せをいただきながら犬たちとの夏休みが始まりました。
今年も夏休みの宿題がいっぱい。
グッドボーイハートは弟を生み出すことになり、産みの苦しみの最中です。
9月1日出産を目指しています。
ご期待ください。