クリスマスを終えていよいよ冬到来というところでしょうか。
今週終盤には寒波が来るらしいということで、冬の警戒モードもますます高まります。
犬たちの中には急な気温の変化に対して下痢などの反応を示すこともあるようです。
本来は屋外で過ごすのが中心の動物でしたが、室内飼育が増えて活動量が減ってしまい、また室内の快適空間に慣れすぎていることから、犬もずい分弱くなったものだなと思います。
犬なんだからもう少しがんばって欲しいという気持ちと、ここまで過保護に育てられているのだからがんばれという方が酷だろうという二つの気持ちが行き来してしまうときです。
犬も人と同じように過保護にしすぎるとやはり弱くなってしまうものです。
昔の話をしても仕方ありませんが、もう少し気温も低く家も隙間だらけだったのにろくな暖房設備もない昭和の時代に、あんなにがんばって過ごしたのに、暖かい生活に慣れてしまうとついつい自分自身も過保護にしてしまいます。
犬たちに対して無理をしてほしいとは思いませんが、過保護を控え適切に寒さを楽しめる程度にはしていたいなと思います。
つまり、少し寒くての散歩には出て欲しいのです。
ところが散歩といってもリラックスして楽しめる散歩でなければ、寒さを乗り切ることもできません。
だからこそまずは、散歩がリラックスしてできるような社会性を身につけつつ、寒さを心地良いと感じられる強さを身につけてほしいのです。
犬のしつけや社会性の発達、寒暖に対する耐久性などは全く無関係のことと思われがちですが、自分との戦いのひとつでもありますから、やはり自分に強い動物がいろいろな面でがまんも効くのです。
つまりは心が強ければ体も強いということになります。
お恥ずかしい話ですが、実は最近風邪を引いてしまいました。
本当に軽い鼻かぜなのですが、めったに風邪を引くことはなくなっていたので多少ショックでした。
自分を甘やかしたつもりはないけれど、年齢には逆らえない部分もあるということでしょうか。
犬も若いうちに鍛え、年齢にあわせて順応性をもちながら環境を整えてあげてほしいです。
次回は暖かくする作戦について書くことにします。
ちなみに私の風邪はショック療法で改善させました。
この寒い時期にバイクにのってかなり寒さを味わってからお風呂で温める逆療法です。
結構応えましたが、体の甘えを許さないよというメッセージは効いたようです。