雨模様が多くなってきましたのでそろそろ梅雨入りしそうです。
梅雨が明けると犬の苦手な猛暑がやってくるから、夏の前にトレッキングクラスでステップアップします。
久しぶりに他の犬たちとトレッキングする犬もいて、飼い主さんもちょっとだけドキドキします。
ですが多少の緊張感があってこそ社会性というのは身に付くものです。
慣れすぎて礼儀をなくしてしまった家族や仲間の間では社会的な態度を身に着けることは難しいのです。
梅雨入りしそうなこの天候も犬にバランス感覚を求めます。
犬のバランス感覚は自律神経のバランスによって保たれています。
体のバランスも精神のバランスも、自律神経の機能性の高さが犬に影響します。
自律神経の仕組みは人も犬も同じですから、科学的な根拠があり勉強のし甲斐もあるというものです。
山歩きは自律神経のバランスを整える働きを助けてくれます。
体のバランスをとるということは、心のバランスをとることでもあるのです。
心のバランスが乱れているなと感じたら、体のバランスをとる練習をすると機能回復が進むというのはとても理にかなった話です。
天候がバランス感覚を必要とするというのは、自律神経は気圧の影響を常に受けているからです。
高気圧のときには交感神経が優位に働きやすく、低気圧の時には副交感神経が優位に働きやすいのです。
犬のテンションの高さは気候の影響も受けています。
トレッキングクラスはただワイワイと騒ぐようなクラスではありません。
ちゃんと仕組みがあって学ぶことがあって、ただそれを楽しみながら学んでほしいという目的で開催しています。
定期的に参加されると適当な慣れが生じてリラックスと緊張のバランスも取れやすいのでおすすめします。