水害にあったのは2年前、令和5年7月11日のことでした。
この日の朝5時過ぎてからテラスに出ると裏山の土砂がテラスになだれこみ家の壁で土砂が止まっている悲惨な風景を目にしたのです。
線状降水帯が七山周辺を通過したため、七山地区の一部は河川も道路も山の斜面も壊滅的な状態となりました。
その復旧作業は約一年前から河川の工事がはじまり、そして道路が整備される形で少しずつ元の機能を取り戻していきました。
ですが、家屋の裏となると個人の使う場所ですからなかなか工事の順番が回ってきませんでした。
土砂災害のあとにボランティアの皆様のヘルプによって湧き水の処理はできたものの、その工作のためにさらに山を削ることになりました。
裏山といってもうちにとっては表庭が悲惨な状態であることが日常となり、時間のあるたびに土砂を運び出す作業も限界に達していました。
そしてようやくです。
行政と個人が共同で取り組む復旧作業の順番がオポハウスに回ってきました。
家の裏側にユンボが入って成型を開始されました。
成型のためにまた余分に山を削ることになるのですが、残念ですが仕方ありません。
そもそも家が山の斜面に立っているような環境なので人の場所と山の場所の攻めぎあいになっています。
土砂撤去の作業を手伝って下さった皆さんには懐かしい光景かと思います。
この木の柱の色の変わっているところ、大体半分くらいまですべて土砂と石で埋め尽くされていました。
それを人力で撤去して住める状態にして下さったことを思い出して目頭が熱くなりました。
裏にわずかに残った石垣もすでに傾いていたため一旦壊して再度作り上げる作業をされているところです。
石を積み上げていく作業は職人技で見とれてしまうほどでした。
この場所に重機が入ってきてるっていうことを想像できるでしょうか。
人類というのはかなりすごい存在です。
山羊のアールとゼットは重機があるとすぐに近づいてくるのでどちらも係留されておりしばらくつまらない日々を過ごしています。
工事はしばらく続きそうですが、どのような仕上がりになるのかとても楽しみです。
今まで進まなかったことがこうしてひとつ進むと、またいろんなことが進んでいくような気がして明るい気持ちになりました。
重機の大きな音に犬たちは快適とは言えないと思いますが、また過ごしやすい空間を作っていきたいと思います。
完成までの道のりを楽しみたいと思います。