グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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これもメッセージ?

「犬たちがいろんな形でメッセージを送ってきてますよ!」とお伝えしていたら、
「こんなこともメッセージですか?」と質問がたくさんです。そう、みなさんがそうかもと思っているのは きっとどれもメッセージです。

メッセージの伝え方も、受け取り方もさまざまなんですよ。

近頃、GBHのクラス生が「夢」に出てくることがあります。
犬だけのこともあるし、飼い主さんと一緒のこともあります。
コメントがあることもあるし、ただの姿だけのこともあります。
「先生の夢にでてきたらおしまい・・・」
なんて言っていた方もいたけど、
別に「おしまい」っていうことではありません。

「いやー、私は夢なんかみたことない。」という方も安心してください。
現実的な形で犬はいつでも愛する飼い主さんにメッセージを送り続けています。
あとは受け取るのみ。

先日のグッドボーイハートのグループクラスの後にも見事にメッセージが残されていました。
他にもメッセージには「吠える」「鼻をならす」という音によるものもあります。

こうした日常のメッセージを見逃さずにきちんとむきあって受けとっていくこと。
難しいことを教えるよりも、きっと大切なことです。
受け取るときには「人の都合」にならぬように
そして受け取ったら答えてあげてください。

明日からドッグ・ヒーラー養成クラス(現在の名称は犬ミラグロコース)が始まります。
こうした気づきのメッセージのひとつひとつに向き合いながら
犬という扉を通じて命のつながりを知るクラス。
そのクラスの力はグッドボーイハートにつながるすべての方のところに届くでしょう。さあ、楽しみましょう!

Posted in 犬のこと

犬と飼い主って似てる?

つい先日、ヒーリングクラスのときにある生徒さんと話していた話題。
すぐにこうやって伝わってきます。

こんな会話をしました。
「○○ちゃんに似てるよね」と私がいったところ
「先生もオポ君に似てますよ。」と返され
「私ってあんな顔してる?不機嫌な感じは似てるかも。」という内容でした。

今日、インターネットの配信ニュースに
『犬の顔は飼い主に似る?』の文字をみつけました。
なんでも、関西学院大の研究グループがペットと人間の「顔面相違」に関する調査結果をまとめたそうです。
大学の研究となると社会に役立つテーマとして取り上げられたっていうことですよね。
そういう意味ではなんかうれしいですね。

調査の対象となったのは犬と飼い主。
結果的には「似てる」となったようです。

研究グループの教授によると
「人は見慣れたものに好感を抱くため、自分の顔とよく似た犬を飼い犬に選ぶ傾向があるのでは」と話されているそうです・・・。
権威ある大学の研究結果なので、何か深い考察もあるんだろうけど
みなさんはどう思いますか?
見方はそれぞれなのでいっしょでなくてもいいでしょう。

ちなみにうちは「顔」をみて決めてないです。
「顔」見て決めてないのに似てるのか?
なぜだ。
答えはみんな知っています。
もちろん、私もオポも知っています。

この大学の調査結果はイギリスの専門誌に掲載されるそうです。

『似てるかな・・・・・』

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Posted in 犬のこと

呼び名のいろいろ

先日のグループクラスのことでした。
いつも元気に参加してくれる男の子に思わず「○○ちゃん!」と呼びかけたところ、「ボク、男の子だよ。みんな間違ってるよね。」と返されてしまいました。

小学校3年生も過ぎれば子供の内面でも何かが変わり始めるんですね。
犬でいうと1歳半くらいの年齢です。
犬の中でも大人と一緒にテリトリーを守り始めるなどの自覚ある行動をするように
なります。他の犬に対しても境界線を引くようになったり、他の成犬に対する行動も
今までとは少し異なるものになります。

もちろん、他人にたいしても、そして飼い主に対する行動も若干変化がみられます。

実はオポも年齢とともに呼び名が変わっていきました。
みなさんからはこう呼ばれていました。
オポちゃん→生後6ケ月くらいまで
オポくん→3才くらいまで
オポ兄(にい)→今でもそう呼ぶ方もいます
オポ先生→7才くらいからかな
オポさん→こちらも最近ふえてきました

今年みなさんからいただいた年賀状も、オポちゃん、オポくん、オポにい、オポ先生とあり、いつ頃からオポとの関係を築いてこられたかがわかります。

面白いのは、小さいころに出会った飼い主さんは今でも「オポちゃん」だし
最近の生徒さんは「オポ先生」と呼び、オポちゃんとは呼ばないんですよ。

人間でも同じようなことがありますね。
小学校1年生の同級生から電話があるときは「さっちゃん」
若い訓練士時代の仲間からは「みやちゃん」
最近は「先生」
と私の方も時代に応じて呼び名は様々です。

呼び名は自分をその動物との関係性を表します。
「チャン」づけされることを「くん」と呼んだり、ちゃんをつけずに呼んでほしいという気持ちは「自分はあなたとそういう関係になりたいんですよ」という意志表示です。
動物が大人になっていく過程でとても大切なことで、それを自分から感じられるというのはすばらしいことです。
大人として受け入れ、できることを頼み、対等な立場になろうとしていることを応援したいですね。

残念ながら犬は「ボクのことをオポちゃんと呼ばないでください」とか
「オポくんと呼ばないと来ないんです」ということもありません。

犬には自主的に意志表示をして呼び名を変えることができません。
もし身近なお友達犬で「大人になってきたな」と感じる犬がいたら
その犬に対する呼び名を変えてあげてください。
きっとそれにふさわしい自信のある行動をするようになるでしょう。

敬称のない呼び捨て「オポ」は、本当の仲間レベルになりたいときに用いてください。
あなたに何かあったら私がサポートするわよ。そのかわりお互いに秩序を守りましょう。
そういう気持ちをこめて「オポ」と呼ぶと、お互いの関係にも変化があります。
どんな敬称もその語句のとおり「敬意」をこめてつけることにはかわりありません。

呼び捨てとなる名前もその中に「敬意」があります。
まさに、お互いの関係を築いた「経緯」がそこに表現されているようですね。

「ボクはいつまで○○○ちゃんなのかな」

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