ブログの更新が遅くなりすみません。
1週間のお預かりクラスとトレッキングクラスの連続で、七山で羽を伸ばしすぎてしまいました。
お預かりクラスの犬ちゃんたち、どちらも数回目とあってこちらも気持ちが落ち着きます。
犬たちがどのくらいの速度で環境になじんでいくのか、またその過程がどのような行動をとっていくのか、犬によって違いがあるので犬の個体ごとに把握していきます。
もちろん、預かり経験があまり間があかずに続くと、環境になじむ「社会化」の速度は早まります。
社会化が進めば進むほど、新しい体験を与えやすく、犬との関係も変化していくので毎回楽しみにしています。
一方で、若い犬になるとそれだけではすみません。
特に生後2歳までは社会化の退行といった個体の中での変化もあるため、生後3ケ月くらいのときには安定していた環境が、生後6ケ月を過ぎることには警戒行動や防衛行動によって不安定になったように変化していきます。
これらの変化を見届けながら飼い主さんにご報告することもお預かりクラスの中でできることです。
毎度申し上げているのですが、グッドボーイハートのお預かりクラスはあくまで犬の飼い主のサポートであってそれ以上のものではありません。
ですが、自分が犬とかかわる限り、しかもレッスンではなく日常的に飼い主さんの代わりとして関わる限りは、犬のことをひとつでも理解したいとい欲求を抑えることができず、ついついやりすぎてしまいます。
今回のお預かりクラスの犬ちゃんたちともお預かり中、毎日連続でトレッキングに行きました。
トレッキングクラスに参加される生徒さんたちといっしょにいったり、山の手入れをしながら同伴させたりして過ごしました。
日常の活動スタイルを逸脱してしまいますが、自然の中で山を歩くという行為ほど犬をやる気にさせるものはありません。
行くときは張り切って出かけますし、庭に帰ってくると戻るのはいやだといって後ずさりすることもよくあります。
犬は山の動物なのだ、本当にそうなんだとこの七山にいると毎日のように確信できるので、また今週から都会の犬の飼い主さんたちに山歩きを推奨する活動に熱が入りそうです。
2月というのに3月かと思われるほど気持ちがいいのです。
今この季節に山歩きしなくて、一体いつするのでしょう。
3月初めにもう一度、竹切りをしようと思っています。
体力に自信のある方、ぜひご連絡ください。