グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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変わる生態系と猟

知人のお友達が猟師という仕事に転職されたということで
会ってお話を伺う機会を得られました。

猟師やイノシシ猟などに対する以前の私の姿勢は、多少嫌悪的な部分を含んでいました。
福岡や佐賀の山では、毎年3月の猟期になると次のシーズンには使われない猟犬たちがたくさん山に放置され、捕獲されているという現状を目の当たりにしてきたからです。
「猟のために犬を使い、いらなくなったら捨てる」
そんなことが行われている「猟」という作業に、違和感を抱かずにはいられませんでした。

ところが、犬のことを考え、自然とのつながりについて考え、そして生態系という環境について知る中、猟師という存在についても前とは違う関心を持つようになっていました。ですから、今回、直接現場のお話を聞けたのはとてもラッキーでした。

狩猟の対象になっているのは、農作物に被害を及ぼしその頭数が年々増えているため捕獲すると報奨金の出る「イノシシ」と「シカ」だということでした。
州のある地区のイノシシとシカの捕獲数は1シーズンで1100~1300にものぼっているそうです。
捕獲しなければいけない頭数が決められているのかと思ったら「いくらでも」ということでした。
ところが、これだけの数を捕獲しても頭数はまだ増え続けていて、このままいくと報奨金もおいつかなくなるのではないかというほどの数になっているそうです。
そうなると、捕獲した「イノシシ」と「シカ」はその後どうなるのか、ということころが気になるところです。実はこれが本当に大変なことらしく、解体の技術的な問題、解体に必要な設備、解体後の処理の仕方と猟師さんによりマチマチで、できることもやりたいこともそれぞれに違っているようでした。

解体に時間と手間をかければかけるほど、安く販売しすぎれば赤字になってしまいます。
でも捕獲した獲物は大量にあるので、どのように流通で販売していくかということを考えていかなければいけないそうです。報奨金だけが目当てなら猟の後にその獲物は山中に放置されることになります。猟師としてこれはできないということですが、命をいただくなら大切に食するというのは、私たちが小さなころから教えられた礼儀のようなものです。そこで消費対象者を絞るとターゲットの入り口は犬になります。
ペットショップでもシカ肉のジャーキーが販売されているのを見られたこともあるでしょう。シカ肉やイノシシ肉の生肉をネットショップで販売しているのをご覧になったり、すでに犬に与えている方もいるかもしれません。犬たちは事情を知る由もないため「最近シカジャーキーがやたらと多いよね。」とお気楽に喜んでくれそうです。


しかしなぜ、こんなに農作物の被害が多くなったのでしょうか。理由はひとつではありません。
たくさんある理由の中のひとつには、日本の山からオオカミを消し去ってしまったことがあると思います。
戦後西洋から新しい価値観が入ってきて、みんなが洋服を着てハイカラさんになっていくとき、オオカミに対するひとつの価値観が入ってきました。「赤ずきんちゃん」です。オオカミは怖いて恐ろしい動物で、絶滅させなければいけないという価値観に変わり、オオカミの駆除のためにやはり報奨金が出されていたのです。オオカミの頭蓋骨の数で報奨金が決まるので、猟師さんたちはたくさんのオオカミを駆除したことでしょう。そして日本の山からオオカミはいなくなりました。オオカミはイノシシとシカを捕食する動物だったので、捕食者がいなくなったことでイノシシとシカの数は増えていきます。

時代は変わり、今は「イノシシ」と「シカ」に報奨金が出ます。人の力は小さいもののように思えるのですが、それでも人の動物に対する価値観が生態系の形に影響を及ぼして来たことは、まぎれもない事実です。日本のオオカミは一説では絶滅した、一説ではまだ生きていると意見もさまざまです。真実は山しか知りません。
私たちが知ることができるのは、私たちが何を大切にしたのかということ。行き当たりバッタリの対応は、日本オオカミのくり返しになってしまいます。山の動物のこと、猟師さんだけの問題ではなくて私たちの問題として、そして、私たちと犬の問題として考えていきます。


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動くものを追う行動は本能なのか?

昨日のブログに、山歩き中に野うさぎと出くわしたことを書きました。
「犬の反応はマチマチです。」という文章を読んだときに
「うちの犬だったら追いかけただろうな。」と思われたでしょうか。
「うちの犬だったらどうしたんだろう、予想がつかないかも。」という方もいるでしょう。

猫を追いかけたり、走る子供を追いかけたりする、動くものを追う行動を
「犬の本能」だといわれることがあります。
他にも動くものとして、枯葉とか、ハエ、トカゲ、ヤモリなどもありますね。
本当に「動くものを追うことは犬の本能」なのでしょうか?

動くものを追うことが本能だといわれる所以は、犬が捕食動物だからです。
獲物を食べるために捕らえる行動をするため、その獲物を追いかけるという行動をします。
それが「動くものを追う」という行動と同じことになります。

ですが、動くものならなんでも追うというわけではありません。
ボール遊びが好きな犬が、転がっていくボールを追いかけていくのは
そのボールを食べるためではありません。

トカゲやミミズなどの動くものを追って殺してしまうこともありますが
それを食べるわけではありません。

犬が捕食行動に入る際には、いくつかの条件が整っていること、また
捕食行動が始まる際の行動のパターンというものがあって、そこから捕食行動が始まっていきます。

いくつかの条件のひとつには、捕食を必要とするほど空腹であるということです。
野生動物が無駄に食べ過ぎていないことはみなさんもご存知ですね。
捕食しすぎたらえさがなくなってしまうなどと、生態系の維持を考えているわけではありません。
捕食行動にはエネルギーを必要とするため、無駄な捕食はしないという機能が備わっているためです。
ペットの犬たちはいつもお腹いっぱい食べています。空腹知らずといってもいいでしょう。
犬がいつもお腹をすかせているように感じるのは、3日分くらいは一度に食べて消化する機能、
つまり「食べためる」機能も持ち合わせているからです。
空腹知らずとはいえ、人の味わう満腹感を知っているのは、
留守中にドッグフードの袋に頭をつっこんで食べたことのある犬くらいです。

捕食行動の始まりのパターンは、目の前を通り過ぎた動物をいきなり追いかけるという
行動からは始まりません。
特にテリトリーから離れて、グループで移動の最中には、自分だけがそのグループを離れる行動は
できないのです。
グループを衝動的に離れるということは、群れを離れるということ、社会性の高い犬にとって
最も危機的な行動になります。

動物はいつも自分の身を守る必要があります。
捕食に関する行動は自分と群れの安全が守られていることが前提で、計画的に行われています。

移動中に目の前を野うさぎが横切ったら、一旦停止し環境を確認し異変がなければ前進、という行動が群れ全体を安全に導く行動です。
衝動的に走り出そうとする犬がいれば、制止の声を出して止めるのが管理者の役割です。

野うさぎに気づきもしなかった犬は環境の変化に対する理解力が低い状態です。
このタイプの犬はのんびり屋さんではないのです。環境を把握する能力が低いのは
能力の違いのひとつですが、併せて経験不足と遺伝的な情報不足によるものがあります。
ビックリすると走り出す可能性もありますので、細心の注意を必要とする常態です。

犬が「動くものを追うのが本能」ではあるのですが、細かくみるとそうばかりでもないということです。
自由な環境を与えられないため、衝動性が強い犬が増えています。
環境制限をしていれば衝動が強くても事故にはつながらないからです。
ハエやトカゲ、道路に舞う葉を追っている犬たちは、本能に従っているのではない、ということなのです。

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わんげる・ミーティング開催しました

今日はわんこ山でのデイキャンプ「わんげる・ミーティング」を開催しました。
少し蒸し暑くなってきたけど、まだ風の冷たいこの季節に山で過ごせるのは最高です。

春から夏にかけて、また山の風景は少しずつ変化していきます。
春が始まるころは、色とりどりに咲く花や、小鳥達のさえずりに心ときめくものですが、
梅雨入りを意識する頃になると、苦手な虫の出現に悩まされるものです。

今日は特に蒸し暑く、蚊の数が今までよりグンと増えたと感じました。
ところが、この人も犬も苦手な蚊の姿も、山の奥に進むほど数が減ってきます。

何が違うのかというと、山の樹木の種類が違います。
人里に近い山にみられる樹木は、ほとんどが杉や孟宗竹です。
これらの樹木は手入れが不十分な山では、日当たりが悪く暗く湿気も多いのです。
蚊はこういう環境を好みます。杉林では蚊柱を見たこともあります。

人里から離れていくと原生林がひろがってきます。
100歳を迎えているであろう樹木とその子供の木々が立ち並びます。
森の中はやさしい日差しが差し、心地よい風が吹いてきます。
この景色の中には蚊が見当たりません。

人里近くに蚊を寄せ付けてしまったのは、人が作った環境だということです。

わんこ山は当初手入れをされていない杉林だったものを、広葉樹に植え替えて今年で10年を迎えます。
木々は育ち日陰もずい分できるようになりました。

下山の途中に、私たちの列の間を野うさぎが走って横切っていきました。
後を追おうとする犬、うさぎに気づかなかった犬、対応はマチマチですが、
こうした出会いも珍しいものです。

暗い杉林が広葉樹の小さな森になりつつあり、木陰ができて草が生えて
そして、野うさぎが戻ってくる。

わんこ山はますます活気づいてきそうです。

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お気に入りのラジオ番組

お気に入りのラジオ番組があります。
大田こぞうさんというパーソナリティの「月下虫音」という番組です。
LoveFMという放送局で毎晩10時~11時半まで放送されています。

番組の内容は本当にバラエティーです。音楽にも詳しいし雑学も豊富。
大田こぞうさんのキャラクターもとても素敵です。

ですが、なによりお気に入りの理由は、大田さんが生き物好きだということです。
特に昆虫は小さいころから好きだったそうで、めっぽう詳しいです。
虫博士の大田こぞうさんは、虫だけでなく生き物全てについて博識です。
樹木や草花についても大田さん目線の特別の話しを聴くことができます。

最近では番組の中で、シマヘビやマムシの話題があがりました。
シマヘビは七山校では同居動物といえるほど近いへびです。
先日は草刈の後部屋に戻ると室内に子シマヘビが入ってきてました。
残念ながらマムシも七山校ではご近所さんです。
遠慮なく室内に入ってくる最も苦手な生き物です。

博多に生活しているときには蛇やマムシは遠くなっていました。
子供の頃にも博多に住んでいて、その頃は蛇などよくみかけていたのに。
さすがに博多周辺は蛇が生きていくことができない環境に変わってしまったのですね。


みなさんは犬のことに興味はあっても、昆虫や樹木のことには興味がないでしょうか。
私はそうでした。嫌いなものには殺虫剤があるし、考える必要もないし
知りたい犬のことと、そんなことがつながっているとは思っていなかったのです。

ですが、今は違います。
犬のことがもっと知りたくて山すそにオポと暮らしてみて
犬が生きているということが、こうした小さな生き物や植物といかに関わっていくことかを
知ることができたからです。
犬のオポからたくさん学んだことの中の、とても大きな学びのひとつです。

オポがヘビやマムシやアナグマやタヌキやイノシシなどと
対話という関わり方を持っていたことを知りました。
犬は人のようにネットで検索しているわけではないのに
どうしてその動物について知ることができるのだろうということが
不思議でなりませんでした。

私はオポのようにその感覚を通して全てを知ることができませんが
身近にいる、自分と関わってくる生き物についてはよく観察し
その習性や行動のパターンを知ろうと学んできました。

動物、虫、生き物について、好きとか嫌いはともかくとして
人は身近で自分にかかわりのある生きているものに関心があるのだと思います。

それが「嫌い」なものであったとしても無関心であるよりはいいのです。
マムシが嫌いだからこそ、マムシの習性を知って自分をどう守っていくのかを考えます。
簡単に殺虫剤を使う前に他の方法をいろいろと考えてみます。
マムシが部屋に上がってこないようにするためには何をしたらいいのかとかですね。
なぜ殺虫剤を簡単には使いたくないかというと、それが自分に与える影響について知るからです。
環境に対して敏感になれるからです。

都市生活で自然環境が遠くなってしまい、昆虫や草花、雑草、動物たちも
いっしょに遠くなってしまいました。
関心がないとそのことを知ることもありません。

犬や猫などのペットは、人によって都市環境に連れてこられた動物です。
小さな虫とかかわる機会も奪われてしまいました。
私は都会っ子ですが、私の世代にはまだ小さなころに虫や動物と共に
成長した人たちもたくさんいらっしゃると思います。
それが自分に与えた影響について考えるとどう思われるでしょうか。

七山は山の裾にあるためかラジオの電波があまり入らず
LoveFMはエリア外だったのですが、最近有料でラジオが聴けることを知り
七山にいるときでも聴けるようになりました。

大田こぞうさんの番組は、遠くなった小さな虫達を少しずつ人に近づけてくれます。
もちろん大の犬好きで、犬の話題もときどき出ているみたいですよ。
犬と暮らす方にぜひ聴いていただきたい番組です。

そして犬と生き物の関わりについて、これからもっと深く考えていきます。
それも犬のことを知ること、そう強く思っています。

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山菜

ゴールデンウィークが始まりました。
お天気が回復してくれたので気分も晴れます。

山では山菜取りの方々をよく見かけるようになっています。
私もあまり縁のなかったいろいろな山菜を
毎年、ひとつずつ覚えていきました。

せり
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ワラビ
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ウド
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他にもフキノトウ、タラ、ゼンマイなどありますね。

これからも、長い季節で楽しませてくれる
ヨモギ、ミツバ、スギナ、アケビ、フキなどもあります。

山菜にはアクがあります。
そのアクが体の毒を外に出す春の毒出しを手伝ってくれているように感じます。

それだけでなく、山菜がとれる土は本来の山らしい土の匂いがします。
山菜がとれると山が生きている気持ちがするのです。

その素敵な山で、今日から2泊犬たちとテントのクラスです。
犬が何を感じているのか、そして私たち人が何を感じるのか。
じっくりと味わいたいと思います。



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犬語セミナー

毎月開催の犬語セミナーを行いました。

本日のセミナーの題材となったビデオは、先日クラスのときに撮影した
飼い主さんがお友達同士の犬と犬の対面のビデオです。

初対面ではなくなんども対面したり一緒に散歩をした犬と犬。
クラスの中の対面となると、一定のルールが働くためいつもとは様子が異なります。

犬語セミナーはとてもシンプルな勉強会です。
ただビデオの中で見たことを、そのまま言葉にすればいいのです。
言葉にするといっても「喜んでいる」とか「この犬が好きなのね」
のような擬人的な見方は犬という動物への理解を深めません。

きちんと見るためには、まずは客観的に思い込みを捨てること。
見たものを分析して動物の情動を知るためには、科学的で生物学的な
知識を必要とします。

ただ可愛い、いつも楽しいはずという思いを一旦横において
冷静に動物を理解することは最大の愛だと思います。


ワナにかかったツキノワグマを飼育している大阪の寺院が飼育して
1周年になるということでイベントをしたというニュースを見ました。
その中のツキノワグマの扱われ方は、動物を理解する姿勢とは思えません。
強度のストレス行動をするツキノワグマを見学している幼稚園生たちが
「かわいい」「楽しい」という言葉を口にしてニコニコと笑っていました。

このツキノワグマはイノシシ用の檻ワナにかかったとのことでした。
害獣であれば駆除、誤って捕獲したものは自然に還すのがルールではないでしょうか。

愛情は誤解を生むことがあります。
犬語セミナーは犬を知るためにも、動物を理解するということが
どういうことなのかを知っていただくためにも継続していきたいです。

今年は熊本地震被災地のためのチャリティー犬語セミナーを企画しています。
「理解の輪」が広がりますように。

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火と向き合う

トレーニングに伺ったご自宅の庭で奥様がかまどのようなものに
火をくべてありました。
思わず「かまどですか?スゴイ、憧れてます。」と声をかけると
大笑いになってしまい「たけのこをゆでてるの。」といわれました。
確かに鍋の近くにたけのこがゴロゴロと転がっていました。

飼われているワンちゃんはまだ生後4ヶ月の子犬なのです。
普段はかまって攻撃で飛びついたり、服をひっぱたりしてしまいます。
ですが、その鍋が火にかけられているそばで、人の邪魔をすることなく
じっとその様子をうかがっていました。

火はちょっとしたことで大きな事故につながります。
焚き火などの人が操作する火を扱っているときには
とても慎重になり集中力もあがります。

子犬にでも人の真剣さというのはなんとなく伝わっていくものです。
こういう風景は環境が整わないとなかなかできることではありません。
自然と向き合う人の真剣さを教える機会は、他のものに変えがたいものであること
子犬の様子をみながら実感していました。



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チコリー

パソコンで作業をする時間が長くなると
コーヒーを飲む回数が多くなってしまいます。

カフェインのことなど今まで気にしたことはなかったのですが、
カフェイン中毒にはなりたくないなということと
カフェインの苦手な生徒さんも多いので、
カフェインレスのコーヒーに変わる飲み物を探しました。

それで見つけたのがチコリーコーヒーです。
チコリーはハーブのひとつです。
チコリーコーヒーはチコリーの根を煎って作ったお茶のことで
コーヒーではないけど、コーヒーの代用になるような味のため
チコリーコーヒーと呼ばれてるらしいです。

ハーブとしての効能は肝臓のデトックスと浄血です。

コーヒーと同じ味ではありませんが、以外と好評です。
少々お高いのですが、体によいものだと安心して飲めます。

ちなみに、チコリーはフラワーエッセンスにも使われています。
フラワーエッセンスとしての働きかけはつぎのようなもの。
注目されたい欲求と行動に
執着や過度の期待を和らげ心を解放する
独占欲が強くなっているとき
過保護になりすぎているとき

身体的に働きかけるものと比較しても
キーワードは同じような気がします。
「手放すこと」
大切だけどなかなかできないことです。
必要のないもの、必要のない思いと考えを手放すこと。

ハーブの効能は別として、チコリーコーヒーはお気に入りになりました。

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自然の力

昨晩かすかな揺れを感じたと思っていたら
かなり大きな地震であったことをニュースで知りました。

崖くずれなどの状態もたくさん確認され、ご心配もいただきましたが
七山校は揺れも少なく今のところ影響を受けていません。

被災をされた方々の不安と恐怖を思うと身の詰まる思いです。

今回の地震の前日に福岡でも小さな揺れがあったと聞きました。
様々な研究もなされているのになぜ予知できないのだろうという疑問もあるけど
自然の力は予想不可能なもので、人の力には及ばないのだと考えると
自然の前ではできないこともあるのだということを納得するだけです。

地震のエネルギーは次のエネルギーを引き起こすといいます。
エネルギーが別のエネルギーを引きつけ連鎖するのでしょうか。

被害が広がらずに収まっていって欲しいと願うばかりです。

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フラワーエッセンスレメディ

昨日からの地震で被害を受けられた地域の皆様にお見舞い申し上げます。
ご家族の安否がわからないなど、不安を抱えていらっしゃる方々も多いようですし、
作業にあたっていらっしゃる方々の安全など、気がかりなことばかりです。

今すぐにお役に立つことができないけど、祈ることだけはできるのかなと
今はそれだけをさせていただいています。

今日はホリスティックな学びをするゼミナールクラスのアフタークラスがありました。
本当はいつも考えていなければいけないことだけど、こういうことがあるときにこそ
自分たちだったらどうするだろうということについても、皆で考えました。

福岡でも集合住宅の方は、揺れがかなり激しかったと聞きました。
地震が起きたときの犬の反応は、犬によって様々です。
余震が続いたこともあり、落ち着かなくなった犬もいたようです。

福岡の方は震源地から少し離れているので、人の方は「大丈夫」と考えて
自分を落ち着かせることができたとしても、犬たちは状況がわからないので
適応性の違いによっては、普段と違うことに落ち着きのない行動や
パニック行動が出てくることもあります。

こんなときはどうしたらいいのでしょう?というご質問をよく受けます。

最初にしていただきたいことは、飼い主さんが深呼吸することです。
犬によっては飼い主さんの状態に敏感に反応することがあります。
飼い主さんが緊張や不安を抱いていると、犬も同じようになってしまいます。
そのため、飼い主さんが少しでも自分の緊張を解いていただきたいのです。

もうひとつすぐにできる事があります。
グッドボーイハートのホリスティックケアの中でもご紹介している
フラワーエッセンスレメディを使うことです。
犬と人の両方に使うことができます。使い方は状況に応じますが、
緊急時は頻繁に利用していただくことができるものです。

フラワーエッセンスレメディの内容については奥が深いので、
こちらのブログでは省かせていただきます。
関心をお持ちの方はクラスのときにお尋ねください。
人のケア用品なので、詳しい本もいくつか出版されています。

今日のクラス参加者の方の中にも「持っていたけど使うのを忘れていた。」
という方がいらっしゃいました。
フラワーエッセンスレメディは困ったときだけでなく、気軽に使っていただけます。

グッドボーイハートでのレメディー使用の約束事で大切なのは、
「感謝して使ってください。」ということだけです。

追い詰められているとき、大変なとき、辛いときや苦しいときは、
感謝の気持ちを持つというのが難しくなることがよくあります。

レメディを手にとっても「ありがとうございます。」という言葉が
遠くなってしまうことがあります。
時間がたくさんかかることもあります。
もちろん、急ぐ必要もありません。

それでも、その気持ちが自分に帰ってくるのは、自分次第だと思うのです。
自分の気持ちを変えられるのは自分だけだと思うからです。

フラワーエッセンスレメディは不思議なものです。
それがあることに気づけるようになったときは、不思議と
「ありがとうございます。」といえるようになっている自分に気づきます。

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