サクラ咲く七山で週末はトレッキングクラスを開催しました。
いつもは数頭で緩やかに上る犬とのトレッキングですが、犬語セミナーの前は少し数が多くなって緊張も高まります。
春のタケノコを取りに来るイノシシの気配も満載なので、犬たちの鼻は地面から離れることがありません。
クンクンクンクンとどんな情報を仕入れているのかわかりませんが、どの犬も普段の都会生活よりもイキイキとしているように見えます。
山は犬のお里ですから当然のことかもしれませんが、こんな風ににおいをかぎながら探索行動を楽しめる時間を飼い主さんと共有できる犬たちは幸せです。
午後は不定期開催している犬語セミナーを開催しました。
犬の動画を見ながら犬のコミュニケーションと行動学を学ぶプチセミナーです。
わずかな時間ですが、なにかひとつでもハッとしていただければという気持ちで開催しています。
ずっとわからないこともこうした学びの積み重ねでハッと気づくときがあります。
そんなとき脳はとても活性化しているらしく、脳の老化防止にも役立つとのこと。
犬のコミュニケーションは学習によって生まれる言語コミュニケーションとちがって体系化したものです。
どんな犬のDNAの中にもこのコミュニケーション機能が備わっています。
ではどうしてうまくコミュニケーションがとれないのかというと、そうした機会が得られていないからです。
それはただ他の犬に合わせればいいということではありません。
今回はそんなことをテーマに犬語を勉強しました。
みなさんの犬のコミュニケーションの扉が開いて犬たちの世界を広げていくために、自然という環境を外すことはできません。