グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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トレッキングクラス<完全管理からの一歩>

今週はプライベートトレッキングクラスの参加者が多く、とてもうれしく思います。
犬の問題や成長に応じて、プライベートトレッキングクラスを導入していきますが、生後6ヶ月以上の犬は原則としてどの犬もクラスの対象です。プライベートトレッキングクラスの最初の目的は生活環境により影響を受けた日常行動のパターンを外していくことです。

動物園の動物と犬を単純に比較することはできませんが、犬は室内飼育でリードで強く拘束されなければ安定した歩行が得られないような社会化の状況下では、檻の中にいられた動物に近い管理状態におかれています。

動物の行動を比較しても、同じようなストレス行動がみられます。動物園の檻の中にいる動物は管理下に置かれてかわいそうに思われるかもしれませんが、実際には、その管理下である檻の外に出すほうが難しいのです。外の社会に適応する力のない動物=社会化が未発達の動物の「安全な場所に閉じこもっておきたいという」執着にも近い欲求は、管理される動物のもつ特徴的な欲求です。

ところがこの欲求は、単に安全を確保するために働いているわけではなく、動物としての行動を制限することにもなるため、動物園では動物としての自然行動を見ることはできません。犬も同じです。ブログ記事「発見する楽しみ」に書いたような探索欲求を、室内だけで満足させることはできないのです。

プライベートトレッキングクラスに参加する犬の中には、不安や緊張をかかえている犬もいます。それを穏やかに解消するために最初にできることは、拘束された安全な管理下から一歩を出ることです。でも、最初はこのことがストレスになります。動物は環境が変化に敏感です。それが良い方向に変化したときでさえ、その違和感は動物にとってはストレスになります。そのストレスは行動で表現されますがその行動も実にさまざまです。個々の犬の性質や飼い主との関係、生活環境が犬に与えたことなどをみることができます。

飼い主は犬を「楽しませたい」と思うようです。大好きな犬がどんな気持ちでいるのか、楽しい気持ちでいて欲しいと思うことは大切な気持ちです。そういう気持ちを持つ飼い主と暮らせることは犬はラッキーですね。ただ、勘違いが多いのは、犬が走り回ったり飛び跳ねたりしている行動を、犬が楽しんでいると思われてしまうことです。

トレッキングクラスでも、犬が走り回ったり早足で歩いたり飛び跳ねたりすることがありますが、これは犬の興奮行動であり楽しんでいるわけではありません。この行動を楽しいと思ってしまうのは、自分自身が(人が)興奮を求めているからかもしれません。でも、本当にそうでしょうか。みなさんの本当に大切な時間は、興奮しているときなのでしょうか。

犬の安定した行動や状態を引き出していくと、犬が歩く姿が変化してきます。トレッキングクラスはそれ自体が学びのクラスでもあるし、日頃の状態を知るてがかりにもなるのです。どうぞ、これからもこのクラスを楽しんでください!

ルーク5
 

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本当に怖い動物とは「後編」

本当に怖い動物とは「前編」では、山の動物のイノシシ、キツネ、タヌキ、イタチ、テン、アナグマ、トンビ、カラスについてお話しました。

サルはいませんか?と生徒さんに尋ねられます。
サルはいます。七山校の敷地内にある電信柱に登っているのをみかけたり、裏の栗の木に登って栗を食べているのを部屋の中からみたこともあります。一番敷地で危険だったのは、テラスの屋根にいたサルが下りてきて庭の裏側を走って柵を飛び越えるのを見たときです。このときはオポが室内から吠えて追い立ててました。山の中で遭遇することはありません。サルも警戒心が高く、犬猿の仲とは本当のことでイヌを嫌いますので、犬と歩いているときには姿を現さないようです。七山地区ではときどき放送で「サルに遭遇しても手出しをしないでください」という内容の指導があります。サルによる農作物の被害は大変なものですが、サルは駆除の対象にはなっていないようです。

爬虫類で最も恐るべきはやはりマムシでしょうか。マムシの毒性が高いこととマムシの反射的にかみつく習性により、イヌがマムシに咬まれる事故は珍しいことではありません。これについては過去ブログ記事「もしもマムシに咬まれたら」をご覧ください。
他のヘビもその動きや風貌から「気持ち悪い」と恐れられていますが、私はあまり怖くありません。幼少期に母から教えられたことが記憶に残っているからです。ヘビをみて泣いていた幼い私に「へびは怖くないよ。ヘビは話しがわかるからはなしかけてみてごらん。」というような母でした。近くで顔を見るとゴジラのような感じですが、威嚇のシグナルがはっきりとしているので、オポが立ち止まるところにヘビありという程度でした。そういえば、昨日も一昨日もヘビをみかけましたが大丈夫です。ヘビは山神様といわれるくらいなので大切にしてほしい存在です。

昆虫の中で出会いたくないものがあります。ススメバチです。
キイロスズメバチも恐ろしいですが、なんといってもオオスズメバチが目の前を通過する際には、ヘリコプターのような音がして微動だにできなくなります。オオスズメバチの観察経路の高さは、ちょうど人の目線の高さくらいで、犬たちの目線には入りませんが、ホバリング音への反応は高いです。オオスズメバチは数があれば大きな動物への攻撃もするため、音への反応を身に付けているのかもしれません。

先生が一番怖いものは何ですか?と尋ねられ即刻応えたのがムカデです。私のムカデ嫌いは有名です。
屋外ではあまり怖くない気もするのですが、一度草刈のあとに首元がむずむずするので洗面所で首にまいていたタオルをとったらそのタオルにすっごく大きなムカデがついていて言葉を失いました。室内に入ってきたムカデはオポがいた当時はムカデセンサーだったオポがすばやく見つけたのですが、一度なかなか見つけられずについに…という事件がおきてしまい、それで夏場の睡眠の深さはかなり浅くなりました。オポ亡き後はホモサピエンスの私はムカデを見つけることができなくなり、ますますムカデにおびえる日々ですが、医療機関にお勤めの生徒さんからは「ムカデなんか昔はムヒつけてたんだからそれで十分。」とさらりと言われてしまいました。

犬の多くはムカデにそれぞれの反応を示します。鼻を近づけていく犬もいますが、ムカデに咬まれた犬を見たことがありません。少なくとも咬まれる現場を見たことはありません。咬まれたとしても対して腫れはないと予測します。そう説明すると、
山歩き中はあくまで移動中のテリトリーなので危険を回避すれば済むことですが、本拠地を侵害して攻撃を仕掛けてくる生き物となるとさすがに寛大ではいられません。今までに侵害してきてトラブルになったムカデ、アリ、アブ、ブユなどの昆虫たちと武勇伝はいつか少しずつ紹介していきます。

このブログを書いている現在も、一番小さなアリ、おそらくヒメアリと戦っています。なぜかこの時期、甘いものがあるわけではないのに温度の高いパソコンに住み着き、手から足からあがってきてかみます。チクリとして大変痛いのですが、オポがヒメアリを避けている様子を見たことがありませんでした。イヌはアリなど食べてしまいますから、イヌには近づかないのかもしれません。イヌがアリを怖がるなら靴もはかずに土の上は歩けません。

それにしてもやっぱりイヌはすごい、動物力は私たちより数段上です。

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本当に怖い動物とは「前編」

先日トレッキングクラスに参加した飼い主さんと、山の中で出会ったら怖い動物話で盛り上がりました。

山の中で出会ったら怖い動物といえば、みなさんにとっては何でしょうか。
怖い動物というと体のサイズの大きな動物を思い浮かべるため、福岡佐賀近郊ではイノシシが比較的大きな動物になります。イノシシにあったら怖いと思うのは当然のことでしょう。
私はオポと散歩中になんどもイノシシに遭遇したことがあります。オポが山で落ち着いた行動をするようになり安定していたため、最初のころに緊張していたのは私の方でした。悲鳴や奇声をあげたりするタイプではないのですが、行動力と思考力が確実に低下していました。それでも私にはオポという先生がいましたので、オポの行動をよくみて同じように安定を取り戻すことが可能でした。練習の甲斐あってイノシシを発見してもうまく対応できるように成長していきました。

イノシシ以外のこの近辺の山で遭遇する可能性のある動物には、次のようなものがいます。
四つ脚の動物はタヌキ、イタチ、テン、アナグマ、キツネです。
このうち、イタチ、テン、アナグマはイタチ科ですが、イタチ、テンがすばやく逃げるのに対し、アナグマは反応が鈍く出会う可能性も高いです。七山校の裏庭ではよく穴をほって昆虫を食べているのを1メートルくらいの近距離で見ることができますが、相手は気づいていないようでした。気づけば急いで逃げますので犬が追いさえしなければ怖くはありません。

キツネとタヌキは昔話にもよく出てくる、人と交流の深い動物です。
キツネはイヌ科キツネ属です。九州にキツネがいると聞いて驚かれることもありますが、キツネは昔話のとおり非常に警戒心が強く、簡単に人の前に姿を現しません。犬を連れていればなおさらのことです。車にひかれることもないので遺体を見る機会も少ないでしょう。

この中で犬にとって一番やっかいなのはタヌキかもしれません。タヌキもイヌ科です。
タヌキはよく車にひかれます。山に見るときには動きが遅い感じはしないのですが、キツネと比較すると警戒心が低いのかもしれません。そのため人との遭遇も多く、餌付けされてしまうことも多いため注意が必要です。
餌付けされた野生動物は人への執着が高く、必要以上に人に接近するためイヌとのトラブルmも多くなります。タヌキはこの良い例かもしれません。まず餌付けを行わないこと、イヌのタヌキに対する反応は、他の動物とは少し異なるのではないかというのが、私の現在の見方です。イヌと歩いているときにタヌキに遭遇した経験のある方は、そのときのイヌの反応をぜひ教えてください。

次に鳥がいます。大きなサイズの雑食の鳥といえば、トンビとカラスです。
オポと山歩き中にトンビに狙われた経験がありました。私が白い帽子をかぶっていたので、獲物とまちがえられたようで、私の膝元でV字を描きまっすぐに空へと帰っていきました。
このときもオポと私がほぼ横列だったはずですが、オポは全く歩速をおとすことなくゆっくりと前進をつづけました。立ち止まって停止した思考の快復をまったのは私の方です。以後白い帽子をかぶるのを止めました。

後編へ続く

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子犬と庭あそび

子犬が生後5ヶ月くらいになってから、トレーニングの相談を受けて家庭訪問に伺うことがあります。散歩に出ようとしてうまくいかなかったり、子犬の室内飼育から外飼いに変更しようとして、外で吠えるようになるなどの問題の相談が多いですね。

お話をうかがうと、子犬をずっと室内に入れたまま飼育していたといのです。ワクチン接種が数回済むまでは、外には出してはいけないというアドバイスを受けたり、そのような事がしつけ本に書いてあるということでした。

子犬を室内に閉じ込めておけば、細菌やウイルスから子犬を守ることはできるでしょう。でも、子犬を室内に閉じ込めてしまったことで、子犬の脳の発達を阻害することになるとしたらどうでしょうか。

子犬脳のは刺激を受けて発達していきます。その発達の期間は非常に短く、生後4ヶ月になると脳の8割が形成されるという研究結果もあります。刺激を受けて行動を起こすことをくり返しながら子犬の脳の神経が伸び、脳が形成されていくのです。

ちょっと想像してみてください。この時期に、子犬が平坦で狭い空間にいれられていたとしたらどうでしょうか。自分で排泄に行く環境もなく、サークルの中で排泄をしなければいけないとしたら、子犬の環境把握はどうなるでしょう。外の臭いを嗅ぐこともなく、室内の食べ物や香料の臭い、人の臭いに囲まれて過ごしたとしたら、行動の制限が与えられて何かしようとすると飼い主が抱き上げるという行動をしたとしたら…。
子犬期のこうした閉鎖的な環境は、成犬になったときに自律行動ができず、ストレスを回避することが難しく、パニックを起こしやすい性質になる可能性が高いのです。

子犬は応答性のあるものが好きです。ですが、動くおもちゃ、ネット、ケーブルなど室内にたくさんのオモチャを置いてあげれば、脳を発達させるのに十分でしょうか。子犬の脳を本能的に刺激させて満足を与えてくれるものの対象を人工化されたものだけにすると、子犬の環境への適応力は低いものになります。

脳の発達は哺乳動物としての人と同じですが、必要な刺激は種としては異なることを理解する必要があります。
子犬は土のにおいを嗅いだり、草を口で食べてみたり、枝にジャンプしたり、草の上を転がったり、穴をほったりして遊びます。これらの臭いは、動物として犬を安心させる臭いのメッセージであり、泥を体につけて遊ぶことも意味のあることなのです。その意味については、ブログ記事「犬の隠れる術「カモフラージュ」で紹介しましたのでご覧ください。

子犬を外に出すのは怖いという飼い主さんも、整備した安全な自分の庭や他の犬の使用していない知人の庭などを、子犬の遊び場所として活用することができます。もちろんリスクもあります。ですが、子犬を閉鎖的な環境に閉じ込めることによる性格形成に対する影響や、環境によるストレスによりで免疫力が落ち、重篤な病気に感染する危険性も十分にあるのです。子犬が部屋の中で急に走り回ったり、クルクルまわるようになったらそれはストレスのシグナルだと受け取ってあげてください。

今の時代にも、庭で生まれて庭で育っている子犬たちもいます。子犬の環境に対する考え方は多様化したというだけで、何が正しいのかという応えを出すものでもありません。あとは飼い主さんの選択です。選択をするためには、本やネットの情報だけではできません。いろんな犬の育ち方について関心をもち、いろんな選択肢があることを知ってください。

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もしもマムシに咬まれたら

七山を数日離れて戻ると、草刈したはずなのになぜ?という状態になっていました。この梅雨の時期、刈っても刈っても延びてくる雑草。その生命力には驚くばかりですが、気持ちが負けそうになることもあります。「あとは野となれ山となれ」というコトバの感覚が、山暮らしにより身にしみて分かるようになりました。

梅雨の晴れ間に都合よくトレッキングクラスが開催できました。わんこ山の下刈りをお願いしたばかりだったのでコース変更でわんこ山散策となりました。下刈りというのは、まだ成長しきっていない雑木を育てるために、雑木の間に生えてくる成長の早く高い雑草を刈り込んでいく作業です。私も手をいれますが、梅雨時期になると一気に伸びてしまい、素人では思うようにいきません。それで、下刈りをお手伝いしていて、おかげさまで雑木はスクスクと成長し、山は健康に育っているようです。

下刈りをお願いしている方はご近所にラブラドルリトリバーと暮らしています。子犬のころから七山のきれいな空気と水と空間のある環境で暮らせるなんて素敵ですね。そのラブちゃんとご家族が立ち寄られてお野菜をいただきました。少し前にマムシに咬まれたと聞いていたのですが、腫れもほぼひいてとても元気な様子でした。

山歩きや畑近くの散策でマムシと遭遇する確立は非常に高いです。草むらで何かの動く気配があり、顔をつっこんだり、脚を踏み出したりしてマムシに咬まれる可能性も十分にあります。「マムシに咬まれたらどうしたらいいですか?」と聞かれることもよくあります。

マムシに咬まれるときは突発的なので、瞬間なにがあったのかわからないこともあります。マムシに咬まれたとわかる理由の一つ目はすごく腫れてくるということ、二つ目は、咬み跡が穴が開いたように小さいけどはっきりとした傷があることでわかります。

腫れは、時間の経過と共に少しずつ進むので、数十分にかけてゆっくりと、かなり大きく腫れてくるでしょう。咬まれた傷から出血し少しずつですが継続します。毒が体内に少し入ってくるのを防ぐため免疫反応が高まり、息遣いが荒くなってくることもあります。最初はゴハンも水も取りたがらず、じっとふさぎ込むようになるか、犬によっては土の上にいたがることもあります。体は毒素をできるだけ外に排出しようとするため、嘔吐するような症状が出る事もあります。戦っているんですね。

いずれも自己治癒力のなせる業です。治癒反応は、犬も他の動物のようにとても高いなと思います。人と暮らして長く、動物力を落としているように思えるのですが、犬という動物の底力はたいしたものだと関心します。腫れは人間よりも少なく、食欲の快復も早く、2日目には何かを口にするようになり、行動も快復に応じ普通に動くにようになります。

犬は治癒反応を出しながら快復へがんばるのですが、飼い主はどうしたらいいのか、というのがみなさんの知りたいところでしょう。犬がケガをしたときにどのように対応するのかには、飼い主さんの価値観や経験が強く反映されます。よく「病院に連れて行ったほうがいいのか」尋ねられるのですが、それを私が決めることはできません。私だったら、と答えるしかなく、飼い主さんのしたいようにしていいのですよ、ということです。

マムシに咬まれたら、私だったら病院へは連れていかずに様子をみます。それは私が自分の犬が自律して行えることに対しては、それができる環境を整えたいと常々思っているからです。特に自然環境の中で、犬として生きていたら遭遇する確立の高い昆虫やヘビなどに咬まれることについては、犬の体もそれに対する機能を備えていると信じていますし、毎日の生活の中で犬である過ごす時間を大切にしていれば、犬の動物力は見えてきます。

でも、普段から犬という動物のことを知らなかったらとか、また、下痢をしたりゴハンを食べなかったらすぐに動物病院へ連れて対応される飼い主さんには、病院へ連れていかずに様子を見るということは難しいことです。またストレスのかかる生活をしている犬は、何事においても無気力なる傾向があります。体が戦う用意があるのかどうかと不安を感じることもあることも事実です。

そして、犬にとって一番難しいことは、自分のグループの基盤である飼い主が落ち着かず、不安で、悲しげな顔をして緊張していることです。だから、病院へ連れていきたいと思うのならそうしてください。犬のためにというよりは、自分を落ち着かせるためにという理由であっても、結果、犬も落ち着きます。犬がケガをしたり症状が出たのが、病院と連絡のつかない夜間や土日に出るのであれば、夜間対応する病院を事前に把握しておくといいでしょう。

それよりも、常日頃から犬が犬らしく過ごせる時間や環境、関係性を大切にしているかどうかを考えてみてください。犬らしさがわからないのでしたら、犬ってどんな動物なんだろうという素朴な質問をもって学ぶことをおすすめします。まずは思い込みを捨てること、これが最初の一歩です。

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純血種の繁殖について

大雨で地盤が緩んでいたり、鉄砲水に襲われたり、浸水したりと、福岡でも避難勧告や避難準備を促すサインがネット上に出ています。七山校はすぐ裏手が山なのですが、七山校よりも博多駅の近い福岡の方が、よほど危険にさらされているのは不思議なことでしょうか。

グッドボーイハート七山校は、七山地区でも最も奥、つまり一番標高の高いところで、七山校の集落を基点に佐賀市へ向かうと下りになるという場所にあります。あまりにも奥地過ぎて人の手が入りにくい状態で維持されているので、山の奥の姿は昔とたいして変わっていないようです。

それと比較すると、人の入りやすい場所はなんども手を入れられ、植生も人の必要にあわせて変わり、道路も作り変えられるなど、人の手による改善がくり返されてきました。博多の都市環境になると、都市整備は大変進んでいるのですが、その分、大量の雨水の流れる場所がないことで、こうした大雨には弱い環境になってしまったのでしょう。

人が手をいれるということは、人にとって良い方へと考えて行われているはずなのに、自然の力までを考慮できなかったという反省は、都市整備だけではないと思います。

犬の場合もこれは多いにあります。純血種の犬を家族に迎えている方が増えました。先日もミックス(雑種)の犬を人に紹介したところ「これは何犬ですか?」と尋ねられました。純血種が犬だと思ってしまうと、全ての犬が何かの純血種だと思ってしまうのかもしれません。純血種が犬だという誤解も、いつの間にか広がってしまいました。

純血種とは、人が必要だと思う形質を、人為的な繁殖で強めていき、それを固定化させて作った様々な犬の種類です。その繁殖方法は、非常に狭い遺伝子のプールの中でくり返し行われます。そのくり返しの繁殖により、通常のイヌ科動物には出ないような毛の質、色、尾の形、骨の形、脚の長さなどが出るようになって、今のような、いろんな種類の純血種をつくってきたのです。

人為的に選択した形質は残せたけど、近親繁殖により動物に不利な情報を持つ遺伝子を隠すことができず、本来なら隠れている弱い部分が現れやすくなります。
特別な形質を持った犬はいろいろと弱い部分をかかえているのは、純血種と暮らしているみなさんもご存知のことと思います。遺伝的な病気として有名なものは当然のこととして、神経の障害、脳の障害、骨の形成の異常、関節形成の異常など、純血種の抱えている問題はとても深刻です。

純血種の繁殖が始まってから120年くらいになります。これを長いと考えるか、短いと考えるか。その間、遺伝子のプールはどんどん小さくなっており、そして、今でもまださらに、その純血種をさらに人の好みにあわせて繁殖する動きは止まりません。最近、日本では純血種をさらに小型化させている傾向があります。

小型の純血種が一番多いのは、日本ではないかというのが私の印象です。それほど旅人ではありませんが、外に出るたびに犬の行動にはつい目がいってしまうのですが、これほど小型の純血種が街中を歩いているのをみることも、海外では珍しいと思います。

小型化は、小型の犬のさらなる小型化と、日本犬のような中型犬の小型化にも広がっています。マンションなどの住宅事情で、小さな犬しか買えない日本人のライフスタイルに合わせた工夫と、愛玩化を好む傾向に応えることのようです。この小型化をビックリする方もいるようですが、今までの純血種の繁殖の目的と変わらない「人為的繁殖」ということで、流れとしては何も変わっていないのです。

ですが、みなさんに注目してほしいことがあります。小さな遺伝子プールでの繁殖は、動物の機能にいつか障害をもたらすことになります。行動が不自然、ストレス行動が多い、不自然行動が多い、など、なんらかの形で行動に異常が見られたら、それは動物としての危険信号として受け取ってあげてください。

犬という動物も自然とひとつです。自然からあまりにも離れてしまうといつか大きな災害を受けるように、犬もその波に飲まれてしまう危険性もあります。犬が犬らしさを失わないように、犬を愛する皆さんで見守ってほしいのです。

犬の繁殖をされる方も、純血種と暮らしている方も、みんな犬のことを本当に好きなのだと思います。あまりにも好き過ぎていろんなものが見えなくなることもあります。だから、犬好きたちは、お互いに関わりをもって、「もしかしたらおかしいかも。」という犬のメッセージを大切にしてほしいのです。そのためにも、犬の行動のいろいろについて、これからもブログを通して伝えていきます。

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ドギー・テントクラス<自然のリズムを受け取る犬>

昨晩は犬といっしょにテントに寝る「ドギー・テントクラス」を行いました。

梅雨の合間のテントクラスなので湿度が高く、特にテントを張る夕方の時間は蚊も多くなるため快適さとは遠くなります。それでも、6時を過ぎるころから、気温は急激に下がってくるので、日頃アスファルトジャングルで暮らす生徒さんにとっては、「こんなに涼しくなることはない」といってホッと一息つける時間になります。

午前中のデイキャンプからの延長の犬たちは、テント張りのときには地面に横になって飼い主の作業を待っていました。人間が働いているときは犬はすることはないのですが、こういう時の犬の行動も様々で、犬の性質や飼い主との関係を示す行動になるため、細かに観察すると得られることが多くあります。

今日はホタルも見納めだから川までいって見てみようということになり、夜8時を過ぎてから犬たちといっしょに近くの川まで散歩しました。ホタルがいます。あがったり下がったり、止まっていたり。ホタルの光って本当に不思議ですね。幻想的というか、こういうものをみて喜ぶのは人。犬たちはそのそばで伏せてゆったりとしていました。街灯もわずかしかない暗闇ですし、車も走ってないし、静で暗くて、ひとりでは心細いけど、みんながいっしょにいるから大丈夫という感じでしょうか。興奮する犬もいないので、人は落ち着いてホタルを見ていました。もしくは、落ち着いてホタルをみている人がいるから、犬は興奮しないのでしょうね。

自然のリズムにあわせて呼吸する犬たちは、家の中で見る犬とは違った存在のように感じられます。呼吸が変わると行動も変わります。犬は興奮していることを喜んでいると勘違いされやすいですが、実は落ち着くことを求めていると思うのです。

テントの中とはいえ大自然の中に寝転んでしまうと、自分は本当に小さな存在に思えてきて、自分の悩みはさらにもっと小さなものに思えてきます。悩んでも仕方ない、自分の力でないものが動くのを待とう、そう思っていたら、今日いくつもの問題が一気に解決しました。自然の力にのるということは大切なことですね。

とはいえ、やわらかい布団は心地いいものです。今日はふんわり布団のありがたみを味わいます。

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ハエ追いとハエ退治

ハエは漢字では蝿。五月蝿い(うるさい)に使われるように、4月~5月になるとハエの数は一斉に増えていきます。梅雨にはいったこの時期になると、コバエまで飛ぶようになり、イエハエ、クロバエとともに、気温が下がるまでハエとの戦いは長く続きます。

庭のあるご家庭では、犬が庭で排便をしたあと取り残しなどが出たりすると、ハエにとってはごちそう兼卵を産みつける場所ともなり、ハエの数はすごく増えていきます。といっても家庭のレベルであれば殺虫剤を使うほどでもありません。どんなタイプの殺虫剤も、必ず環境に影響があります。素足で歩き、庭の草を食べ、芝生に体をこすりつけ、土の上に寝る犬という動物が暮らしているなら、殺虫剤の使用はできるだけ少なくしたいものですね。

集合住宅で暮らしている場合にも、窓から入ってくるわずかなハエや、ゴミ捨て場においたペットシーツなどのゴミによってくるハエもいます。こうしたハエの駆除についても、できるだけ殺虫剤を使わないようにしたいのです。

殺虫剤を使わない方法で一般的なものが、粘着性のテープをつかったハエ捕りテープや、ハエ捕り棒です。成虫を確実に除去する方法な上に、以外とたくさんつくため効率よくハエ駆除ができます。天井からつるすタイプのテープには、幼少期のトラウマ的な体験を残していらっしゃるかたも多いようで、あまり評判がよくありませんが、テープが真黒になるほどとれる上に安全とくれば、長く使われているのも理由がわかります。

犬との生活を考えるにあたって、なぜ「ハエ」ごときのことを考えなければいけないのかと不思議に思われるかもしれません。公衆衛生のためや感染症を防ぐためには、ハエの増えない環境を作ることは大切なことです。犬の糞便、ご飯の食べ残し、犬小屋やトイレシーツが一部汚れたまま、ゴミの臭いなど、ハエがわずかでも寄ってきそうな環境がある場合には、ハエ捕りテープは必須です。
また、他の問題からもハエ対策は大切なのです。それは、ハエが苦手な犬は以外と多いということです。

犬が屋外にいるとき、屋外でも家の近くにいるとき、そして室内にいるときで、ハエに対する反応が異なることがあります。ハエが顔の近くを通ってもしらんぷりすることもあれば、目線だけで追うこと、そして顔を向けて追うこと、カツカツと口で噛むような仕草をして追いかける動作などがあります。状況や犬の状態に応じても若干の行動の差が出る事はあるでしょう。それでもカツカツと口で噛むように追い回す行動が出る場合には、強いストレスのサインなので犬の様子には注意が必要です。

理由はいくつか考えられますが、主な原因として過去にハエが発生しやすいような環境におかれたことがある場合や、ハエでなくても音をたてて顔の近くを飛ぶような虫が大量に発生するような環境におかれたことがあると、このハエ追いは出やすくなります。

ハエの数がほとんどないような空間なのにもかかわらず、目線や顔を向けてハエを追うような仕草がみられる場合にも、犬の警戒値はかなり高まっています。これらの行動が見られる場合には、過去の経験によるものだけではなく、今まで過ごしてきた環境に対する安定感が現れる場合があります。

犬は囲いの中で飼うか、つないで飼うことが義務付けられています。よほど大きなお屋敷でなければ、犬は拘束されている状態を継続して生きていることになります。これは自然に動物の防衛本能を強くしていきます。それを下げるためのいろいろな管理の方法はありますが、犬が自然に過ごすということは難しいことなのです。

こうした理由からストレス行動が時々、もしくは頻繁に見られるようになります。そのひとつがハエを追う行動です。犬がハエを追う行動を見て「動くものを追うのは狩りの練習だから」と思われるのは大きな誤解です。このハエのいる季節に犬の行動をよく観察してみてください。

犬は清潔な動物です。ハエの発生しやすい環境は犬の好む環境ではありませんので、人の知恵を使ってハエ捕り対策をしてあげてください。オポは私がハエをハエ叩きでしとめようと思った瞬間から、私から離れていきました。犬はハエも嫌いだけど、ハエをしとめようとする殺気はもっと苦手です。犬にとって心地よい環境は、わたしたちにとっても心地よいものです。私の愛用しているのは「カモ井のハエ捕りリボン」です。捨てるとき大変だけど、とれた数でハエの多さの変化もわかるのでお気に入りです。どうぞお試しください。


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犬と刺す飛び虫<ヌカカ編>

先日の犬語セミナーのときに虫博士の大田こぞうさんが参加されたとき、聞こうと思って待ち構えていたことがありました。昨年から悩まされていた、大量の室内に入ってくる極小の虫のことです。

大田さん「うわあ!見えません。」
私「小さいよね。たくさん入ってくる、しかも刺すし…。」
正体さえわかれば、という気持ちだったのですが、さすがに虫博士「ヌカカじゃないですかね。」ということで、うーん、やっぱりかという感じでした。

早速数日後のラジオ月下虫音の中の“ロクヨンコーナー”(6と4、虫のことですね)で、ヌカカを取り上げてもらいました。ブユよりも小さな刺す虫で、あまりにも小さく洋服の中にも入ってくるため、いつの間にか刺されてしますそうです。確かに腕や足の洋服から10センチくらいのところにいくつかの刺され跡を見つけることがあります。それが“やつら”の仕業だったことがついに確定しました。

七山の土地の人にブユについて尋ねたとき「シノブという名の網戸を通ってくる小さなブユのような虫がいる」ということを聞きました。シノブはヌカカの地方名称だったようです。

刺したり噛んだりする昆虫に対して、犬は個体事に反応したりしなかったりします。七山校でいっしょに過ごしていた大型犬のオポは、このセンサーの精度がかなり高い方で、さらにわかりやすく伝えてくれていました。

オポの昆虫に対する反応を3つのレベルで分けるとこんな感じです。

大変危険=レッドシグナル
注意が必要=イエローシグナル
安全=ブルーシグナル

たとえば、ムカデはレッドシグナル、ブユやヌカカはイエローシグナル、ゲジゲジやアリはブルーシグナル、という感じです。

イエローシグナルのヌカカに対する反応は、数が少ないと刺されることがあっても反応はないのですが、数が増えてくると場所を移動したり、室内にいるときは息遣いがハアハアと上がってきて、その危険性を知らせていました。

こんなこともありました。ある夜、オポの息遣いが急に上がってきます。その様子から、何か環境に変化が起きているにちがいないと部屋のあたりを見渡すのですが何も見つからず、それでもオポの状態が変わらないため、いつもは薄暗くしている部屋の電気をつけて入念にチェックしました。そうすると部屋の四隅の天井が真っ黒になるくらいヌカカで埋め尽くされているのです。

このとき天井にいたヌカカ軍団のうちのいくつかが、私たちを刺していたのだと思います。オポもすごく刺されているという風ではありません。
羽音もなく天井を見ているわけでもないのに、ヌカカがたくさんいる!ということを、オポが知っているということが、とても不思議でした。
さらに、オポはこのときすでに15歳を過ぎていて、十分なおじいちゃん犬であったにもかかわらず、そのセンサーだけは十分に機能していたということにも驚かされました。

科学的に調べたわけではありませんが、こうした犬の行動は日頃から行われることなので、虫情報を得ているのだと確信することはできます。虫が与える危険性や、虫数により危険度が増すということを受け取るしくみについては、推測の範囲内になります。犬にとって可能性の高い情報は、虫のフェロモンです。フェロモンとは臭いの物質です。昆虫も臭いを出すことはよく知られています。その臭いの質が、危険性のある虫が群れて活発になったり、刺す直前になると独特のにおいを出すなのだと思います。推測の域をでないのは、感知できる犬と感知できない犬にわかれてしまうためです。すべての犬の鼻は人よりずっと優れていますが、センサーの精密度は犬によってかなり違いがあります。

感じられる気配もあります。こちらも冷静に受け取れる犬と、日常の不安定さや恐れや興奮が強く、反応が大きく出すぎてしまう犬など様々です。

犬の昆虫センサーがしっかりと機能している場合には、それを家族の人間に伝えようとしている場合があります。特に室内犬の場合で室内環境を変化させられるのは人であることを理解している場合には、オポのように伝えるシグナルもはっきりとしてきますので、こちらも対応しやすいです。

昆虫センサーがまだ未発達の場合には、飼い主さんの管理力や環境を整える予防的努力が必要になります。センサー力は、個体差だけでなく日常の生活や心身の発達の影響も受けますので、伸びる可能性も十分あります。

昆虫センサーに調整が必要な場合。反応が強すぎて防衛行動が多かったり、逃走行動が出たりします。この犬たちには毎日の安定した環境が必要です。生活全般を見直してみて、足りないことを足し、過剰なことを減らす、環境整備が有効です。

ところで私のセンサーはまだまだ未発達です。とりあえず、予防管理を優先する必要があるため、網戸の仕様から変えなければ…。まずは、ホームセンターですね。

臭いを取るオポ

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熊本被災ペット支援ネットワーク
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猫のヒーリング

熊本地震で被災した飼い主さんとペットを支援するための資金作りを起こっていますが、そのひとつがチャリティーセミナーの企画運営です。
チャリティーセミナーの題材について意見を聞いたりミーティングを行いましたが、その中のひとつに、ヒーリングについて知りたいというものがありました。いつもはドッグヒーリングセミナーの形になるのですが、今回は猫のヒーリングも含めた希望があったため、猫のヒーリングのビデオを撮影するために、モデル猫ちゃんのご家庭に伺ってヒーリングをさせてもらいました。

ヒーリングのことをこのブログで何度か書きました。ヒーリングにはいろいろな作用やその中で起きることというのがあるのですが、私は病気治しを目的としたヒーリングは行っていません。
グッドボーイハートのアニマルヒーリングは「共感する」=「相手を理解する」姿勢と立場でさせていただいています。私は猫の動物行動学については本をかじった程度の初心者です。犬の行動を読み取るように猫の行動を説明することはできません。ですが、相手の状態に共感する姿勢は犬と向き合う姿勢と全く同じです。人とは異なる動物、分かり合えない部分がたくさんあるのが当たり前の中で共感する姿勢を持ち続けることは、長い犬とのつきあいの中で身に付けてきました。

ヒーリングは、動物の自律神経や内分泌系のバランスを整えていくため動物の自己治癒力が高まっていきます。これはあくまで動物側の主たる反応であって、ヒーリングを行っている側の与えているものではありません。自己治癒力の高まりは病気がなくなることと直結はしてません。目に見えない部分での動物の癒しが動物に起きているかどうかを知ることができるのは、多くの価値観を捨てて動物に向き合っているときだけなのです。

猫ちゃんのヒーリングですが、猫が必要としていなければヒーリングを受け入れません。「今は必要ないよ。」ということです。ヒーリングの途中に動物側から終了させることもあります。猫は見えない気配に敏感ですよね。自分の環境の変化に非常に敏感なのですが、それが好まれるものであれば受け入れが早いのも猫という動物です。2匹の猫ちゃんにタッチヒーリングをさせていただきましたが、歓迎してもらったようで安心しました。

すぐには、手で動物にさわるタッチヒーリングができないこともあり、信頼を得るために何回も訪問する必要も考えていました。決して人に甘えるような猫ちゃんたちではなかったけれど、モデルさんとして協力してくれ、初めてのヒーリング体験を楽しんでくれたようです。

撮影したビデオは、動物へのヒーリングを紹介するセミナーで使用させていただきます。ヒーリングは実際の行為を見学していただくことはできないので、関心のある方はどうぞセミナーにいらしてください。







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