グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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自然の力

昨晩かすかな揺れを感じたと思っていたら
かなり大きな地震であったことをニュースで知りました。

崖くずれなどの状態もたくさん確認され、ご心配もいただきましたが
七山校は揺れも少なく今のところ影響を受けていません。

被災をされた方々の不安と恐怖を思うと身の詰まる思いです。

今回の地震の前日に福岡でも小さな揺れがあったと聞きました。
様々な研究もなされているのになぜ予知できないのだろうという疑問もあるけど
自然の力は予想不可能なもので、人の力には及ばないのだと考えると
自然の前ではできないこともあるのだということを納得するだけです。

地震のエネルギーは次のエネルギーを引き起こすといいます。
エネルギーが別のエネルギーを引きつけ連鎖するのでしょうか。

被害が広がらずに収まっていって欲しいと願うばかりです。

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フラワーエッセンスレメディ

昨日からの地震で被害を受けられた地域の皆様にお見舞い申し上げます。
ご家族の安否がわからないなど、不安を抱えていらっしゃる方々も多いようですし、
作業にあたっていらっしゃる方々の安全など、気がかりなことばかりです。

今すぐにお役に立つことができないけど、祈ることだけはできるのかなと
今はそれだけをさせていただいています。

今日はホリスティックな学びをするゼミナールクラスのアフタークラスがありました。
本当はいつも考えていなければいけないことだけど、こういうことがあるときにこそ
自分たちだったらどうするだろうということについても、皆で考えました。

福岡でも集合住宅の方は、揺れがかなり激しかったと聞きました。
地震が起きたときの犬の反応は、犬によって様々です。
余震が続いたこともあり、落ち着かなくなった犬もいたようです。

福岡の方は震源地から少し離れているので、人の方は「大丈夫」と考えて
自分を落ち着かせることができたとしても、犬たちは状況がわからないので
適応性の違いによっては、普段と違うことに落ち着きのない行動や
パニック行動が出てくることもあります。

こんなときはどうしたらいいのでしょう?というご質問をよく受けます。

最初にしていただきたいことは、飼い主さんが深呼吸することです。
犬によっては飼い主さんの状態に敏感に反応することがあります。
飼い主さんが緊張や不安を抱いていると、犬も同じようになってしまいます。
そのため、飼い主さんが少しでも自分の緊張を解いていただきたいのです。

もうひとつすぐにできる事があります。
グッドボーイハートのホリスティックケアの中でもご紹介している
フラワーエッセンスレメディを使うことです。
犬と人の両方に使うことができます。使い方は状況に応じますが、
緊急時は頻繁に利用していただくことができるものです。

フラワーエッセンスレメディの内容については奥が深いので、
こちらのブログでは省かせていただきます。
関心をお持ちの方はクラスのときにお尋ねください。
人のケア用品なので、詳しい本もいくつか出版されています。

今日のクラス参加者の方の中にも「持っていたけど使うのを忘れていた。」
という方がいらっしゃいました。
フラワーエッセンスレメディは困ったときだけでなく、気軽に使っていただけます。

グッドボーイハートでのレメディー使用の約束事で大切なのは、
「感謝して使ってください。」ということだけです。

追い詰められているとき、大変なとき、辛いときや苦しいときは、
感謝の気持ちを持つというのが難しくなることがよくあります。

レメディを手にとっても「ありがとうございます。」という言葉が
遠くなってしまうことがあります。
時間がたくさんかかることもあります。
もちろん、急ぐ必要もありません。

それでも、その気持ちが自分に帰ってくるのは、自分次第だと思うのです。
自分の気持ちを変えられるのは自分だけだと思うからです。

フラワーエッセンスレメディは不思議なものです。
それがあることに気づけるようになったときは、不思議と
「ありがとうございます。」といえるようになっている自分に気づきます。

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たけのこ

猪が筍を掘り返している跡が無数に山に広がっています。
筍がすごく好きというわけでもないので、
猪のとった跡を見ても「よく見つけるな」と思う程度です。

先日山歩きのクラスのときに、生徒さんが掘り返されていない筍をみつけました。
「猪が見つけないなんて珍しいね。」
「お昼ご飯の食材に使おう。」
なとど話がまとまって、道具もないのに懸命に筍を掘り返しました。

いっしょに穴掘りをする犬もいるし
そばでボーっと見ている犬もいます。

そのうちやっと掘り出してピザのトッピングに使いました。
採れたてだけど少しエグミがありました。

「この筍って、エグミがあるから猪が食べなかったのかな。」と思うくらいでした。

この2日後、筍を掘り返したのととても近い場所で、
もっと大きな掘り返した穴を見つけました。
すぐ近くの土の下に、筍があることには全然気づきませんでした。

猪の嗅覚ってスゴイですね。
犬の嗅覚の方が優れているはずだけど、関心がないからほとんど反応しません。
猪の掘り返して食べた筍のカスを少し食べてみる程度です。
実際買ってきて与えてみても食べない犬が多いです。

竹は山を痛めるので、猪が筍を食べてくれるのは助かります。
光が当たると白っぽく見える猪も、山の中で見ると真っ黒です。
とてもきれいな動物です。
彼らが生きていく場所がここにあってよかったと、ただ思ってしまいます。

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犬とテントで過ごしたときに見た夢:動物の楽しい化かしなのか?

夢をわりとよく見ます。

昔からではなかったけど、いつからでしょうか?
少し時間に余裕のできたころからだったかと思います。

実は先日テントクラスのときテントの中で寝ているときにも
夢を見ました。

夢の内容はこんなものでした。

テントの中に私達がいて、犬もいっしょです。
起き上がって座った状態でいます。

テントの横を幼稚園生の一群が列をなして通り過ぎていきます。
それほど多くはなく、5、6人だったでしょうか。

テントの中からはその姿が透けてみえるのだけど
向こうは私達に気づいていません。

子供達が通り過ぎるのを、テントの中の私たちはお互いに気づいているけど
あえて声を出さず気配を消しているような感じでした。


夢分析というのもあります。
夢の意味がすごくわかりやすいこともあるし、
なかなかわからずそのままになることもあります。

幼稚園生は誰だったのか。
山の話の流れでいくとタヌキなのでしょうか。

「山怪」という本を読んだことがあります。
タヌキとキツネは人を化かすといいます。

キツネの化かし方は少々恐怖が伴い
タヌキのは冗談みたいなものが多かったです。

幼稚園生のような好奇心で私達を眺めていたとしたら・・・。

真実がわからなくてもこうして考えているだけで楽しくなります。

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山の手入れのルール

七山校の裏山の手入れや家の修理は力仕事の連続です。

失敗を重ねながら、安全に作業するためにいくつかのポイントがあることに気づきました。
1  良い道具をよく手入れして使うこと
2  やる気があるときにすること
3  余計なことを考えないこと
4  作業後のケアを十分にすること


先日、1つ目のルールを守れず、山の手入れ中に転倒してしまいました。

普段用の靴下を履いた上に長靴をはいていて
靴下が靴の中でズレてしまったのですが
バランスが悪いところで作業していたので気づいたけど
そのままにして作業を続けました。

それでバランスを崩して倒れたところが
自分が刈り込んだばかりの竹の上だったのです。


転倒したのは8年ぶりでした。

1回目の転倒ははげしく、崖を後ろ向きに3メートルくらい落ちました。
それからすごく注意深く作業するようになったのです。
1回目の転倒のときは、作業に見回り番犬をしていたオポが見ていたので
立ち直りも早かったのですが、今回はひとりで痛みに耐える感じです。

なぜかやりきれなさも強く感じられます。
大きなアザがふたつもできてしまいました。

4つ目のケアについてもしばらく怠っていました。

使い慣れていない道具、
特に刃物を扱うときは筋肉を使うだけでなく緊張を伴います。

寝る前に体の緊張をほぐしておかないと、なかなか寝付けないとか
寝ているようで朝になっても体がだるいというように
体が負担を抱えたまま雪だるま式に疲労がたまってしまいます。

疲れたまま作業をするとまたそれが怪我につながります。
今回の転倒も少しその影響もあったのかも、とさらに反省を重ねます。

日々のケアも復活させました。

8年前の転倒のときのオポの表情を思い出しました。
なんと言葉をかけていいかわからないような表情。
かわいそうに、でもないし
がんばれよ、でもないし
何してるの、でもないし

言葉を失ったといったらいいのかな。

今回はオポが見てなくてよかったという気持ちもあったけど
もしかしたらどこかで見ていたりして・・。

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しだれ梅

昨日はどうしても日のあるうちに七山にたどり着きたくてあわてて移動しました。
福岡は5月の陽気かと思えるようなとても暖かい日だったからです。

しだれ梅が花を開いているはずだと確信していました。
どうしても早くその花を見たかった。

咲いていました。
しかも2つも。

まだ小さなしだれ梅。
今年は咲かないかもしれないよ、といわれていたので
あまり期待はしていなかったけれど、
小さなピンク色の花を咲かせました。

花は自分のために咲きます。
人を喜ばせるためではないと思っています。
自分の命を輝かせるために咲いているのだと。

それでも「ありがとう」と思います。
その美しさに気持ちが救われるからです。

自分を輝かせるのは自分しかありません。
自分が輝くことで周りが喜んでくれるのであれば
こんなにうれしいことはありません。

だから、がんばって自分の花をしっかり咲かせなければ、と思うのです。

中年期にはいってくるといろんなことが若いときのようにいきません。
枯れた花になるだけなのかなと落ち込むこともありますが、
木を見ていると木々は花をつけなくなるともう終わりのような気がします。
もしくは、太陽が当たらない、空気が汚れていると
花をつけなくなることがあるようです。

もともと咲かせる気がなくあきらめているのと、
咲かせようとがんばったけど咲かなかったというのでは大きく違います。
終わりを決めるのは自分ではないように思えるのです。
だから終わるまでがんばることができるのだと。

しだれ梅を見ながら心のシャッターを押しました。
みなさんに届きますように。





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穴の中のおとなりさん

グッドボーイハート福岡は集合住宅なので住宅の中からよく音が漏れてきます。
ゴトゴトというイスを引く音とか、洗濯機が回る音とかいわゆる生活音のようなもの。
古い建物なのでお互いに注意はしているものの、横も上下も壁ひとつだから
どうしても通ってしまう音がありますね。
こうした雑音は、人が近くで何かをしている音という雑音として気にしないようにしています。

七山校はとても静かですが、人の気配とは違った音が聞こえてくることがあります。

数日前、日が暮れてからパソコン作業をしていると裏の小屋のあたりから音が…。

ゴト、ガリガリ、ゴトゴト。
家具を移動させているような、わりと大きな音です。

野生動物、たぶんアナグマでしょうね。

もう長らくいろんな音を聞き分けてきたので最近は驚かなくなりました。
それでもかなり長い時間、その音のする作業が行われていたので気になってしまい
一度表の電気をつけてから、少し近くまで様子を伺いにいき、そして戻ってきました。

翌日、音のしていた場所を見たところ、思ったとおりでした。
以前、アナグマが子供を産んでいた巣穴の近くに掘り返しのあとが見られました。

急に寒くなったので暖をとろうとしたのでしょうか。

翌日の暮れになると、その音はとても小さなものになりました。
穴におさまって過ごしているようでした。

野生動物を怖いと思われる方もいるかもしれませんが
実は怖がっているのは向こうの方です。

動物がかわいいといってえさを与える方もいるようですが
これは動物たちの生活を乱してしまいます。

野生動物が近くに生活しているというのは、彼らがこの七山校をよく観察した結果でもあります。
使っていない場所だし、多少の面倒が出ても対応できる範囲内なので
私は拒否もしないし手出しもしません。

お互いの距離感をわきまえる動物だからこそできることだと思っています。

あなぐまですが、顔が細くて無表情なところがきょとんとしているように見えてしまいます。

犬にもビックリしますが、追われなければ大丈夫です。
犬の反応は犬によって違います。よく知らない犬は追いかけてしまいますね。

環境の中にいる動物だということを知っている犬は、あなぐまを追いません。
よほど食べるものがなければ食べられますが、本来捕食の対象ではないですし
それに他においしいものを食べていますからね。

動物と動物の関係。
とてもおもしろいですね。





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都会で自然を探す

街中を歩いているとどうしても自然を探してしまいます。
最近はおしゃれなお店には自然の素材のものがたくさんあります。

美容室のお店のドアが木でできている。
病院の入り口にたくさん花を植えられた花壇がある。
デパートの中に大きな観葉植物が置いてある。
ショップの床が無垢の木でつくられたフローリングでできていたり。
マンションの表の細長い電光掲示板に、なんと小川の映像が流れているものも発見しました。うーん、さすがにこれは擬似にもほど遠いし少し悲しいですね。

いろんな形で自然を生活に取り入れようとしていることを感じます。

公園の木は高くなるのを防ぐためか、上を見ると中途半端な長さで切られていたりして
それは少し悲しい感じがします。
みなさんが求めている自然のひとつ、緑がもっと身近に戻ってくるように、新しくできる公園などがあったら森みたいにしてほしいですね。

東京の明治神宮は長い計画のもとに再生された森です。
森があると生き物たちが戻ってきます。

福岡オフィスの近くにある住吉神宮もひとつの森になっています。
都会の中なのに原生林のままなのかのびのびと空に向かって立っている木々があります。
住吉神宮をオアシスにしている人と犬も多いのでしょうね。
私もそのひとりです。

もっともっと自然の力が都会に戻ってきますように。


Posted in 日々のこと, 自然のこと

気になる猫たちのこと

七山校には猫たちがよく遊びにきます。
遊びにくるというよりは、近くをウロウロしているだけなのでしょう。

過去のブログにも猫たちとオポやら近くの犬たちやらと
動物たちの楽しいいろんなことを紹介しました。

七山校の敷地をテリトリーにしている猫が数匹いました。
猫田(にゃんた)さんと名づけた白色の美人のお母さん猫と
そのお嬢さん猫から始まり、白色の猫はその後も何匹が見ていました。

ところが最近あまり見かけなくなりました。
かわりにブラウンと名づけた茶色のトラ柄の猫がウロウロとしています。

そういえばマイケルと名づけた大柄の猫が、以前白色一家の近くで番をはっていました。

実はそのころ、クロスケと名づけた黒色の猫が小屋の下に寝ていたようで
湧き水場で水を飲んでいるのをみかけました。

このクロスケとマイケルが戦っている様子がみられた後にクロスケがいなくなり
マイケルが残ったので、雄猫の勝負はマイケルが勝ったようでした。

ブラウンはマイケルと白色一家の子供だったのだろうか。
そう推測していたら、今日また白色一家から白い猫が出てきているのを見ました。

私はまだ自分のテリトリーを共有している猫族のことを把握しきれていないようです。


都市部では猫の不妊手術が必須になっています。
猫問題は今や大変な問題です。

里山でも人の接し方により猫の数はそれぞれだと思います。
ここ周辺では猫の数が増えているとは感じられません。
人が不用意にえさを与えすぎないということでしょうか?
飼っているという価値観もないように思えますが、真実はよくわかりません。


真実は猫たちの生活の様子だけです。

猫たちはよくねずみや小鳥を狩っています。
猫の狩りを見るのは楽しいものです。
小鳥はなかなかとることができません。
ねずみはたくさんいるので口にくわえて歩いています。
雪の日でもテラスや階段に猫の足跡がついています。

都会の室内飼いの猫のように長生きはしていないでしょう。
10年も生きていないと思います。
それでも、自由に冒険して自分の持っている力を使って生活をし
体も汚れておらずとてもきれいで、そして何より美しいです。
室内飼いの猫にみられるようにドッテリしていません。
とても締まっています。弓のような体をしています。

私は猫を室内で飼われることを否定はしません。
それぞれの価値観と必要性において動物を飼うのだと思います。

私は七山で猫がウロウロしているとつい観察してしまいます。
ビデオに撮っていたこともありました。

そのうち「猫語セミナー」が開催されるかもしれませんね。




Posted in 日々のこと, 自然のこと

環境を保護するのか、環境を保全するのか

今日はおもいっきり背中が痛いです。
というのも、昨日お手伝いしていただき、七山校近くの笹薮刈りを行いました。

千里の道も一歩からです。
ひとりよりもふたりでやるほうが勇気がわくので、本当に有難いことです。

野生動物の本を読んで動物の保全について考えるとき、環境保全は必須になります。
それで、荒れている場所が気になって仕方ありません。

笹は昔は畑仕事やいろいろなことに利用されていて、定期的に刈られていたので
藪になということはなかったそうです。

最近は畑にもビニールコーティングされた便利な支柱が使われていますので
笹は用無しになったのでしょうが、刈られずにそのままになっているところもあります。
結構背が高く、その背の上まで蔓があがっていって藪になります。

気になっていた場所を1時間くらい刈り続けていたら雑木のようなものが見えてきました。
目の高さよりも下に、本当に小さな白い花がひとつだけつぼみをつけています。

「梅ですかね…」
「梅だと思いますよ」

そんな風にその木の周辺の笹を刈っていきました。
そしたらなんと本当に梅の木でした。
太陽に近い場所にはたくさんの梅の花が咲いていました。

こんなに山の中に梅があったことと、笹薮の中で生きていたことにビックリです。
いつかどなたかが植えたのでしょう。
太陽の日をたくさん浴びて今年はもっと元気になってほしいです。

「保護」と「保全」は異なるといわれます。
その通りだと思います。

「保全」がどのような態度なのかは、まだ自分でもはっきりとわかっていません。
間違えもあるかもしれませんが、それも学びのひとつなので恐れず行動していきたいです。





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