グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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豪雨で流れ込んだ土砂が七山のテラスに上がった風景のその後。

先日の豪雨で崩れた土砂に埋もれたテラスの一部にどんどんと山から水が流れ込んできてています。

ダンナくんが少しずつかきだしていますが、かなり苦戦している様子です。

土が水を含んでおり体積も容積も広がっているからです。

土と水ってすごく重いのだということを実感できます。

土砂災害の整備にボランティアが必要な理由がよく理解できました。

 

しかし、そんな土砂まみれのテラスの周辺にいろんな生物が集まっています。

特にトビムシたちがたくさん集まっているようです。

土砂は赤土のような粘土風のものですがおそらくたくさんの養分がはいっているのでしょう。

しばらくその風景を見ていて湿地帯のようだなと思いました。

そんなテラスの湿地帯を訪れた生物をダンナくんが撮影した写真がこちらです。


写真の中央付近に小さな羽のある生物、わかりますか?

興奮を抑えつつ早速、養蜂の師匠に写真を転送して確認を取りました。

師匠によると、ミツバチ…おそらく西洋ミツバチではないかという意見をいただきました。

日本ミツバチを待つ私たちですが、西洋ミツバチであってもかまいません。

こんな悲惨な状況でもこの1匹の生物で心躍りました。

心はすでに来年に向けて準備、準備。

その前に片付けですね。

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夏の必須アイテム:犬と過ごすベランダ・テラスで蚊に負けないためのパチパチくん

蚊と戦うための必須アイテム

今年活躍したアイテムは、蚊と戦う道具です。

犬が庭やベランダやテラスなど、家の周囲の屋外で過ごすときに一番苦になるのは「蚊」です。

広場や山ではうまくかわすことができる蚊も、なぜ家から屋外に通じるドアや戸口周辺では執拗に襲ってきます。

テラスに出るたびに蚊に刺されてしまうとへこんでしまい、犬といっしょにゆったりと過ごすこともできません。

そのために導入された蚊と戦うための道具たち。

蚊取り線香、ワンプッシュ、虫よけガード、網戸スプレー、ハッカスプレー、木酢など、古いものから新しいものまでを使ってきました。

それでも庭に出るときには「また蚊に刺されるのではないか…」という不安があった、その不安を消し去ってくれるアイテムに出会いました。


テニスのラケットのような形をしています。

名称は「パチパチくん」。

 

パチパチくんとの出会いと体験

初めての出会いは、家庭訪問レッスンに伺ったご家庭のお庭のレッスンのときでした。

犬を室内に入れるまえに、このラケットのようものでスルスルとふき取るように犬の周辺をさらわれていたのです。

犬が室内に入るときに犬の体によってきて室内に入る蚊を殺虫するために使っているとこでした。

ガードされた中心部分の網に電気が通っており蚊が網を通過しようとして電気の線に接触するとアウトとなります。

七山ではなく博多の庭の方が襲撃がすごかったので、早速パチパチくんを購入して庭の出入りのときに使用してみました。

目視できる蚊をめがけてラケットを振ると「パチパチ」といいます。

頭の後ろや背中の方にラケットを向けても「パチパチ」。

すごい!

かなりの確率で当たる上に、蚊が命中すると少し焦げた匂いがするので警戒してかしばらく他の蚊も寄ってきません。

さらにすごいのが、蚊ではなくブヨのようなもっと小さな虫にも効果があります。

わけのわからない虫刺されはゼロになりました。

毎日使っていたからか、庭の蚊の数が激減しました。

そして何よりも良かったのは、庭に出ることが億劫にでなくなりました。

 

パチパチくんは犬に影響があるのか?

はじめて生徒さん宅でパチパチくんを使用しているのを見せていただいたとき、パチパチの音に犬は無反応でした。

結構な音がするのですが、他の犬たちも大丈夫なのだろうか。

早速、犬がいるときに近くでパチパチくんを使ってみました。

数頭の犬たちの近くで試しましたが、初回に反応した犬が1頭くらい。

その反応も少し見るというくらいです。

音よりもむしろラケットを振り回していることに対して、何か新しいおもちゃではないかという反応をしていました。

おもちゃではないとわかると、関心を示さなくなりました。

パチパチ音も少し焦げた匂いも犬には刺激にならないようです。

ガードがついているので誤って接触しても大丈夫です。

もちろんオンオフの機能はついています。

 

最後に、注意点と追加の使い方について。

パチパチくんは充電式になっています。

説明書には屋内使用となっています。

おそらく誤って屋外で不適切なもの、水や雨、蜂などに接触すると危険だからかと思います。

庭の出入りでの使用は問題なく利用できましたが、注意してご利用ください。

蚊以外に功を奏したのは「コバエ対策」です。

七山のおちゃっぱなどやごみ箱周辺にうろつくコバエに使ってみました。

パチパチいいます。

見事にコバエもとれていきます。

コバエ取り器をいくつも置いていても効果がなく、ハッカスプレーをかけてもあまり効果がなく、あきらめかけていただけに助かりました。

マンションのベランダには蚊は上がってこないようですが、コバエなどは発生しやすいと思います。

犬たちと快適に屋外で過ごすために、使ってみてください。

Posted in おすすめのアイテム, 日々のこと

犬語セミナーのための最新兵器“”GOPRO”を使って犬の行動を撮影してみました。

以前のブログ記事で「犬の動画撮影を誰かがしてくれたらいいのに…」というつぶやきを書いたことがあります。

犬と犬を対面させるのに、私がリードを持っている上に、私が審判として間に入ったり、自分の立ち位置で犬の行動に影響を及ぼしたりと複雑化してしまい、なかなかうまく撮影できない犬の動画撮影についての不満でした。

この小さなつぶやきに生徒さんが反応して下さりコメントを下さいました。

「アクションカメラって知ってますか?

両手をあけたまま撮影できるカメラです。」

というメールの内容でした。

アクションカメラ?何それ?聞いたことない…。

ご提案メールに添付されていた動画を早速みました。

その動画を見ているときに、音声に反応してダンナくんが近づいてきました。

そして一言「ゴープロ?あるやんうちに…。」

こんなアクションカメラがうちにあるの。

少なくとも私は一度もその“もの”を見た記憶がありません。

その「うちにあったゴープロ」はダンナくんが趣味のバイクに乗るときに撮影用に使用したカメラだということですぐに実物を見ることができました。

ヘッドにはめるタイプだったのですが、チェストの方が良いのではなと思い、首にかけるタイプのお安いホルダーをすぐに注文しました。

防水もできるとのことで多少の雨でも撮影は可能らしいです。

とはいえ昨日は豪雨…。やっとの雨上がりを待って本日ゴープロのテストを行いました。

素人の撮影したゴープロの映像なのでYouTubeに公開するまでもないのですが、あくまでテスト動画です。

お預かりクラスで七山にいっしょに勉強しているきいろちゃんとななちゃんがモデルとなってお手伝いしてくれました。

ガチャガチャと音が入っているのはカメラ位置を修正するためにホルダーを動かしているからです。

動画編集のソフトも持っていないし、パソコンも中古なので時間がかかりましたがやっと一歩前進した感じ。

とりあえず「がんばってます」アピールということでご了承下さい。

しかし七山快晴かつ涼しい一日でした。オポありがとー。

※みっともない音声はオフでお楽しみ下さい。





追伸ですが生徒さんがすすめてくれたアクションカメラは30秒戻って撮影できるという強者でした。

しかし30秒もどると判断する時間があるかどうかなどの技術が伴わないうちは、今ある道具を活用することとします。

次回のトレッキングクラスでも撮影してみます。

 

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一度は死にかけた博多の庭に再び自然の命が戻ってきた!

先日、博多の庭の柵にツタが成長してはっているのを発見して凝視しました。

これ、どこかで見たことがある。

確か七山にも同じようなものがあったはず。

近づいてみるとそれはむかごでした。


昨年、七山の土を大量に博多の庭の畑にもってきたのですが、きっとその中に種が入っていたのでしょう。

博多の庭を自分と犬たちの癒しのために、できるだけ七山の自然に近いように変えていきたいと願っていたので、私にとってはビックプレゼントでした。

一度人工的になって自分の感性をゆさぶるようなものは何もなくなってしまった作られた庭が、どこにでもあった日本の風景のような庭になるまでには時間がかかります。

何十年もかかるかもしれないし、いつまでここに住めるのかどうかわからない、そんな理由はどうでもよいのです。

やっぱりチャレンジしてよかったと思いました。

結果がでないかもしれないことにチャレンジする精神を、いつ身に着けたのかはわからないのですが、じっとしてはいられない性分を役立たせるかどうかは自分次第です。

そして、すごいものを見たのです。

なんと、今年は博多の庭にトンボがやってきました。

あの博多のど真ん中にまだトンボという生物が存在していうことすら知りませんでした。

実は、人工的な庭であったときほど大量の蚊が発生していたのです。

自然の土を植えてから蚊が以前よりも少なくなったと感じていました。

いろんな生物が戻ってきて、いっしょにトンボもも戻ってきたのですね。

庭の手入れはまだまだ続くし、毎日の水やりも大変です。

七山に来ているときには庭が枯れてしまうし、小さな庭での戦いはまだ続きます。

それでもいいのです。

犬たちがこの庭に遊びにきて、草を食べて土を嗅いで遊んだり寝転んだりしているのを見るだけで、それだけで十分に癒されています。

博多の庭でかくれんぼする柴犬の小鉄くん



 

 

Posted in 日々のこと, 自然のこと

犬の快適な移動の手段として「犬用リュック」の活用を!

先日のブログ記事でお手製の犬用カートをご紹介しました。

生徒さんの自前のカートでマンションのエレベーターの移動でも犬に負担をかけません。

しかし、中には動けない状態で他人や他の犬との距離が近くなることを恐れる犬もいます。

こうした犬たちのための有効な移動の手段は「犬用リュック」の活用です。


リュックを活用している生徒さんから写真をいただきました。

体重5キロくらいのミニチュアダックスちゃんの移動に使っています。


横開きになるので犬を抱えて無理にいれなくとも、ハウスにいれるように自分の足で歩いて行かせることができます。

こうして自分で入れるバッグは犬にとってはストレスが少ないのです。

リュックに入った瞬間は犬は何となりますが、すぐにリュックを背負うと飼い主さんの背中と密着する状態になり、すぐにおとなしくなります。

今までにもこのタイプのリュックを使用された方がいましたが、どの犬たちも静かに入っていました。

マンションの移動中に抱っこの状態では人の吠えてしまう犬も、クレートやリュックの移動のときには吠えません。

自分が無防備な状態であるのに、拘束されて動けない状態になることは犬にとっては大変なことなのです。

もちろんそれで我慢のできる犬もたくさんいますが、中には感受性が高かったり、幼少期の経験などで抱っこ移動苦手な犬たちもいます。

それらの犬たちのために安全かつ安心できる移動手段を飼い主が提供するのは、犬に対する支援であって過保護ではありません。

リュックは夏の暑いアスファルトを避けて散歩をしたいときにも有効です。

子犬のお散歩デビューのときにも使えますね。

リュックに入っているミニチュアダックスくんのお顔はこちらです。


どこでも行ける。

いつでもいっしょ。

安心&安全の移動の方法として犬用リュックを活用しましょう。

Posted in 日々のこと, クラスのこと, 犬のこと

マンションの移動の手段にお手製のカートが大活躍してます。

マンションなどの集合住宅での共有部分の犬の移動について、原則として犬を歩かせないで移動させるというところが多いようです。

犬を歩かせないで移動する方法とはこんな感じでしょうか。

・抱き上げて移動する

・カートにいれて移動する

・クレートにいれて移動する

・リュックやバッグを使って移動する

道具がいらず一番簡単なのは「抱き上げて移動する」ことです。

しかしこの「抱っこ移動」は犬の立場にたつと最善とは言えません。

犬によっては「抱き上げできないサイズ」「抱き上げを好まない性格」もあるからです。

なので、移動の方法としては「抱き上げ」以外の方法をお勧めします。

犬のサイズによってはリュックやバッグ可能ですが、中型犬以上ではこの方法もできません。

そうなると、カートでの移動が現実的な選択になります。

犬用のカートは高額なものが多いですが、そんなおしゃれなカートも体重が6キロくらいの犬しか入れません。

もう少し大きなサイズとなると、カートも結構高いです。

マンションの入り口に置いたときにとられるかも…と思うだけで悩みます。

その悩みを解決した素晴らしい道具をDIYで製作した生徒さんがいます。

なんと犬のエレベーター移動のために手作りのカートを作ったというのです。

それがこれです。


なんと台車に木の板を付けて犬用の台車にしたというのです。

後ろからみるとこんな感じに。


すごくないですか?

抱き上げんしなくても自分で乗って自分で降りることができる。

だけど移動中はじっとして乗っているということなのです。

リヤカーに形が似ていますよね。

ゴールデンウィークにお父様が作ったとのことで感動して写真をお借りしました。

犬のためにできることっていろいろとあると思うのです。

それは「犬の立場にたって考える」ということです。

マンション内の移動について、犬の立場にたって考えた結果がこのスタイルになったのでしょう。

素晴らしいです!

なんだか犬くんのお顔も凛々しくみえますね。

 

 

Posted in 日々のこと, クラスのこと

コロナ時代で「売れているアレ」が我が家にもやっと設置できた。

コロナ時代で家電がとても売れているというニュースをみました。

家にいる時間がすごく多くなったことで、いつも使っているものをより良いものにしたいという欲求が高まったのですね。

同じように、家のリフォームやお庭周りの整備用具もたくさん売れているようです。

だからというわけではないのですが、我が家でも念願の設備がやっと装着できました。

DIYというわけにはいかず業者の方に依頼してほぼ一日で取り付けが完了しました。

福岡の住まいの庭側の屋根です。

お庭で犬を遊ばせているときも、雨のときにも屋根のない入口ではいろいろと大変でした。

ちょっとした屋根の空間ができたことで戸口周辺が守られいているような空気が出てきました。

ほんの少しのことなのに、あるとないでは大違いですね。

庭は犬が過ごしやすいように、野菜を植えるつもりだったのですが収穫はできず野草になっていきました。

それでも少しでも草が生えていくようにとこれからもふわふわの地面を目指して環境改革を進めていきます。

博多区の小さな庭ですが、こんな都会に土のある場所は相当貴重だと思っています。

ひなたぼっこできる場所、日陰で休める場所、草を食べる場所、穴掘りができる場所、そんな小さな庭で犬もリラックスできるなら私もリラックスできます。

いつも思うのですが、犬にとって必要な場所や時間はわたしたち人にとって本来は必要な時間と場所であると思うのです。

緑をみながら歩くこと、新鮮な空気をかぐこと、花を見ること、風を感じること。

犬のためといいながら恩恵を受けているのはいつも人の方なのです。

庭に屋根をつけたので今度はテラスを作りたいと思います。

犬のためは自分のため、自分のためは犬のためです。

もう少しつづきそうなこの引きこもり生活ですが、悪いことばかりでもなかったと思える時間にできるかどうかは自分次第ですね。

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雨の日に外を眺める犬の姿がいとおしい

やっぱり雨になりました。

まだ梅雨入り宣言されていないようですが、雨降りのときの風の感じからすると梅雨のようです。

福岡では窓を開けたり庭に出たときにだけ感じる風の感じ、七山ではいつも外気との接触があるのでずっと外にいるような感覚で風を感じます。

福岡では得られなかった季節の肌触りが七山では感じられるのです。

お預かりクラスのときに雨がふると私も犬もガッカリではあります。

ただ雨だからこそ見られる犬の様子や表情というのもあります。

犬によってはクレートに戻りたがる、雨でも外に出たがる、降り続く雨をじーっと見ている犬もいます。

子犬や若い犬で社会的に安定している犬ほど、降り続く雨の風景をじっと見ているようです。

ひとつひとつの雨であっても、風の流れでにおいも音も変化していきます。

雲も流れているので強く降ったり弱く降ったりする雨を眺める犬の姿を、かわいいなと思いながら観察しています。

かわいいと思うのは犬の姿形やカットのスタイルのことではなく、表情もありません。

どこがかわいいのかうまく表現はできませんが、かわいいというよりはいとおしいと感じてるのかもしれません。

自分ではどうしようもない今起きている状況に対して、一秒一秒受け入れつつそして結果として変化を待っている犬の姿。

動物としては当たり前の姿なはずなのに、こうすればこうなる的結果を求める考え方しかできなくなった人間にとっては、純粋で貴重な姿です。

小鳥が鳴き始めました。

もうすぐ雨が弱まります。

動物が教えてくれる風景が自然の中にはあります。


 

Posted in 日々のこと, 犬のこと, 自然のこと

オポの記念日に思った素朴な疑問「なぜ犬に惹かれたのだろうか」

今日は亡き愛犬オポの記念日です。

先日訪問クラスのときにも「先生のオポさんてもしかしてもう生きていないのですか?」と質問されました。

今でもオポが生きていると思っていてくださったらしく、そうだとしたらオポは今年で21歳になりますね。

日々のレッスンの中にも私の愛犬から学んだ数々の話が盛り込まれるのですが、今日はまた「なぜ私は犬に惹かれてこんな人生を歩むようになったのだろう…」という素朴な疑問にぶち当たりました。

中学生のころ単純に当時飼っていた柴犬と過ごす時間が楽しくて、ずっと犬と関われる仕事をしようと決めたことから始まりました。

ただその時は、今感じているような犬がこれほどまでに素晴らしく魅力的な動物だということは知りもしなかったのです。

多感な青年期に犬との時間が自分にとって心地よいと感じたのは、犬という異種の動物への関心と共に、よくわる若者のひとりとして自分の中に深く立ち入ってこない生き物と過ごしたかったという気持ちもあったのではないかと、今日ふと思いました。

当時私の飼っていた柴犬は人との距離がある程度ある、いわゆる礼儀の正しい犬であったと記憶しています。

その犬にとびつかれた記憶もないし、排泄を室内ですることもありませんでした。

庭で自由に遊ぶ柴犬は夕方になると室内に入ってきて、そこら辺に寝ていましたがその柴犬を抱き上げたりなでたりして遊んだ記憶もありません。

でもなお、庭で一緒に過ごす時間や散歩に出かける時間、室内にいる犬に話しかける時間が私にとって心地よい時間であったのはずです。

犬は程よい距離感で私に立ち入ることなく私の人生に寄り添ってくれるような距離感でした。

もちろん柴犬はよくいうことを聞きました。

来客に吠えたてたり、ものを壊したり、家具を噛んだりはせず、呼べば戻ってくる、リードはちゃんとつけることができる、攻撃されたこともないし、訓練をしらない私でもかかわることはできたのですが、母がしつけたのだと思います。

このお互いの境界線を越さないという犬の習性であるルールが乱れ始めていると感じています。

境界線を先に越したのは犬ではなく人の方です。

人と犬の境界線、もし踏み越してしまったと感じたらいったん少し離れてもう一度距離を取り直してみてはいかがでしょうか。

犬はより良い環境を関係性に順応してくれる動物であると信じたいのです。

やり直しに時間はかかると思いますが、それもまた生きるということです。

オポも7歳まで都会でストレスを重ねていきました。

7歳から七山に移住しましたが、やり直すには遅すぎたと当初は思っていました。

でも今はどちらも自分にとって必要な時間であったと受け取っています。

オポ21歳のお誕生日おめでとう。

 

Posted in 日々のこと, オポのこと

梅の咲く季節に七山では別世界の雪景色の中で興奮する若い犬くん。

今日は冬の呼び戻しで大変な雪になりました。

この雪、七山でもおそらくこの池原地区だけろうなと思っていましたが予想通りでした。

唐津や七山の中央付近では積雪はなく、谷間のこの地区だけに雪が集中したのです。

例年のことなので驚くこともありませんが「あーまた雪か…」と作業が増えるのと体力を使うので朝からテンションが下がりっぱなしです。

ところが、当然のことながらお預かり中の若い犬ちゃんはテンションマックスとなりました。

地面をにおいとりしながらのジャンプジャンプ。

走る走る。滑る滑る。

いつもなら興奮を早く収めたいのですが、生涯ではじめてのこんな大雪に興奮しない子供だとしたらそれはそれで感受性が疑われます。

まだ1歳くらいの少年犬には許される不作法のいろいろ。

大爆走に付き合いながら、飼い主さんの代わりに写真とビデオを撮り続けこちらは足も手も体も凍り付かんばかりです。

若い犬ちゃんはまったく収まることなく遊んでいますが、適当に切り上げさせないとその後が大変です。

時間をみてはクレートで休ませると繰り返し、今日一日雪を楽しみながら、私はいろいろと雪作業を重ねて一日が終わりました。

飼い主さんには写真を添えてお預かりの報告をしました。

天候の変化に犬の行動が変わり、それも含めての行動を管理するのが私の仕事です。

自然を体感させる良い機会となりました。

ということでブログがなかなか更新できない言い訳をしました。

書きたいことは山ほどあります。

今しばらくお待ちください。

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